「近代養蜂発祥の地」岐阜県東濃地方の良質な蜂蜜で品質を損なわない非加熱の粉末蜂蜜を商品化して、地域の養蜂業の活性化に向けた一助としたいです。とにかく美味しくて、健康志向の新甘味料です。豊かな自然と養蜂業の伝統に新技術を活用した新しい地域貢献の挑戦に支援をお願いします！！

【「東濃のはちみつ」のおいしさそのままに粉末化】

皆様から支援していただいた資金で東濃地方の素晴らしい天然資源の「東濃のはちみつ」の風味、甘さ、酵素をできるだけ損なわない商品化を進めます。「東濃のはちみつ」は50年以上前に養蜂をやっていた父の記録をもとに私が8年前から生産をはじめたこの地域の天然蜂蜜です。多くの養蜂家の方々にご指導いただき味、品質等自信を持って供給できるまでになりました。この「東濃のはちみつ」を使った粉末蜂蜜の商品づくりには二つの技術的な課題があります。一つ目は酵素が分解しないような温度帯でどのように水分を取り除くのか？もう一つは蜂蜜から水分を取り除くと主にフルクトースという砂糖とは異なる糖分が残りますが、このフルクトースは空気中の湿気を吸収しやすくすぐに吸湿して固まってしまいます。従って保存性が極めて悪い食品となってしまいます。

これまでの開発で原理原則としてこの二つの問題を解決できそうな目処がついてきました。当社がどのように解決したのかは現時点では機密保持の観点から詳細はお伝えできませんが、概ね原材料や製造条件の調整で商品化できそうなところまで来ています。

皆様からの支援を基にこれからの開発（レシピの調製や加工条件の設定）に必要な材料費、外注加工費、試作機の費用を捻出します。そして商品が完成した際の内外の試験費（酵素活性、賞味期限、糖度測定等）に充当してまずは「モノ」として粉末蜂蜜が供給できる体制をつくるところまでが今回の目標となります。

はじめまして。東濃発電株式会社の代表取締役　加藤　徹と申します。

当社は私の地元岐阜県土岐市にて2012年に太陽光発電による売電事業を行なう個人事業「東濃発電」としてスタートし2015年に法人化しました。「東濃」というのは岐阜県美濃地方の東部を指す地域の名称です。企業である以上事業としての収益を確保することは大切ですが、地域での電力供給や地域経済の発展に資する存在でありたいと願って起業しました。

当社のもう一つの「下石(おろし）ファーム」ブランドでの養蜂事業は東濃地方を活性化させたいという思いを持ち続けて、「近代養蜂発祥の地」である岐阜県東濃地方の特産品である蜂蜜の生産販売に2016年から取り組んでいます。太陽光発電事業の安定した収益を背景に妥協しない蜂蜜づくりを続け「東濃のはちみつ」や「東濃のはちみつレモン」（ソフトドリンク）などの商品を供給しています。

この数年はコロナ禍により業績は低迷していましたが、概ね事業の復調も見通せてきましたのでこのたび養蜂業を主体とする農業法人「下石ファーム株式会社」の設立に向けて準備を始めることとしました。本プロジェクトは世の中に無い「非加熱の蜂蜜粉末」を商品化することで蜂蜜の用途拡大や新会社として他社との差別化を図ること、それによって地域の活性化やワクワクする雇用の創出を狙っています。新しい地域貢献への挑戦にご支援をお願いします。

【豊かな自然とおおらかな人に恵まれた陶磁器の街、岐阜県土岐市】

このプロジェクトを行う岐阜県土岐市は、中心に土岐川が流れ、緑豊かな山々と広い空に包まれ、古くは安土桃山時代から陶磁器の街、人々が交流する街として栄えてきました。この陶磁器産業は現在でも主要な地場産業として地域経済を支えています。また名古屋から一時間の距離にあり、通勤圏としても豊かな自然が育む優しい空気を体験できる住環境も自慢できるまちです。一方で私が営んでおります養蜂業について、岐阜県は「近代養蜂発祥の地」とされ、土岐市を地理的中心とした東濃地方（美濃地方の東部）は良質なあかしあや冬青（そよご）のはちみつも収穫できます。

そんな素敵なまちの魅力を多くの人に知ってもらい、この街の活性化を世の中に無い新製品開発を通じて日本を元気にするメッセージを発していきたい。それが私のプロジェクトです。

【なぜ粉末蜂蜜なのか】

【蜂蜜を口にしたときの笑顔。蜂蜜を継続して食べることで感じられる健康増進効果。】

これらは蜂蜜が持つ砂糖などの甘味料には無い味覚と蜜蜂がもたらす酵素の効果に他なりません。
国産の非加熱蜂蜜の魅力は素晴らしいものだと思います。日本は四季に様々な花が咲き、そこに日本人ならではの丁寧で細やかな手入れを加えた花ごとの蜂蜜の収穫は日本が誇れる農業技術であり、素晴らしい食文化です。
そして、この天然蜂蜜の味覚と酵素活性を損なわずに従来の砂糖と同じような粉末の商品ができれば、蜂蜜を使用できる用途がさらに広がり、蜂蜜の魅力がより多くの人々に伝えられると考えました。現に当社では砂糖を使わないで蜂蜜を使って岐阜県東濃地方の銘菓「栗きんとん」生産、販売していますが蜂蜜の持つ水分のために品質が安定せず砂糖の代用品とすることに苦慮しています。
私は他社に先駆けて国産の非加熱蜂蜜をそのまま粉末製品にして、商品として世の中に供給できるようにすることでより多くの方に蜂蜜の魅力も知ってもらいたい！そして地域貢献につなげたい！それで、みんなの笑顔と健康が増えるならやるしかない！と思い、このプロジェクトの立ち上げを決意しました。