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『The Power of Images 坂上の大獅子』

人はなぜ祭りをするのか。大きな祭りであれ、小さな祭りであれ、出会った祭りに感動した時、
誰もがそう感じるのではないか。

富山県南砺(なんと)市の山間部。若者も子どももわずか。子どもは中学校を卒業すると親元を離れる。
老人だけの家が大半で、空き家も目立つ。そんな「限界集落」である坂上(さかうえ)地区に、
明治20年ごろから続く獅子舞が、今も続いている。

10人以上が入って大きく体を揺らす大獅子と、小中学生が演じる獅子取りによる舞は、
ほぼ一日かけて集落を一巡し、暗くなる頃に神社に戻り、「獅子殺し」で幕が下りる。

大獅子の生命力に、五穀豊穣と地区の繁栄が託されるとされている。

祭りを支える若者たちの大半は、生活の場は地域にはない。
集落で生まれ育っていない二世、三世が中心を担う時もある。
いつまで維持できるか、来年もできるのかと不安を抱きながら、
それでも懸命に、その年の祭りにエネルギーを注いで、現在に至っている。

この南砺市利賀(とが)村坂上の春の獅子舞を季節の折々に地区に通い、
生活の場で交流を重ねながら、祭りに取り組む人々の息遣い、眼差しに寄り添い、
なぜこの集落で獅子を舞い続けるのか、獅子に何を願い何を託すのかに迫りたい。

坂上地区古宮

《制作に及ぶ経緯について》

本作品のプロデューサーを勤めます、米倉外昭は沖縄県在住の琉球新報の論説委員ですが、
出身は、本作品の舞台となる富山県利賀村坂上地区です。
村の過疎化と祭りの存続が危ぶまれる現状に、映像記録としての祭りの保存の方法について模索していました。

監督の宮本は、幼少期より米倉と交流があり、
2020年秋に監督の宮本と伊藤がとある取材のため沖縄を訪れた際、
利賀村の祭りや現状について話しを聞き、ドキュメンタリー映画の制作を開始することになりました。

2021年秋、初めて利賀村に入り、取材を開始しました。
その後、春祭りや厳冬期など、2週間〜1ヶ月の単位で現地に滞在し、およそ2年間取材を続けています。
現在制作は、映像編集段階に入っており、来春2024年春の完成を目標に鋭意制作中です。


《スケジュール》

2021年
10月 利賀村ロケハン

2022年
4月-5月 春季祭礼 取材 
※ この年はコロナの影響もあり、お祭りは規模を縮小して制限の元、開催。

2023年
2月 厳冬期取材
4-5月 春季祭礼取材

2024年
1月 厳冬期取材
4月 利賀村にて、試写会
5月  東京にて、完成試写会、以降各コンペティションへの出品
6月 DVD等制作開始
8月 返礼品の送付開始 


《みなさまからご支援いただいた資金の使い道》

本作品の制作および、公開の費用として全額を使いきります。
・映画祭出品費 15万円
・上映会開催等公開費 50万円 
・DVD等制作費 15万円
・MA費 20万円 
・その他 

クラウドファンディング手数料 18.7% 233,750円 

 目標  1,250,000円(目標額以上の支援が集まった場合は宣伝・広告費に充て、更なる公開拡大を目指します)


《制作スタッフ》

【監督:宮本 友介】

1987年 鳥取市生まれ、那覇市出身
2009年 NHK戦争証言アーカイブスに編集アシスタントで参加
2015年 株式会社カイエン入社
2018年 独立し、フリーランスに 

2016年よりヤフーニュース『未来に残す戦争の記憶』担当ディレクター 。現在に至る


【監督:西尾 完太】

1988年 練馬総合病院生まれ
2011年 国際基督教大学教養学部卒
2015年 一橋大学大学院卒
同年 株式会社カイエン入社
2021年  独立し、フリーランスに。


【監督:伊藤 大地】

1991年メキシコゲレロ州タスコ市生まれ
2014年大阪芸術大学芸術 学部建築学科卒業
同年 岩田章吾建築設計事務所スタッフ。
翌年にかけてJana Napoli(artist)Internshipに参加。
2017年株式会社カイエン入社
2020年 独立、以降フリーのビデオグラファーとして活動




制作呼びかけ人

米倉貞子(㈱テイコ・キッチン)
米倉外昭(琉球新報)
米倉清重(そばの郷 うまいもん館)
日比野敏陽(京都新聞)
牛島利明(慶応大学・利賀プロジェクト)


最後に
この祭りの記録と映画製作の意義をご理解いただき、何とぞご支援をいただきますようお願い申し上げます。

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/01/06 13:15

    海外子女教育振興財団は、赴任者・帰任者のための教育相談や情報提供等のおサポートを行っている財団で、今回は、機関紙のJOESマガジンにて取材をしていただきました。監督の伊藤大地は、メキシコ生まれで、幼少期をメキシコで過ごしました。幼少期の経験のお話しから、後半では、今回の映画についてもお話しさせ...

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