◆はじめに・ご挨拶
ヨット競技とは、セールで風を操ることで推進力を得て、海面を疾走することのできる無限大の魅力を持ったスポーツです。
しかし、国内の大学ヨット界、体育会ヨット部の現状について考えますと、練習地が大学校舎から遠く離れた場所にあり(関西大学ヨット部は各校舎から電車・バスで1時間半程の兵庫県西宮で活動)、移動だけで時間を使うばかりか、学生の本分である学業、練習、活動資金を得るためのアルバイト、また上回生においては就職活動と、限られた時間を無駄なく効率的に過ごすために大人顔負けのスケジュール管理が求められます。
また、大会遠征においては乗用車程の大きさのヨット(全長約4.7m)やレスキュー艇をトラックで輸送したり、現地練習とレ―ス期間中の宿泊で、相応の活動資金も必要となってまいります。
よって、そのような難しい環境下にある彼女達が「日本一の女子大生」になるために、練習とレースに少しでも集中できる環境を整えることを目的とし、このプロジェクトを立ち上げることと致しました。ぜひとも皆様のご理解とご支援をお願いいたします。
◆このプロジェクトで挑戦したいこと
大学体育会ヨット部が参加する大会は、2人で操船する2クラスのヨット(470クラスとSnipeクラス)を用いますが、同大会に男子ペア、男女ペア、女子ペアが混走で競い合う非常に珍しい競技となっています。同様に珍しくもあるのが、男子ペアだけの大会がない一方で、女子ペアだけの大会があるということ。つまり、女子の方が目指すべき大会が多い!ということになります。
現在、関西大学ヨット部には総勢32名の部員が在籍しておりますが、そのうち9名が女子選手であり、彼女達、また関西大学ヨット部全体としても、全日本女子インカレを非常に重要な大会に位置付けております。既に、6月17・18日に開催された関西女子インカレにおいては、残念ながらペアリングできなかった1名を除く計4艇8名の女子選手が全日本女子インカレ挑戦の切符を掴んでおりますが、9月22~25日に神奈川県葉山で開催される同大会で、我が関西大学ヨット部女子チームは「各クラス優勝」と2クラスミックスによる「大学団体優勝※」を目指します! (女子チームは上述の通り目指すべき大会が多く、すなわち1年を通しての活動資金もより多く必要となります。これが女子チーム支援を今回のプロジェクトの対象とした理由です。)
※ 同大会の競技構成は以下の通りとなっており、それぞれ6位までが入賞となります。
・470クラス :個人戦
・Snipeクラス :個人戦
・両クラス最上位艇のミックス :団体戦
<470クラス出場者>
№4794 山田(4回生)・竹村(2回生)ペア
関西女子インカレの前週に開催された、社会人も含む関西選手権では女子優勝を果たしました。全日本女子インカレで2年連続でペアを組む2人の相性は抜群で、悲願のクラス優勝を目指します!
山田:自己紹介instagram
竹村:自己紹介instagram
<Snipeクラス出場者>
№31085 三品(4回生)・松岡(4回生)ペア
唯一の同期ペアで、全日本女子インカレには人一倍強い想いを抱いています。最後の年に大学団体優勝するため、3年をかけて築いた2人のコンビネーションで全レースに挑みます!
三品:自己紹介instagram
松岡:自己紹介instagram
№31716 佐田(3回生)・赤松(2回生)ペア
ペア結成2年目の2人は普段から仲が良く、関西女子インカレでもカットレース(5レース以上実施時に最低順位レースをカットできる)を除けば全レースでオールトップフィニッシュを成し遂げました。赤松は昨年度は1回生ながらクラス入賞目前の8位に食い込んでおり、今年度は先輩・佐田と共にクラス優勝、また大学団体優勝を目指します!
佐田:自己紹介instagram
赤松:自己紹介instagram
№31358 竹中(3回生)・田中(1回生)ペア
舵を持ち始めてわずか半年で、男女混合のレギュラーメンバーにも選ばれた努力家の竹中と、入部3ヶ月目のスーパールーキー田中のペアは、日々成長を遂げています。この夏さらなる努力で成長を遂げ、全日本女子インカレで活躍します!
竹中:自己紹介instagram
田中:自己紹介instagram
<サポート・レスキュー艇乗艇予定者>
水谷(2回生マネージャー)・吉田(2回生マネージャー)
森(1回生)・大江(1回生マネージャー)
常にチームの勝利を考え、鋭い洞察力と発言力で部員を支えてくれている最強の4人です。選手、マネージャーの12名全員で全日本女子インカレ大学団体優勝を目指します!
吉田:自己紹介instagram
水谷:自己紹介instagram
森:自己紹介instagram
大江:自己紹介instagram
◆部員がヨットを始めたきっかけ、ヨットの魅力
男子女子に関わらず、大学生になって初めてヨットに乗り、この競技を始めた部員が大多数です。今年度の全日本女子インカレに出場する9名の内、3名は大学入学以前からのヨット「経験者」ですが、6名は関西大学への入学を期にヨット競技を始めた「未経験者」となります。ヨット競技を始めたきっかけは、「大学ではこれまでと異なるスポーツに挑戦してみたい!」、「大海原で自然を相手にするスポーツに興味が沸いた」、「日本一を目指せるスポーツがしたかった!」等それぞれです。
なお、このヨットという競技、強靭な体力や筋力だけでなく、操船技術や風の変化を読む力、コース選択における戦術や競技相手との駆け引き、気象コンディションに応じたヨットのチューニング力など、勝利を掴み取るために必要となる要素が非常に多く、それら全てにおいて高いレベルが求められます。この「奥深さ」こそがヨット競技の最大の魅力であり、部員を惹きつけるのかもしれません。
※ 関大ヨット部の風景①
◆これまでの全日本女子インカレの結果
残念ながら、過去年度においてクラス優勝はございますが、大学団体優勝は果たせておりません。今年度こそはクラス優勝と合わせて団体優勝を掴み取り、大学ヨット界の歴史に関西大学ヨット部の名を残したいと思います!
<直近年度の成績>
2022年度 :総合7位/16校 470クラス13位/35艇、Snipeクラス8位,11位,12位/39艇
2021年度 :コロナにより中止
2020年度 :コロナにより中止
2019年度 :Snipeクラス6位/36艇
※ 4回生 松岡、三品、山田 (関西女子インカレより)
※ 3回生 竹中、佐田(関西女子インカレより)
※ 1・2回生 水谷、竹村、田中(1回生)、赤松、吉田 (関西女子インカレより)
◆ご支援金の使い方について
9 月22~25日に神奈川県葉山にて開催される全日本女子インカレへの遠征資金とさせて頂きます。皆様のご支援によって、より集中して練習に取り組むことができ、良い準備の下で本番レースに挑むことができるようになります!
なお、ご支援金につきましては以下に使用させて頂く予定です。(金額は昨年実績や6月時点調べの概算であり、今後変動する可能性がございます)
① 艇体のトラック往復輸送費 :32.4万円
※ 兵庫県新西宮ヨットハーバー⇔神奈川県葉山港往復
※ ヨット4艇・レスキュー艇1艇を輸送
② 宿泊費 :27.4万円
※ @5.7千円×4泊×12名(選手9名、マネージャー3名)
③ 食費 :14.4万円
※ @2千円(3食)×6日(移動日含)×12名
④ 移動交通費 :18.8万円
※ @1万円(夜行バス往復)×12名 + @6.8万円(レンタカー5日間)
⑤ 大会エントリー費 :6.8万円
※ @1.7万円×ヨット4艇
⑥ 施設利用料 :2.0万円
※ @610円×ヨット4艇×5日 + @1,150円×レスキュー艇1艇×5日
+ @1,100円レスキュー艇上下架×2回
⑦ レスキュー艇のガソリン費 :1.3万円
※ 7時間×4日(練習1日,レース3日)×3ℓ/1時間×155円
⑧ ご支援に対するリターン(返礼品) :12.0万円
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合計 :115.1万円 (遠征1人あたり約9.5万円) + キャンプファイヤー手数料
多くの方にご支援を頂いた結果として万一余剰金が発生した場合には、11月に福岡県小戸で開催される全日本インカレ(関大ヨット部全体の最終目標)の遠征資金に充てさせて頂きたく存じます。
※ 関大ヨット部の風景②
◆全日本女子インカレのスケジュール
9月20日 :新西宮ヨットハーバーにてトラックへのヨット・レスキュー艇積み込み
公共交通機関等で葉山へ移動
9月21日 :葉山港にてヨット・レスキュー艇積み下し、海上練習
9月22日 :海上練習、受付・計測
9月23日 :レースDay1
9月24日 :レースDay2
9月25日 :レースDay3
閉会式・レセプション、葉山港にてヨット・レスキュー艇積み込み
公共交通機関等で西宮に移動
9月26日 :新西宮ヨットハーバーにてヨット・レスキュー艇積み下し、整備後解散
◆返礼品のご紹介
今回は全日本女子インカレに関するプロジェクトとなりますが、関西大学ヨット部全体の最終目標は11月に開催される全日本インカレ団体戦となります。4回生にとっての集大成の場となりますので、この全日本インカレが終わるまでは練習等に専念させて頂き、今年度の全日程が終了次第、以下返礼品を皆様にお届けする予定です。(11月下旬~12月初旬)
① 5,000円 :参加選手・マネージャーによる結果レポート
② 10,000円 :同結果レポート + オリジナルTシャツ(白)
③ 10,000円 :同結果レポート + オリジナルTシャツ(青)
④ 12,000円 :同結果レポート + オリジナルロングTシャツ(白)
⑤ 15,000円 :同結果レポート + オリジナルトートバッグ
⑥ 20,000円 :同結果レポート + オリジナルトートバッグ + オリジナルTシャツ(白)
※ 結果レポートについては、大会結果(成績)で1枚、参加者全員の大会を通じての
感想やご支援者様へのメッセージ等で5~6枚、A4紙計7~8枚程度に纏める予定です。
※ なお、①は郵送、②~⑥は宅配等でご指定の住所にお送りいたします。
なお、ご支援頂いた皆様には、新西宮ヨットハーバーまで足をお運び頂くことになりますが我が関西大学ヨット部艇庫や練習風景のご見学、実際にヨットへのご試乗等も承ります。(日程はヨット部の練習活動日より天候を見定め調整をさせて頂きます)
◆女子チームリーダーよりご挨拶
お世話になっております。関西大学体育会ヨット部 4回生で、副将を務めさせていただいております山田咲良です。
昨年度は、関大ヨット部として関西女子インカレで団体優勝を果たし、全日本女子インカレでも奮闘いたしました。今年度も、昨年度に続き関西女子インカレ団体優勝と連覇することができましたので、関西優勝校として、全日本インカレでも結果を残す事ができるよう精一杯務めてまいります。
常日頃から、応援して下さっている皆様へ感謝の気持ちを結果で恩返しする事ができるよう、女子チームリーダーとして、チームを勝利に導く事ができるよう務めてまいります。
沢山のご声援の程、よろしくお願いいたします。
◆最後に当プロジェクトをご覧頂いた皆様へ
この全日本女子インカレは彼女達の目指すべき最終目標ではありません。全日本インカレ団体戦や全日本インカレ個人戦など、目指すべき三つの「全日本」の中の一つに過ぎないのです。それでも彼女達にとって女子だけが出場を許されるこの全日本女子インカレにかける思いは並々ならぬものがあり、熱い情熱が溢れています。
皆様には、当プロジェクトへのご支援を通じ、全日本女子インカレの結果だけでなく、彼女達の奮闘する姿や成長をぜひともご期待頂ければと存じます。また、これを機に関西大学ヨット部の熱烈な「ファン」となって頂き、他の大会でもご声援を賜れれば幸甚です。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
<関西大学ヨット部各種SNS>
関西大学ヨット部の日々の活動についてはこちらからもご確認ください。
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<掲載写真・画像等について>
関西大学ヨット部員やその親族・関係者が撮影・作成したものとなります。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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