はじめまして。

コズミックライフ研究所の直井と申します。

もう還暦を過ぎていますがまだ現役で働いています。海外こそ渡り歩いていたのですが、会社に使われる一介のサラリーマンです。長い間海外に住んでいると、日本で暮らすことは窮屈であることに気づきました。しかしながら海外に出ないとわからないことにたくさん気づかされました。最も重要な発見は日本人は外国語会話力の習得と外国人のマインドを知ることで、より自由になれるのではないかということです。

これまで、グローバルサクセスを目指す方法論をまとめようとして個人で活動してきたのですが、プロジェクトという方法に出会い、支援を得て、一機に会社を作り、グローバルサクセスを研究テーマにして、賛同いただける方、興味を持たれる方、サラリーマンで今より少しでも自由な生活がしたい方のために活動しようと考えました。ここにそのコンセプトをまとめてみました。

私が作りたいのは、独立して自己実現もばっちりの方々が、もっと素晴らしい夢の実現を叶えるための塾ではありません。現状の労働環境に矛盾を感じながらも解決策が見いだせず、上司、同僚、家族も含めて周囲相談相手もなく、疲れ切ったサラリーマンを対象としています。

社畜、ブラック企業という言葉で代表されるように、給与所得者、いわゆるサラリーマンの環境は非常に厳しくつらいものがあります。朝5時起きで夜9時から10時まで働き、くたくたで帰宅。休日もあるかないかわからない状況で自主的な残業休出を強いられている人も稀ではありません。もちろん、そのような会社だけではありませんが、私の経験から言える限りでは、現状に満足している人に出会うことは少なかったといえます。

そこそこ現状満足という人たちは多いのですが、そういう彼らは現状をしぶしぶ受け入れ、環境の改善は諦めて忍耐する事を続けてきている人たちも含まれます。生活を支えるための仕事によって、生活が圧迫される、犠牲となっているという本末転倒状態が、家庭内の歪を生み、家庭不和からさまざまなネガティブな社会現象を生み出している元凶なのではないかと考えるようになりました。

大手広告会社の過剰労働問題に端を発し、国としても改革に腰を上げているのですが、会社を法規的に縛っても無理があります。政府の改革案はある程度は効果があるかもしれませんが、法は解釈次第で抜け道ができます。そして弱者たる社員は、無言で強制労働を強いられるでしょう。昨今、政府の改革により大企業の利益は上がり、社員に利益が分配されたのかもしれませんが、地方の小企業ではいまだに残業漬け、給料もここ数年塩漬け、プレミアムフライデーなど、どこの国のおとぎ話なのかわからないといった人も少なくないはず。

私の作りたい塾は、そのような苦しみを抱えるサラリーマンの自立を目標としています。

使う側、使われる側のマインドセットを変えなければ何も変わらないのです。武力革命や法律では絶対に変えられません。「北風と太陽」のごとくなのです。少なくともこの塾で、使われる側のマインドセットを変えていきたい。そして適うのであれば使う側のマインドも。 

20年ぐらい前に出された、人間を幸福にしない日本というシステム(カレル ヴァン・ウォルフレン)という本があります。この著作にも片鱗が見えるのですが、世界から見ると日本人はかなり特殊で、個人より組織を大事にし、滅私奉公を好み(強いられることに不満を抱かず)、抑制された1生を送り、それを美徳として生涯を終える人が多いのです。

一方、欧米では、大事にすべきはやはりなんといっても個人。そして家族です。その上でそれらを支えるための仕事があり、自己実現があります。順番はこうでなければいけないと思うし、ここでは長くなるので省略しますが、大切にすべき順番を正しく整えることができれば、不登校、いじめ、出生率低下、自殺なども減るのではないかと考えます。

もちろん、私自身、日本人なので、以上を顧みながら日本人の良い点ももちろんわかります。短期的な目標達成のために、自我を抑制して、組織のパワーをブーストして目標を達成するという能力は日本人にはかなり質の高いものがあります。ドラマ「下町ロケット」や「陸王」にみられる自主的な団結精神ですね。私はこれは日本人の素晴らしい特性だと思います。

一方、海外では、なかなか社員の統制が取れず、ルールで縛っても生産性を上げるのは大変です。あの優秀と評価されるドイツでさえも、怠業率(sabotage rate)管理という人事管理項目があるのです。要は一年間の内、さぼっても良い日数という管理項目なのです。ふつう日本では考えられません。日本ではゼロでしょう。それどころか、サボりはタブーだし、休まず働くことが美徳とされているので、「休んでよい有給休暇」を消化しきる人はなかなかいません。また余った有給休暇日数を会社は一般的に買い取りもしないのです。逆に建設的な面はどうかというと、日本では有給休暇を研修に費やして自己負担で資格を取り、より高い収入の会社に転職するというような人たちもほとんどいません。海外にはそのような積極的な人たちもいます。

海外には、サボる人たちはそこそこの生活をし、短期自己犠牲で能力アップを図り、収入のステップアップを図る人たちが共存しています。海外と日本を比較するといろいろな差異がわかります。良い点は見習うべきだし、悪いところは反省し、より幸福に近づける為の改革をすべきでしょう。

何故、私がこんなことを言うかというと、今はもう還暦を過ぎているのですが、38才の時に、その時働いていた会社から海外赴任を命じられ、英語もできないまま、海外生活を強いられ、長い間、海外を転々として、日本という国を外から見る事が出来たからです。海外生活15年、日本に居て出張ベースで海外に出ていた期間合わせれば、合計20年ぐらいは海外で暮らしていたことになります。

私は会社というものは、社員を幸福にしながら、会社全体の生産性を上げ、社会に貢献できる製品を作り出すことは本来可能だと思うのです。しかしながら、現状は多くの会社が社員の犠牲の上に成り立っているように見えます。

反省すべきことと長所のバランスを取ればよいのです。

共鳴いただける人たちであれば、対象者はサラリーマンとは限りません。ただ自分の体験上、サラリーマンの苦しみが良く理解できるので、代表的に対象者を一般サラリーマンと考えたまでです。

開塾前に一言添えておきます。私自身、今まで順風満帆で歩んできたわけではありません、むしろその逆です。一度は、海外に居ながら本社とうまく折り合いがつかず、全財産を失い自力で帰国したというような危機的状況に陥ったこともあります。這い上がったからこそ、今、こうして悩める人の相談役になっていると言えます。それ故、私は組織との関係性をうまく維持しつつ自己実現を果たす上で陥りやすい問題点回避の方法、英語の不得意な人が仕事で使う会話力を効率的に習得する方法などがまとめられるようになりました。

ではどのような塾になるのでしょうか。次のように考えています。

1.組織名

コズミックライフ研究所

合同会社にしようと考えています。名前の由来は、自由に活動する範囲をグローバル(世界)から推し進めて、コスモス(宇宙)へ広げようと考えました。そしてまず意識から宇宙規模の生活を始めるという意味で、「コズミックライフ」です。そしてその方法を研究するので、研究所です。

2.設立目標時期

2018年4月初旬

さて間に合うかどうかは私の努力と資金の集まり次第ですね。まず登記だけして、走りながら作り上げていくことになるかもしれません。

3.組織の活動内容

当面のジャンルは出版です。私自身が塾長(偉そうですみません)となり、塾生に配るテキストです。テキスト代と受講費で組織を運営しようと考えています。

いま考えているのは、次のような内容です。著作名はあくまで仮称です

① グローバルサクセスのための英語習得法

日本を外から見る体験のために、是非とも必要なスキルです。それまで英語劣等生で、38歳で初めて海外赴任を機に、外人との仕事の場で話せるようになった私自身のノウハウをまとめます。

② サラリーマンの自立のためマインドセット

自立=脱サラという意味ではありません。はじめから脱サラを目指すわけではなく、会社員として、楽しい仕事の毎日を送り、正しく能力を評価されながら、会社との共存を図るための方法論が正しいマインドセットです。その延長に、自然な形での円満卒業(より良い会社への転職か独立)もありうるでしょう。また、評価が上がって、経営陣の立場になったら、今度は真の意味でやる気のある社員を牽引し、新しい経営陣に加えて分社化し、その社長に据えるなり、良かれと思えば、独立の手助けもできるようになります。人を使う側の改革となります。

ブラック企業との付き合い方というようなテーマも重要です。

③ 健康維持に効果のある民間療法をまとめる

やはり健康でなければ、仕事はできません。下にまとめている研究テーマのひとつでもありますが、正しい健康法をまとめたいと考えています。重篤な疾患の場合、体の組織を犠牲にしても命を守ること、症状に合わせて薬で対処する対症療法を基本とする西洋医学は、確かに優れた方法論であり、それ自体進化してほしいものです。しかし、一方で、病気の予防や健康の維持に王道はありません。この世には、世間に知られていないけれど素晴らしい効果のある民間療法もたくさんあります。また一般に知られると、製薬会社等が不利益を被るために、表に出ない構造の中に埋もれている治療法もあるのです。私自身、実際にそれらの効果を目の当たりにして驚愕したこともあります。そのような治療法を発掘し、信頼できる仲間(塾生など)に限定し、情報提供したいと考えています。口コミで必要な人たちの間で広まるには問題ないはずなので、優れた民間薬や治療法などを集めていき、会員だけに広めたい。

④ 自分なりの哲学を持つことの勧め

上記の健康法は、フィジカル面の健康法でした。哲学はメンタル面の健康法とも言えます。また問題解決法でもあります。

 人はいろいろな困難に直面した時に「正しい選択は?解は何か?」で悩みます。ウィリアムジェイムズのいうように、「その人にとってそれが有効ならば、宗教もひとつの有効な方法論」ということを否定はしません。それが自分で理解して納得したものであるならば。私自身、宗教には何も意見する資格も知見もないので、あくまで中立な立場を取ります。

私は自己実現に用いる思惟方法としての王道は「哲学」だと考えています。自然科学は自然哲学に含まれるはずなので、自然科学も含めて広義の哲学という意味で。とはいえ何も歴代の哲学者の偉業を学べというわけではなく、自分なりにしっくりくる哲学を持ってほしい、何か問題に直面したら、我を忘れることなく、誰かにすがるわけでもなく自分の力で解決しる思惟法を確立した方が良いということです。

また哲学は世界の共通語でもあります。仕事の場で接触する外国人との潤滑剤になることは間違いありません。

 

 ⑤ 難問といわれる研究テーマに取り組む

これは私の趣味でもありますが、専門家の知恵に助けていただいて一度まとめてみたかったものです。子供のころからの根源的な疑問について納得できる理解を得たかったのですが、まだ志半ばです。当研究所は、このような難問を研究する場所でもあります。宇宙論の最新系を常に提供されているローレンスクラウス博士の成果は私の最大の関心事でもあります。

これらは一例です。

●宇宙の始まりとは

●宇宙とは何か

●宇宙に意味を問うことはできるのか

●人間の存在とは

●意識とは何か、自己意識の意味

●自然科学的方法論とは何か

●時間とはなにか

研究結果は論文としてまとめます。ネットを介するなどの方法で、興味を持つ人たちに流布します。もちろん全世界に向けてバイリンガルで。この表現を奇異に思わないでほしいのですが、地球人としてフリートークできる仲間を作りたいです。

4.組織体のあり方

初めはクローズドな形の組織で、所長(私)の考え方に共鳴する人たちによって構成される会員制の組織になります。私自身の経験の反省として、仕事に不自由や束縛を感じている人たちが少しでも自由を感じる事を実現させていくマインドセットをつくること。そのマインドセットによって、各自の目指す創造的な生き方を実現できる社会づくりに微力ながら貢献したい、そのような非営利的な組織です。ただしボランティアというわけにはいきませんので、組織運営を維持できる資金現として、その価値と対価を等価交換できるプロダクトは作っていきます。要は活動資金源としての著作等を考えています。

研究や著作、専門家とのコミュニケーションにはやはりコストがかかります。組織の維持費で賄います。

その著作とは、上述しましたが、いかにしてブラック企業のような仕事から脱却して、より良い条件での仕事につくことができるか。そのノウハウのアドバイスなど。上司との付き合い方や、会社からの理不尽な要求への対抗法など具体的な方法論が網羅されます。

運営上のルールが必要ですが、そのルールは、政治、宗教、思想、国家論等による主張はひとまず控え、中立的な立場を取ること。そして、全世界の人たちとコミュニケーションできるネットワークを作ります。ネットでコミュニケーションはもちろんできますが、当研究所のプロダクトによる利益から渡航費をねん出し、相手とのリアルな対面も可能にしたいです。「○○の誰」(○○は、会社、肩書、国、思想・・・・)という前に、○○を外した「私という存在」そのものでコミュニケーションする手法でつながることを前提とします。目指すゴールは「戦いの無い互いに建設的な世界」であり、互いに争わない建設的な生活を構築することをルールとします。

一旦、日本を出ると、人種、思想、宗教の異なる世界に突入します。仕事を中心とした活動の中で、それらのジャンルに偏見なく中立的な立場を取ることは極めて重要です。相手も優れたビジネスマンであるほど、その辺をよくわきまえています。海外での成功はこの互いの違いを敬うことから始まります。

研究所の活動成果は、基本的には、本として出版します。

一方で、コストがかからないのはやはり会報です。できる限り安価に抑えますが、有料になります。会報のような自由な内容は若干検閲が必要になりますが、会報の内容がまとまったら、それも一般的な書籍として出します。

支援者の方々には、当研究所の成果である著作の特別アレンジ版をリターンとして特別価格で提供させていただきます。

最後に、今まで述べてきた「海外で仕事をするとどのようなメリットがあるのか」を具体例で示して終わりにします。

海外で暮らすことによってその後の仕事上の自由度が広がり、またそれが個人としての特権となるのです。

以下は、単なる一例です。もちろん、その対象国だけの特典ですが、参考例として考えてください。かならず、暮らした国独自の特権があり帰国後も有効な特典があるものです。尚、個人情報に関わる個所は、同じカードホルダーへの悪影響や運営組織の機密漏えい防止も考慮してモザイクを掛けました。ご容赦ください。

●国際免許

これはドイツの運転免許です。更新がありません。一度取れば、それを持っているだけで、帰国後、海外に出てレンタカーを借りるときなど、国際免許書は不要です。(裏面の顔写真のページは割愛しました)

 ●医療保険

海外派遣の医療保険は、通常会社負担ですが、人間ドック付、メガネの新調サービス付、出産の入院費用満額負担などの特典があります。私自身、長女はドイツで誕生しましたが、その際の妻の入院費はタダでした。その時お世話になった保険証がこれ。

 

 

 ●香港IDカード

香港市民としての特典は数多く、香港や中国の出入国時の煩わしさはかなり軽減します。世界的な銀行HSBCからの特典も得られます。

●銀行カード類

これは日本のAMEXのプラチナカードですが、その下に3枚ほど海外のカードの参考例を載せましたが、特典と年会費を考えると、海外のプラチナカードの方がかなりサービスは良いように感じました。使う使わないは別として緊急時のキャッシング金額などは、上限が国内プラチナの3倍もの金額のものもあります。

 

 

また海外に銀行口座を持つのは、そこに住んでいれば容易に持つことができ、日本に帰国しても維持できます。外貨預金を続けられるし、各国間の送金も自由。それに、日本と海外の銀行間の個人の信用情報の交換はないので、それ以上は言えませんが、金銭的な自由度が拡大します。(決して悪用しないでください)

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください