【2024/2/26 追記】

クラウドファンディングのスタートから2日目に、目標金額150万円を達成することができました!

《168名さま》もの方からご支援をいただき、また各種SNS等でもたくさんの方が拡散・応援をしてくださいました。
皆さまの想いの集大成としてのこのスピードでの目標金額達成であったと思います。

このプロジェクトを一緒に盛り上げ、成功させようと背中を押してくれる皆さまの存在に、本当に勇気をいただいています。

本当に、本当に、ありがとうございました!!

当初の目標金額150万円は、最低限の水回りのインフラ構築費用として充てさせていただきます。
そして、次なる目標金額「NEXTゴール」を【500万円】と設定し、さらなる設備の充実を図りたいと思います。

このNEXTゴールを達成した暁には、当初の予算総額800万円に追加で200万円分の予算を上乗せし、全体で《1000万円規模》へと予算を拡大して設備をさらに充実させていきます。

具体的には、下記の追加改善を行ってまいります。

・水洗トイレを当初予定の最低限のウォシュレット機能の機種から高機能な機種にグレードアップするなど、より清潔で快適なトイレ棟を作ります。

・電動運搬機を追加で1台購入し、計2台体制とします。
(お客様ご自身での荷物運搬が待ち時間なくスムーズに、自由なタイミングで行えるようになります)

・キャンプサイトにグラウンドカバーを生やし、泥でぬかるまない快適なサイトへと改良します。
(グラウンドカバーは剥き出しの土壌を草で覆い、さらに不要な雑草の繁殖を抑える効果もあります)

このNEXTゴールを達成することにより、当初の予定よりもさらに快適なキャンプ場へと進化することができます。

かなり高い目標とはなりますが、どうか引き続きのご支援と身の回りの方へのシェアで、一緒にGROVE camping hillを育てていただけますと幸いです!

↑↑↑追記ここまで↑↑↑



はじめまして。当プロジェクトのページをご覧いただき、ありがとうございます!

神奈川県のいちばん端っこの湯河原町で、キャンプ場 ”GROVE camping hill” を開拓している長島一真(32歳)と申します。
妻と0歳8ヶ月の長男、猫一匹と暮らしています。

サラリーマン時代は結婚式業界で13年間、1社目は映像制作の会社、2社目はWEB広告の会社に勤めていました。
夢だったキャンプ場開業を実現するべく、2022年12月に会社を退職し、この1年間開拓を進めてきました。

キャンプ場を作ることを目指した一番根っこの理由は、「沢山の人を楽しませることを仕事にしたい」ということでした。

自分が好きなことや得意なことで、誰かが喜んでくれる・幸せになるようなことを仕事にできたら、どんなに素晴らしい生き方だろう……
そんなことを考えているうちに、キャンプ場でならその夢を叶えられる!と確信し、挑戦を始めました。

チェンソーなんて見たことも触ったこともない普通のサラリーマンだった自分ですが、「なるべく自分の手と仲間の力で理想のキャンプ場を作り上げたい」という思いで、工具の扱いや開拓方法を学びながら、開拓にチャレンジしています。

人生を賭けて作るこのGROVE camping hillというキャンプ場を、沢山の人が楽しみ喜んでくれる場所にしたい。
この場所での心安らぐキャンプを通じて、明日を生きる活力をチャージできるような空間を作りたい。

そんな思いで、多くの方とのご縁とご協力に助けられながら、2024年3月末のプレオープンを目指して現在開拓を進めています。

GROVE camping hill キービジュアル

皆さんがキャンプを好きになった理由はなんですか?

日常生活を離れて、自然をめいっぱい感じたい。
友達やパートナー、家族と外で過ごす時間が好き。
自分好みのギア(キャンプ用品)を集めて並べて使うのが好き。
おいしいキャンプ飯を作って食べたい。
とにかく焚き火がしたい!

人それぞれ、キャンプが好きな理由があると思います。
まだキャンプをしたことがない人がキャンプに興味を持つ理由も、たくさんあると思います。

僕自身がキャンプにハマった理由はなんだったかな、と思い返してみると、それは

”自然の中でのびのびと過ごして「生きる力」をチャージする感覚"

だったように思います。

キャンプは自分の心地よさを追求する、究極の「自分本位」な時間
※大好きなキャンプ場negura campgroundにて
普段の生活とキャンプとを比べてみると、

●便利な世の中での日常生活は、特に難しいことを考えなくても快適に生きていける
⇔自然という不便なフィールドの中で、あれをこうしたら…こうやって工夫したら…と、試行錯誤を楽しみながら心地いい空間を自分で創り上げる

●社会生活の中では常に誰かとの関係性の中で気を遣って、「他人優先」で生きている
⇔自分がしたいタイミングで焚き火を熾し、食べたい物を自分で選び、飲みたい時に自分のペースで飲む

…というように、真逆の「非日常」を過ごすことができるのが、キャンプの楽しさのひとつ。

キャンプでやっていることって、「のびのびと自分の思うまま、自由に考え工夫して、自然の中で夜を生き延びて朝を迎える」ことで
「あ〜、生きてるな〜」って噛み締めて「生きる力」をチャージする、
そんな営みなんじゃないかと僕は考えています。

キャンプで朝を迎える時が「生きてる〜」の最高潮
※陣馬形山キャンプ場にて
このプロジェクトで作る当キャンプ場 ”GROVE camping hill” が目指す理想の姿は、そんな「のびのびと自然の中で過ごして、明日を生きる力をチャージできるキャンプ場」です。

都内から90分で来られるこの神奈川県湯河原町、いつでも何度でも気軽に来やすいこの場所で、キャンパーの皆さんが元気になるようなキャンプ場を作っていきます。

具体的には…

●自然の中で、自分のためだけの時間をゆったり過ごせる空間
●キャンプの醍醐味【焚き火】をめいっぱい楽しめる場所
●不安・心配事なく、思いきりリラックスできるキャンプ場

これらのポイントを重視し、運営を行なっていきます。

自然を感じる里山の景色の中で、ゆったりと心地いい時間を感じながら過ごしていただくために、GROVE camping hillが大切にする5つのポイントを説明いたします。

①心安らぐ景色と穏やかな空気のみかん畑の丘
───────────────────────
GROVE camping hillは、かつてみかん畑だった里山の丘に位置します。

三方を山に囲まれ、海と小さな町を見下ろし、不思議と心落ち着く空気がここにはあります。

前に見える相模湾の向こうは湘南平塚・茅ヶ崎。
さらにその向こうには川崎のビル群と、横浜・みなとみらいのランドマークタワーまで。
左手には箱根方面の山々も見え、見る方向によって違った景色を楽しめます。

小さな湯河原の町並みと遠くに見える相模湾の
どこか心落ち着く風景
この場所で静かに焚き火を眺め、鳥の声を聞きながら、好きなものを食い、好きな酒を飲む。
どうでしょう。癒やされそうな気がしませんか…?

さらに、湯河原は星空も自慢。
神奈川県の端っこに位置するこの場所は町の光も少なく、東京からそう遠くないはずなのに、満点の星空が楽しめます。
月や雲などの条件がいいと、天の川が見えることも!

前を見れば人々の営みを感じる町の夜景、後ろを見上げれば手が届きそうな満点の星空。
文明と自然とのちょうど真ん中に立っているかのような、不思議な感覚を味わえます。

真夏の星空には肉眼でも天の川が見られます

山と海の自然、街の夜景と星空。
その全てが楽しめる景観は、GROVE camping hillの自慢のポイントです。


②その日の気分で選べる4つのフリーサイト
───────────────────────

GROVE camping hillには4種類のサイトがあります。

町と海の景色が楽しめる展望サイト
木漏れ日が差す木立の中でテントもハンモックも楽しめる林間サイト
心落ち着く空間の竹林サイト
檜の香り漂う、野営感を味わえるハンモック・ブッシュクラフト向けの未開拓山林サイト

それぞれ雰囲気が全く異なる4つのロケーションが、一つのキャンプ場の中に併存していて、来るたびに趣向を変えたサイトでキャンプを楽しんでいただくことができます。

雰囲気が全く異なる、選べる4つのサイト

展望サイトで景色を楽しみながらキャンプするもよし、山林サイトでワイルドに野営を楽しむもよし。

その日キャンプ場に来た時の気分によってサイトを選べるよう、4種のサイトを通してすべてフリーサイトとしてご利用いただけるようにします。

(展望サイトは景色も夜景も良くてどなたにもおすすめできますが…個人的には、未開拓山林サイトでのワイルドな野営やハンモック泊が超おすすめです。このエリアではなかなか珍しい針葉樹林での野営はハマること間違いなし!)未開拓ゾーンでは
木々のざわめきと鳥の声に癒されます

キャンプ場に来て、これから丸一日をどんな景色の中で、どんなふうに過ごしたいか──
そんなことを想像しながら場内を歩き回って、お気に入りのサイトを「自分のために、自分で選ぶ楽しさ」もキャンプの醍醐味だと僕は思います。


③「絶対混まない!」のびのびゆったりのキャパシティ設定
───────────────────────

サイトをのびのび使える点も当キャンプ場の強みです。
駐車場全20台分に対して敷地内のサイト数が約40サイト分あるので、単純計算で車1台につき2サイト分の広々とした設計となります。

休日にキャンプ行って、ぎゅうぎゅう詰めで隣に気を遣いながら過ごして、帰る頃にはなんだかもう気疲れでへろへろ…
そんなキャンプはお客さんにさせたくない。
心癒されるキャンプのためには、ストレスなくのびのびと過ごせる空間の確保が必要不可欠。

そうした思いで、当キャンプ場はこれ以上詰め込むことはせず、サイト同士を十分な間隔を空けながら設営ができるような「絶対に混まない」キャパシティ設定をします。

サイト数に余裕がありますので、車1台で来た2人がそれぞれ別々にソロキャンプをするような「ふたりでソロキャンプ」スタイルも、おひとりで2つ目のテントを試し張り…なんてことも追加料金なしでOKです。


④プライベート感の高い段々畑スタイルのサイト
───────────────────────

元々みかん畑の土地だったGROVE camping hillは、全域が段々畑になっています。

そのため、目線に他の方のサイトが入り込みづらく、どのサイトからでも景色を楽しみやすい形になっています。
景色の写真を撮る際には段々畑であることのメリットが大きく、どこからでも綺麗に景色を撮れると思います。

段々畑状のテントサイトはプライベート感抜群

※坂の上り下りがちょっとだけ大変なことと、道幅が狭く車横付けのオートキャンプスタイルができない点はデメリットになりますが、駐車場からサイトまでは管理人が荷物を軽トラで運搬するサービスを行います。

また、ソロキャンプくらいの荷物であればお客さんご自身で気軽に運搬できるよう、最新の電動アシスト一輪車を導入しいつでも自由にお使いいただけるようにします。


⑤のびのびゆったり過ごせる居場所のための「棲み分け」
───────────────────────

湯河原の市街地エリアから横道に入り、坂道を3分程度だけ登ったこの場所は、周囲に民家がなく、前は畑・ほか三方を山に囲まれている立地によって、町からほど近いにもかかわらずとても静かな環境です。

静かな中で自然を感じ、景色を眺め、焚き火をすると、本当にリラックスしてのびのびと時間を過ごすことができます。

心落ち着く静かな丘でゆったり過ごす時間が魅力です

当キャンプ場が大切にする「心癒され、明日を生きる活力をチャージできる空間」のために、「静かさ」は欠かせません。
そのため、後述するルールづけとともに、静かな空間を維持するための棲み分けを行おうと考えています。

通常の営業日は、静かにゆったりと過ごしたいキャンパーさんのためのキャンプ場。

それとは別に、小さいお子さん・ペット連れのお客さんや、ワイワイ語らいたいグループのお客さんもウェルカムな営業日の「わんぱくDAY(仮称)」を毎月若干回設定し、棲み分けして営業しようと思っています。

通常の営業日では音の出る機器の使用や大声での談笑などをご遠慮いただきますが、わんぱくDAYに限ってはお子さんがテントで動画やゲームを楽しんだり、ファミリー・グループでの談笑も周りのお客さんの快適を損なわない範囲内でOKとするなど、ルールを少し緩和します。


通常の営業日は静かにゆったり
わんぱくDAYは小さなお子さま・ペットちゃん・
グループの方もウエルカム

このような棲み分けをすることで、当キャンプ場は休日でも連休でも「このキャンプ場なら、静かにゆったり過ごせる時間が約束されている!」と選んでいただける施設を目指します。

小さなお子さん連れのファミリーキャンパーさんにとっては、来られる日が少しだけ限られてしまうことにはなりますが、「ファミリーウエルカムな日」を明確にすることで、逆にお子さん連れの皆さまにとっても安心感を提供できるものと考えています。

非日常を味わうために欠かせない《焚き火》。
焚き火をしたいがためにキャンプに行く、という人も少なくありません(僕自身もそうです)。

薪や着火剤を拾い集めて、小さな火口から火をおこし、少しずつ火を育てていく楽しみ。
焚き火にあたり、火がはぜる音を聴きながら星空を見上げる贅沢。
寒い冬の朝、凍えた身体が焚き火の暖かさでじんわりほぐれていく感覚。

焚き火には、普段の日常では味わえない特別な喜びや楽しみが詰まっていると、僕は思います。


そんな趣深い焚き火の魅力をめいっぱい感じていただきたい、という思いから、

1.各サイトに直火OKの常設直火ピットを設置
2.お客さん同士で集まれるシェアファイヤピットを開設

を行います。


▼気軽に直火を楽しめる常設直火ピット
───────────────────────

焚き火台を使わず地面で直接やる焚き火=「直火」は、原始の時代から行われてきた焚き火のスタイル。

焚き火台では味わえない、足元から体全体が温まる感覚と、野趣とも言えるそのワイルドさが魅力です。

直火、一度でいいからやってみて!絶対ハマりますよでも、最近は直火禁止のキャンプ場がほとんど。しかも直火のかまどは、自分で穴を掘ったり石を集めて組んだり、終わった後に跡を残さず綺麗に片付けるのが大変…

そこで当キャンプ場では、最初から直火かまどをサイトに常設し、そこでなら直火OKとします。
かまどを崩して片付ける必要もないので、気軽に直火を楽しんでいただくことができます。

もちろん、ご自身のお気に入りの焚き火台を使ってもOK!
皆さんの気の向くまま、その日の気分に合わせたスタイルで、思う存分焚き火を楽しんでください。


▼一つの焚き火を囲んで交流できるシェアファイヤピット
───────────────────────

焚き火は自然と人を引き寄せる力を持っています。
そこには理屈ではない、本能的な何かがある気がします。

大昔、人間は外敵から身を守るため、肉を焼いて食べるため、仲間を作って生き延びるため、火に集いました。
人が不思議と焚き火に引き寄せられてしまうのは、太古の昔から続いているDNAが身体の奥底に刻まれているからかもしれません。

そんな大昔の人類の営みを再現するように、一つの焚き火を囲んで、人々が思い思いに集って、自然体で過ごせる場所を作りたい。

……という気持ちが、キャンプ場を作りたいと思った当初から僕の中にありました。

焚き火は人を引き寄せ、縁を繋いでくれますそこで、管理棟のそばに、どなたでも焚き火をしていただける「シェアファイヤピット」を作ります。
一人、また一人と、薪を一本ずつ持ち寄って誰からともなく灯し始めた焚き火に、自然とお客さんが思い思いに集まってくる。
そうしてできた一つの焚き火を囲み、一期一会の縁を楽しむ。
そんな空間を作りたいと思っています。

誰かと話して過ごしてもいいし、無理に会話に入らなくたって、ただ焚き火を囲む空間を味わうだけでもいい。
焚き火を囲むことで、取り繕わず、自分のペースで自然体で過ごせるような「ゆる〜く、心地いい」世界観を作っていきたいと思っています。

貴重な休日を使ってキャンプを楽しみに来たのに、何かと不安や心配事があったり、不快なことがあったりすると、せっかくの休日も台無し。
「キャンプで明日を生きる活力をチャージする」どころではなく、疲れて帰って翌日の仕事のモチベーションもダウン……
そんな思いをお客さんには絶対させたくありません。

キャンプ場での不安や心配事、不快な思いをしてしまう可能性を極力なくし、のびのびリラックスした休日を楽しめるようにすることも、理想のキャンプ場を作るために欠かせないポイントだと思っています。
▼誰もが人に邪魔されず、のびのびと自分の時間を過ごせる空間
───────────────────────

「のびのびと自分の時間を楽しむ」ことと、「自分勝手に自由に振る舞う」ことは違います。
夜寝る時間になっても話し声が聞こえて眠れなかった、早朝の薪割りで起こされる……など、キャンプ場での残念な体験はよく耳にします。
「自分の時間を誰かに邪魔される」というのは、大きなストレスになります。

来てくれたお客さんがどなたも心地いい時間を過ごせるよう、「誰かに邪魔される/自分が誰かの邪魔になってしまう」ことがない、「ここに来れば誰にも邪魔されず、のびのび過ごせることが約束されているキャンプ場」を目指します。

そのために、いわゆるクワイエットタイムを設定したり、騒音で他のお客さんの迷惑となってしまう行為をしないようルールを明確にし、みなさんにとって心地いい空間を維持できるよう運営をしていきます。

適切・適度なルールで居心地のいい空間をつくります

▼不安・心配事を無くす防犯・サポート体制
───────────────────────

盗難やお客さん同士のトラブル、騒音など…キャンプにまつわる不安は意外とたくさん。

そんな不安を軽減してキャンプの楽しみを思い切り味わえるよう、防犯やサポート体制に力を入れ運営します。

具体的には

●定期的に巡回を行い、ルール・マナー違反の方への注意の徹底
●防犯カメラの設置
●防犯アイテムの貸出
●ソロキャンデビューや女性ソロキャンパーさんなど、不安がある方のご希望があれば管理人常駐可

などの対策を行っていくつもりです。

特に最近は、ソロキャンプ中のトラブルがメディアでも取り沙汰されることもあり、ソロキャンプをしたいのに周囲から止められて泣く泣く辞めざるを得ない……なんて話を聞くこともあります。

不安や心配が足を引っ張って、やりたい趣味を思いっきり出来ないなんて悲しい。
こんなに素晴らしい趣味の中で、トラブルで悲しむ・傷つく人を減らしたい。

そんな思いで、経験や性別問わずどなたも安心してキャンプを楽しんでいただけるよう、できる限りの防犯・サポート体制でお客さんをお迎えしたいと思っています。ソロキャンプでも安心して過ごせる環境をつくります

GROVE camping hillでやってみたいことはまだまだたくさんあります!

・ハンモックデビューしたい方のためのレンタルや使い方講座の実施
・場内にみかんの樹を植樹してみかん畑を再生
・場内でみかんやタケノコ、キウイ狩り(場内に野良キウイが生えています)
・近隣農家さんと協業してみかん狩りのご紹介
・場内の未開拓の檜の山など、豊富な自然を生かした自然教室
・ソロキャンでもOKのソロ用ピザ窯
・コーヒー焙煎ができる焙煎ピット
・未開拓山林エリアを活用したブッシュクラフトレッスンなどの誘致
・利き酒や占い、ヨガレッスンなど、ご自身の得意なことでイベントをしてみたい方への場所の提供
・結婚式や結婚披露パーティなどの誘致
・地元のジビエやクラフトビール、ジャムやお菓子などのみかん加工品の販売
・徒歩や自転車の方が利用しやすいようなサービス・設備の充実(当キャンプ場は駅から徒歩30分、最寄りバス停から徒歩15分です)
・お客さんのこだわりのキャンプスタイルを"エモい"動画に撮影・編集するサービス

などなど……

キャンプ帰りにみかん狩りができるようにしたい!お客さんや開拓メンバーの欲しい!やりたい!の声を色々と取り入れながら、ワクワクするような進化を続けていきたいと思っています。



GROVE camping hillが位置する「足柄下郡湯河原町」は、神奈川県の南西の一番端っこで、西湘エリアと静岡・伊豆エリアのちょうど狭間に位置します。
アクセスも良く、東京から90分で来られる距離です。
気候はほぼ伊豆に近く温暖な地域で、冬でも降雪・凍結はほとんどなく、冬キャンプも楽しみやすいエリアです。

箱根と熱海に挟まれており、それに比べると観光客の数はそこまで多くないものの、湯河原には海も山もあり、温泉もあり、ラーメンやクラフトビールなど、実は見どころがたくさんあります。

さらに、キャンプに便利なお店や施設も充実しています。
GROVE camping hillから車で3分走ればコンビニやスーパーがあり、5分ほど走れば日帰り温泉施設や、日帰り入浴ができる温泉旅館が複数あります。
薪やガス缶を買えるディスカウントショップも近く、キャンパーさんに嬉しい便利な立地です。

そんな湯河原町はみかんが名産で、町内の至る所でみかん畑や庭先の無人販売を見かけることができます。
三方を山に囲まれた地形で、山や丘の斜面を利用した段々畑のみかん畑は、湯河原の原風景とも言える景色です。

点々とオレンジ色が連なるみかん畑の風景
癒されます……
しかし、みかん作りは非常に手がかかる仕事。
農家さんの高齢化や後継ぎ世代の町外流出が加速し、みかん農家を廃業し、畑が耕作放棄地となっていくことが増えているそうです。

GROVE camping hillを作っているのも、こうした耕作放棄地です。
昔はみかんが一面に植えられていた丘も、30〜40年放置されて草木が生い茂り、完全にジャングルになっていました。


完全に荒れ果てて足の踏み場もない
元みかん畑の耕作放棄地

かつて農家さんが大切にみかんを育てていた、けれども時を経ていつしか忘れ去られてしまっていたこの場所を、キャンプ場としてたくさんの人が集まる憩いの場所として再生したい!
そんな思いで、農地を非農地へ変更する大変な手続きを自らこなし、キャンプ場用地として利用できるようにして開拓を進めてきました。

"GROVE"の意味は「果樹園」
かつてのみかんの段々畑の丘をキャンプ場へと
再生する願いを込めた名前とロゴです
周辺の農家さんからも「荒れ果てていくだけだった土地を綺麗にして、湯河原を盛り上げてくれるなら頑張って欲しい!」と応援の声をいただいています。

GROVE camping hillでのキャンプをきっかけに、湯河原の名産品や観光を楽しんでもらえるような流れを作って、たくさんの人がこの町を好きになってくれたらいいな、と思っています。


GROVE camping hillが目指すキャンプ場の姿についてご紹介してきましたが、お客さんみなさまが快適に過ごしていただけるためにはいくつか現実的な課題があります。

当キャンプ場はその立地条件上、新たに建物が建てられなかったり、水道を引けない(井戸も掘れない)など、設備面では他のキャンプ場さんと比べると劣ってしまう点があります。

そんな条件の中でもできる限り多くの方に快適なキャンプを提供できるよう、設備を整えていくために、今回クラウドファンディングに挑戦することに決めました。

具体的には……

●水道を引けない問題について、軽トラと貯水タンクを活用した簡易水道設備を構築して対策します。
(飲用水はご持参いただくか、2Lペットボトルの飲用水を販売します)

まずはこの水の確保を、クラウドファンディングを通じた資金調達の第一目標とします。軽トラと貯水タンクで水を確保します(画像引用)

●トイレについて、まず水洗洋式仮設トイレを男女各1基設置しプレオープンを目指します。

この仮設トイレは、開拓用にすでに1基導入済みです。
臭いが漏れづらく清潔を保てる機種にこだわり選定しました。
清掃も高頻度に丁寧に行っており、開拓ボランティアの皆さんからも好評を得ている仮設トイレになります。

《日本一綺麗な仮設トイレ》を目指しています!……が、やっぱりキャンパーさんの多くは「綺麗な水洗ウォシュレットトイレがあるキャンプ場」を望んでいると思います。

そこで当キャンプ場でも、排水を綺麗に浄化でき環境にも優しい浄化槽を設置し、もともとみかん畑にあった古い農業小屋を綺麗なトイレ棟兼管理棟へとリフォームする計画をしています。

もし、クラウドファンディングで予想を超えるご支援をいただけた場合は、この浄化槽設置・トイレ棟兼管理棟のリフォーム費用に充てさせていただきます。


そして、もう一つ大事な目的は

●このプロジェクトをクラウドファンディングを通じて多くの人に知ってもらい、一緒にDIYでキャンプ場を作ってくれる仲間を集めたい

ということです。
オーナー自ら重機をオペレート
できるだけDIYでの開拓にこだわっています
キャンプ場開拓を業者に依頼して一気に開発するのではなく、できる限り自分たちの力でコツコツ開拓してこのキャンプ場を作り上げたいと考えており、𝕏を通じて繋がった開拓ボランティアメンバーは現在40人以上を数えます。

チェンソーなんて見たことも触ったこともなかった方も、さまざまな分野のプロの方も、「キャンプ場を作りたい!」という気持ちでつながった皆が一緒に開拓をしてくれています。

キャンプ場がプレオープンをしても、正式オープンを迎えても、広大な敷地の開拓はまだまだ続きます。
もし、このクラウドファンディングで当キャンプ場にご興味をお持ちいただき、一緒にキャンプ場を作りたい!という方がいらしたら、各種SNSからぜひダイレクトメール等でご連絡ください。

CAMPFIREページ上にも「仲間募集」の告知をいたしますので、ぜひご覧ください!

𝕏プロフィールリンク→ まこじろう△キャンプ場開拓する脱サラキャンパー

𝕏で日常的に活動報告をしています。ぜひ覗いてみてください!


ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!
GROVE camping hill が目指す「心癒され、明日を生きる活力をチャージできるキャンプ場」の姿が、少しでも良いなと共感していただけていたら嬉しいです。

ここからは、キャンプ場を作ろうと決めるまでの経緯と想いを、少し長くなりますが語らせてください。

「支援するよ!」と早速心に決めてくださった方は、下まで飛んでスクロールいただけましたら、プロジェクトスケジュールと支援金の使途・リターンについて記載しておりますのでご覧ください。

でも、当キャンプ場がどうしてそんな姿を目指すことになったのか興味を持ってくださった方は、お時間が許せばもうちょっとだけ長話にお付き合いいただけましたら幸いです。

───────────────────────

僕は13年間、結婚式業界に身を置き、2社を経験しました。

最初に勤めていた映像制作会社では、結婚式当日に撮影した映像をその日のうちに編集して披露宴の最後で流す「エンドロール」などの映像を作っていました。
自分たちが思いを込めて作った映像を新郎新婦やゲストが見て、目の前で感動したり、笑ったり、涙を流してくれる良い仕事でした。

この会社で働いていた8年間で、直接自分が担当して映像を作った新郎新婦は約1,000組。
そのゲスト全員を含めると(だいたい平均して50人くらいの方が列席します)、なんと50,000人ほどの方に、感動の映像を届けてきたことになります。

「自分の仕事が誰かを笑顔にし、感動させ、幸せにしている」

そんな感動に溢れた仕事をしていることを、心から誇りに思っていました。

現場での映像制作だけでなく、営業や新店舗の立ち上げ、マネジメントなども若い頃から経験させてもらい、その後の僕の仕事観の根幹を作ってくれた、今でも本当に大切な思い出の仕事です。

幸せの瞬間を形に残す素敵な仕事でした(画像引用)

でも、一つ大きな問題が。

お給料が、安かったのです…!

当時はまだお付き合いの段階だった妻との将来を考えたときに、「こんな稼ぎじゃ結婚できないよ」という焦りがあり、もっと安定して生活していける大企業への転職を決めました。

2社目ではそこから5年弱、結婚式場に関するWEB広告の営業をしていました。

結婚式場にWEB広告を載せないかと提案し、掲載している間のフォローや集客のコンサルティングをすることが、そこでの僕の仕事でした。
結婚式業界全体を盛り上げて貢献できる仕事に、使命感とやりがいを感じ、初めてのことばかりでしたが一生懸命業界動向や営業スキルを勉強し、仕事に向き合ってきました。

結婚式業界全体に貢献したい
そんな志を持って大企業へと転職しました(画像引用)

しかし残念ながら、自社のWEBサイト自体の競争力が競合他社と比べて弱かったため、高い広告費をいただいて掲載してもらっても、それに見合った効果を出すことは難しい状況でした。
それでも、どうにかして売上を上げてこいと言われるのが営業職。

あの手この手、データの見せ方や話術の工夫で、さも優れた広告媒体であるかのように見せてなんとか受注を獲得し、売上目標という数字を追う日々。

本当はこんな大金に見合う効果をお返しできないことが分かっているのに、笑顔を貼り付けて自信満々で営業トークを繰り広げ、契約を獲ってくる。

そこには「自分の仕事がお客さんに喜んでもらっている」という実感はありませんでした。

お金は増えました。
食べたいものや欲しいものを、以前ほどは我慢せず買えるようになりました。
結婚もできました。
勤め続けていれば、将来の安心がほぼほぼ約束されているのもわかっていました。

でも、

「口先ばっかり上手くなって、お客さんからお金を巻き上げ、その金で食っていっている」

そんな嫌な感覚が、ずっと胸から離れませんでした。

給料が増えても、たくさん受注を獲得して表彰されても、好きなことをして好きなものを食べても、どこか自分の大切な「何か」を削ぎ落とし擦り減らしながら、それと引き換えに生活をしているような虚しさを感じていました。

「自分の仕事が、自分の存在が、誰も幸せにできていない。何のために働いているんだろう?」

そんな疑問が生まれるほどに、やりがいと充実感のない仕事を続けているうちに、自分の存在に価値はあるのか?と自信を失っていってしまいました。

けれども将来のことを思うと、安定したこの会社で働くのが最善と信じて、心を殺しながら仕事を続けていました。
大事な何かを引き換えに…?(画像引用)

妻との関係もどこかギクシャクしてきて、そんな頃に言われた言葉。

「結婚しても、わたしたち全然幸せになってないよね」

雷に打たれたような、ってこういう時のための言葉なんだと思います。
「稼ぎを増やして結婚するために、将来の安定のために」と思って好きだった仕事を辞め、心を擦り減らして稼いできたのに、結局何も得られていなかった。
一番幸せにしなきゃいけない妻、そして自分は、結局幸せからどんどん遠ざかっていっていたんです。

自分はなんて無駄なことをしてきたんだろう?
この言葉を聞いた時ほど深い絶望を感じたことは、今までなかったと思います。

続けて、こうも言われました。

「養ってほしいわけじゃない。せっかく夫婦になれたなら、養うとかじゃなくて
お互い支え合って夫婦じゃなきゃできない生き方でありたかった」

ここでやっと気づきました。
「俺が稼がなきゃ」「俺が支えなきゃ」「俺が幸せにしなきゃ」「俺が」「俺が」……
妻のことを弱い者、養うべき人と見做し、自分がなんでも出来る、なんでもしなければいけない役目と責任を負っているといつの間にか勝手に思い込んでいたんだな、と。

「せっかく夫婦になれたなら、お互いをどっしり信頼して背中を任せて、ふたりだからこそ出来る生き方をしてもいいんだ」

そう気づいた時、自然と「キャンプ場で起業して、前みたいに誰かを喜ばせたり幸せにする仕事をしたい」という思いが湧いてきました。

キャンプ場造りを決めた夫婦の背中
たくさんの方の応援をいただきました

仕事で悩み、このままの生き方でいいのかなぁと悩み、悩んだまま毎日の仕事に向かう…
その生活をこれまでなんとか支えてきてくれたのは、アウトドアでした。

ダイビングで海の中の景色に心が洗われたり、キャンプでのんびり過ごして英気を養ったり。
自然の中で感じる感動や癒しやワクワクが、苦しい毎日の仕事を乗り越える活力をくれました。


自然の中で過ごす時間で、明日を生きるパワーを
チャージして乗り越えていました
自然がくれたパワーによってなんとか頑張ってこれた自分のように、自然の力を借りて誰かの支えになる場所を作りたい。

いやいや、そんな小難しい話じゃなくて、お客さんも僕自身も自然に癒されて元気に、楽しく、幸せになれる場所を作りたい。

そんな、一人で焚き火と景色を眺めながらいつかぼんやり考えていたことを、夫婦で支え合ってならば実現できるかもしれない。
そう思ってから、キャンプ場を開業するために行動を開始するまではあっという間でした。


キャンプ場開業の夢に向けて動き出すことを決めてから、半年間ほどキャンプ場の土地探しをしていました。

関東圏からアクセスが良く眺めがいい、という条件から、神奈川西部〜静岡東部に絞り、マップやストリートビューを使って候補地の目星をつけ、ひたすら林道・山道に分け入って現地確認……ということを何度も繰り返しました。

マップにピンを打った候補地は100箇所を超えていましたが、その中でも実際に現場を見てみて「なんとかキャンプ場にできなくもない」場所がたった3件。景色や環境などを考えると、理想のキャンプ場と言えるのは0件

荒れ果てた林道を縦横無尽に駆け回るも、収穫ナシ……このままのやり方だとダメだ。
そう思い、Twitter(現𝕏)の力を借りてみようと、「キャンプ場にするための土地を探しています。いい土地をご存知の方、助けてください」と投げかけました。


ちょうどその頃、ついに僕は退職を決意します。

土地もまだ決まっていないし何も先がわからないけれども、このまま心をすり減らす仕事を続けながら土地を探すのではなく、キャンプ場開業の夢の実現のために覚悟を決めて短期集中で動いてみよう。

「チャレンジするなら今しかないよ!」と妻の後押しもあり、2022年12月に会社を退職しました。


最終出社日、最後の東京駅。
まだ見ぬ未来に不安半分・ワクワク半分でした
不思議なもので、覚悟を決めて一歩を踏み出した途端に、ツイートを見て「ウチの土地使えないか見てみる?」とのありがたいお申し出を立て続けに何件もいただきました。

静岡・山梨などいくつかの土地を実際に見させていただいて、Twitterに頼るという方法に手応えを感じ始めていました。

「若い人が会社辞めて覚悟決めて頑張ってるのを見て、なんか応援したくなったんだよね」

そんな言葉をかけていただいて、本当にありがたく、嬉しかったことを覚えています。

今までの仕事では出会わなかったような方々との新しい出会いがたくさんあり、地方部での土地の探し方や移住生活のリアルなど、土地探しを通していろいろなことを教えてもらいました。土地探しを通して
色々な場所・人との出会いがありました

会社を辞めて1週間も経たない頃。
ある方から「ウチのおじいちゃんがやってたみかん畑が荒れ放題なんだけど、よかったら見にくる?」とメッセージが届きました。

(後で聞いたことですが、普段はTwitterなんて見ないのに、たまたま入院中で暇でTwitterを見ていた時に、フォローしていなかった僕の投稿が偶然出てきて、興味を持って連絡してくれたそうです。覚悟が幸運を引き寄せたんだな…!と思っています)
後にかけがえのないパートナーとなる地主の一人
ケーロック」さん(左)は
GROVE camping hillでキッチンカーを出店しようと準備中
「畑か〜…キャンプ場にするにはいろいろ難しいと思うけど…せっかくのご縁だし、ひとまず見るだけ見てみよう」
※畑や田などの農地は、農地法により農業以外には使用できないと決められており、キャンプ場にするには「農地転用」など複雑な手続きが必要なのです。

そんな気持ちで見に行った土地に、一瞬で心をグッと掴まれてしまいました。

夜景、星空、海…欲しい景色が全部ここにありました眼下に広がる湯河原町の穏やかな夜景と、遠く相模湾越しに見える都会の光。
遮るもののない空には星がいっぱい。
林と山に囲まれ、時折キツツキの音やフクロウの声が聴こえる静かな丘。

「この場所で、キャンプ場をやりたい」

農地法の縛りやインフラの問題などいろんな困難があると知っていても、たくさんの人にこの景色の中でキャンプをしてほしい、なんとしてもここでキャンプ場開業を叶えたい、一回見ただけでそう強く思いました。

身一つで覚悟を決めて会社を飛び出し、キャンプ場開業を目指して本気で動き出したタイミングで、偶然にも繋がったご縁。
いい風が吹いてきているのを全身で感じて、とうとうこの場所を理想のキャンプ場を作る場所に選びました。


2023年1月末にこの土地に出会い、農地法や地目変更の手続き、地元住民・農家さんへの説明会、そして猛暑の中の草刈り地獄に明け暮れた約半年間を経て、ついに2023年9月に当時住んでいた神奈川県平塚市から湯河原町に移住。

会社員の頃は想像もできなかった怒涛の日々は、今までにない刺激に満ちた充実した日々でした。


9月からはTwitterで募集した開拓ボランティアの皆さんの力を借り、荒れ果てたジャングル状態の耕作放棄地を切り開き始めました。

無限に生えている雑草を刈り取り、行く手を阻む木や茂みを伐採していくと、少しずつ土地の全容が明らかに。

何日もかけて背丈よりも高いイバラの薮を刈り切って、最初は全く見えなかった土地の境界線まで全部切り開かれた時は、本当に達成感に溢れていました。
初めはひたすら雑草刈りからでした

最初はチェンソーや草刈機なんて触ったこともない素人の集団でしたが、お互いに教え合ったり経験を積んで、僕も皆も段々とたくましくなってきて、今ではちょっとやそっとの草刈り・伐採では物足りないなんていう方も。

自分たちの手で切り開いているからこそ、自分の成長とともにキャンプ場が成長していくことが、本当に楽しいです。

伐採、階段作りに石垣補修
なんでも自分たちでやります
自分がやった仕事が、目に見えて形に残ること。
同じ趣味の人たちが集まり、その趣味を楽しむ場所を自分の手で作り上げること。
そんな、普段の仕事や生活では味わえない開拓ならではの楽しみを味わいたくて、仕事が忙しいのに月に何度も駆けつけてくれる方もいます。

妻と息子に見守られながら、DIYで段々畑を復元

現在は、2024年3月末のプレオープンを目指し、未整地の残り半分のサイトの整地作業を進めたり、お客さんがより快適に過ごせるよう場内の柵や階段・歩道の整備などを進めています。雑草や雑木だらけだった荒地が
皆の力を借りてなんとかキャンプ場になってきました

初めは僕一人のものだった「キャンプ場開業」の夢が、今は手伝ってくれる皆の夢にもなっています。

「皆の想いがこもって作られたこの場所を、絶対にたくさんのお客さんが喜んでくれる理想のキャンプ場にする!」

そんな決意で、プレオープンまでの残りの期間も全力で開拓を頑張っていきます。



ここまでお読みいただきまして、本当にありがとうございます!
最後に、クラウドファンディングで募る支援金の使い道と、GROVE camping hillのオープンまでのスケジュールについて説明させていただきます。

▼支援金の使い道
───────────────────────

今回クラウドファンディングでお寄せいただく支援金は、水回りの設備に必要な資金のうち、自己資金では賄いきれない分の資金として使用させていただきます。

具体的には、

・水道配管等設備(貯水タンク、配管、蛇口等)
 50万円 ←自己資金分
・軽トラック購入費(水運搬用)       
 70万円 ←不足分
・合計
 120万円

に対し、クラウドファンディングの支援金から諸経費を引いた

・クラウドファンディング支援金
 150万円
・リターン製造費・送料・諸経費
 △55万円
・CAMPFIRE手数料17%
 △25万円
・合計
 70万円

を、水の運搬に必須となる軽トラックの購入費用に充てさせていただきます。

上記以外にも、トイレ棟兼管理棟のリフォーム費用や浄化槽等の設置費用、レンタルとしてお出しするキャンプ用品の購入費、キャンプ場の運営用の運転資金やさらなる設備投資費用などに、追加で350万円ほどの費用が必要です。

この分は融資を受けて資金を調達するつもりですが、もし今回のクラウドファンディングで予想を超えるご支援をいただけた場合、この融資予定分の費用として充てさせていただき、さらに融資も上乗せし、当初予定よりもさらに快適に過ごせる施設へとグレードアップを図ってまいります。


▼プロジェクトスケジュール
───────────────────────

2024年3月末にはお客さんが実際にキャンプしていただける最低限の環境を整え、まずは展望サイトのみ使用可能な状態でプレオープンとします。
クラウドファンディングが成功したら、いただいた支援金を使って水道設備をプレオープンの前半期の間に整備し、さらに利便性を高めます。

プレオープンの後半からグランドオープン前までにかけて、トイレ棟・管理棟のリフォームを行ない、より快適にキャンプができるよう設備を整えていきます。
最終的に、設備が整った段階の10月〜12月ごろのグランドオープンを目指します。

※全てDIYで開拓を行なっているため、進捗によってはオープン時期が後ろ倒しになる場合があります。



当プロジェクトに賛同いただける方へ、豊富な種類のリターンをご用意いたしました。
(リターンの写真や詳細な説明は、欄外のリターン情報をご覧ください)

キャンプ場に実際に行ってみたい!と思ってくださった方は、ぜひ前売り宿泊券をご利用ください。早期購入の数量限定で、一番おトクな宿泊券もございます。

少額からでもご支援いただけるよう、お礼のメールやステッカーなど、小さい金額のリターンもございます。

オリジナルグッズはクラウドファンディングでしか買えない限定アイテムもありますので、ぜひ一度ご覧ください。

また、キャンプ場に形として残る記念看板刻印や記念植樹などのリターンも大変ありがたいです。
皆さまからいただいたご支援を形に残すことができるため、たくさんの方からの応援でキャンプ場が形作られてとても励みになります!


安定した会社勤めを捨てて、未来の見えない世界に身一つで飛び込んでいく。
まさか自分が、こんな選択をする日が来るとは思ってもいませんでした。

会社を辞めるまでは、会社の中でいかに成果を上げて出世し収入を増やすかを目標に、やり甲斐が無く、誰かのためになっている実感のない仕事を、心を殺して淡々とこなしていました。

「自分は家庭を支える大黒柱でなくてはならない」
「せっかく入ったこの会社を辞めたら、他に道はない」
「人生経験も資金も少ないし、やりたいことも見つからない。起業なんて自分には無理」

……と、思い込んでいました。
安定という目の前の餌しか見えず、その脇には無数の可能性があることに気づかず。


いま、安定とは対極にあるキャンプ場開業の夢への道を自分で切り拓いていると、これまで気づけなかったことにたくさん気付けました。

自分が勝手に自分の役割を決めていたことが、自分で可能性を狭めてしまっていたこと。

資金が少なくても「やるぞ!」と本当に決めたら、意外となんとかなる方法がいくつもあること。

人生経験が少なくても、覚悟を決めて動き出せば必ず誰かが助けてくれて、自分も成長しながら前に進めること。

そして、

「こうでなくてはならない」ではなく「こうしたい」で決める人生には、晴れやかでエネルギーに満ちた道が続いていること。


「こんな生き方がしたい」と自分で選び取った「たくさんの人に喜んでもらえるキャンプ場を作る」という道を歩んでいる今、サラリーマン時代は想像できなかったほどたくさんの方が自分に力を貸してくれて、一緒に楽しんでくれて、一緒に夢を追いかけてくれています。

そうして皆の想いを集めて出来上がったキャンプ場で、たくさんの人がのびのびと癒されて、明日を生きる活力に満ちた笑顔で帰路についていく。
そんな仕事ができたら、そんな人生にできたら、これほど幸せなことはないと思います。

なので、僕は自信を持って、胸を張ってここに宣言します。

「たくさんの人を楽しませ、幸せにすることができる人生にしたい!!!」


このGROVE camping hillというキャンプ場が、たくさんの人にとって楽しく、ささやかな幸せを感じられる居場所となるよう、人生を賭けて取り組んでいきます。

ご賛同いただけましたら、どうか皆さまのあたたかいご支援をお願いいたします!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/04/25 10:00

    活動報告をご覧いただきありがとうございます!3/30のプレオープン以降、たくさんのお客さまがお越しくださり、景色や焚き火を楽しんでいただいています。さて、先日《宿泊チケット》の発送が完了いたしました!郵便にてお届けしますので、近日中に皆様のお手元に届くかと思います。ぜひ、宿泊チケットを使ってG...

  • 2024/04/07 17:05

    活動報告ページをご覧いただきありがとうございます!クラウドファンディングの成功から一週間も経たない先週土曜日、とうとうGROVE camping hillのプレオープン営業を開始いたしました!一週間前というギリギリのスケジュールでの予約スタートとなってしまったにも関わらず、8名の方が宿泊にいら...

  • 2024/03/25 12:47

    いつも活動報告ページをご覧くださりありがとうございます。とうとうこの日がやってきてしまいました……!クラウドファンディング《本日23:59》に終了です!たくさんの皆さまに支えられて走ってきたこのプロジェクト。この最終日に、ついにご支援者数300名さまを突破いたしました!昨日の活動報告でも書きま...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください