🌾はじめに

米づくりの素人が安全なお米作りに挑戦して4年目になります。今年は3町歩9,000坪に近い田んぼに挑戦中です!

農機具は中古で揃え、修理して使っています。手作りしたビニールハウスで育苗、昔ながらの天日干しのハサ掛け、脱穀や籾摺り・精米も自分たちで行っています。種から芽が育っていく様子は感動そのものです。


「自然に生かされているこの実感を何としても子どもたちに伝えていきたい!」

「安全なお米を作る人を増やしたい!」

「誰もがお米を作れることを実証したい!」

「お米作りを通して日本人の精神性を復活させたい!」 


との想いで仲間と共に挑戦しています。

ライオンの隠れ家 副代表 平井 薫



🌾日本の豊かな農地、広大な大地を蘇生させたい!

日本の農業は壊滅的状態です。食糧自給率は低下の一途を辿り、国内の耕作放棄地の面積は2026年には46ヘクタール、東京ドーム98,000個分になると言われています。

しかも、オーガニック栽培は日本の農地全体の0.4%に過ぎません。さらに、農薬不使用、化学肥料不使用、除草剤不使用、種は在来種・固定種(昔から日本にあった種から作る)、無消毒の栽培は0.1%と、空前の灯火です。

この危機的状況から、真っ黒のオセロを全て真っ白にひっくり返すように、日本の大地を蘇生させたいと考えています!



🌾ここに至るまでの経緯

ここに至るまで、生き場を失ったたくさんの人々との出会いがありました。

2015年に自殺防止のNPO活動を立ち上げ、4回のクラウドファンディングで資金を募りながら、古民家を再生し、子ども食堂や一時保護シェルターの運営をしてきました。

生き場を失った8人家族と一年間、一緒に暮らしたことがきっかけとなり、どんな困難があっても生き抜いていける自給自足のコミュニティの必要性を突きつけられます。

古民家再生4軒目となった岐阜県関市肥田瀬(ひだせ)という場所で、オルタナティブスクール・保育園・シェアハウス・コミュニティカフェ・福祉事業を複合的に組み合わせたコミュニティをつくりました。

自分たちで作ったお米は子どもたちのオーガニック給食に。烏骨鶏・ヤギ・合鴨など動物たちと触れ合いながら、賑やかに過ごしています。


🌾日本の危機的状況を新たな好機に転換する!

ロシアがペレストロイカの時代に国が崩壊しなかったのは「ダーチャ」が機能していたからだと言われています。

ダーチャとは「与える(ダヴァーチ)」という意味の「菜園付きの別荘」のことです。

18世紀初頭に、権力者が自分の側近に校外の屋敷を与えたことから始まりました。20世紀の終わりには、ソ連経済の深刻な低迷と都市の食糧不足から、多くの人々が家族を養うために都市を離れ、別荘地で食糧栽培を行いました。

今の日本の危機的な状況は、日本にダーチャを定着させる好機と捉えています。


🌾嬉しい応援メッセージ!

おおしま ゆかこ さん(アーティスト・ボイストレーナー)

ライオンの隠れ家の認可外保育園に息子を通わせています。

保護者として何より嬉しいのがオーガニック給食。代表の杉山さんをはじめ、大人たちが稲作に挑戦する姿に触れながら、1年間、そのお米を有難く頂いています。

大人と一緒にフリースクールの子どもたちも農作業。保育園の子どもたちもお兄ちゃんお姉ちゃんたちと一緒に泥んこに。収穫できた野菜は新鮮なままキッチンへ。コミュニティ内での愛情のこもった調理で、とても美味しい給食になっています。

ライオンの隠れ家の挑戦が今後も継続でき、全国へと広がっていくよう、私も応援しています!


各務 亜紀 さん(ここねx結愛ポート代表・おひさまのおうち副代表)

ライオンさんのお米を初めて食べた時、わぁ、美味しいなぁ、と思いました。

子どもたちから「田んぼにネズミの赤ちゃんがいたよ!わらをいっぱい集めたけど、めちゃ重かったー。お水を入れたら洋服ぬれちゃった!」そんな話を聞いたらもうわくわくしちゃう。

お米を主食として食べる私たち。氣という字はお米が中に入っているし、おひさまのもとですくすく育ったお米とともに生きていくことはとても自然なのでしょうね。

クラファン、応援しています!






🌾資金の使い道

苗代、育苗培土など        :約50万円(1年間)

設備費(育苗用ビニールハウスなど):約12万円

広報料(お米配送料など)     :約3万円

キャンプファイアー手数料     :約15万円(17%+税)


🌾実施スケジュール

6月中旬 田植え

7月下旬 リターン発送

11月初旬  稲刈り

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


🌾リターン


🌾最後に

日本の文化の礎はお米づくりから始まりました。645年に大化の改新で日本の世の中が大きく変わり、天皇を中心とした国づくりが進められました。日本人としてのアイデンティティーでもある大切なお米づくりを子どもたちと共に守り続けたい!是非、お米づくりを継続してゆけるようご支援をお願い致します!

🌾自己紹介

これまで、様々な理由で生き場を失ったかたたちの一時保護シェルターの運営をしてきた経緯から、今の社会に生き場が無いならば、自分たちで何があっても楽しく生きていける生き場を作ろう、ということからコミュニティの運営が始まりました。

自殺防止の活動から始まったので、現代社会で絶望という出口にいる人たちを見てきて「その人たちがそうなってしまった背景にある幼少期の生活環境と食環境というその入口の環境を変えたい!」という思いを叶えるべく、コミュニティ内には学校と保育園が誕生しました。

ライオンの隠れ家では、大人も子どもも、障害のあるなしに関わらす、全員がごちゃ混ぜになって互いの存在から学び合います。

時には、互いの特性の違いに悩んだり、傷付いたりももちろんありますが、それ以上に、社会で生き場を失った青年たちは、子どもたちの姿から生きる勇気や発想のヒントをもらい、子どもたちは大人たちの真剣に向き合う姿から不屈の精神に肌で触れ、安心して甘えられる大人たちに囲まれ、どんな変化にも柔軟に対応する生きる力を育んでいます。

                                             (2022年11月13日撮影)


【ライオンの隠れ家 代表 杉山均】

 1956年名古屋市生まれ。厳格な警察官である父のもと厳しく育てられる 。2003年名古屋市議に立候補、2期目の終わりに河村たかし現市長に対抗して 、市長選に立候補するも落選 。その後、名古屋市の自立支援施設 (玉野川学園)の夜間指導員 、また、進学塾を経営するが 、両親の介護のため塾を畳む 。その後、自殺予防活動に相談員として参画 。2015年、特定非営利活動法人「日本サイコロジスト協会」を立ち上げ、共同代表につく 。同時期に陸上自衛隊守山駐屯地の非常勤隊員として 、各務原航空自衛隊岐阜病院への隊員輸送の仕事に従事。2017年、発達障害を抱えたお母さんと子どもたちをゴミ屋敷となったアパートから保護 。行き場のない高齢者や精神疾患の方 、DV被害を受けていた家族などを保護、支援。里親登録し 、虐待の危険のある子どもなども保護する 。 2020年、一般社団法人SEIMA137を設立し、「ライオンの隠れ家」を運営している。
ワールド極真空手 、新極真空手 、合気道有段者。尊敬する政治家は、チェ・ゲバラと ” 世界一貧しい大統領 ” ムヒカ大統領 。自給自足を目指し 、農薬を使わないお米づくりも行っている。将来は馬耕によるお米づくりを目指す。



【ライオンの隠れ家 副代表 平井 薫 】

長崎県出身。東京ホテルニューオータニ、銀座三越、IT会社勤務の後、1995年から12年間ゲルソン療法をもとにした栄養代謝療法によるヘルスアドバイザー、ホームランドリーアドバイザー、ワークショップインストラクターとして女性の生活情報ネットワークを創る。2008年から10年間、機能性脳科学、エネルギー共振共鳴理論、素粒子物理学などの科学的根拠をベースにした独自の心理カウンセリングを行う。独立し自殺防止のNPOを立ち上げ、現在はNPO法人日本サイコロジスト(心理職)協会(命のコール)代表理事。2019年から、3軒の岐阜の古民家を拠点に、あらゆる社会問題が自ら解きほぐれていく社会を、森羅万象の恵によって創り出す「神羅万象プロジェクト」を立ち上げ100人の仲間に恵まれる。2020年12月、一般社団法人SEIMA137を設立、4軒目の古民家でコミュニティハウス『ライオンの隠れ家』副代表として活動。


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