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はじめに・ご挨拶

=コンサート『ジョヴァンニをうたおう!』の開催へ向けて=

わたしたちはイタリアの作曲家、ピアニストでもあるジョヴァンニ・アレヴィ(Giovanni  Allevi)を敬愛しているものの集まりです。

毎年のようにイタリアから日本へやってきては、わたしたちに幸せを与えてくれるジョヴァンニを心待ちにしてきました。
コロナのために来日できなかった2年の空白を経て、2022年9月の来日ツアーが決まったと聞いた時どんなに嬉しかったことでしょう。
再び会える、ジョヴァンニの音楽を直に体感できるという歓びが溢れてきました。

しかし、その期待は直後に落胆へと変わります。ジョヴァンニに病気がみつかったのです。

病名は悪性骨髄腫。

ジョヴァンニを心待ちにしていたわたしたちの心は闇に落とされました。
しばらくはイタリアより伝わる情報を待ちながらただただ祈るばかり。
無菌室で病魔と闘っている彼に心を寄せながら、しかし何もできずにいる自分たちの無力さを感じていたのです。

自分たちに何かできることはないか。

せめてジョヴァンニに“元気”を届けてあげられないものかと遠く離れたイタリアに思いを馳せながら、わたしたちの声援や祈りを送ることで元気を取り戻せたら、そしていつの日か病室から解放されたジョヴァンニが再び日本を訪れる日が来るように、ありったけの思いを届けたいと思うようになったのです。

『ジョヴァンニをうたおう!』は、そのような気持ちの高まりから生まれた企画です。
このコンサートには、ジョヴァンニに感銘を受けた岐阜県、愛知県、そして鹿児島県の人たちが一同に集い、歌声を病床のジョヴァンニに届けよう、復活に繋がるようパワーをイタリアまで届けようという熱い気持ちがこめられています。

このコンサートの映像と、ご支援いただいた方のお名前は、ジョヴァンニ・アレヴィのプロモートとマネージメントを務める堂満 尚樹氏よりジョヴァンニ本人にお届けいたします。

ジョヴァンニ応援プロジェクト 公式サイト

https://kurnminjoy.wixsite.com/giovanniprojectjapan


コンサート『ジョヴァンニをうたおう!』について

・出演:鹿児島混声合唱団,岐阜県立恵那高校音楽部およびOB,コールONE,Orchestra for Giovanni
・開催日時:2023年7月16日(日)
・会場:岐阜県大垣市スイトピアセンター音楽堂(2018年にGIOVANNIコンサート開催ホール)

・プログラム:
第1部 各団体(合唱団)による演奏 
第2部 オーケストラ演奏 合同演奏
(チケット・・・2,000円)


このプロジェクトで実現したいこと

・コンサート『ジョヴァンニをうたおう!』の開催
・パンフレット作成
・コンサートの収録
・メイキング映像の撮影


実施スケジュール

7月15日:クラウドファンディング終了
7月16日:コンサート開催日
7月18日~:映像編集
8月初~中旬:スペシャル応援コース&プレミアム応援コース コンサートダイジェスト版の視聴用映像の送付、及びCD・楽譜書籍コース 発送
9月頃:プレミアム応援コース コンサートDVD 発送


資金の使い道

・リターン用映像制作費用:収録、編集など
・コンサート開催費用:ホール使用料、出演者にかかる費用、チラシ・チケット・パンフレット作成費用、広告費用など
※CAMPFIREの手数料を含みます。


ジョヴァンニと私たち

2018年6月、鹿児島のコンサートホールでイタリアプロサッカーリーグの公式応援ソング「O GENEROSA!」をジョヴァンニの指揮で演奏する機会を頂きました。
ちょうど熱戦が続いていたロシアW杯の真最中でした。
彼の迫力満点の指揮を間近に見ながら歌える喜び、本当に貴重で幸せな時間でした。

「前世は鹿児島人」と公言するほど鹿児島好きなジョヴァンニの突然の病、そして懸命の闘病に少しでもその力になればと思い、岐阜県を訪れ合同でコンサートを開催することになりました。

岐阜と鹿児島…歴史的に深い繋がりのある都市が交わることは大変意味が深く、ジョヴァンニと先人たちに心から感謝したいと思います。                                

「鹿児島混声合唱団 代表」

 

熊本が大地震による災害に見舞われた際、恵那市で行われたチャリティコンサートのお誘いを受け、そのステージでジョヴァンニと出会いました。コンサートの後、本校の生徒にも彼のピアノの音を聞かせたいと思い、芸術鑑賞会にも来ていただけることになりました。
鑑賞会では700名を超える生徒が一瞬にして彼のピアノの音色とキャラクターに心を奪われました。
終演後に本校の音楽室で、音楽部の生徒だけでなく一般の生徒も参加して、‘O sole mioとO generosaを歌うと、ジョヴァンニの方から生徒の中へ飛び込んでいくように熱のこもった楽しいレッスンが始まりました。

話す言葉は違っても、ジョヴァンニから解き放たれる音楽の波が、高校生の心にダイレクトに伝わってくのを目の当たりにしました。
音楽を通して、国も言葉も、年齢も経歴もすべてを超えてつながっていったあの瞬間は今でも忘れられません。

熊本地震の被災地のためのチャリティコンサートに賛同してくださったジョヴァンニ。
高校生に、どんな遊びよりも刺激的な経験をくださったジョヴァンニ。
そんな素敵なジョヴァンニに、今度は私たちから精一杯心を込めてエールを送りたい。

「岐阜県立恵那高等学校 音楽部顧問 後藤 和世」



ジョヴァンニと出会ってすでに15年。

映画「ゴッドファーザー」の舞台にもなったシチリア島はパレルモのマッシモ劇場で彼のパフォーマンスの虜になり、終演後の楽屋を訪ねて「日本へ行こうよ、日本のみんなにもあなたの音楽を聴いてもらいたいんだ」といきなりのアプローチ。すると自らの右手を差し出して握手を求めてきたものだからそれには驚きました。

その頃のジョヴァンニはイタリアのみならず、欧州においてもすでにその名を轟かせていたので、初対面、しかもぶっきらぼうな勧誘など一蹴されるだろうと期待はしていなかったところに思いもよらぬリアクション。そこに彼の人となりが集約されているように思います。

そしてそこから一年半足らずでいっしょに日本へ渡りコンサートツアーが実現したのです。

その後、日本では津々浦々を巡り、多くの人々にジョヴァンニの演奏を聴いてもらい、またジョヴァンニと直接触れ合うことのできる環境づくりに努めてきました。

しかしそこはわたしの意図するものではなく、ジョヴァンニの切な思い。「一人ひとりの心の声を聞いていきたい。」それは日本でもイタリアにいても変わることのない彼だけにできる最高のパフォーマンスではないでしょうか。

「ジョヴァンニ・アレヴィ プロモート&マネージメント 堂満 尚樹」


ジョヴァンニとコールONEの出会いは岐阜県恵那市で開催された熊本震災のチャリティコンサートでした。たくさんの地元の演奏団体や恵那市・中津川市にゆかりのあるプロの演奏家も参加してのコンサートでした。

すでに日本の演奏ツアーを経験していたジョヴァンニはこの小さなまちのコンサートに来てくれました。私たちは彼の素晴らしい演奏に感動しましたが、本当の感動は、彼の心遣いでした。

このチャリティコンサートではプロもアマチュアも熊本に心を寄せ愛を贈ることがテーマでした。プロにもお礼は出しませんでした。みんな手弁当で駆けつけてくれたのです。そんななか、世界で大人気のピアニストが爽やかな空気を運び演奏しに来てくれました。同じ条件で!コールONEはそんな本物といえる音楽家と同じステージに乗れたのです。

その後、岐阜県大垣市でジョヴァンニのピアノコンサートがありました。コールONEのメンバーが駆けつけその音楽に酔いしれたことは言うまでもありません。  

「コールONE 代表」


ジョヴァンニという人

イタリアでは「21世紀のモーツァルト」、「100年に 1度の天才」、「無限のピアニスト」なんて言われるジョヴァンニ。ただ、いくらこのような美辞麗句を並べても必ずしも相応しくないように思います。

ジョヴァンニは音楽で「愛」を語ることのできる稀少なアーティストなのです。

人との「絆」や、隠れた「心情」を様々な音色で綴り、それを自らの思いとシンクロさせながら、時として聴き手を鼓舞しながら、また瞑想状態へ誘うこともある。いずれにしても聴き手の内面に入り込み、各々に宿る未知の感情を引き出すような音楽の世界を見せてくれる。湧き上がる「喝采」を満身に受けることで、それを極上のエネルギー源として明日に向かう、そんな音楽家なのです。

しかし、それは必ずしも楽曲や演奏のみによって得られるものではなく、ジョヴァンニの人柄がもたらすところが大きいのでしょう。クラシックのアーティストながら、Tシャツにジーンズ、それにスニーカーを履いて、軽やかにステージへ駆け上がる。それでいてなんだか照れくさそうにはにかむ姿が天才でいながら、“人として”を感じさせてくれるのです。

またコンサートが終わり、たとえ疲れ切っていたとしても自分を出待ちしてくれる一人ひとりと言葉を交わさなければコンサートは終わらない。そんな自分のパフォーマンスのすべてを通して、みなの穏やかな日常を願い、どんな時でも幸せでいられるよう、というのがジョヴァンニの音楽の底にある思いなのでしょう。

 

これまでのジョヴァンニ・アレヴィの足跡

ジョヴァンニ・アレヴィ プロフィール

イタリアで国民的人気を誇るアーティスト。
もじゃもじゃヘアにTシャツとジーパンというカジュアルな姿がトレードマーク。
「前世は日本人」と語るほどの親日家としても知られ、度々来日コンサートツアーを行っている。

1969年、マルケ州に生まれる。ミラノのヴェルディ音楽院でピアノと作曲を学びながらマチェラータ大学では哲学を学ぶ。
自作自演のアルバム『Joy』(2006年)は15万枚を売り上げ、オリジナルのピアノ曲ではイタリア音楽史上初でクラシックチャートの1位を獲得。
同じく『Alien』(2010年)はイタリアでの全音楽ジャンルにおいて2位という快挙を果たした。
同年、ローマ法王に「Cantata」を献上。国を代表するアーティストとして法王庁に認められオペラ・アワードの「特別賞」を受賞。

 芸術離れの著しい若者世代からの人気が厚く、多くを芸術の場に呼び戻したとして評価を受けている。
「21世紀のモーツァルト」「100年に1度の天才」「無限のピアニスト」などと呼ばれ国内外で活躍中。

作品は番組のBGMとして用いられるなど高い人気を誇り、BMW欧州向けCMで用いられた「Come sei veramente」がスパイク・リーの映像とともに話題となった。
また、イタリアプロサッカーリーグのファンファーレ曲「O Generosa!」(2015年)はセリエのすべての試合において今日も演奏され続けている。


● ジョヴァンニ 応援プロジェクト実行委員会

≪参加団体≫
・鹿児島混声合唱団
・恵那高校音楽部
・コールONE
・Orchestra for Giovanni
・PROJECT ITALIANISSIMO

≪後援≫
・岐阜県合唱連盟
・大垣市音楽協会
・大垣市教育委員会
・恵那市教育委員会
・鹿児島市
・イタリア文化会館


※配送品(CD・楽譜書籍・DVD)のリターンにつきまして、海外発送はできかねます。ご了承ください。

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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