6月23日(日)20%(200万円)達成!

先週はご支援頂けるペースが落ち込み、心配しておりましたが、
土日は多くの方々がご支援頂き、今日はついに20%(200万円)を達成しました!

 たくさんの熱い熱意を込めた応援コメントをありがとうございました!
 中古中型バス1台やっと買えるくらいのレベルではありますが、まだまだ資金が必要です。

 募集〆切まであと4日となりました。(6月30日(金)まで) 
引き続き応援頂けると嬉しいです。 宜しくお願いします!


新リターン!追加しました!

坂入1ルートで経由する「加藤牧場」にもリターンのご協力を頂きました。
埼玉県日高市の加藤牧場から本物の味をお楽しみください!
詳しくは「リターン」からご確認ください。


6月11日(日)10%(100万円)達成!

皆様のご支援・応援をありがとうございました!
引き続き応援をよろしくお願いします!


はじめに・ご挨拶

プロジェクトページをご覧頂きありがとうございます。
はじめまして。
かわせみ交通株式会社の代表取締役
松山建也(まつやま たけや)
と申します。

「あらゆる障害(壁)を無くし、公共交通機関の一員として携われるバス会社」として会社設立に向けて、2021年12月から計画を立ておりました。どのような体制を作っていくのか?何が必要なのか?バスを求めている地域はあるかなど、調査・自治体や学校など話合いを進めてまいりました。

私はろう者で全国初のバス運転士になった者です。羽田空港リムジンバスからはじめ、東京から名古屋、大阪、仙台方面へと高速・夜行バスの運転士として。そして、ろう学校や手話サークル・聴覚障害者協会のお客様から観光バスの運転士としてご指名を頂き各地の観光地へお連れしました。
2017年10月から約6年間勤めてまいりました。

このプロジェクトで実現したいこと
①「公用語が手話」のバス会社設立をしていきたい!

飲食業界では「公用語が手話」と掲げているお店が増えています。そのような環境をバス業界にも作っていきたい。考えている路線バスのルートには、ろう学校を経由する計画を入れています。その為、ろう学生や手話が必要なお客様が乗車されると予想されます。接客の面でも必要だと思いますが、それだけではなくバス運行を安全に支える 「運行管理者」や「整備管理者」なども万が一何かあったときに運転士とスムーズな連絡体制が出来る様にしたい。その為には手話教室を開き、社員全員が手話を身に付ける環境を整えたい。 

②身体に障害を持っていても、地域の足を支えていきたい!

運転士とお客様の間にコミュニケーションが必要な面やアナウンスが必要な時に、音声認識器や字幕表示モニター等を設置し、音声から文字へ変換。文字を入力すると音声が出る仕様の他、ワンタッチでアナウンスが流れる(例:「右曲がります。」や「発車します。ご注意ください。」)仕様になったタブレット等をバス車内に設置する。
聞こえる・聞こえない、喋れる・喋れないに関わらず、障害を持っていても一人でバス運転士として活躍出来る環境を整えていきたい!運転士側だけではなく、お客様に対しても必要な情報を提供し、安心してご乗車いただけるようにしていきます。

詳しい運転支援機器についてや、運転士不足解決の取組み、車いすユーザーのバス運転士など
弊社公式サイト内の企業ビジョンに記載しております。
もし良かったら↓のリンク先よりお読みいただけたら幸いです。


企業ビジョン


構想路線バスルートについて

構想路線バスルートの場所とは、埼玉県の西部地域にあります
「坂戸市・鶴ヶ島市・日高市・狭山市・入間市」エリア。
その中で北坂戸駅~坂戸駅~武蔵高萩駅~入間市駅を結ぶ路線バス設立を計画しています。

約30年前までに坂戸駅~武蔵高萩駅~狭山市駅を結ぶ路線バスが走っていました。
国道407号線の道路混雑により定時運行が難しくなり、利用客の減少と運行回数の減回で廃止されたと諸説があります。

現在の様子では、30年前には無かった圏央道の開通、
国道407号線の新線「鶴ヶ島日高バイパスの一部開通」により、渋滞が緩和。そして、
増える商業施設、ホームセンター、県立高等学校の新設、武蔵高萩駅周辺の戸建住宅の増加、高速道路IC周辺の工業・倉庫関連施設の増加。三井アウトレットパーク入間、コストコの設立など。ここまで約30年間は様々な施設が増えましたが、自治体から説明によると、路線バスとして参入して頂ける既存バス会社が無い状況にあります。

※構想路線バスの系統図です。この通りとは限らないのでご了承ください。
※本文中に記載されているベイシア、加藤牧場、ベルク、CAINZは、
株式会社ベイシア社・加藤牧場・株式会社カインズ社・株式会社ベルク社の
登録商標または商標です。これらの商標と当該プロジェクトの製品とは直接関係ありません。


それは全国で社会問題になっている運転士不足問題が主な理由で、参入出来ない状況が続いているからだと思います。しかし、私たちは健常者のみならず障害者と合わせて、地域の足として支えていく。人材確保について自信があります。


そしてなぜこのエリアを選んだ理由とは?私の母校は同じ埼玉県にある大宮ろう学園です。埼玉県にはろう学校が2ヶ所あり、坂戸と大宮にあります。大宮の場合は鉄道のまちと呼ばれており、上下右左へアクセスやバスの面についてもアクセスが良好です。
しかし、坂戸の場合は都心へ向かう鉄道はあるものの、駅の周辺や上下へのアクセスがあまり良くない状況にあります。
また、手話言語条例を制定した市が「日高市を除き坂戸市・鶴ヶ島市・狭山市・入間市」となっており、周辺住民が障害に対する理解が進んでいると感じ、通学や買い物、通院、レジャーなど地域の足となり支えていきたいと決めた経緯となります。


現在計画している構想路線バスについて詳しく説明します。
バス停の名前や位置については、あくまでも仮定です。
バス停設置には設置周辺の住民などに許可が必要となっていますので、必ずこの通りでない事をご了承ください。
計画しているルート案は4本あります。

Googleマップにて詳しい場所を見る事が出来ます。
・ルート案①
坂入1ルート 坂日2ルート
・ルート案②
坂入3ルート
・ルート案③
坂入5ルート
・ルート案④
坂入6ルート

下記の画像について説明します。
・水色ライン「坂入1」は県立高等学校が2ヶ所あり、通学の面を重視したルートとなります。
・オレンジライン「坂日2」は国道407号線の周りに様々なお店があり、買物の面を重視としたルートとなります。また日高団地に住む地域から、バスを走らせて欲しいと要望があり、それに乗り入れる形となっています。
・緑色ライン「高入3」はアンケートの結果で、サイボクや智光山公園へアクセスするバスが欲しいといった要望が多い為、設定したルートとなります。

本格的なルート決定については、様々なご意見を聞いた上で調整していきたいと考えております。
この中で1本のみというのではなく、将来事業拡大で他のルートについて追加していく可能性もあります。

予定しているルートで、他社バスと並行する部分や乗り換えが出来る場所についてです。
例えば入間市駅・武蔵高萩駅からご乗車されたお客様の中で、若葉駅や鶴ヶ島駅へ向かいたい方は、
鶴ヶ島市役所で乗換えて向かって行くなどスムーズなアクセスが出来る様に協力していけたらなと考えています。

所要時間運賃表路線時刻表などは公式サイトより確認する事ができます。


会社ロゴ、バスなどデザインを協力していただいた
デザイナー 岩田 直樹氏

1995年和歌山県生まれ。生まれつき両耳が聞こえない。
和歌山県立和歌山ろう学校卒業後、大学入学をきっかけに茨城県つくば市へ。
2018年、筑波技術大学総合デザイン学科卒業後、会社でデザイナーとして勤務。会社以外でも個人で「ダイナモデザイン 」を立ち上げ、デザイナーとして活動中。 
デジタルの日ロゴやNHK Eテレ番組「#ろうなん」の番組タイトルロゴ、学校の校章など幅広いジャンルのデザインを担当した。 聴覚障害者と聴者(聞こえる人)互いに理解を深めることを目的にした団体『ろうちょ〜会』を運営に関わる。
2022年、和歌山県文化奨励賞を受賞。

会社ロゴ

ロゴについて

埼玉県日高市の市の鳥が「カワセミ」であり、青く美しい羽をモチーフにロゴを作りました。 
羽ばたいているかのような印象的な羽には、多くの人々が出会い交流する道路をイメージし、誰もが利用しやすいという意味を込めて、複数の線を取り入れてデザインしました。

バスデザインについて

こちらについても、あくまでの予定です。
バスのメーカー・年式・表示位置の変更などでイメージ図が変わる事もありますので、ご了承ください。

カワセミの横顔を大きく描き、乗客を安全かつ快適に目的地までお届けするイメージを表現しました。
カワセミは水辺に生息する鳥であり、その美しさや環境の多様性を表現するため、バスの前方には青いグラデーションの菱形の集合体を配置しました。
このデザインは、乗客がカワセミとともに走っているような気分にさせるという演出を意図しています。 


プロジェクトを立ち上げた背景

私はバス運転士の前ではトラックドライバーでした。前職の時はろう者の受入れ経験が無い会社に入社しました。
1人だけ主に東京発関東県内に向けて輸送を担当していました。しかし毎年増える物流増加によりドライバー不足の問題が顕著になっており、会社としても新しい人材を探すのに苦労していました。そこで同じろう者の仲間を増やしたらどうか?と会社に提案し、募集から半年で5人集まる事が出来ました。他の会社だと、無線や携帯電話で通話が出来ないと断られる所が多く、関東各地からここに集まった流れです。集まった5人の仕事に対する姿勢が良く、さらに雇用しようと、約20名のろう者のドライバーへ増やすことが出来ました。

2016年4月の道路交通法改正により、バスやタクシーなどお客様を乗せる仕事に関わるのに必要な第二種自動車免許が、ろう者でも補聴器を付けて音の反応が出来れば取得出来るように条件が緩和されました。それから全国各地で第二種大型自動車免許の取得に成功したと新聞やネットに上がりました。しかし、1年経っても「ろう者」としてバス会社に就職しバス運転士として活躍されている方がいませんでした。免許が取れてもバス運転士になれない状況が続きました。

小さい頃から夢だった人を運ぶ仕事に関わりたい気持ちがあった事や、ろう者として困っている問題の解決を取り組むために、トラックの経験を活かしバス業界へチャレンジしようと、トラックからバスへ転身しました。

それから6年。海外を含め国内のバス会社には様々なバス会社がございますが、「聞こえない人を基準」とした環境整備が整ったバス会社は1つもありません。多くは「聞こえる人の基準」とした環境となっており、私たち当事者にとっては「障害」という理由とした壁があり、中々「ろう者」のバス運転士として活躍されている仲間が増えずにいました。

バス運転士に対する取組みのみならず、バス運行を支える「運行管理者」や「整備管理者」。将来は観光バス部門や旅行会社も立ち上げ、当事者としての視点で、より働きやすく。当事者に合わせた楽しいバスツアーの企画・催行。全国各地で活躍されている現地手話ガイドや様々な商業施設の手話が出来るスタッフとパイプを繋げ、地域活性化に繋げていきたい。そう思い、バス会社の設立をしていきたいと強い気持ちで決めました。


これまでの活動

運輸業界にはろう者が経営者として設立された方の情報や、
ダイバーシティ企業になったバス会社の存在など情報がない為、手探りの状態です。
貸切バスとして新設された企業は多いものの、路線バスとして設立されるのは近年ではまったく無いと言っていい程なので、参考になれる所がありませんでした。

そこで最初は埼玉運輸支局に確認をとり、路線バスを設立する時に認可の条件は何か。
手話通訳者と共に丁寧にアドバイスを頂きました。その後は5ヶ所の自治体の交通課関係者に事業計画について説明、アドバイスも頂きました。中古バス店やバス用品機器メーカー、整備会社などに見積もりについて確認した所、どこにも口を揃えて「路線バスとして新しくスタートするという点で、相談してくるケースは初めてだ。」と返答頂きました。しかし、門前払いされる事は無く、丁寧な説明や応援して頂けることが一番の幸いでした。

バスや会社ロゴのデザインはろう者でデザイナーとして活躍されている岩田直樹さんにご依頼し、ロゴやバスデザインを描いて頂きました。
彼は過去にマイクロバスのデザインを手掛けた経験がありますが、大型路線バスは初めてのチャレンジです。
会社名が「かわせみ交通株式会社」となっており、カワセミをイメージしたデザインをお願いしてまいりました。カワセミを採用した理由は、構想路線バスルートで通過する日高市の市の鳥が「カワセミ」となっており、ふれあい清流文化都市宣言の内容が下記の通りになっています。

・カワセミが飛ぶ清流のまち
・爽やかな緑のまち
・伝統ある文化の香り高いまち
・人にやさしいふれあいに満ちたまち
日高市のふれあい清流文化都市宣言

鮮やかな水色に、人にやさしいバス。乗りたいと思っていただけるイメージでお願いいたしました。
もし路線バスの開業実現が出来たら、多くのお客様が乗って頂けたらなと思います。

 資金の使い道 クラウドファンディング募集は2回分けて6月と8月に募集していく予定です。 1回目の募集目的は、車両購入費・土地費&建物費・機械器具等購入費です。 2回目は一般乗合旅客自動車運送事業の許可が降りる為の残り部分について集めていきます。  一般乗合旅客自動車運送事業の許可条件が下記の通りになっています。 このうち、事業開始当初に要する資金の100%以上の自己資金が常時確保されている事が条件となっています。 この条件に当たる範囲は車両費・土地費&建物費となり、約5000万円以上確保されている必要があります。 クラウドファンディングなどで得た支援金が自己資金となります。  ・車両費(取得価格) 【中古バス購入費・再塗装費・板金費・バス用品機器設置費など含む】 大型路線バス(約80人乗り)6台(うち1台予備車) ¥4200万円  ・土地費&建物費(1年分のリース料) ¥480万円  ・機械器具及び什器備品費(取得価格) 【バス停標識板・バス関連用品・音声認識機器・通信関係・オフィス関係品など含む】 ¥1000万円  ・運転資金(人件費・社会保険等・燃料油脂費・修繕費)(2ヶ月分の費用) 【人件費:役員・運転士・運行管理者・整備管理者・手話通訳者・総務部】 ¥1920万円  【社会保険等】 ¥332万円  【燃料油脂費】 ¥1935万円  【修繕費】 ¥475万円  ・保険料等(1年分の費用) ¥324万円  ・創業費【デザイナー料・管理経費等含) ¥500万円  ・認可が下りるまでの間の運転研修費など:約3000万円(3ヶ月)  ・クラウドファンディング手数料  総計:約1億5000万円

クラウドファンディング募集の他に地域市議員の応援で新しい助成金の可能性を探って頂けている状況です。
また出資頂ける方を探しながら資金調達していく予定です。
もし、目標金額達成に届かない場合は車両数や車両規模を小さくしたり、計画ルートを縮小したりなど小規模からスタートも考えており、バス運行出来る様に努めていきます。


実施スケジュール

下記の通り予定しておりますが、資金調達次第やバスの整備、納品、調査などで進捗が前後変わります。
あらかじめご了承ください。

①7月 土地・建物・バス購入
工事・バスの再塗装など整備1台に約1ヶ月かかる見込み×6台
バス用品機器については半導体不足により注文より6ヶ月かかる見込み

②8月 2回目のクラウドファンディング募集予定

③10月 従業員募集・運転研修開始

④12月頃乗合事業申請(約3ヶ月審査)

⑤来春運行開始目標
※バス停設置予定周辺の許可や道路管理課、他社バスと話し合い等で予定日よりずれ込む可能性もあります。


説明会の動画について

5月27日(金)と29日(月)に弊社説明会を行いました!
29日(月)に録画した内容をYouTubeで確認する事が出来ます!
音声は事情により付けられません。手話表現の為、字幕が付いています。
1時間程ありますので、時間がある時にご覧いただけると嬉しいです。

ー 応援メッセージ ー
NHKニュースキャスター・芝居・手話講演者
那須 英彰氏 

こんにちは!松山建也…名前を見てみると雄大な松の木がそびえ立つ山に会社を建てる。
そして自信を持って、その覚悟を決めたように、バス会社を設立し経営していく事を称えたいです!なんと素晴らしいことでしょう。
実をいうと、私が小さい時は、ろう学校へ通う時にバスに乗っていました。バス運転士が運転しているのを見ると、かっこいいと思っていました。そして憧れもあり、バスが大好きでした!バス運転士から可愛がって頂きました。バスの行先表示器を操作する体験もさせてもらえたり、ドアの開閉スイッチ操作方法などを教えてくれたりした想い出があります。色々と体験できてとても嬉しかったです。バス運転士に憧れていた時期があったんです。
そこで松山さんはろう者として初のバス運転士になりました。
そして次は、「公用語が手話」としてバス会社を設立していくのは、世界的に見ても例がありません。
成功出来るように祈っています。皆さんからもぜひ、熱い応援のほどをよろしくお願いします!


株式会社アイシン YYSystem開発プロジェクトリーダ
主査 中村 正樹氏

少子化・高齢化が進む日本の過疎地域の交通弱者問題は、大きな社会問題と認識しており、ろう者の松山さんが、独自の「感性」と「課題意識」で取り組まれる
かわせみ交通は、新しい交通網として地域の生活に足として欠かせないものになり、また雇用機会の創出や地域活性化へとつながると感じております。

また、松山さんのような温厚で優しいバス運転士であれば、地域の方も安心して交通の足として利用でき、笑顔の溢れる交通機関になるのではと思います。

弊社で開発・運用をしております、リアルタイム音声認識アプリ「YYProbe」も活用いただき、次世代交通を一緒に盛り上げたいと思い、松山さんの活動を応援しております。

 

一般社団法人埼玉県聴覚障害者協会
代表理事 小出 真一郎氏

ろう学校に通う学生から高齢者、障害者など様々の人々にとって、日常生活における交通アクセスに不自由を強いられています。
その地域を中心にルート計画を考えてくださり、大変喜ばしいことです。ぜひみんなで力を合わせて応援しましょう。




亜細亜大学 経営学部 特任准教授
手話通訳士・手話パフォーマー
橋本 一郎氏


今、松山建也くんのやり遂げようとしていることは、ろう児の夢であり、地域の夢であり、私たちの夢でもある!

彼はこれまで日本でろう者初のバスの運転士として、活躍してきました。

法律が改正され、聞こえなくても条件付きで第2種の免許が取得できるようになっても、社会の厚い壁があり、人手不足にもかかわらず、ろう者がバスの運転士としてなかなか採用されることはありませんでした。それでも、彼はこれまでの経験と諦めずに挑戦し続けたことにより、実力が認められ門戸が開きました。その結果、彼の後を継ぐバスの運転士が次々と登場しました。

私は数回にわたり、彼の運転する観光バスに手話通訳として関わってきました。それは、まさに彼の夢でもあり、ろう者の夢でもありました。乗車する多くの方々は、彼の運転に注目します。そのプレッシャーをものともせず、彼はスムーズにハンドルを切っていました。そして、多くのろう者がその運転と観光に新たな楽しみを発見しました。なかでも長年の想いを感じながら乗車していた年配の方々の嬉しい顔、そしてこれからの我が子の将来の姿を具体的に見ることのできたろう児を育てている保護者の希望溢れる笑顔を、私は忘れることができません。

彼の優しく温和な雰囲気から想像をはるかに超える、とてつもなく熱い想いがあります。地元・埼玉県のろう学校を含んだ、地域の足となる路線バスの会社を建てる!と聞いた時は、「なんと!そう来たか!」と感じました。「誰もが誰かの役に立ちたい!」という想いを、彼の得意なバスの運転で、さらに雇用を促進し、最新技術を取り入れた情報保障を展開し、地域にも喜ばれる存在となる!

ろう者の松山建也くんの想いが、まさに私たちの夢を現実のことにしようとしています!是非、「かわせみ」のデザインの路線バスが、街を颯爽と走る姿を見ましょう!乗りましょう!みなさまの応援を、どうぞよろしくお願いいたします!


旅行会社 添乗員(手話が出来る方)
高橋 洋史氏

私は一介の旅行会社に勤める聞こえる者ですが学生のころより30年間手話の活動に携わってまいりました。耳が聞こえないバスの運転士さんである松山建也さんの存在を友人より渡されたチラシをきっかけに知り所属会社様との交渉のすえ、2019年よりあしかけ5年間地域の聴障協・手話サークルのツアーを松山さんに依頼し添乗員としてご一緒させていただきました。

耳が聞こえる聞こえない以前に松山さんのドライバーとしての確かなテクニック・丁寧な接客態度・高いプロ意識・誠実な人柄に、毎回頭が下がる思いです。

その一方で耳が聞こえないことを取りざたされて強いられた制約等、ご苦労があったことは想像にたえません。

今回松山さんが独立され新しいバス会社を起こされると聞き、彼なら強い意志とひたむきな努力をもってきっとやり遂げるであろうと思いおよび、応援しております。

今は新会社設立のご準備でお忙しいと思いますが、必ずや成功され近い将来また一緒にツアーに出られる日を心待ちにしております。


リターンのご紹介

3000円から様々なコースを設けました。

●岩田直樹氏がデザインされたオリジナルのマグカップ・フェイスタオル・ハンドタオル。
 これから暑い日が続く季節にもってこいのひんやりしたイメージの青色系タオルです。

●デザイナーのカトウシンヤ氏にリターンのご協力を頂きました。
 〇缶バッジワークショップ・体験。
 〇障害者支援施設にて過ごす方や個人の方からのアート作品をバスの形に切り抜いた限定マグカップ・ボトル。
 ※マグカップ・ボトルはリターン一件につき一個です、柄はランダムです。
 ※アートボトルのリターン枠の内容に説明文の誤りがございました。大変申し訳ございません。
  誤「限定のアートマグカップ」→正「限定のアートボトル」
 〇自分だけのオリジナルのキャラクターを制作いただけるジブンキャラ。

●計画ルートで経由する日高市にある株式会社サイボクにもリターンのご協力を頂きました。
 埼玉ならではの農産物です。ぜひ応援をよろしくお願いします。

●坂入1ルートで経由する「加藤牧場」にもリターンのご協力を頂きました。
 埼玉県日高市の加藤牧場から本物の味をお楽しみください! 

詳しくは、「リターン」からご確認ください。

最後に

宜しければ、アンケート投票もご協力頂けると幸いです。
主に坂戸市・鶴ヶ島市・日高市・狭山市・入間市や周辺地域にお住まいの方、通学・通勤・通院・買物・レジャーなど計画しているルートにご利用の可能性がある方はご協力をお願いいたします。
また、時刻表・ルート・バス停位置などご意見やご質問も受け付けています。

アンケートは4月末から始め、現在では約300名の回答を頂いています。回答のご協力をありがとうございました。
まだまだアンケートを集めていく必要がありますので、ご協力頂けると助かります!

路線バス設立には多くの資金やアンケートが必要となっております。皆様の応援で実現が出来れば、
国内のみならず世界まで多くの方がハッピーとなります。なにとぞ、応援お願いいたします!


公式サイト
https://www.kawasemikotsu.com/
アンケート
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScyaaYD3ysRiZR4CGfw996YqVX2dNbzQ7OQne9kqQtT6gJuHw/viewform


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/07/03 19:48

    プロジェクトオーナーの松山 建也です。 6月30日を持ちまして、募集終了いたしました。この度は、たくさんのご支援や情報シェアのご協力を頂き誠にありがとうございました!クラウドファンディングは今回で終了ではなく、次回も募集を行う予定でいます。魅力的なリターン内容のご用意や宣伝力を上げ、より多くの...

  • 2023/06/26 17:33

    プロジェクトオーナーの松山 建也です。 先週はご支援頂けるペースが落ち込み、心配しておりましたが、土日は多くの方々がご支援頂き、今日はついに20%(200万円)を達成しました!たくさんの熱い熱意を込めた応援コメントやご支援をありがとうございました!中古中型バス1台やっと買えるくらいのレベルでは...

  • 2023/06/21 15:28

    プロジェクトオーナーの松山 建也です。いつもTwitter・facebook・Instagramで情報シェアやいいね!などご協力や応援、ご支援をありがとうございました!おかげさまで今日、これまでの支援者数が100人突破しました事を報告させていただきます。そして、目標金額の15%(150万円)が...

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