子どもの創造力を育み、親子それぞれの健やかな時間をつくるきっかけになるmimamori BASEは、横に倒すだけでデスクになる2way仕様の新アイテムです。

ごあいさつ

この度は数あるプロジェクトの中からご覧いただきましてありがとうございます。商品についての紹介をさせていただく前に、商品開発に至るまでの自己紹介を簡単にさせていただきます。デザイナー・イベンターの赤阪純子です。京都市に生まれ育ち、結婚を機に滋賀県大津市で子育てをしている2人の娘のママです。1人目は切迫早産で、誰の助けも借ることのできない環境で出産。2人目の娘のときは、1人目の娘もまだ小さくて面倒を見ないといけない状況で、また切迫早産となり入院を余儀なくされ、1人目の娘と一緒に病院で暮らすことになりましたが、なんとか無事出産。本当に辛かったですが、元気に育つ娘たちの成長を見守るのが一番の幸せです。娘たちにがんばる母の背中を見せたくて、cotomoの屋号で起業。
⚫︎cotomo Webサイト

普段はデザインのお仕事をしながら、年2回の「あるがママfes」を主催。「あるがママfes」は、2020年のコロナ禍に全くのゼロから第1回目を行い、2023年5月26日に第6回目を開催。来場者が毎回1000人程のイベントになりました。イベント運営の資金問題、ボランティアなどの人的リソースの問題、主催側の活動時間の確保など、さまざまな問題に直面しながらママだってやればできる!を実践中。今回のmimamori BASEは町工場さんとコラボして、初の商品開発に挑戦します!⚫︎あるがママfes vol.6 Webサイト



mimamori BASEの6つのイイトコ

mimamori BASEは、ママにとっても子どもにとっても、うれしいところが盛りだくさん♪


イイトコ1【子どもの好奇心を掻き立てる秘密基地】

子どもは(大人も?)狭い所が大好き!大きくなってもついつい入りたくなってしまうアイテムです。自分だけの空間で何して遊ぶ?子どもは遊びの天才だから、普段遊んでいるおもちゃでもきっと新しい発想が生まれます。


イイトコ2【道具いらずで組み立て3分。使わない時は厚さ3cmになり収納も簡単。】

ドライバーも釘も不使用で組み立ては3分。使わない時は分解して厚さ3cmになるから、隙間にスッキリ収納できます。DIYができなくても安心して1人だけで組み立てできるのはうれしいポイント。


イイトコ3【ダンボールより丈夫なMDF使用で、長く使えるから環境にも優しい】

MDFは製品を加工する際に発生する端材や間伐材、廃材といった再利用資源を使って作らられているので丈夫なエコ建材です。MDFを作るためだけに森林伐採を行う必要がなく、SDGsや環境問題にも配慮できるリサイクル性の高い素材です。


イイトコ4【おしゃれで生活感がない】

「リビングに置いて子どもを見守る」というコンセプトでデザイナーが考案したので、こだわりぬいたデザインに仕上がりました。ナチュラルなものが好きなママ、おうち時間を楽しみたいママ、シンプルなものがしっくりくるというママにぴったりのアイテムです。


イイトコ5【横に倒すとデスクにもなり、広いスペースで創作やお勉強などもできる】

横に倒すだけで、BASE(秘密基地)からDESK(作業机、勉強机)に変身するので、幼児から小学校低学年まで長く使えます。通常の机より奥行きが広いから、ものづくりにも重宝!リビングやダイニングテーブルを汚されずに済むのでママもにっこり。



イイトコ6【国産でも丁寧な作りだからコスパがよい】

デザインから設計、制作も日本で行われています。妥協を許さず、何度も試作を繰り返し、安心してお子さんに使ってもらえるように制作しました。ミヤタ株式会社さんの高性能なレーザーで切り出されている為、ささくれもなく、ツルツルの仕上がりなので長く使っていただけます。



mimamori BASEのこだわり

こだわりの点は、なんといっても2wayで長く使えるアイテムなので、コスパがよいというところです。子どもに1人遊びを楽しんでほしい(その間にママの1人時間を確保する作戦も笑)から、おうちの形の秘密基地でごっこ遊びや集中した遊びをしてくれたり、机にすると制作やお勉強もしてもらえます。広々とした上面を使っておもいっきり遊びも学びも集中してくれて、親子それぞれがうれしい時間を過ごせることを願って設計しました。

そして、私自身DIYに苦手意識があるからこそ、楽に組み立てられるところは特にこだわって工夫しました。3分で組み立てられるので、きっとたくさんのママがうれしいと思ってくださるはずです。釘も使わないので、斜めに刺してしまったと慌てることもなく、ドライバーで力いっぱい何箇所もねじを回す必要もありません。凸凹を合わせて組み立てるだけで、おうちの中に子どもの居場所が誕生します。また、使わない時は分解していくつかの板の状態になり厚さが約3cm程ですので、隙間に収納することができます。


mimamori BASEが生まれるまで。

mimamori BASEは、子どもにも親(特にママ)にもうれしい商品を生み出すべく、周りにいるママや、たくさんの方の協力を経て生まれました。 私自身、子どもが3歳~小学生にあがる頃は、子どもの居場所となる基地のような場所を用意してあげたいという想いがありました。しかし、これがいい!と思えるような商品に出会えませんでした。リサーチすると、ダンボールハウスが検索結果にでてくることはありましたが、害虫が苦手な私にとっては選択肢に入らず、ティピーテントはかわいいけれど小ぶりのものが多く、子供が大きくなる過程で長く使えなさそうということで、選択肢から外れました。また、木製の小屋のようなものもあり、とても丈夫そうですが、私にとっては高額で手が出せませんでした。 

当時は、「長く使えて」「親子でうれしく」「創造力や自立心を育む」「エコな」商品があれば…と(贅沢な)思いがあり購入にいたりませんでした。

でも、mimamori BASEは、そんな贅沢な私の思いを実現できる商品になりました。


リターンについて

1.とにかく応援(商品なし) 

2.mimamori BASE本体/クラウドファンディング限定価格 5台限り 

3.mimamori BASE本体/クラウドファンディング特別価格 10台限り 

4.とにかく心から応援(商品なし) 

5.mimamori BASE本体/クラウドファンディング価格 20台限り 

6.mimamori BASE本体/クラウドファンディング価格

7.mimamori BASE本体 + オリジナルイス付き 

8.オリジナルイス単品

9.mimamori BASE本体 + ガーべ付き
※ガーべとは、幼稚園の創始者フレーベルの〝子どもたちが楽しく遊びながら、表現力や認識力、想像力を自然に学べるような教具を〟という願いから生まれた、やわらかな素材で編まれた球体の教育遊具です。


リターンの使い道について

・開発費 23万円

・制作費 60万円

・キャンプファイヤー手数料(17%) 17万円

ーーーーーーーーーーーーーーー合計 100万円


製品情報・仕様

組み立て後のサイズ
縦 760mm × 横 860mm × 奥行570mm

収納時のサイズ
縦 700mm × 横 850mm × 厚30mm

重さ
約8.2kg


応援の声

大切な方々から応援の声をいただきました。心から感謝いたします。




プロダクト誕生までのお話

私は、母親になったことと、起業をしたことで2度世界が広がりました。母親になり大変なことももちろんありますが、子どもの成長は、親にならなければ絶対に感じられない喜びや幸せを与えてくれました。私は、子ども達と出会えたことで人生に彩り感じ、人生をどう生きていくかを考えることができ、その喜びは計り知れません。

実は私は弟を自死で亡くしています。彼は不登校を経験しており、他人とのコミュニケーションが苦手でしたが、社会に出てから、大検を受けたり行政書士を目指したり、一生懸命に生きようとしていました。でも人一倍傷つきやすく、繊細だった彼は自死という道を選んでしまいました。それから10年以上経った今、子どもを育てながら、不登校の長女と重なる部分があります。彼女も繊細で、この世界や教育に疑問を持ちながらも成長しています。私は、精神科医でもないですし、カウンセラーでもないので命を助けることようなことはできないかもしれません。ですが、1人でも多くの世の子ども達の健やかな成長を心から願っています。

私ができる事は、親も、子も、自分らしく生きられる世の中に近づける為、私自身がワクワクする人生を生きることだと確信しています。子ども達が大人っていいなと感じたり、早く働きたいと感じたり、未来に対して希望を持てるような大人の1人でありたいと強く望んでいます。子ども達に夢を持ってほしいなら、まずは大人自身が夢を持つことが大切だと思っています。

失敗して、試行錯誤して、仲間と議論して、それでも進んで夢を叶えていく姿って素敵だと思いませんか?

ママ自身が自分の人生に責任を持って人生をおもしろがる。そんな背中を子ども達に見せることが大人の私たちが唯一できることではないだろうかと思っています。

私はこの商品開発を通して、ママのアイデアが生かされることで、ママ自身の経験は価値があるということをたくさんのママに知ってほしいです。そして、世の中のママがどんなに小さな夢でもいいので、それを叶えるために小さな1歩をまずは踏み出してほしいです。夢は1人で叶えるのではなく、たくさんの方に知ってもらって、協力し合って、みんながみんなの夢を応援し会えるような世の中を目指しています。

私の夢の1つ、「商品開発」を叶える為に、宮田社長をはじめ、たくさんの方のご協力を得て、クラウドファンディングをスタートするところまできました。1人では何もできない事を物事を進める度に、歳を重ねる度に、痛感しています。

最初は、人に頼ってばかりで自分に対して情けないと感じたこともありました。もっと器用にできたらいいのに…とか、もっと文章がうまく書けたらいいのに…とか、もっと計画的にできたらいいのに…とか自分のできていないところに目が行き、少し自己嫌悪に陥った時期もありました。

でも、もし人に頼ることをしなかったら、商品開発ができるのは60歳になった頃かもしれません。(もしくは商品開発自体できないかもしれません)そして、協力してくれる素晴らしい仲間に出会えなかったり、仲間の素敵なところや補い合うことの大切さを深く感じることができなかったかもしれません。

何よりも、私が目指している「親も、子も、自分らしく輝いて生きられる世の中」が遠のいていたと思います。私の挑戦の1歩が、誰かの喜びになり、大人と子どもが楽しく暮らせる世の中にほんの少しでも近づいていることを願ってやみません。

子どもが小さいから…、私には何もないから…と言い訳せずに進んでいくと、数年前には想像もできなかった自分の姿があります。私自身、実際に想像していなかった世界が今は広がっています。(この喜びや幸せを1人でも多くのママに感じてほしい!)

もしおうちで子どもが集中してくれて1人の時間があったらどんなことをしたいですか?読書?お気に入りの紅茶を飲む?家事をさっさと済ませる?お気に入りのドラマを見る?罪悪感を抱かず、大人も子どももそれぞれが創造的でゆったりとした時間を過ごすお手伝いができるとうれしいです。


プロジェクトをやろうと思った理由

母親になった喜びを噛み締めながらも、時に1人になりたい瞬間もあります。子ども達が未就学児の頃、私はほぼワンオペで子育てしてきたように感じています。全てを抱え込んで、自分のことは後回しにして、母親の役割を全うしようと一所懸命に子育てに向き合っていました。当時は専業主婦でしたが、子どもがよく泣いたので、ずっと家にいるのに家事もまともにできず、子どもが夜泣きすると「早く泣き止ませろ」と夫によく言われていました。

私も母親としては1年生。何がよいか分からず、母親なら子どものことをよく分かるだろうという幻想を抱く夫に反論する気力もありませんでした。京都から嫁いできて、友達もおらず、親など頼る人も近くにおらず、車もなく、ほぼ引きこもりの毎日でした。

近くにあるスーパーで買い物をして、いつものレジのおばちゃんとほんの一言、二言の話をすることが唯一の楽しみでした。そんな中、大津市に引っ越すことが決まり、2人目の子どもを身籠りながら荷造りもしました。

大津に住んでからは切迫早産で入院やシロッカー手術も経験しました。入院中は上の子は私が見るしかないと感じており、産院の先生に相談して上の子と一緒に入院しました。その後、無事2人目の子どもも出産しました。

そして上の子が3歳、下の子が7ヶ月の頃、女性起業家に出会う機会(女性起業スクール)がありました。自分の直感を信じ、初めて2人の子どもを一時保育に預けてスクールに通いました。この時、自分で仕事を作り出している女性、好きなことを仕事にして楽しく過ごしている女性に出会いました。漠然と私もそんな人生を生きたいと感じ、それから4年後、起業しました。開業届の職業欄には、デザイナーと今まで経験がなかった「イベンター」の2つを書きました。そして開業届を出して1ヶ月後、仲間の協力を得ながらイベントを無事に企画・開催することができました。

家事・育児をしながらも、妻でも母でもない「私」が夢を持ち叶える。それは大変なこともありますが、なんともいえない達成感と、未来へのワクワクが続いていく予感を感じ、未来が楽しみで仕方がなくなる感覚です。子どもにもこの感覚を味わってほしいですし、子どもの夢も全力で応援したいです。算数ができるに越したことはないかもしれませんし、読書感想文で入賞するのもうれしいですが、子どもが未来に希望を持って日々を笑顔で過ごす姿を親である私は見続けていきたいです。

それには、親自身がワクワク楽しく日々を過ごすこと。そして、子どもの創造力や発想力を伸ばせるように「あそび」や「試してみる」ことを積極的にすることが必要だと思っています。失敗を恐れず、子どもに任せること。そこから、子どもは様々なことを考え、創り出していくものだと信じています。

mimamori BASEが、親にとっては自分の時間をつくる(楽しむ)手助けになり、子どもの創造力を育むきっかけになることを願っています。

そして、親にとっても子どもにとってもうれしい時間が過ごせますように。



これまでの活動

長女は不登校児ですが、私は学校が全てとは思っておらず、学校に行けないのなら、その代わりにどんな学びができるかとよく長女と話しております。なぜ「不登校でもいい」と思えるかというと、やはり自死した弟が胸に残っているからです。弟も長女も家族といえども1人の人間で、心があり、意思があり、個性があります。家族であっても、子どもであっても、強制して何かをさせることはできないですし、そんな気は私にはありません。

美術高校に行きたいと思えば画塾に行き、塾も行き、1日10時間の勉強もしました。(塾に行かせてくれた両親には感謝しかありません)留学したいと思えば、親の反対があってもお金を貯めて行きました。

成し遂げたいことや、叶えたいことがあれば人は進んでいけます。でも、こっちの方が将来に役立つよとか、勉強しないと将来大変だよとか、誰かのものさしでは、人は心の底からがんばれないと思うのです。本当に好きなこと、心底やりたいことを子どもにも持ってほしいと思います。

なぜ学校にいかなければいけないのか、なぜ学校でみんなが同じことをしているのか、長女の疑問に思う気持ちは素敵なことだと思っています。ぜひ長女は長女なりの感性で世の中を生きていってほしいです。そして、学校に行かないなら学校以外での人との出会いがあればと思いますし、親としてできることはしたいと思っています。

イベントの企画・運営や、個人事業主として仕事をする上で、たくさんの出会いがありました。仕事をする姿を側で感じてくれたり、時にアドバイスをくれたり、起業したからこそ、いろんな人との出会いや経験もできていることがありがたいです。私の選択が親子にとって良縁に繋がっていることは、この上なく幸せなことです。

さて、結婚して滋賀県大津市に住んでいる私ですが、よく「大津は何もない」という特に地元の方の言葉をよく聞きました。私はこの町で子育てしていくのにその言葉がひっかかり、「素敵なところはたくさんあるのに…」と感じていました。2019年に起業してからは友人と一緒に「これからのおおつを話しませんか?」というイベントを月1度くらいのペースで開催していました。大津の素敵なところや残念なところ、どんな大津であってほしいかなどを参加者さんと共にディスカッションしていきました。


その頃、大津市にあった百貨店が閉店したり、カフェが撤退したりと、残念なことが続いていました。「これからのおおつを話しませんか?」では、その事柄に対して、他の百貨店に来てほしいとか、このお店がきてほしいとか、人任せな発言が多かったのですが、それなら自分たちで素敵な人を呼んだり、素敵な空間を作りましょうということで「あるがママfes」というイベントを開催することになりました。

あるがママfesは、ママを中心に企画・運営・参加をして、「やればできる」を表現するイベントです。キラリと光る作品を作っている作家さんや、子どもの心と体のことを考えたインストラクターさん、ダンスなどの自己表現、制作のコーナーなど、50近くのブースが一堂に会する親子で楽しむお祭りです。あるがママfesの来場者がいずれ出店者になり、その子どもがいつの日か出店者をなりたいと思ってもらえるようなイベント運営を目指しています。様々な大人と関わることで、心が温まり、一緒に地元を盛り上げていきたいと思ってもらえるようなイベントを心がけています。

あるがママfesでは、「キッズお仕事体験」という、いつも満席になる企画もあります。子どもたちが接客をしたりカートを押して売り歩きをしたり、実際にお金を触ったりして、親御さんと離れてお仕事をしてもらう体験です。2023年のあるがママfes vol.6では、「特産品企画部」として、にんじんを掘って、カフェオーナーさんとお菓子を作って、パッケージデザインも発案して、販売もするというお仕事体験プラスアルファの企画も開催しました。普段できない経験ができたと、親御さんからはご好評をいただきました。

これからも、大人が背中を見せることで、子どもたちの「生きる力」を育む企画を進めていきます。



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

<ご注意>
この商品は、開発中の為、仕様が変わる場合がございます。あらかじめご了承ください。

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