当サロンの特徴は、①健康・福祉・医療に精通する国家資格の作業療法士が施術 ②子育て中のママが施術！育児相談・キャリア相談ができる  です。サロンを知っていただくための広告資金と、骨盤ケアの啓発活動資金をご支援いただきたいと思いプロジェクトを立ち上げました！

※2023/7/1追記【目標金額達成のお礼】

皆様のおかげで目標の20万円を達成することができました！ありがとうございます。ご支援いただいた資金は大切に使わせていただきます。

クラウドファンディング終了までまだお時間がありますので、今後はネクストゴールにチャレンジさせていただきます。

ネクストゴールは30万円です！

せっかくいただいたこの機会に、最後まで走っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします！

はじめまして、佐々木千恵美 と申します。

数あるプロジェクトの中からご覧いただき

ありがとうございます。

「ママが自分と向き合う時間を持てる場所をつくりたい！」 という想いを胸に、都内での生活を離れ、地元埼玉県熊谷市に移住し、託児付き骨盤ケアサロンの開設準備をしています。

私自身、 2人の息子の妊娠・出産を機に、働き方も変わったし、タスクの多い育児の中で、 自分の感情に蓋をしてきたことがたくさんあります。

働き方や生き方の変化に悩み、苦しい時期もありました。

そんな中、託児付きの骨盤ケアサロンに出逢い、身体を整えたことがきっかけで疲れにくくなったのを実感し、また、サロンのスタッフさんと話すことで、自分の可能性やワクワクすることに気づきました。身体のケアをしながらスタッフさんと会話することで、たくさんの子育てや生き方に対する「思い込み」にも気づきました。

この経験を一人でも多くのママに伝えようと思い、 「毎日頑張るママが、身体に向き合い、心に向き合う」ことで、「家族や子どもとの向き合い方が変わり、自身の心も整う」。

そんな場をつくりたいと思っています。

ここで、私をつくる3つのストーリーである、

①作業療法士を志したキッカケ
②病院を退職して、地域のＮＰＯへ。働き方に悩み、誰かのために生きていた時期
③離婚とサロン開設を決意した日

についてお話をさせてください。

私の人生のキーワードとして大切にしているのは「応援」です。

その気持ちに気づいたのは、小学5年になったある日のことでした。父から「ちょっと買い物のボランティアに行ってくれ」と声をかけられました。その際、脳性麻痺で首から下が動かないカメラマンのTさんと出会いました。 Tさんは、身体が動かなくても、口でシャッターが切れるように工夫し、企業のポスターのお仕事や写真集を出されている有名な方です。

私はそれまで、道徳の教科書くらいでしか障がい者のことを知らなかったこともあり、「障がい者は優しく、遠慮しがちな人」というイメージを持っていました。

でも、Tさんは、「お酒が飲みたい」「あそこに行きたい」などやりたいことを遠慮せずに何でも言うし、やる方だったんです。

そのTさんを支援していたのが、

作業療法士のAさん。

Aさんに憧れると同時に、

「私は人の日常を支え、応援できる自分でいたい！

作業療法士は人の日常を支える、応援できる仕事だ！」 という自分の気持ちに気づきました。

この経験がきっかけとなり、作業療法士の資格を取得し、リハビリテーション病院に就職、14年間勤務しました。

当時、2人の子どもの出産を機に、副主任の立場から、いちスタッフに降格し、やりたいと思って立ち上げた企画からも離れることになりました。

プライベートでもワンオペ育児の不安や孤独感を感じ、家族にも言えず、いっぱいいっぱいの状態でした。

長男を出産し、育休明けの3か月目に腰を痛め、「子連れOK」の整骨院に通いましたが、施術中に子どもが泣くと駆けつける必要があり、気を遣うし、落ち着かない…。

「これではとても通えない…」と思い、治療を断念。自分のことよりも、子ども・家族を優先しながら、なんとか生活していました。

そして、その翌年に次男を出産。 2人の子育てで身体の負担は倍以上になると予想されました。

腰痛を感じても我慢しながらの妊娠生活だったので、「今回は早めに骨盤ケアを始めたいな」という気持ちはありながらも、「また通えないかもしれない…」という不安もありました。そんな時に偶然出会ったのが「託児付きの骨盤ケアサロン」でした。

一度出張サービスを依頼することにしたのですが、普段の姿勢や授乳時の姿勢も見てもらい、その後施術してもらったところ、身体がスッキリ！身体を整えてもらったことで、疲れにくくなったのはもちろんですが、それ以上に、同じ子育てママさんだったスタッフさんと会話ができ、心が本当に楽になりました。

「このお店なら通える！通いたい！」

そう思い、それから定期的に施術を受けるようになりました。託児のママさんスタッフにオムツを変えてもらったり、遊んでもらったりできるので、施術中に「私の本当の気持ちはなんだろう？やりたいことってなんだろう？」と自分の気持ちを受け止め、スタッフさんに表現することができました。

それから病院を退職。その後はご縁があり、

ＮＰＯ法人の理事として活動をスタート。

空き家を活用して子ども食堂や認知症カフェなど地域の方々が集える場所の企画・運営、障がい者の方の就労支援などを行っていました。

とても楽しかったのですが、頑張りすぎてしまう性格ゆえに、身体を壊し、精神的にもかなり追い込まれ、休職することになりました。

この休職期に支えられたのが、ずっと通い続けていた骨盤ケアサロンでした。

子育ての相談やキャリアの相談もでき、私にとって心の拠りどころとなっていました。休職中、改めて調べてみてわかったのですが、託児付きの骨盤ケアサロンは少ないということ。

都心部にはあるものの、郊外にはなかなかないのが現状です。ママ友と話しているときも、「子どもを夫や家族に預けていくのが申し訳ない」という話を聞くことが多いです。

私も同じで、 「自分が我慢しなきゃ。しっかりしなきゃ。」といつも緊張して、イライラしていたように思います。

しかし、サロンに通っていく中で、「不機嫌でいるよりも、自分をケアしてゴキゲンでいられたほうが、家族や周りの人にとっても良い」と考え、行動できるようになっていったのです。

「託児付きの骨盤ケアサロンが増えることで、

働きながら子育てをするママさんがご機嫌で過ごせるようになる！その応援がしたい！」と思い、

思い切ってＮＰＯ法人を退職。

それからはスクールに通い、トレーニングを受け、準備を進めました。施術の技術を習得するため、都内にある骨盤ケアサロンで実際に働き、

技術の習得や経営者の方からマインドを学ぶ機会もいただきました。その時はまだ都内に住んでいましたが、サロンを開くなら地元である埼玉県熊谷市にある実家の空き部屋を使って、託児付きの骨盤ケアサロンをオープンしたいと決意しました。実家を頼ったのは、一度倒れて休職した経験から、自分のキャパを痛感したことも大きいです。改めて、自分自身をケアしながら活動することの大切さを実感しています。

この時、私にとっては、もう一つの人生の分岐点でもありました。

夫との離婚です。