一年に一度、一夜しか咲かない「サボテンの花」を描き続けている画家『HATSUYO(初代)』現在、86歳になった『HATSUYO(初代)』の画家としての本格的な活動開始は、70代からでした。
まさに遅咲きの高齢者アーティストなのです。

作品名: サボテンの絶頂 Cactus  climax

ダイナミックに生き生きと描かれたその花は、見ている人々に「元気」や「勇気」など不思議なパワーを与えてくれます!

HATSUYO(内野初代)の人生は、現在、80代後半にさしかかりました。

実は、絵を描き始めたのは、彼女が70代に入ってからの事でした。
70歳を超えてから、絵画に対する執念とも言えるような情熱が湧き上がったのです。 

しかしながら、絵を描き始めた頃の作品は、とても評価して頂けるようなモノでは無く、本当に、普通のおばあちゃんが描いたスケッチという感じでした・・・。
身の回りにあるモノをただ描いただけで、デッサン力も感じられません・・・。

風景画では、「遠近法」も分らず、全く当てずっぽうに描いていたようです。

人物画も苦手で、とりあえず、「花」などの静物画を黙々と描き続けました・・・。

そうしている間に、約10年の月日が流れ、彼女の描く絵は、段々と作品らしい趣を見せ始めました。

そして、絵を描く能力が高まって行くにつれ、次第に、「これから、何を描いていけば良いのか・・・?」という感情が芽生えたのです。

そこで、思いついたのが、夫が一年を通して育てていた『サボテンの花』をテーマにすることでした。
サボテンは、年に一度しか花を咲かせません。

しかもそれは、一夜限りの奇跡の瞬間です。

育て方を間違えると、花は咲かずに枯れてしまいます。
HATSUYO(初代)の亡き夫である ”内野耕治” は、その
一夜限りの奇跡の為に、サボテンの世話を365日怠りませんでした。

そんな亡き夫が大事に育てて咲かせた『サボテンの花』を、彼女が絵のテーマとして選ぶようになった事は必然だったのかもしれません。

そして、80代半ばとなったこの数年で、その才能が「爆発」しました! 

ひとたび、テーマが『サボテンの花』に決まると、次から次へと創作のアイディアが生まれ、絵を描きたいという意欲が、強く湧き上がってきたのです。

作品名: サボテン 未来へ向かう Cactus heads for the future

作品名: サボテン 夜の企み Cactus  Night Plot

作品名: サボテン 我ら共に生きる Cactus  Live Together

作品名: サボテン 月に憧れて Cactus Longing for the Moon

3年前に夫を亡くしてからのこの数年間で、HATSUYO(初代)は、まるで別人になったかの様に、エネルギッシュに『サボテンの花』を描き続けています。

それは、ひょっとすると、残された人生への時間的な焦りが、新しいものを生み出そうとするのかも知れません。
人は、近づく死を利用してより創造的になるのでしょうか。

北斎との類似点

世界的にも知られる画家である「葛飾北斎」は、「70歳までに描いたものは、取るに足らないものだった」と語っています。
あの有名な「富嶽三十六景」を描いたのは、北斎が73歳になった時でした。

北斎は、数々の富嶽図を描き、1834年、北斎が75歳の時に、「富嶽百景」の初編を刊行しました。 

その書物の最後に記す文章である「章跋文(ばつぶん)」には、こういった一節があります。

「私には6歳から物の形を写生する癖があり、数々な絵を発表してきたが、70歳以前に描いたものは、実に取るに足らないものばかりだった。」
「73歳で、鳥獣虫魚の骨格や、草木の何たるかをいくらかは悟ることが出来た。」
「故に、精進し続ければ、更にその奥意を極めて、100歳で、まさに神妙の域を超えられるのではないだろうか。」

この文章を書いた時、北斎は、75歳でした。
75歳になったところで、70歳以前に描いたものは取るに足らないものばかりだったと述べているのです。

『富嶽三十六景』を描き、「いくらか悟ることは出来た。しかし、まだまだ到達すべき先がある」と語り、これからが最高位の絵を描ける時だと認識していたようです。

老年とは、つまりは、人生で最も輝く時代であると思われます。
長寿社会の日本で長く生きるということは、その分、人間としての本来の能力を発揮する期間が長くなるという事。
老いるだけではない、精神的な成長が期待出来る老年こそ、人生で最も輝く時代なのかも知れません。

HATSUYO(初代)は、絵を描く事に、一切ストレスを感じないと話します。
これまでに、一度も、描画の為に努力した感覚はなく、絵を描かずにはいられなくなって描いているだけだそうです。

記憶や体験を、ただの思い出にするのではなく、反芻し、そこに何らかの解釈を施すことによって、様々な作品を生み出しているのかも知れません。

人生の糧を持って、更に、自分の主体性を明らかにしながら、いかにそれを開花させるか。
『サボテンの花』は、彼女にとって、まさにそれを具現化する手段なのでしょう。

作品名: サボテン 明日の主役は Cactus The stars of tomorrow's show will be

HATSUYO(初代)インタビュー動画 1

プロジェクトを始めた理由

街中に埋もれた「輝く才能」を見つけ出して、本人も知らない、認識していないその価値を、多くの方々にお届けしたいと思い、プロジェクトを立ち上げました。

今後も、第二弾三弾として、全国に眠る才能を発見して行きます。

このプロジェクトで実現したいこと

HATSUYO(初代)の才能を、全国各地の方々に知ってもらいたいと思っています。
また、本人に、自身の作品が評価されている事を分ってもらい、今後の創作活動の糧となる喜びを享受してもらえればと願っています。

作品(原画・複製画)やグッズなどを購入して頂く事が、作品と創作活動への最大の評価と賛辞になるでしょう。

HATSUYO(初代)の絵についてのご感想を頂きました

声楽家・歌手 米良 美一さん
米良美一さんからのコメント
「HATSUYO(初代)さんの絵は、色彩が生き生きとしていて、突き抜けている感じです。」
「次元が違います!」
「それはまるで、ゴーギャンのようで、もの凄いパワーを感じます!」
「見ているだけで力が湧いて来て、生きるエネルギーを受け取れますよ!」
「ファッションも可愛らしく、まるでイタリア人のようであり、ひょっとしたら、『もののけ姫』なのかもしれませんね(笑)


そして、その米良美一さんから、ステージ衣装の製作を依頼されました!      
一番気に入ってくださった「サボテンの絶頂」をモチーフに製作した着物風のローブです。

■■ 米良美一 公式オフィシャルサイト ■■

https://lamela.lsv.jp/

■■ 米良美一 公式インスタグラム ■■

https://www.instagram.com/la_melamela/

●● 西の都太宰府音楽祭2023 ●●
 日時:2023年6月25日(日)
 場所:プラムカルコア太宰府
https://nishinomiyako0501.jimdofree.com/


内藤額縁(大牟田店) 店長 内藤富子さん

内藤富子さんからのコメント
「店頭のディスプレイにHATSUYO(初代)さんの絵を飾らせて頂いたところ、ご覧になった多くのお客様から『誰の作品なのか?』など、問い合わせが相次ぎました。」
「噂を聞きつけて絵を見に来られる方々もいらっしゃる程でした。」
「絵をご覧になったほとんどの方々から、『見ていると元気が出る!』『構成が凄い!』などなど様々な感想が出ています。」
私もHATSUYO(初代)さんの絵には惹かれていて、色使いに重みが有り、かなりの時間を費やして描かれているのが良く分ります。
「しかも、下書き無しで描いていらっしゃると聞いて驚きました。」

これからの活動

クラウドファンディング実施中に、画廊で初の個展を開催します。


日時: 6月5日(月)から6月18日(日)までの2週間

【土曜日と日曜日には、HATSUYO(初代)本人が、会場に顔を出します。】

場所: 内藤額縁店 2階ギャラリー
    福岡県大牟田市浄真町53

電話  0944-56-9284 

アクセス:鹿児島本線 大牟田駅から車で4分
駐車場:あり 

営業時間:午前10時から午後5時まで
料金:入場無料です。
 

HATSUYO(初代)インタビュー動画 2

資金の使い道

ギャラリーでの個展開催の費用として使わせて頂きます。
また、額縁・カンバス・絵の具・筆類など、画材の購入を致します。
その他、 CAMPFIRE手数料にも使用されます。

現在、ネクストゴールを70万円に設定して活動を続けています。

リターンについて

原画と複製画(ファブリックパネル・タペストリー・アクリルブロック)、そして、フォトカードセットマグカップを準備しています。


■■ 原画 ■■ 

サイズ: 50号(1167mm x 803mm )
素材 帆布 (油絵 キャンバス) 


■■ 複製画(ファブリックパネル)■■

サイズ: A1(84.1cm × 59.4cm) A2(59.4cm × 42cm) A3(42cm × 29.7cm)
素材:ファブリック(ポリエステル)生地 



■■ 複製画(タペストリー)■■

サイズ: B1(72.8cm × 103cm)
素材:5号帆布 


お部屋が華やぐビッグサイズのタペストリーです。全5タイプの中からお選びください。


■■ 複製画(アクリルブロック)■■

サイズ: 10cm × 14.8cm 
重さ: 約360g
素材:アクリル(厚さ20mm) 

立体的なキューブ型が魅力のアクリルブロック。
ガラスよりも透過度が高いアクリルに描かれた『サボテンの花』は、光の具合で絵の趣が変わります。
厚さが2cmあるので、角度を変えると、正面とは違った見え方が楽しめます。 
ペーパーウェイトとしてもお使い頂けます。

自立するため、インテリアにもおすすめです。 
全5タイプの中からお選びください。 


■■ マグカップ ■■ 

サイズ: 直径8cm × 高さ9.5cm
素材: 陶器  重量:約350g容量: 350ml 

マグカップのデザインは、1種類のみです。
「サボテンの絶頂」「サボテン 夜の企み」「サボテン 我ら共に生きる」を組み合わせています。
飲み口のフチから下まで、全面プリントされています。


■■ フォトカードセット ■■


サイズ: 2L判(12.7cm × 17.8cm )
素材: 光沢紙


最後に

見ているだけで、なぜだか「元気」や「勇気」が湧き上がって来るような不思議な魅力を秘めたHATSUYO(初代)の作品。
人間の心の奥底に有る『氣力』を発信しているのかも知れません。
何かを感じて頂いた方は、この『サボテンの花』を、あなたの空間に飾ってみてはいかがでしょうか?!

HATSUYO(初代)は、これからも益々創造力を高めて、あなたの心の琴線に触れる様な作品を描き続けて行きます!


実施スケジュール

プロジェクト終了後、7月から、順次リターン品をお送りします。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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