はじめに・ご挨拶

 皆さん、はじめまして！
一般社団法人日本ネットボール協会広報部の各務玲衣(かがみれい)と申します。
私は2023年3月に大学を卒業した22歳で、高校生の時からこれまで、ネットボールの日本代表選手としてアジア大会に2回、アジアユース大会に1回出場しています。今回のアジアユース大会ではマネージャーとしてチームに参加しています。

今年6月に韓国で開催されるアジアユース大会に参加する「ヤングつばきJAPAN」の活動を支援していただきたく、クラウドファンディングに挑戦することにしました。「つばきJAPAN」はネットボール日本代表チームの愛称です。
ネットボールは日本では競技人口も少なく、協会の規模も大きくないため、代表活動に関するほとんどの費用は個人負担となっています。さらに、ユース大会は今年21歳以下の選手による大会です。選手は大学生と高校生です。また、選手もスタッフも関東地方と東海地方から構成されていて、合宿などの交通費も各自が負担しています。選手12名、スタッフ6名で構成されています。さらに最近の円安や物価高により、渡航・滞在にかかる費用は膨れ上がり、ますます厳しい状況となっています。こんな中でも国際大会に挑戦する選手たちを一緒に応援していただきたいです！

2019年　アジアユースネットボール選手権大会 in JAPAN

【ネットボールの紹介】

〈ネットボールとは？〉

○バスケットボールの姉妹スポーツ

○発祥の地はイギリス

○女性用のバスケットボールとして誕生

〈ネットボールとバスケットボール似ているけど異なる点が3つ〉

①ドリブルはしない

ネットボールはボールを持ってドリブルをすると、反則で相手ボールになります。かといって、ボールをもってラグビーのように走っても反則で相手ボールになります。
それでは一体どうしたらよいのか？
ネットボールは、ボールを持ったらピボットして、仲間にパスまたは、ゴールにシュートをします。仲間同士のパス回しでゴールまでボールを運んでいき、最後にシュートをします。
ボールを持って自分が動くバスケットボールとは違い、ボールをもらうために周りの人が動くといったイメージです！

②ディフェンスは接触禁止

ネットボールでは、ボールを持っている人に対して、周囲90センチ以上離れないとディフェンスができません。さらに、離れているからといってボールを持っている人の身体に触れたり、持っているボールに触ったりすると反則になります。
さらに面白いのが、この反則をすると、ペナルティで反則をした場所に気を付けの姿勢で立ち、フリーパスが終わるまで動いてはいけません。まるで反省している人のように見えます！（笑）
こういったように、バスケットボールに比べると接触が少ないことから、安全性の高いスポーツとも言われています。

③ポジションによって動ける範囲や役割が異なる

ネットボールは7対7で行うスポーツですが、7人それぞれの役割が決まっています。
また、コートが3分割されていて、その中にはシュートエリアというゴールのまわりに半円もあります。そのコート内で7人が違う範囲でプレーをします。

シュートを打てる人・・・GS（ゴールシューター）/　GA（ゴールアタック）の2人のみ
パス回しが得意な人・・・WA（ウィングアタック）/　C（センター）/　WD（ウィングディフェンス）
ディフェンスが得意な人・・・GD（ゴールディフェンス）/　GK（ゴールキーパー）

得意なプレイに応じて、適材適所にポジションを配置することで勝利を目指します。

このプロジェクトで挑戦したいこと

2018年　アジア選手権大会　in Singapore私は今まで代表として様々な大会に出場してきました。日本代表チームとしてたくさんの貴重な体験ができる国際大会で、今度は下の世代の若い選手たちにネットボールを通して経験してもらいたいと思っています。さらに、それを糧にして、もっともっと成長してもらいたいと願っています。そのために、国際大会で日本代表として戦う志を持った人達に金銭面での心配や負担を少しでも軽くして臨ませてあげられるようにすることが、今回1番実現したいことです！ 

そして、もう一つ私が痛感しているのが国際大会でのスタッフによるサポートの重要性です。他国には身体能力やサイズに優れた選手達が大勢いて、日本はどうしてもフィジカル的に不利な状況での戦いを強いられます。
そのような中では疲労が溜まったり、怪我をしてしまったり、メンタル的にも追い込まれることも少なくありません。その時に、戦術をマネジメントしてくれたり、怪我のケアをしてくれたり、メンタル面をサポートしてくれるスタッフの存在は不可欠だと痛感してきました。選手達が国際舞台で自分たちの力を十分に発揮して、最善の結果を残すこと、そしてネットボールを最大限楽しんで今後の競技を引っ張っていく存在になってくれるためには、スタッフのサポートが欠かせません。これらのサポートを万全におこなえる知識や経験が豊富なコーチやトレーナーに参加してもらうためにも今回のプロジェクトによるご支援は非常に大切です。 

私がこのスポーツを始めたきっかけ

2018年　アジア選手権大会　in Singapore2022年　アジア選手権大会　in Singaporeネットボールを始めたきっかけは、母の大学の先輩がネットボール日本代表チームのヘッドコーチ(当時)であり、スカウトされたことです。ネットボールは本当に楽しくて、チームスポーツですからとてもやりがいがあります。ですが、正直、自分がいつどんなことがあってネットボールに夢中になったのか、明確なものはありません。それほど、いつのまにかネットボールに夢中になっていました。さらには、大学に入り、自分でサークルを作ったことで、ネットボールの存在さえ知らなかった友達が、ネットボールに対して真剣にプレーし、一緒にアジア大会に出場した時はとても感動しました。これは、ネットボールをやっててよかったと本当に心から思います。自分が普及したスポーツで、プレーが思い通りにならず、悔しくて涙を流しながらも一生懸命取り組んでいる仲間の姿には何度も胸をうたれました。そういった後輩たちのためにも、クラウドファンディングで援助してあげたいと強く思っています。

実際にプレーしている人からみたネットボールの魅力とは

【ヤングつばきJAPAN・スタッフより】

ヤングつばきJAPAN(一部の選手のみ)

〈選手〉

AI・キャプテン・C/GD
キャプテンの愛です。私は8才の時、イギリスの学校のクラブでネットボールを始めました。仲間同士パスだけでゴールまで運んでシュートするので、チームが一体となって目標を達成することができるすばらしいスポーツだと思いました。ネットボールのおかげで、私は人間的にとても成長できたと思います。あきらめない心、立ち直る力、いたわる気持ち、責任感、チームワーク、リーダーシップなど、全てを学ぶ機会になりました。今年のアジアユース、どうぞみなさんよろしくお願い致します！

KAEDE・副キャプテン・GS/GA
副キャプテンの楓です。
ネットボールはプレイヤーとしてやるのはもちろんですが、見るのもとても楽しいスポーツです！これを機にネットボールについて少しでも知って頂けたらなと思います。精一杯頑張ります！よろしくお願いします。

TAMI・GS/GA
バスケットボールをやっていたので似てるスポーツと聞いてはじめてみました。はじめてみたらネットボールにしかない楽しさがあってもっと上手になりたいと思いました！沢山シュートを入れられるように頑張ります！

SAYA・GS/GA/GD
私は体育の授業でネットボールの楽しさを知りました。現在はバスケの経験を活かしてシューターであるGS,GAを務めています。日本ではマイナーなスポーツであるネットボールですが、今後の発展に貢献できるよう全力でプレーします。

TAKARA・GS/GA
私は大学に入学して初めてネットボールという競技を知りました。最初は苦戦することも沢山ありましたが、今では自分に合ったポジションを見つけて仲間と楽しく活動しています。アジア大会を通してネットボールの発展に貢献していきたいと思っているので、応援よろしくお願いします。

HIKARI・WA/WD
私がネットボールを始めたのはイギリスに住んでいた時に現地の学校の先生に誘われたからです。そこから放課後の練習に行くようになり、いつのまにかどっぷりハマっており、毎週練習に行くようになりました。練習に行くことで人脈が広がり、当時英語が得意ではなかった自分にとって最高のコミュニケーションツールでした。ネットボールは私に新しい趣味/スキルと共に自信もくれました。みなさんも一度ネットボールやってみませんか？

MEI・C/WA
ネットボールはバスケに少し似たスポーツです。バスケに比べると日本ではまだマイナーな競技で知らない人もいるかもしれないですが、海外ではとても人気なスポーツです。日本にもっとネットボールの魅力が伝わるように選手として精一杯頑張ります。

REINA・WA/C/WD
ネットボールの魅力は、パスでテンポよく繋ぐことができると爽快感を感じられるところです。また、敵がパスを出しづらくなる場所を意識して守ることが楽しいです。ポジションが決まっている分、スペースをとってパスを回すことができるところも魅力的です。
自分はバスケットボールの経験を活かして、ディフェンスを振り切って味方がパスを出しやすい場所でパスをもらい、丁寧にパスを出すことを心がけたいです。笑顔で楽しくプレーし、コート上で仲間とコミュニケーションを取れるように意識したいと思います。

LISA・WA/C/WD
高校二年生の里紗です。小学5年生の当時、ニュージーランドに留学していた私に、運動の楽しさを教え、人との関わりのきっかけになってくれたのはネットボールでした。そんなネットボールのアジアユース選手権が今年韓国で開かれます。大好きなネットボールだからこそ日本代表としてアジアユースに参加したいと強く思っています。全力で頑張るのでよろしければ応援してください！

MAI・WD
大学でネットボールを知り、始めました。今回の大会を経て、言語や体格の違う人達とプレーするネットボールの経験、海外での社会経験が出来ることを楽しみにしています。応援よろしくお願いいたします！

KOTOMI・WD/GK
私はネットボールを大学のサークルとして始めました。ネットボールの魅力は、ポジションごとに役割や動ける範囲が決まっているため、自分にあったポジションにつくことができ、各々の特徴や個性を活かして勝負ができるところにあると思います。チーム一丸となりそれぞれの強みを出せるよう全力で頑張ります。

SEIKO・GK
体育の授業でプレーし、とても楽しかったことをきっかけに始めました。運動は得意ではありませんが、身長を活かしてGKをしています。年齢、性別、スポーツ経験に関わらず始めやすい競技なので、日本でもさらに広めて、たくさんの人とプレーしたいです！

　　　　　〈スタッフ〉
IIDA・ヘッドコーチ
ネットボールを知って以来、その面白さ、チームプレー精神に魅せられ、日本でも普及するために試行錯誤しています。国際大会での経験は若きリーダーが育つためにとても重要です。選手達への応援、よろしくお願いいたします！

TAKEZAKI・アシスタントコーチ
昨年の大会ではフィジカル面やスキル面で相手チームとの差を実感しました。レベルアップを目指して、東京、群馬、愛知と選手の活動場所は分かれてますが、できるだけ教えようと各地に行っています。また、選手のご家族や現地在住の親戚も応援に駆けつけ、ネットのライブ配信でも多くの方に見ていただき応援の言葉をいただきました。良い試合ができるように準備していきますので、応援をよろしくお願いします。

OSONE・プライマリーケア/2018年つばきJAPAN
私はネットボールという競技を通して、たくさんの経験と競技の枠だけに収まらない出会いを得る事ができました。まだ若い選手にもたくさんの経験を重ねて、自分の人生を豊かにするステップにして欲しいと思っています。これを機会にネットボールを知っていただけた皆さまに応援したいと思って頂けるような活動を続けていきたいです。

【元つばきJAPANより】

〈2018つばきJAPAN〉

2018 つばきJAPANHASEGAWA・C/WA
ネットボールと出会ったのは大学１年生、そこから練習を重ね、様々な縁もあったおかげでアジア選手権大会に日本代表として出場することができました。そこで共に戦った仲間たちとは、喜怒哀楽様々な感情を共有し、こんなに楽しい時間はないと思うほど貴重な経験をしました。大学卒業後は社会人となり、巡り会えた仲間たちとネットボールをする機会が減りましたが、全日本ネットボール選手権大会で、苦楽を共にした仲間たちともう一度ネットボールをするために、自分でチームを作って出ようと考えました。ネットボールを辞めて5年も経っていたり、出産を経験して母親になっていたりと十人十色でした。そんな中で迎えた大会の結果は優勝！！体力は若い頃には及ばないけれど、満身創痍の中みんなで掴んだ勝利はかけがえのないものになりました。こういったように、ネットボールの可能性は無限大です。その可能性のスタート地点に立っている頑張っているヤングつばきJAPANのみんなを応援しています。

YANAI・WD/C
アジア大会での経験を経て現在、小学校教諭として子どもたちにネットボールの魅力を授業やクラブ活動の時間に伝えています。声を掛け合ったり、励まし合ったりと試合の中で得ることのできる喜びを誰もが実感できる素敵なスポーツです。

〈2022つばきJAPAN〉

2022 つばきJAPANKADONO・WA/C
大会期間中には悔しいことも嬉しいことも感動することも、様々なことを経験しました。初戦のシンガポールは、素早いパス回しなどでシンガポールに何度も同じパターンでやられ、試合中はもどかしい気持ちになりました。ですが、最終クウォーターに日本が得点した際、アリーナにいた観客やシンガポールの選手までもが喜び盛り上がっているのを見たときは、まだ試合が続いているにも関わらず涙が出そうになりました。この経験からネットボールの温かさを知ることができました。 また、審判の方々などからは「最後まで一生懸命なのが日本の良いところ、本当によく頑張った」と声を掛けていただきました。またこのような言葉を言ってもらえるよう、 そして次回は他国との差を縮め勝てるように、日本は日本のできることをしていったら良いと思っています。ヤングつばきJAPANがんばれ！

KOGURE・WD/GD
私の思うネットボールの魅力は、仲間と協力してゴールまでボールを運んでいく点です。ポジションごとに動ける範囲が決まっているため、誰か一人でも欠けるとボールが上手く繋がりません。上手い人だけが目立つのではない点が魅力的であると感じています。

KUSAMITSU・GS/GK
大学1年に勢いで始めたのがネットボールでした。運動も得意な方ではない私でも楽しめるスポーツです。アジア大会では、普段やらないGKをしました。158センチの私が181センチのGSを守るのは無謀だろうと思うでしょうが、無謀ではありません。直接的にボールカットはできなくとも、なるべく外側からシュートを打たせることによって、 シュートの精度を悪くしたり、ボールの軌道を塞いだり、無駄なことは1つもありませんでした。集中して相手を思い通り動かさないディフェンスにかなりやりがいを感じました。悔しくて悩むことが多かった2週間でしたが、ネットボールで繋がれた人の輪、チームの絆、行かなければ経験できなかったかけがえのないものを得ることができました。ヤングつばきJAPANのみんなも全力を出し切れるよう、応援しています。

AOYAGI・WD
ネットボールというスポーツとは大学に入学してから出会い、接触がない安全なスポーツであるという事から親しみやすいスポーツであるなと感じています。また海外の選手との交流を通してネットボールが幅広く愛されているスポーツであるという事も感じました。

【日本の各チームより】

〈東京海洋大学ネットボール部〉

東京海洋大学ネットボール部とWLS NetballSAWADA・キャプテン
ネットボールの魅力は将来性がある所です。日本ではあまり普及していない競技ですが、未開拓で競う相手が少ないブルーオーシャンという事なので、新しいことを始めたい方や好奇心旺盛な方にぴったりだと感じます。私自身もその1人です笑

TAKAHASHI
ネットボールは役割分担がはっきりしているスポーツなので自分に合った分野を磨くことができるのが面白いなと思っています。また基本的にプレイヤー同士の接触を伴わないためフィジカル勝負がありません。ボールをスムーズに運ぶための頭脳戦が繰り広げられるのが魅力です。

〈安中ネットボールクラブ〉

安中ネットボールクラブ

TESHIGAWARA・代表
私は小学校の教員をしています。パスだけでボールを繋ぐのでコート内全員の協力が必要不可欠、そして自分の適正に合ったポジションで活躍できるネットボールは、小学校の体育の教材としても大変魅力的です。授業で行うと、子ども達が生き生きしています。

【ネットボール協会より】

〈会長〉

会長の多胡です。
貧乏な協会ですが、日本代表を毎年アジア大会に参加させたいと思っています。本物を経験させる事が、今後の日本ネットボールの発展に繋がると信じています。自腹で参加する選手、スタッフの負担を少しでも、減らせる事を願ってクラウドファンディングに挑戦しました。
是非、ご支援を、宜しくお願い致します‼️

資金の使い道・実施スケジュール　

【資金の使い道】

目標金額：286万円

返礼品制作費：約８万円 

返礼品送料：約３万円 

渡航・滞在費用：272万(16万×17名) 選手12名およびスタッフ5名 6/8〜6/18の滞在で1人あたり航空費6万円、宿泊費10万円ほどかかる見込みです。 

※資金用途にはCAMPFIRE手数料にも使用されます。

※今後の新型コロナウイルス感染状況などにより遠征が中止・変更が出来なかった場合、支援いただいた資金は、日本ネットボール協会の遠征活動等に使用いたします。  

【応援メッセージ】 未定 

【実施スケジュール】 

2023年6月8日 渡航 

2023年6月10〜17日 アジアユースネットボール選手権大会(韓国　全州市) 

2023年6月18日 帰国

2023年 7〜9月頃    リターン品順次発送予定 

リターンのご紹介

選手のみを支援する「選手応援コース」と、選手・スタッフを支援する「チーム応援コース」を用意しました。
どちらも応援してくださる方への感謝の気持ちが伝わるようなリターンを用意しました。
また、応援いただく気持ちが選手に届くようなリターンもあります。

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最後に

ネットボールはチームワークのスポーツです。
応援してくださる皆さまとも１つのチームとなって良い成績が残せるよう頑張ります！
応援よろしくお願いします！

＜募集方式について＞

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。