はじめに・ご挨拶

 広島県江田島市大柿町大君地区の活性化のため、故大柿町長平口武氏を会長とする8名で立ち上げた「大君の歴史を啓発する会」が、市内の入り口にあたる早瀬大橋に「安徳天皇ゆかりの地・大君」の垂れ幕を掲げ、冊子「大君と安徳天皇」を発刊する等活動していますが、コロナの影響もあり、会の活動もますます衰退していくことが考えられるため、「大君の歴史を啓発する会」本来の活動として歴史資料室を大君自治会の2階に仮称「安徳天皇資料室」を設置し、展示用の安徳天皇、建礼門院、二位の尼等の資料(レプリカ)を購入し、さらに地域の歴史に関する人物の発掘、製本化してこれらの冊子を印刷、配布する等再度地域の活性を図り、今後の会の運営に会員一丸となって頑張っていく所存でございますので、皆様のご支援、ご声援をよろしくお願いします。

                                                                                  大君の歴史を啓発する会 会長 熊倉正造

このプロジェクトで実現したいこと

企画内容: 「安徳天皇」に関する歴史資料を作成依頼、購入し、歴史資料室に展示、公開して地域の活性化に寄与するとともに冊子「大君と安徳天皇」を増刷し、さらに大君地区出身者として、戦前、難関中の難関であった修道中学校と海軍兵学校に合格し、活躍した「海軍飛行大尉 佐伯照雄」を冊子にして配布することとしたい。

 目 的 : 「安徳天皇ゆかりの地・大君」にふさわしい歴史資料室を作り、地域の歴史及び関係する人物を発掘し、これら を次世代へ伝承・継承する。


私たちの地域のご紹介

 広島県の江田島市大柿町大君は、江田島の南端に位置し、世帯数386、人口705人(令和5年3月1日現在)、高齢化率約55%の小さな集落で、市役所支所、学校等の公的機関はなく、銀行、農協、ガソリンスタンドもありません。
 このような集落が、万葉集にも出てくる「大君」(広辞苑:天皇の尊称)を称するに至ったか、その詳細は冊子「大君と安徳天皇」に示していますが、平家一族が一の谷、屋島で敗れ、内海を西下途中、大美(大君の旧地名)に来訪、大美の豪族・田中秀栄が快く出迎え、自からの屋敷を城として献上する等の忠勤により、安徳天皇から「大君」という地名を与えられたものです。
 このような心暖かい人が住む地域ですが、ここ3年間は、コロナの影響で地域の行事はほとんど行われませんでしたが、正月のトンド祭りだけは「厄払い」として行ってきました。また、地域は大君まちづくり協議会や大君自治会等の協力体制が整っており、少ない役員ながら地域内の運営はしっかり行われています。
 地域の方々は温かく、人情豊かな人が多い地域です。江田島に来たときは、ぜひとも大君に立ち寄ってください。


プロジェクトを立ち上げた背景

 大君地域は、令和5年3月1日現在高齢化率約56%と超高齢化社会となっています。子供たちの減少が著しく、このままでは地域の存続が危ぶまれています。
地域には「安徳天皇」に関する伝承があり、これらの伝承を次世代に繋ぎ、安徳天皇や地域出身者に関係する人物として発掘した、戦前、難関中の難関といわれた修道中学校海軍兵学校に合格、硫黄島沖に散った「海軍飛行大尉 佐伯照雄」の活躍を評価してこれら人物の冊子を作成、配布するとともに歴史資料室に、安徳天皇、建礼門院、二位の尼等の資料(レプリカ・模造)を購入、展示して、大君の歴史を啓発する会の活動を再活性化するとともに地域の活性化と賑わいに寄与したいとの思いでこのプロジェクトを立ち上げました。


これまでの活動

 故平口武大柿町長を中心とする8名が町長宅に集まり、大君の将来について話し合う中、安徳天皇の伝承をまとめることになり、その会の名称を「大君の歴史を啓発する会」とし、会の趣旨に賛同する会員も多数加わり、活動を開始した。その主な活動は、安徳天皇の大君来訪を、書物、史跡、神社等からまとめ上げて冊子「大君と安徳天皇」を作成し、地域内に「平家口碑」、「蹴り小島」、「王泊」等の歴史説明の看板を掲げ、江田島市の陸の玄関といわれる早瀬大橋に「安徳天皇ゆかりの地・大君」大きな垂れ幕を掲げる等して活動を続けています。

 


資金の使い道・実施スケジュール

1 資金の使い道

 目標額300万円を達成した場合の使い道は次のようになります。

(仮称)「安徳天皇資料室」に掲載する人物画像

           安徳天皇・建礼門院・二位の尼・平宗盛の作成依頼費用 各15万円
      計 600,000円

   (2) 資料室用年号掲示板・資料室看板及び人物画像等設置費用
      計 150,000円

 (3) 資料室立ち上げ費用・案内掲示板
      計 120,000円

 (4) 市内入り口用垂れ幕掲示板
      計 100,000円

 (5) 冊子印刷費・増刷費用(「大君と安徳天皇」・「海軍飛行大尉 佐伯照雄」)
      計 800,000円

 (6) リターン準備費用
      計 600,000円

 (7) リターン送料
      計 120,000円

 (8) CAMFIRE掲載手数料
      計 510,000円

2  実施スケジュール

  実施スケジュールは次のとおりです。

   大君の歴史を啓発する会年次総会:令和5年 4月22日

   キャンプファイヤー掲載開始:2023年(令和5年)8月 1日

     人物画像作成依頼     :2023年(令和5年)8月 中旬

   冊子の増刷・印刷開始   :2023年(令和5年)8月 中旬

    仮資料室の準備      :2023年(令和5年)9月 初旬

  リターンの準備      :2023年(令和5年)9月 初旬

 キャンプファイヤー掲載終了 : 2023年(令和5年)10月 18日

   リターン開始       :2023年(令和5年)11月  1日


3 リターンのご紹介

 ・ありがとうメール

  ・冊子「大君と安徳天皇」

   B5判46ページ 地名の由来

 ・冊子「海軍飛行大尉 佐伯照雄」

  B5判70ページ 大君尋常小学校・修道中学校・海軍兵学校


最後に

 大君地域に住むみんなが元気で、次世代にこの集落を繋ぎ、住み慣れた自宅・地域で暮らしていくことが出来るよう、本当に住みたい地域になるよう大君まちづくり協議会や自治会が頑張っています。
 大君の歴史を啓発する会もまちづくり協議会の一員としてこれに参画して、安徳天皇の伝承の充実や大君の歴史に関する人物を発掘し、これらの冊子を作成するとともに新築する大君公衆プラザ内に安徳天皇に関する資料等の充実した歴史資料室を作り、元気な大君のため全力を尽くします。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/09/24 10:40

    「海軍飛行大尉 佐伯照雄」幾度の校正を重ね、冊子が完成されました。「大君と安徳天皇」の第2版も完了。

  • 2023/08/27 11:07

    海軍飛行大尉 佐伯照雄 冊子 「海軍飛行大尉 佐伯照雄」の最終校正の段階に入ってます。海軍兵学校生に憧れ、大君尋常小学校から国内屈指の修道中学校(現 修道高等学校)に進み、見事に海軍兵学校に合格。卒業後少尉候補生を命ぜられ飛行学生を拝命される。

  • 2023/08/09 09:16

    中国新聞に取材協力にて、令和5年8月9日に掲載される。

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