皆さんこんにちは!この度『オリジナルプロダクトで、ローカルカフェからエコでサステナブルな暮らしを発信!』のクラウドファンディングページを立ち上げました前田潤一郎と申します。

 京都市北区、下町ののんびりした雰囲気が残る鞍馬口というエリアで、Manaia Coffee&Thingsという小さなカフェを夫婦で営んでいます。

 店名のマナイアとは、僕らにとって特別な国、ニュージーランドの先住民マオリの言葉で”空、大地、海の調和“という意味があります。そして”世界と人々の暮らしに心地良い調和を”というフレーズをコンセプトに掲げ、夫婦で始めた10席ほどの小さなカフェは今年の4月でオープンから2年を迎えました。

 3年目を迎えさらに魅力的なお店に成長していくため、僕らの掲げるコンセプトをより表現していけるプロダクトとして、オリジナルタンブラーの制作に取り組みます。

 このクラウドファンディングでは、今回制作するプロダクトの紹介、カフェオープンからこれまでの歩み、そして今後どんなことを成し遂げていきたいのかということも含め、皆さんにマナイアの今とこれからをお伝えできればと思います。

 どうか最後までお付き合い頂ければと幸いです。


 僕らの始まりは南半球に浮かぶ島国のニュージーランド。

 ここで経験したスローでナチュラルな暮らしが、僕らの今に繋がる原体験になっています。

 ゆったりとした時間の流れの中で、自然の安らぎを感じながらの暮らしは穏やかで心地良く、心が洗われどんどんクリアになっていくようなそんな時間でした。

photo by ニュージーランド写真家トミマツタクヤ photo by ニュージーランド写真家トミマツタクヤ

 そして一番の大きな体験が、ニュージーランドやその後バリスタ経験を積むことになるオーストラリア・メルボルンでのカフェ文化との出会いです。

 その中でも地元のコミュニティに深く根差し、エコでサステナブルなカルチャーを発信しているカフェが大好きになり、それが僕らのお店Manaia Coffee&Thingsが大切にしている価値のベースになっています。

いつも地元客で賑わうニュージーランドのカフェ


僕らの歩みは、前回挑戦したクラウドファンディングに、より詳細に綴っています。

マナイアが生まれるまでのストーリーと僕らの思いが全て詰め込まれています。ぜひご一読頂ければ幸いです。

前回のクラウドファンディングページはこちら▽
ニュージーランドからメルボルン、そして京都へ。バリスタ夫婦のカフェ開業挑戦。

それではここから、今回制作予定のプロダクトの紹介をさせて頂きます。

①オリジナルタンブラー by KINTO

マナイア初のオリジナルプロダクトは日常使いしやすいオリジナルタンブラー。スタイリッシュなコーヒーウェアや生活道具ブランドのKINTOさんとのコラボ商品として制作させて頂くことになりました。

【おすすめポイント①】
ステンレスで錆びにくく耐久性に優れた素材。ホワイト、カーキの2色展開。

【おすすめポイント②】
”Spread Manaia over the world.”のフレーズとともに、ロゴを配置したすっきりシンプルなデザイン。

【おすすめポイント③】
どこにでも持ち運びしやすいジャストサイズ。
カフェでのドリンクのテイクアウト、ウォーターボトルとして日常使いもOK。

さらに詳しい商品の情報は、KINTOさん公式YouTube動画でもご覧頂けます▽

 僕らのお店はオープン以来、地域に根ざしたローカルカフェとして主に近所の人たちが頻繁に訪れ、コーヒーやカフェタイムを楽しむ場所として歩んできました。朝の出勤前の1杯、一仕事終えた後のブレイクタイム、友達や家族とコーヒー片手に過ごしたり、最近は海外からのお客さんもとても多くなってきました。毎日お店に立って、お客さんと僕らが一緒になって生み出す光景はどのシーンも素敵だなーといつも思っています。その中で、気軽にマナイアのコーヒーを楽しんでもらえるものとしてテイクアウトも頻繁に利用して頂いています。


 そして持ち帰りをするとどうしても出てきてしまうのが、カップやフタの廃棄。僕らのお店ではカップやストローはサトウキビの搾りかすが原料のバガスカップ、フタも生分解性プラのものを使用して環境負荷の低いものにしています。それでも、やっぱりそもそも廃棄が出ないことがいちばん良いな、といつも考えています。

 だからと言って僕らはテイクアウト利用をやめるつもりはもちろん無くて、むしろテイクアウトもたくさん利用して欲しいなと思っています。フラッと立ち寄って美味しいコーヒーを楽しめる日常、それこそまさしく僕らがニュージーランドやメルボルンで見てきたカフェのリアルであり、いつも目にする日常的な光景だからです。

 それと同時に、たくさんの人がお気に入りのマイカップを持ち込んで、気軽にコーヒーを持ち帰っている光景も僕らが見てきたニュージーランドやメルボルンのカフェの印象的なシーンです。

 高品質なコーヒーをお店でも、持ち帰りでも気軽に楽しみながら、それがちょっとだけ地球に優しくサステナブルなものであったら、”世界と人々の暮らしに心地良い調和を”という僕らのコンセプトを表現している新しい光景になるなーとワクワクしています。鞍馬口というローカルから、そんな素敵な光景が毎日生まれる場所にしたいと考えています。これまでにもお店ではコーヒーカス回収やマイカップ割など、できるアクションを実践してきました。そして今回のオリジナルタンブラーのリリースを通じて、僕らのコンセプトや価値をさらに表現していきたいと考えています。

そんな思いを持って、今回のオリジナルプロダクトのリリースのチャレンジがスタートしました。

 ここからは少しだけ僕らのお店のオープンから今の現在地、そしてこれからのことをお伝えできればと思います。

 2021年4月のオープン時は、実はまだまだ未完成なお店でした。オープン当初から通って頂いている方々はどんな感じだったか覚えているかもしれません。

 メニューはドリンクがコーヒーとその他がちょろっとあるだけ。フードメニューはゼロで、焼き菓子も知り合いのお菓子屋さんに全部お願いしていました。本当に最低限のものでスタートした感じで、ゆっくりと少しずつ出来ることを増やしていきました。昨年焼き菓子製造のキッチンスペースを増設して、現在はスイーツやフードメニューなど全て自家製のものを提供しています。新しいメニューが登場するたびに、楽しみにしてくれるお客さんのおかげでいつも頑張れています。

 店内に関しては、インテリアもとても簡素で最低限なものでした。今では存在感バッチリのDIYロングテーブルも当初は無くテーブルなしで椅子だけ置いていたりしていました笑。お店のアイコンになっている緑のドアは最初は真っ白だったんですよ!

最初はまだまだ殺風景な店内でした。

 内装もメニューもゆっくり少しずつ足していって、今では小さいですが僕らのイメージ通りのお店が出来上がってきたと思っています。定番の焼き菓子やグラノーラもとても人気で、お店の看板商品になってきています。

ヘルシーなモーニングメニュー

自家製キャロットケーキは常連さんに大人気

 また、オープン当初からコーヒーかすの回収や外部アプリと連携したサステナブルなアクション、僕らがインスパイアされたお気に入りの書籍を案内したりしながら、スローでナチュラルなニュージーランドの魅力やメルボルンの最高のカフェカルチャー、そこで見てきたエシカルなカフェライフを、僕らのできる範囲で表現してきました。それらが全て僕らの店名の"Things"の部分にに込めたものです。マナイアに来れば美味しいコーヒーや自家製焼き菓子と一緒に、僕らが見たり経験したニュージーランドやメルボルンの空気や素敵なものに出会える場所にしたい、そんな思いでお店をアップデートし続けています。


そして、僕らのこれからのこと。

 僕らは今回のオリジナルプロダクトリリースを実現させて、もっとマナイアの"Things"を充実させていきたいと思っています。
それらはマナイアのコンセプトを皆さんと一緒に表現するために、必要なものであると確信しています。そしてまた一歩一歩、イメージしていることを実現させながら、マナイアをより魅力ある場所にしていきたいなと考えてます。常識にとらわれず、楽しく自由に、時にふーっと心が安らぎ、時に心躍り楽しくワクワクするような、そんな場所にしていきたいと思っています。皆さんもマナイアのこれからの歩みを、ぜひ一緒に楽しみながら見届けていってほしいなと思っています。

 次にもう一つだけ大事なことをお伝えさせて頂きたいと思います。

それが、プロダクトリリースのためになぜクラウドファンディングをやるのかということです。

 新しく何かをリリースするなら、その商品を仕入れて販売をスタートするというだけで、全く問題ないわけです。でも僕らはクラウドファンディングをやります。そこには前回オープン時に挑戦した最初のクラウドファンディングで学んだことが影響しています。

 僕らは前回のクラウドファンディングで目標金額を達成する以上に大きな学びを得ました。それが、クラウドファンディングは商品やお店の魅力以上に、僕らの思いや強い熱意をお伝えできる場であるということです。そして、僕ら自身とマナイアに関わってくれる人、応援してくれる全ての人と思いを共有できるものだということを学びました。

 クラウドファンディングは、ただ商品をリリースして紹介し、どうぞ買ってくださいという単純な流れより、もっともっと奥深くに踏み込んで、僕らの考えを発信していけるものなのです。もう少し言うと、僕らの色をしっかりと表現していける場であり、違いを生む場であり、マナイアと関わってくれる人たちとの繋がりを、より強くしていく機会になると思っています。

 以上が、僕らがクラウドファンディングをやる理由です。目標金額という目に見える結果は必ずついてくるので、それが達成できるかどうかはわからないですが、前回と同様に皆さんにしっかり僕らの思いや考えが届くなら、きっとそれが成功なんだと思っています。 それではここからはリターンの紹介をさせて頂きます。リターンのメニューについて時間をかけて考えを練っていたのですが、シンプルに"届けたいものだけを届ける"。これが一番良いと思い、今回のクラウドファンディングではなるべく前回よりわかりやすく、選びやすいリターンにさせて頂きました。以下簡単にリターンのご紹介です。

○シンプル支援コース○
マナイアのサステナブルなチャレンジをただただ応援したい!という方向けのコース

○オリジナルタンブラーとテイクアウトドリンク専用チケット○
ゲットしたタンブラーを利用してドリンクのテイクアウトを楽しんでもらえるように用意しました。

○オリジナルタンブラーと水出し珈琲パックCold Brew for homeのセット○
オリジナルタンブラーと人気の水出し珈琲パックのセットのコースです。ご自宅で仕込んだ美味しいアイスコーヒーをタンブラーに入れてお出掛けを楽しんでもらえれば嬉しいです。

各コースの詳しい内容はリターン詳細ページよりご確認ください。

 リターンがお手元に届くまでのスケジュールは下記の通りです。現時点での予定となり、多少余裕をみたスケジュールの設定をしています。前倒しやずれ込みの可能性がありますが、気長にお待ち頂ければ幸いです。

6月末 クラウドファンディング終了

7月末 オリジナルタンブラーの店舗への納品完了

8月〜 リターンの発送を順次開始

9月  リターンの発送完了


 今回僕らは人生2回目のクラウドファンディング挑戦となります。前回もそうだったのですが、今回もページ制作に想像以上に時間を費やしてしまいました。今回はできる限りシンプルに、無駄な部分を削って伝えたいことをダイレクトに届ける、ということを意識して制作しました。

「クラウドファンディングは思いを共有する場所」

 この姿勢を大事にしたかったので、今回のクラウドファンディングも精一杯エネルギーを込めました。途中、「前回と同じだけの熱量を込められるのだろうか」と不安に駆られることもありましたが、お店が3年目を迎え毎日忙しくなる中でも、今の自分ができる限りのものを届けられるように取り組めたと思います。

 また今回のクラウドファンディングをきっかけにして、改めてマナイアのコンセプトや将来像、僕らの現在地を見つめ直すことができ、やっていきたいことを再確認できたように思えます。そしてこのクラウドファンディングを新しいスタート地点として、もっとエコでサステナブルな、僕らと皆さんにとって心地良い調和が生まれる、そんな素敵な場所を作っていきたいと考えています。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。
皆さんとお店でまたお会いできることを楽しみにしています。


Manaia Coffee&Things
Jun and Hitomi

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください