はじめに・ご挨拶

初めまして、全日本ナチュラルボディビルディング連盟(以下:ANNBBF)関西大会事務局の大元と申します。

今回はたくさんのプロジェクトの中から私たちのプロジェクトに目を通していただき誠にありがとうございます。

はじめに、私たちの所属するANNBBFという団体について簡単に説明させていただきます。


ANNBBFについて

ANNBBF(All Nippon Natural Body Building Federation)は67年の歴史を誇る日本のボディビル団体で、世界最大級のナチュラルボディビル団体であるWNBF(世界ナチュラルボディビルディング連盟)と業務提携を結んでおり、九州と関西を中心に活動をしています。

また、ANNBBFはスポーツとしてのボディビルディングを支え、競技の公正さ、選手の健康と安全性を守る為、禁止薬物の使用(ドーピング)を一切禁止している団体です。


禁止薬物を

●過去 使用した事がない

●現在 使用していない

●未来 これからも使用しない

を理念に毎年厳しいドーピング検査を行なっています。

(大会入賞者ランダム+抜き打ち検査)

ANNBBFロゴ 



 

     WNBFロゴ


 





ANNBBF: ANNBBF公式


WNBF: WNBF公式


▼ドーピングとは

ドーピングとは、「スポーツにおいて禁止とされている物質や方法によって競技能力を高め、意図的に自分だけが優位に立ち、勝利を得ようとする行為」のことです。意図的であるかどうかに関わらず、ルールに反する様々な競技能力を高める「方法」や、それらの行為を「隠すこと」も含めて、ドーピングと呼びます。

公益財団法人 日本アンチ・ドーピング協会,「ドーピングとは」,(2023年3月11日取得,https://www.playtruejapan.org/about/)


▼フィットネス業界の現状

近年のフィットネス業界においては、禁止薬物(アナボリックステロイド、成長ホルモン、IGF-1などの筋肉増強剤、能力強化薬物のこと)を使用して大会に出場する選手が増加しているとの報告を多く耳にします。

禁止薬物の使用は人体へ多大な健康被害をもたらすだけでなく、スポーツの場においては「公正さ」や「フェアプレーの精神」さえもアスリートから奪うことになります。

こうした問題を抱える今、私たちがすべきことは自分と向き合いながら挑戦を続けるアスリートが活躍することができる場所を作ることだと考えます。


▼ANNBBFの取組み

そこでANNBBFは、10月1日(日)兵庫県神戸市で開催される第67回全日本ボディビルディング選手権大会において、出場する選手全員にドーピング検査を義務付けることになりました。

出場する全選手を対象にしたドーピング検査の実施は当連盟では初の取り組みとなり、日本のフィットネス業界全体でも『史上初』の試みとなります。

これを受けて同日に開催する関西大会においても、選手の公平さを保つために検査率を30%から出場選手全員の100%実施に引き上げができないかと思案中です。


今年は10月1日(日)に神戸ポートオアシスにおいて全日本大会と同日開催される



▼このプロジェクトで挑戦したいこと

このプロジェクトで挑戦したいことは、まさに

「地方大会でもドーピング検査を100%実施する」

ことです。

現時点では全日本選手権でのドーピング検査率100%が決定しているのに対し、関西大会などの地方大会は出場選手の最低30%実施が規則となっており、それ以上の検査数引き上げに関しては各大会運営事務局の方針に従うことになっています。


しかし、ドーピング検査費用は1検体につき60ドル(1ドル137円換算=8,220円)となっており、エントリー費用も含めて全額選手負担にすることは厳しい現状です。

選手と運営事務局だけでドーピング検査費を賄うことは現実的に難しいため、以下のプロジェクトの説明をお読みいただき、賛同いただける方はお力添えしていただければ幸いです。


▼ドーピング検査率を上げる理由

ではなぜ、ここまでしてドーピング検査率100%を目指すのか。

これには大きく分けて3つの理由があります。


まず一つ目は、冒頭でもお伝えした通り

「公正な大会を開催すること」

が目的です。

フィットネス業界におけるドーピング行為は非常にセンシティブな問題としてとりあげられています。

ボディビル競技において禁止薬物の使用はパフォーマンスの向上に直結するため、禁止薬物を使用するか、しないかでは競技の結果に大きな差を生んでしまいます。

このように禁止薬物を使用した選手と、使用せずに身体づくりをしてきた選手が同じステージに立つことは決してフェアではありません。

公正さの無い競技会は、スポーツとしてのボディビルを発展させていくことが難しくなり、自分自身と向き合ってトレーニングや食事制限に取り組んできた選手の活躍できる場所さえも奪ってしまうことにもなります。

そうならないためにも、私たちはスポーツとして競技に取り組むアスリートが輝ける大会作りをしていきます。

また、選手の健康を守ることも大切な使命です。

禁止薬物の使用は、人体に対して数えきれないほどの副作用があり、最悪の場合は死に至るケースもあります。

もともとフィットネスという言葉は「健康の維持、増進を目指して行う運動」のことを指すため、競技をするうえで健康を損なうことは望ましくありません。

ANNBBFは、選手が禁止薬物を使用しなくても安心して身体づくりに取り組むことができ、競技に挑戦できる団体でありたいと思います。


さらに、ドーピング検査を受けることは「身の潔白を証明する」絶好の機会になるとも考えています。

昨今のフィットネスブームを受けてナチュラル(禁止薬物を使用しない)の価値が高まりつつあるように感じます。

出場した全選手がナチュラルであることをご自身で証明できることは、選手ご自身の競技生活やその他競技以外の活動の場においても大きな利益をもたらすことと思います。

こうした理由から、ドーピング検査率を100%に引き上げ、出場した全選手が正々堂々と勝負をする、スポーツマンシップに溢れたボディビルコンテストの開催を目指したいと思います。

皆様からのご支援お待ちしております。






▼過去の大会

《関西大会の歴史》

2020年 

●第1回関西ボディビルディング選手権大会 @神戸ラピスホール

→コロナ渦の中、神戸市において関西地域で初めて大会を開催。

 ドーピング検査率 18%


●第2回関西ボディビルディング選手権大会 @神戸ラピスホール

→ANNBBFで初めてビキニ・フィギュアのカテゴリを新設。

→地域との交流を図るため、神戸甲陽音楽&ダンス専門学校と共同運営。

 ドーピング検査率 11%


●第3回関西ボディビルディング選手権大会 @神戸ポートオアシス

→全日本選手権と同日開催。

→関西オープン出場者の中から、日本人初のWNBFプロフィジーク選手が誕生。

 ドーピング検査率 13%




▼資金の使い道

今回ご支援していただいた資金は、関西ボディビルディング選手権大会の開催に向けた運営費・特にドーピング検査キット代(検査率30%→100%)の補填に使用させていただきます。なお、目標金額を超えた場合は、その後引き続き運営活動費に充てさせていただきます。 具体的な使い道は以下の通りです。


ドーピング検査費:約28万円

活動諸経費:10万円(施設使用料ほか)

宣伝広告費:2万円

CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:約10万円



▼大会実行委員長より一言

昨今、スポーツ業界において、ドーピング行為が蔓延しています。ドーピングを行うとスポーツとして一番大事な公正さを失い、又様々な副作用による健康被害、最悪は死亡してしまうという事例も多く報告されています。我々の団体は今回ANNBBF全日本ボディビルディング選手権において「スポーツの公正さと選手の生命を守る」為、参加選手全員にドーピングチェックを行う事にしました。ドーピングテストは、スポーツを守るための最後の砦と言っても過言ではないと考えます。是非皆様の援助をお願いいたします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください