はじめに・ご挨拶

こんにちは。長崎県長崎市に7月1日に開校した「フリースクール アリビオ」の代表、大石真弘と申します。今年3月、32年勤めた中学校の教員を退職し、フリースクールを立ち上げました。"第二の人生も子どもたちのために"という想いで日々取り組んでいます。私は、生徒指導や教育相談を長年担当した他、長崎県教育センターで教育相談を担当し、不登校の児童生徒が通うための施設の担当も行いました。また、長崎市教育委員会の指導主事として5年間にわたり、生徒指導を担当してきました。身につけた知識や経験を生かして、悩みや心配を抱える子どもたちを支援したいと思って活動しています。

このプロジェクトで実現したいこと

不登校の子どもたちに、将来の「社会的自立」につながる「自己肯定感を高めること」や「コミュニケーションの力やソーシャルトレーニング」などの生活支援と専門的な学習支援を行います。ただ、私が一人で支援することとなりますので、ひとりひとりをしっかりと支えるためには、少人数であることが必須となります。今年度は定員を10名として活動していきます。実現したいことは、運営費とともに、子どもたちの支援のため必要な通信設備や机、椅子、本棚等の備品、ひとりひとりにより適切な教材の購入にあてさせていただきたいと思います。

プロジェクトをやろうと思った理由

私が勤めてきた学校では、全く登校できない子どもや週に1,2回程度短時間、教室以外の部屋に来ることができる子どもが多くいました。しかしながら、学校としても充実した対応ができず、したくてもできないというジレンマがありました。また、別室や家庭で学習したとしてもその頑張りを学校で評価しずらい部分があり、「頑張ったのに」という気持ちになった子どもも目にしてきました。それならば、完全に登校できない子どもも別室に登校する子どもも総合的に支援し、その頑張りを学校と毎回連携することで、認めていただくような取り組みを行う、フリースクールがあればと思い、思い切って早期退職し、今までになかった革新的なスタイルのフリースクールをつくりました。

必ず、子どもたちの将来のための力になると思っています。1日でも長くスクールを運営し、より充実した支援体制のためにこのプロジェクトにチャレンジしようと思いました。

これまでの活動

令和5年4月から準備に入り、7月1日に「フリースクール アリビオ」として開校しました。開校前の6月に地元新聞社に取材を受け、記事が掲載されたことで多くの問い合わせや相談などがありました。苦しんでいる親御さんや子どもたちが多くいることを実感させられています。7月の開校にあたっては、場所、最低限活動できるだけの備品や環境は整っています。現在、すでに入校した子どもや検討しておられる子どもさんが複数おられます。お預かりする大切な子どもたちのために、是非、設備や狭隘等を充実させ、より手厚い支援ができればと思っています。

資金の使い道

① フリースクールの運営のために年間約100万円、2年間で200万円です。

② 50万円を備品や教材費等に使わせていただたいです。              

リターンについて

心を込めて感謝のメールと子どもたちの頑張りなどを記載した資料をメールと一緒に送らせていただきたいと思います。

最後に

現在は残念ながら、フリースクールに対する国や自治体の補助金、助成金はありません。何とか1日でも長く運営いきたいですし、来てくれる子どもたちに「最低2年間は運営するから安心して通っておいで」という「ほっとする場所の補償と「安心感」を感じてもらうことができればと思います。

フリースクールの名前の「アリビオ」とは、スペイン語で「安心」「ホッとする」という意味です。

「私の残りの人生はすべて子どもたちのために使おう」と決めています。どうか、ご支援をお願いします! 頑張ります!




  • 2023/09/12 08:38

    2学期の始まりを跨いでの無料開放が終了しました。9日間で25名の子ども保護者,先生方などが見学や体験等にこられました。長崎市外から見えられた方もおり、心配や悩みを抱えている方が多いことを実感しました。また、初日の様子などを地元テレビ局とNHK、西日本新聞と長崎新聞から取材を受けて周知に力を貸し...

  • 2023/08/31 16:16

    8月29日から9月8日(金)までの平日、2学期の学校生活に不安を心配をもつ子どもたちのために話をしたり、宿題をしたりするための時間をつくり無料で開放しています。小さな取り組みですが、ひとりでも苦しみを抱える子どもの助けになればと思っています。報道各社から取り上げていただき、テレビは3社、新聞も...

  • 2023/08/15 13:05

    こんにちは、夏休みも残り2週間余りとなりました。2学期の始業式前後は、心理的に不安定になる子どもたちが増え、2学期から学校に行くことが難しくなった。と言う例も少なくありません。また、この時期、特に9月1日は「自ら命をたつ子ども」が1年で最も多い日です。最新の統計では年間514人の子どもが命を絶...

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