皆様、はじめまして！
群馬県高崎市にある販促物の制作と印刷をメインとした広告制作会社、有限会社アドバルーンと申します。
マンガでは面白おかしく書かせていただきましたが、決して運任せではありません！でも、何事もやってみないことには、上手くいくかどうかはわからないですよね。
私たちアドバルーンは、「まずはやってみる」精神で、空撮や動画制作、電子書籍の作成など、さまざまな新しい事業にチャレンジしています。今回、私たちがチャレンジするのは、【ジクレー版画で浮世絵をよみがえらせるプロジェクト】です。
歌川広重 東海道五十三次 日本橋（起点）
高名な画家の作品を購入しようと思ったら、本物はとても手が出ない価格帯のものがほとんどではないでしょうか。
そこで今注目されているのが、ジクレー版画を購入するという方法です。
ジクレー版画なら、比較的手に入れやすい価格帯で、好きな作品を家に迎え入れることができます。あこがれの「家にアートがある生活」が、ジクレー版画なら実現可能なのです！
また、日本画の中でも浮世絵は、西洋の印象派に多大なる影響を与えた絵画史からは切っても切れない重要なもの。古くはジャポニズム、現代ではクールジャパンと、海外では今でも絶大な人気を誇ります。なのに国内では、浮世絵はあまり身近なものではない…それが私たちは残念でなりません。
「もっとアートを、生活に取り入れてほしい！」
「もっと浮世絵を、身近に感じてほしい！」
そう思って、このプロジェクトを始めました。
あなたもご自分の家のリビングに、寝室に、玄関に、ジクレー版画で蘇った浮世絵ポスター「UーPoster」/ 浮世絵パネル「UーPanel」を飾ってみませんか？
ジクレー（Giclee）は、「（インクを）スプレーする」という意味のフランス語。ジクレー、ジクレー版画、ジクレー印刷と呼ぶこともあります。ジクレー版画とは、高精細データを用いて高性能インクジェットプリンタで印刷した作品のことです。
ジクレー版画には、大きな特徴が3つあります。
①再現率が非常に高い！
高解像度スキャナーで凹凸感や細部に至るまで立体的な画像として取り込んだ高精細データを用いることで、原画を高品質に、作家の筆のタッチまで印刷物に再現することができます。
使用する大判インクジェットプリンターは、高精細データを細部まで忠実に再現する高画質モデル。エコソルベントインクを使用しており色再現性が高く、微妙な階調表現から被写体の質感や奥行き感まで、精緻に描き出します。
葛飾北斎 富嶽三十六景 山下白雨
②紫外線に強い！
私たちアドバルーンで使用している高画質モデルの大判インクジェットプリンターは、看板やディスプレイを制作するときに使用しているプリンター。外で使うことを想定しているから、紫外線にとても強い！
そして実は、このプリンターは写真やファインアート用のプリンターより高性能！お客様も「こっちの方が綺麗に印刷できる」と言ってくださるぐらいです。
本物は、紫外線や温度や湿度に弱いため、保管方法や飾る場所やお手入れについて日々対策しなければなりません。
でもジクレー版画なら、そんな心配は不要です！大切なアートを美しく、長期にわたり色褪せることなくご覧いただけます。
③手に入れやすい！
高名な作家の手がけた本物は、どれも高額。数千万～数億という価値がつくものもあり、とても個人で購入できるものではありません。
本物が無理なら、レプリカ(複製)を購入するという方法があります。しかし、精密なレプリカほど高額であり、やはり気軽に買えるものではありません。また、手に入れやすい価格になればなるほど、本物との違いが出てくるのではないかと思います。
でも、ジクレー版画なら、限りなく本物に近いものをお求めやすい価格で手に入れることが可能です！当時の擦れや汚れも再現しますので、それすらも楽しむことができるのではないでしょうか。
ジクレー版画はこれら3つの特徴を持ち、その品質の高さ故美術的価値が認められている、れっきとしたアート作品なのです。
今回、私たちがジクレー版画で復元するのは、江戸時代の日本画、浮世絵です。
江戸時代、絵画をはじめとする美術品は一部の裕福な人々だけが楽しむものでした。しかし木版画によって絵の大量生産が可能になり、浮世絵は広く販売されるようになりました。
浮世絵の値段はおよそかけそば一杯分。当世の流行を描き、安価に楽しめる浮世絵は、庶民の娯楽として爆発的に広まったのです。当時、庶民がフルカラーの印刷物を気軽に楽しめたのは、世界中で日本だけだったそうですよ。
歌川広重 東海道五十三次 三条大橋（終点）
その人気は、当時唯一の貿易先だったオランダから海外に広まりました。1867年に行われたパリ万国博覧会では浮世絵が大きな反響を呼び、いわゆる”ジャポニズム”ブームが巻き起こったのです。
ゴッホをはじめとする多くの画家が浮世絵からインスピレーションを受け、収集したりモチーフにしたりしたことで、浮世絵の人気は海外でも不動のものとなり、浮世絵は日本を代表する美術品の一つとして評価されるようになりました。
残念なのは、国内では安価な娯楽として広まった性質上、現存している浮世絵が少ないこと。先にアートとして人気が出たのは海外だったため、現在、現存する浮世絵の2/3は海外に収蔵されています。日本画なのに、日本にないものが数多く存在するのです。
葛飾北斎 富嶽三十六景 神奈川沖浪裏
2024年度からの新千円札のデザインに採用されている
そんななか、世界中で歴史的名作のデジタル・アーカイブ化の流れが進んでいます。名だたる美術館からこぞって高精細データが公開されており、私たちはその中に浮世絵の高精細データがあるのを発見しました。
「この浮世絵のデータを活用すれば、アート作品としてのジクレー版画を、もっと多くの人に伝えられるのでは？」
そう考えた私たちは、【ジクレー版画で浮世絵をよみがえらせるプロジェクト】を立ち上げることにしたのです。
社長の高橋は、静岡県出身。31年前に脱サラして一人で始めた広告代理店が、有限会社アドバルーンです。
新しいモノ好きな群馬県とウマが合う
「もともとは、大手レコード針メーカーの営業をやっていたんです」
東京支店から群馬支店へ、転勤で移り住んだ群馬県。驚いたのは、群馬の県民性ともいえるかもしれない、そのビジネスのやり方でした。
東京でも埼玉でも、お店にサービスの提案をしても「減った分だけ補充してくれればそれでいい」と言われるばかりで、商品を売るための施策が打てない状況だったレコード針のセールスですが、群馬で「10個置いてくれたら1つオマケする」というと、
「じゃあ100個置いたらいくつサービスしてくれるの？」
と聞いてくるではありませんか！しかもその店だけでなく、どの店に行ってもそうだったのです。
ビデオデッキが急速に広まったときも、レンタルビデオ屋が一番多かったのは群馬県なんだとか。レンタルビデオが儲かると聞けばレンタルビデオ屋が、パスタが流行ると聞けばパスタ屋が大流行する土地柄に、「群馬県は商売に貪欲で、新しいモノが好きらしい！」と気付き、それからは業績がどんどん伸びていきました。
実は高橋も、大の新しいモノ好き。そんなところが、群馬県とウマが合ったようです。
突然の独立は願掛けのせい、かもしれない
仙台への転勤の辞令が出たタイミングでお声がけいただき、広告代理店へ転職。課長として働いていた高橋ですが、何をどう間違ったのか、ある日突然会社を辞めないといけない事態に陥ってしまったのです。
しかし、そうなったときに思い出したのは、１年前の出来事でした。
「今年は南西の方角が大吉方らしい」
という友人とともに、群馬からちょうど南西の方角に当たる伊勢神宮まで嘉日を選んでお参りに行き、
「独立できますように…」
と願掛けをしたのを思い出したのです。
思っていたタイミングとは違うけど、こうなったからには頑張るしかない！
知り合いのデザイン会社に頼み込み、机ひとつと電話を置かせてもらうところから始めたのがこの会社、有限会社アドバルーンです。
新しいモノ好きが高じて特色に！
当初は斡旋のみを行っていましたが、それだけではだめだと社内でデザインもできるようにデザイン室を作り、印刷も自社で行いたい、と必要な設備を導入していきました。
新しいモノ好きの高橋、「群馬県ではまだどこも導入していません」と聞いて導入したはいいものの、使い物にならなかったものもたくさん…。
しかし、そうして設備を充実させた結果、ポスターやチラシはもちろん、看板や変形パネル、立体パンフレット他、なんでも出力できるようになったのです！それが今やアドバルーンの特色であり、強みとなっています。
そして近年では、空撮や動画制作、電子書籍の作成など、さまざまな新しい事業にもチャレンジしています。そして今回、私たちがチャレンジするのが【ジクレー版画で浮世絵をよみがえらせるプロジェクト】。
ジクレー版画による浮世絵の製品化にチャレンジすること、そしてジクレー版画のホームページ作成資金をクラウドファンディングで調達すること、どちらも初めての試みです。
皆さんからお預かりした資金はすべて、大切に使わせていただきます。
資金はすべて、
■ゴール設定：30万円
…ジクレー版画のホームページ作成費用 30万円
に使わせていただく予定です。
多数のご支援をいただき、30万円分が集まった際には、ネクストゴールとして
■ネクストゴール設定：約50万円
…ジクレー版画の広告宣伝費用 約20万円
とさせていただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。
※ご支援いただいた資金のうち、17%はCAMPFIRE手数料として納入いたします
ジクレー版画で蘇った浮世絵ポスター「UーPoster」/ 浮世絵パネル「UーPanel」をぜひ手に取っていただき、その再現性をご覧いただきたいと思っています。
今回ご用意した浮世絵は、江戸時代後期に活躍した画家、歌川広重の東海道五十三次と、葛飾北斎の富嶽三十六景です。さまざまな当時の風景や生活を切り取った絵画を、同時の風合いそのままにお届けします。
あなたなら、どの浮世絵を、どこにどんな風に飾りますか？
家にポスターを張る場所はないけれど、「浮世絵を現代によみがえらせる活動を応援したい！」というお気持ちをいただける方、ありがとうございます！本当に嬉しいです。
ささやかなお礼として、浮世絵ステッカーと縁結びポップカードをご用意しました。 お好きな方をお選びくださいませ。どちらもご自身で絵柄をお選びいただけます。お茶漬けの付録の浮世絵カードを集めたときのように、これぞと思うモノをコレクションしていただければ幸いです。
弊社開発商品、縁結びポップカード
上記以外のリターンおよびリターン詳細については、リターン一覧をご覧ください。
浮世絵ポスター「UーPoster」/ 浮世絵パネル「UーPanel」は、どちらも原寸大を忠実に再現した製品となっております。
以下のパブリック・ドメインのデジタルコレクションの画像を使用しております。
・東海道五十三次
ニューヨーク公共図書館
https://digitalcollections.nypl.org/collections/tokaido-gojusan-tsugi-no-uchi#/?tab=about
・富嶽三十六景
メトロポリタン美術館
https://www.metmuseum.org/art/collection/search/57007?ft=hokusai+Fugaku+sanj%c5%abrokkei&offset=40&rpp=40&pos=67
パネルになっておりますので、そのまま飾っていただくもよし、スタンドに立てかけたり、金具などを付けて、壁に掛けて飾っていただくこともできます（金具は製品に含まれません）。
ポスターとして押しピンなどで壁に貼り付けたり、お手持ちの額縁に入れてアートとして飾っていただくこともできます！（額縁は製品に含まれません）
6月29日 クラウドファンディング終了
8月1日～ 準備でき次第送付開始
例えば、ミュージシャンならコンサートの生演奏。コンサートを聴きに来る人は住んでいる場所や料金の関係で限られてしまうけれど、それを録音録画してCDやDVDとして販売することで、多くの人に届きます。
画家の場合も同様に、元となる絵は1枚だけど、複製して販売することで多くの人に観ていただくことができます。コンサートに当たるのが原画、録音録画に当たるのがデータ化、そしてCDやDVDに当たるのが、ジクレー版画なのです。
高精細データと高画質モデルの大判インクジェットプリンターによるジクレー版画は、ハイクオリティな印刷で当時の品質をそのままに再現した、れっきとしたアート作品です。その細かな描写を見るたびに、当時の風景や生活が思い起こされること間違いありません。
和室はもちろんのこと、温かみのある洋間にも、無機質なコンクリートにも不思議と似合う浮世絵。本物に限りなく近い、ジクレー版画で蘇った浮世絵ポスター「UーPoster」/ 浮世絵パネル「UーPanel」をぜひご自宅に飾っていただき、浮世絵を身近に感じてください。
私たち有限会社アドバルーンは、このジクレー版画で蘇った浮世絵ポスター「UーPoster」/ 浮世絵パネル「UーPanel」を国内外のより多くの方に広めたい！と思っております。私たちの想いにご賛同いただける方、皆様の力が頼りです。一人でも多くの方よりあたたかいご支援をいただけますよう、皆様、どうぞよろしくお願いします。
＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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