1.ごあいさつ

このたびは、私たちのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。私たちは、新潟総鎮守 白山神社の「七夕風鈴まつりを応援する会(TEAM HAKUSAN)」です。「七夕風鈴まつり」とは霊峰白山の開山1300年を記念して、2016年に始まりました。古来より鈴の音は心身を清め邪気をはらう力があると言われています。

境内に1000個以上の風鈴を吊るし、風鈴の音色で厄をはらい、願いが風に乗って、神様に伝わりますようにと行われている祭事です。その大切な風鈴の音色を生み出しているのが、願いが書かれた多くの短冊です。

お祭り終了後には、皆さんのお願いが叶うよう大安吉日に短冊のおはらいをして、祈願しています。 このおまつりを50年、100年先もつないでいくために私たちは活動しています。

2.想いのつながりで継続できています

お祭りのための特別な風鈴や什器、装飾を作ってくれる方。夢や希望をもち短冊に込めて来てくれる子どもたちやそのご家族、先生方。地域の大切な行事として思いを寄せてくれる方々。そして、開催を喜び遠くからも訪れてくれる方々。たくさんの方のご支援のおかげで、ここまでお祭りを継続できています。

3.合言葉は「次世代へつなぐ」。今年、七夕風鈴まつりは生まれ変わります

昨年のおまつりを終え、風鈴を飾る土台となる什器(じゅうき)の点検をしたところ、老朽化が激しく、新しく造り替えることを余儀なくされました。コロナ禍により資金を集めることが難しいこの状況で、什器を造り替えなくてはならなくなりました。

しかし、こんな時こそ前向きに捉えようと思いました。もっと多くの方に楽しんでいただくための良い機会と考え、若い力を取り入れるために新潟工科専門学校さんに相談しました。そして、学生さんが若い世代の柔軟な発想を活かし、新しい什器のデザインを考えてくれました。

11組23名の学生さんが一生懸命考えてくれたアイデアはどれも素敵で、一つに決めるのが惜しくはありましたが、風車(かざぐるま)をテーマにした“Huuringuruma(ふうりんぐるま)”が選ばれました。

提案時のデザイン

どの場所からも風鈴が引き立ちつつ、誰もが楽しめるように配慮がなされています。例えば、ベビーカーや車椅子でも通れますし、ゆっくりとベンチに座りながら風鈴の音に耳をかたむけられます。今年、このようにやさしいアイデア満載の素敵な什器に生まれ変わり、ここに夢や希望が書かれた短冊が掛けられていきます。

4.子どもたちに配る短冊もやさしく生まれ変わります

次世代の子どもたちに価値ある未来をつないでいくために、他にも何か出来ることがないか考えていたところ、今までの短冊よりも環境にやさしい材料があることを教えてもらいました。

食用に適さない古米や米菓の製造工程で出る破損米などの廃棄されるお米を利用したプラスチック原料「ライスレジン」というものです。さらにインキも米ぬか油でできているライスインキを使用することで、よりCO2や廃棄物の削減につながるとのことでした。

さっそく印刷会社さんに試作品を作っていただいたら、お米色でとてもやさしい風合いに仕上がりました。環境にもやさしく、米どころ新潟らしい短冊ができる思い、お願いすることにしました。

5.資材高騰による配布枚数の調整

什器作成の費用を予算組みしていたのですが、昨年から続く資材や原材料の高騰が止まらず、予算を大幅に超えることになってしまいました。お祭りを開催するために設計や構造など工夫して準備を進めていましたが、それでも什器の製作に費用がかかる状況です。

地域の子どもたちに配布する短冊の数量は減らしたくありません。子どもたちはお願いを短冊に書き記し、祈り、風鈴に掛けます。 この様子は、夏の神社を彩る風物詩であるとともに、地域の人々や子どもたち、親子が絆を深め、郷土愛を育む大切なお祭りです。

合言葉は「次世代へつなぐ」。

私たちと一緒にみんなのキラキラとした笑顔を未来へつなげていくために、どうかご支援をお願いいたします。

6.想いをカタチにする費用に使わせていただきます

<目標費用200万円>
①子どもたちへ配布する短冊の追加 約85万円
②リターン費用          約65万円
③CAMPFIREへお支払い        約50万円


7.実施スケジュール

6月 下旬 風鈴・短冊設置
6月30日 おまつり開催 
6月30日 クラウドファンディング終了
7月 1日 リターン順次発送
7月18日 おまつり終了
7月 下旬 短冊のおはらい

8.リターンのご紹介

人の手が加わる”温もり”を感じてもらえるリターンをご用意しました。普段は、通信販売や郵送対応など行っておりませんが、このたびのプロジェクトを成功させたく特別にご用意させていただきました。

❖TAKU GLASSのくらげ風鈴❖
白山神社に飾られる風鈴は全て、新潟・弥彦村にあるガラス工房「TAKU GLASS」のものです。一つ一つ手作りしている風鈴は新潟越品にも選ばれました。「全てが1点ものだからこそ、見て選んでほしい」という職人の想いがあり、通常は通信販売など行っておりません。しかし、このたびは趣旨賛同いただいてご協力いただきました。

❖TAKU GLASS×専門学校生のオリジナル風鈴❖
新潟工科専門学校のインテリアデザイン科の学生さんが「梅雨時期にも楽しめるように」と、傘をイメージした風鈴のデザインを基に、TAKU GLASSさんがアレンジを加えて「傘風鈴」が出来上がりました。

❖ 各種御朱印❖
本来、御朱印の郵送対応はしていませんが、このたび特別に対応させていただきました。

①プロジェクト限定御朱印(2種)
②七夕切り絵御朱印(2種)
③七夕金字御朱印
④金箔かき氷御朱印(2種)
⑤うさぎ型御朱印(2種)
⑥金箔の月詣御朱印 12ヶ月セット
⑦うさぎ型御朱印 四季セット
※③~⑤はプロジェクト限定御朱印との2枚セットになります。

❖ 花手水奉名短冊と御芳名看板に掲出❖
 「七夕風鈴まつり」の期間中、お名前(企業名・個人名)を短冊に墨書きし、境内入口の随神門の手前にある「花手水」上の風鈴に飾らせていただきます。また、本殿前に設置する「奉納者御芳名看板」にもお名前を掲出させていただきます。お祭り終了後の短冊のおはらいの際には、お名前を読み上げさせていただきます。

❖ studio Roopのスナップ撮影 7月9日(日)❖
家族、ブライダル写真から広告写真まで幅広く新潟で活躍する「studio Roop」。私たちのプロジェクトに趣旨賛同いただいて 、クラウドファンディング限定で七夕風鈴まつりを会場にスナップ撮影のご協力をいただきました。友人、カップル、夫婦、お子様…記念に残るスナップ写真を撮影をいたします。

❖ 願いを書いて風鈴に掛ける「福短冊」❖ 
境内の風鈴に掛けられる願いを書き込める短冊をお送り致します。是非、お祭り開催期間中に短冊を持って、お気に入りの風鈴に掛けに来てください。また、直接足を運ぶことが出来ない方は、神社に郵送いただくと私たちで短冊を掛けさせていただきます。 ※「花手水 奉名短冊コース」「感謝のメッセージコース」以外は、1枚ずつ同封されます。

9.最後に

このたびは、プロジェクトの詳細をご覧いただき御礼申し上げます。
また、これまで「七夕風鈴まつり」を支え、育ててくださっている日本中の皆様に感謝しております。

今年の「七夕風鈴まつり」は大きく生まれ変わります。地域の学生さんによる企画・デザインで見た目に素晴らしく生まれ変わりますが、若者主体で関われるお祭りへと生まれ変わりました。今回の様に、次世代を担う若者が小さな子どもたちのことを考えて、地域に触れ合うことに真の価値があると感じています。

設計企画をしてくれた学生さんや短冊に夢を描く子どもたちの笑顔のために、みんなの七夕風鈴まつりへ神社として可能な限りサポートをして参ります。このお祭りを通じて関わる皆様と、地域ひいては日本に大きく笑顔の輪をつなげていきたいという想いは変わりません。100年先の小さなお子さまにも笑顔の輪をつなげていけるよう、どうか皆様のご支援をお願い申し上げます。

そして、新しい「七夕風鈴まつり」開催の節には、実際に神社にお越しいただければ幸いでございます。併せて皆様の健康と家内安全、無病息災をお祈り申し上げます。

 新潟総鎮守 白山神社 宮司 小林 慶直

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/08/02 23:30

    令和5年の七夕風鈴まつりを無事に終えることが出来ました。期間中、ご来社いただいた方やご支援いただいた方、多くの皆さまに短冊を書いて奉納戴きました。ありがとうございました。そして、先日の大安吉日にみなさまのお願い事がかなうように、より良いお導きを戴けるよう祈願致しました。 今年も境内には多くの笑...

  • 2023/07/03 14:49

    今年も多くの子どもたちが書いた短冊を風鈴へと掛け、無事におまつりの開催を迎えることが出来ました。初日は、白山小学校の学生さんが短冊を掛けに来てくれました。そして、その様子を眺めながら新たな什器をデザイン制作していただいた、新潟工科専門学校の学生さんは完成を喜び、満面の笑みで記念撮影されていまし...

  • 2023/06/27 17:27

    昨日、新たな什器にすべての風鈴を掛け終えました。夜は行燈の柔らかい灯が風鈴を優しく照らして、爽やかな青空に映える、日中の風鈴とはまた違う雰囲気で楽しんでいただけそうです。皆さまに安心してご覧いただくために、安全面で最終確認を入念に行っております。開催日まで中に入ることはできませんので、もう少し...

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