はじめまして。ボランティア団体『やまねこの会』を主宰している代表の吉田と申します。

私たちが活動しているのは岡山県玉野市と倉敷市にかかる、とあるお山の公園。

この公園の野良猫達73匹のTNRM活動を行っています。

一昨年の春にとある方のお声がけがきっかけで自治体と協力しTNRM活動を開始しました。

当時は仲間内でもこの活動に対し賛否両論あり、日々議論して、喧嘩して、お互い泣きながら活動していました。

現在はようやく73匹中71匹(残りあと2匹)の不妊が完了し、その猫たちの給餌・給水・投薬・健康観察などを日々仲間のボランティアさんたちと行っています。

しかし、TNRM活動を続けていると物理的、金銭的問題やさまざまな困難、課題が出てきました。


TNRM活動を続ける中で見えてきた主な問題点や課題、不足しているもの、あると良いものは以下の4点に集約されました。

1.猫を保護できる受け皿、施設が必要

この山に限らず、玉野市、倉敷市には野良猫がたくさんいます。

それらの猫をどうするか?現在は見て見ぬふりをするか、個人または、ボランティアさんの善意で行われているというのが現状で、個人が活動していくには物理的にも金銭的にも限界があります。

実際に動いているボランティアさんたちは決して裕福ではなく、生活を切り詰めて活動している方がほとんど。

TNRM活動をしていると捕獲後、手術後に預かりを出来るボラさんはとても少ないです。

また、子猫などについてはリターンせず、捕獲・不妊の後にそこから慣らし・譲渡するTNTA活動※も行いました。

※TNTAとは

Trap=捕獲器で捕獲する。

Neuter=不妊手術をする。

Tame=人に慣れさせる。

Adoption=譲渡する。の略です。

しかしこれはとてもコストと手間のかかる活動です。

結果、TNRM、TNTAにはしっかりと隔離が出来て安心して預かりができる施設が必要だと痛感しました。

2.保護活動をしているボランティアの支援体制が必要

このコロナ禍において考えさせられたのが、もしも飼い主さん、シェルターさんらがコロナ感染したら、入院したらどうする?ということ。

知り合いのシェルターさんは老後資金(年金や生命保険)を切り崩して何十匹もの猫たちを保護されています。

そんなシェルターさんが倒れた場合、一時避難すべく受け皿はもちろん、支援体制も必要になってきます。

多頭崩壊ってたまに聞きますよね。

劣悪な環境で何十匹も飼育して…という。

しかし逆に身銭を切って不妊手術し、献身的にお世話されている方もいっぱいいるんです。

そんな方々も多頭崩壊しないためにも里親募集や支援・協力体制を整えることが必要だと考えます。

また、日々活動しているボランティアさんたちの負担を少しでも軽減できるよう金銭面、環境面、物理的・精神的側面などからバックアップしていくことも重要だと考えました。

3.持続可能な活動にするため、収益が必要

ボランティアとして活動していくには資金や場所に制限や限界があります。

我々の場合、総数70匹以上の猫たちのお世話をしているので餌代だけでもかなりかかります。

今現在は全国から餌のご支援などもあり、かなり負担は減りましたがご支援に頼り続けるわけにもいきません。

これを持続可能な活動にしていくには、しっかりとした施設と、その資金を生みだす仕組みが必要です。

ネットショップ、小売店、カフェなどの事業を展開し収益化を図り、その収益を保護猫活動に還元していきます。

4.ふれあいの場・コミュニケーションの場が必要

地元でも譲渡会は定期的に開催されていますが、常時猫とお見合いできる環境があるととても効率的に譲渡が出来ます。

そうして譲渡が効率よく回ればその分保護出来るキャパシティも増えます。

また、保護猫活動を理解していただくため、地域住民とのコミュニケーションの場、ボランティアさんたちの交流の場、子供たちへの猫の生態や飼育などの勉強の場もあればなお、持続可能性が高まると考えます。


上記のことから、最終目標は

「寄付に頼らず自分たちで収益を上げつつ保護活動、譲渡活動,ボランティア支援を実践する完全自走型保護猫カフェを創設したい!」

と考えております。

しかし、このご時世。光熱費、物価高騰、コロナ禍で、いきなり保護猫カフェを立ち上げるのは時間的にも収支的にも非現実的であるため、スピード感は落ちますが段階的にリスクヘッジを取りながら進めていきたいと思います。

そこで。

まずは第1フェーズとして、保護猫シェルターを立ち上げたいと思います。

病気、怪我、老衰、仔猫含めて初期の収容上限は最大20匹までを目安にします。

その中で業務を最適化し、マニュアル化して業務に余裕が出来たら収容数を増やしていきたいと考えています。

まずはここまでを本プロジェクトの目標とします


そして保護猫シェルターを軌道に乗せ、第2フェーズとして運営費を賄うべくネットショップ事業、小売事業、飲食事業を立ち上げてゆきます。

第3フェーズでそれらを統合した完全自走型の保護猫カフェを創設する計画です。

第4、第5フェーズは広域ネットワークの創設、支部の立ち上げなどになりますが1年以上先の長期目標になります。


私たちが日々活動しているのは岡山県の南部にある倉敷市と玉野市にまたがる風光明媚なとある公園です。

瀬戸内海が見渡せるとてもきれいな場所で、近年はSNSでバズり観光客も爆発的に増えました。

そんな倉敷市と玉野市は野良猫や野良犬がたびたび問題になっています。

地域猫活動やTNRなどに近年自治体も助成金を建てるなど取り組みは始まったばかりで市民への啓発もまだまだです。

また、この地域には野生動物たちもたくさんいます。

イノシシ、タヌキ、キツネ、アナグマなど。

そんな野生動物や猫たち、そして人間が幸せに暮らしていけるような環境づくりをしていきたいです。


中長期的な目標

〇完全自走型の保護猫カフェ創設

〇相互協力できるボランティアのネットワークを構築

〇活動、事業を最適化し、支部を増やしていく

〇県内、隣接エリアの猫殺処分ゼロ


<資金の使途>

物件の改装費・什器(ケージ、カーペット)等・・・150万円

エアコン・冷蔵庫・洗濯機等電気機器類・・・30万円

備品費・・・20万円

猫のごはん代・砂代など・・・20万円

猫のワクチン・血液検査・薬代・治療費・・・50万円(1匹1.5万円として約20匹受け入れまで30万円。別途治療費、薬代等として20万円を想定。)

その他雑費・・・15万円

返礼品製作費、予備費、スタッフ人件費等・・・30万円

クラウドファンディング手数料(17%+税)・・・約65万円

<実施スケジュール>

2023年

 7月・・・改装

 7月半ば・・・猫受入れ、許認可取得、業務最適化、マニュアル作成

↑ここまでが本プロジェクト

第2フェーズ以降

 8月・・・ネットショップ開設、飲食店開店準備

 11月・・・カフェ事業開始

2024年

 5月・・・保護猫カフェ創設


〇3,000円・・・お礼のメッセージメールをお送りします。

〇5,000円・・・お礼の画像付き(5枚)メッセージメールをお送りします。

〇10,000円・・・お礼のメッセージメール、「お山の猫のフォトブック」(A5スクエアサイズ22P)1冊※写真はイメージです。をお送りします。

お山の猫たちのベストショット集です。(画像はイメージです)

〇30,000円・・・お礼のメッセージメール、「お山の猫のフォトブック」(A5スクエアサイズ22P)1冊※写真はイメージです。、オリジナルエコバッグ1つ(・商品サイズ 幅300mm×縦530mm ・素材 ポリエステル ・デザイン・カラーはおまかせになります。写真のバッグにプリントしてお届け)をお送りします。

コンパクトに折りたためるエコバッグ。

カラー・デザインはおまかせになります。

〇50,000円・・・お礼のメッセージメール、「お山の猫のフォトブック」(A5スクエアサイズ22P)1冊※写真はイメージです。、オリジナルエコバッグ(・商品サイズ 幅300mm×縦530mm ・素材 ポリエステル ・デザイン・カラーはおまかせになります。写真のバッグにプリントしてお届け)、ご希望の猫の似顔絵(水彩画・自筆・サイズ縦240x横167x厚14mm ・簡易フレーム入り)1点をお送りします。

私が以前描いた猫の似顔絵水彩画のサンプルです。

(額付きではありませんが簡易なフレームに入れて発送します)


猫と人間が幸せに暮らしていける環境を一緒に作っていきましょう!

どうかご支援のほどよろしくお願いいたします!

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


 

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