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千森麻由(ちもりまゆ)と申します。 南米パラグアイで伝統手工芸「ニャンドゥティ」に出会い、魅せられ、人生をかけてその魅力を伝える活動をしています。ありがたいことに9月末に2冊目の書籍を出版する機会をいただきました。


現在、書籍の制作をすすめているところです。彩り鮮やかな伝統の世界観を伝えるために、オールカラーでの出版にこだわりたいと思っています!それには、どうしても印刷代が高額になってしまいます。みなさんにニャンドゥティの美しさを伝えられる書籍を作るために、クラウドファンディングに挑戦させていただきます。ご支援のほどよろしくお願いいたします!

書籍概要

・A5サイズ / 128ページ前後(フルカラー)

・出版社:repicbook 

・出版形態: 商業出版

・販売価格: 税込 1,760円




「ニャンドゥティ」はパラグアイの言葉で「クモの巣」という意味があります。レース編みの一種でありながら、刺しゅうのように布に針で糸を刺し、織りを施し仕上げるという非常に珍しい手法の手芸です。主にパラグアイにある人口10万人ほどの小さな村「イタグア」で作られています。

伝統手工芸 ニャンドゥティ

日本でもかわいい作品が人気です


今でもあの日のことを覚えています。わたしはフランス料理の料理人として活動していた2011年に、世界中の料理を学ぶ旅(味わう旅)に出ました。


料理人だったころのわたし


料理旅の途中に立ち寄ったパラグアイ。
そこでニャンドゥティに出会ってしまいました。


なんて美しいのだろうー。



ニャンドゥティに文字通り“胸を射抜かれた″感覚でした。


もっとニャンドゥティについて知りたいと思いつつ、しかし料理旅の途中の身なので旅を続けました。帰国後もニャンドゥティが忘れられずに、作り方を学ぶためにパラグアイを再訪します。それから1年に数ヶ月パラグアイに滞在し、残りは日本で仕事をするという日々を、7年続けました。


パラグアイを再訪し技術を学びました

現地の方々にお世話になりました




みなさんにこの時のエピソードを話すと、たいてい驚かれます。生活の全てをかけ、技術やパラグアイの文化そのものに触れる時間を最優先しました。わたしには、それくらいのめり込むほど衝撃的な出会いでした。


いつしか、ニャンドゥティを日本で広めるのがわたしの使命だと思うようになりました。




技術習得のための修業期間を経て、2020年から大阪を中心にニャンドゥティ教室を開講し、作品を作る楽しさを伝えています。一緒にニャンドゥティ作りに取り組む方の中には、技術を学び、作家となり、収入を得られる方も多くいます。


生徒のみなさんと


日本でこの手芸をとりわけすすめたいのは「お母さん」。


 なぜなら、わたし自身が5歳、3歳の未就学児の母であるのですが、どうしても多忙で、余裕がなくなりがちです。そんな全国の忙しいお母さんでも、すきま時間で簡単に可愛くつくれるのがニャンドゥティだからです。技術を習得し、講師となり教室を開講する道(仕事にできる)もあります。


子育て中のお母さんは、社会から取り残されたような感覚になって孤立しがち。


そんななかでも、ニャンドゥティを通じて社会とつながりを持ち、ママ同士がお友達になれたり元気になることができるなんて!とても素晴らしいことだと思います。



今でこそ教室を開講したり、生徒のみなさんと個展を開催したり、出版させていただいたりしておりますが、全てが順風満帆だったわけではありません。実は当初は、ニャンドゥティの魅力を伝えるために現地の職人が作ったものを直輸入し日本で販売しましたが、うまくいきませんでした。


今度は、日本人の好みに合わせて自らデザインしたニャンドゥティのアクセサリーを現地の職人に作ってもらいましたが、言葉の壁もあり、細かい打ち合わせが難しく、全てに満足のいくクオリティーに仕上げられませんでした。


制作技術の習得と同時に、どうやって魅力を伝えていくと広まるのかを学び、いろんな方にアドバイスを受けて、ようやく現在のようなやり方を見出しました。


少しずつ教室も増えてきました




今もなおニャンドゥティに魅了され続けている、わたしが大切にしてきたこだわりをお伝えします。


  • ①現地の技術を分かりやすく伝える

元々が手から手へ伝承されてきた伝統手芸なので、パラグアイ国内でも習う先生によって微妙に作り方が異なりますが、生徒のみなさまには、わたしがパラグアイで職人たち・先生たちから習った技術に、日本の方に合うように10年以上研究を続けてきたテクニックを加え、分かりやすくお伝えするようにしています。



  • ②ニャンドゥティ専用の糸を使う

パラグアイで使われている、本場のニャンドゥティ専用糸は日本ではなかなか手に入りません。


コットン100%の、ふわふわで編みやすいあの糸…まるでパラグアイの人たちの雰囲気そのままを表しているような、柔らかくて優しくて、少しマットなあの糸。

ニャンドゥティ専用糸


なるべく専用糸を使って作るように教室開講当初からずっとご用意してきました。

しかし昨今の感染症によって、手に入りにくくなってしまいました・・・。


何とかしないとと思っていたら、


京都の老舗染色会社さんとご縁が繋がり、日本でも専用の糸を作って下さることになりました。今回のクラウドファンディングでは、この専用糸をお選びいただけるリターンをご用意しております。


初披露のamo


一般販売はまだ先です。

少し早めにamoを試してみて下さい。


③現地の方々の雰囲気を取り入れる

初めての人にもhola!(こんにちは!)と明るく話しかけてくれる、パラグアイの人たち。緊張しいで人見知りのわたしは、どれだけそのあたたかさに救われたか。教室では、そんなパラグアイのような明るくてのんびりした雰囲気づくりを大切にしています。



パラグアイ滞在中にできた友人たちから、「ニャンドゥティを作れる人はどんどん減っている。このままだと、いつかこの伝統は途絶えてしまうかもしれない。」という話を聞きました。手間ひまかかる工芸品ですが、現地ではとても安く取引されてしまっています。


そのため、「若い人はニャンドゥティに興味を持たず、継承者は激減していて、職人の数が以前に比べて10分の1ほどに減ってしまった」と聞きました。


パラグアイの抱える問題

 

パラグアイは発展途上国のひとつです。パラグアイの1人あたりのGDPは5,892ドル(日本は約42,650ドル:2021年) 。中南米諸国の中でも貧しい国です。国内にも貧困格差があり、働かないと生活ができず学校へ行くことができない農村部にある貧困層の子どもたちへは支援の手が必要です。

 

ニャンドゥティに魅了され、パラグアイで生活をしていた身としては、こういった現状を少しでも何とかしたいと思っています。


パラグアイの赤土とたくさんの自然が綺麗な住宅街(2019年)

もちろん問題が壮大すぎて、わたし一人でどうにかできることではないかもしれません。


それでも、いろいろな方にニャンドゥティの魅力や価値を伝えて、現地でも公正な取引が行われるような状態を作っていくことが、ひとつの解決策になると信じています。いわゆる「フェアトレード」です。





フェアトレードの取組を行っていくことで、SDGsが掲げる「貧困の撲滅」「飢餓の撲滅」「ジェンダー平等」などの目標達成に寄与するといわれています。


ニャンドゥティと、その良さをもっとたくさんの方に知ってもらい、ニャンドゥティの価値が認められれば、現地の職人たちにも仕事ができ、生活が豊かになればパラグアイの文化を継承し続けられるようになります。





5月に「パラグアイの職人たちを支援するチャリティー展」を開催いたしました。4日間にわたって、総勢30名のみなさまの作品とパラグアイの職人さんの作品を展示いたしました。




遠方から来て下さる方や男性の方の割合も予想以上に多かったのが印象的です。ワークショップにもたくさんの方に参加していただきました。展示スペースの一角では、パラグアイのことやニャンドゥティのフェアトレードについてを掲示し、来場者の方から募金を集めさせていただきました。


生徒のみなさんと団結して、ニャンドゥティに興味をもってもらう機会を作れてとても意義深い展示会になりました。


展示会で集まった募金はパラグアイのために活動する団体様に寄付させていただきました


一人では難しくても、みなさまと一緒に力を合わせれば叶えられるかもしれない。


パラグアイの現地の職人さんにも協力してもらい、一致団結して展示会を実施したことで、募金による支援以外にも、書籍出版や日々の教室での活動を通じて、多方面からパラグアイの職人たちの生活を根底から支えることができることを、あらためて実感いたしました。


どうすればニャンドゥティで生活ができるようになるのかを、日本や世界的な視点で考え、「技術を教える」「価値をつけて販売する」 というスキルを職人自身に持ってもらえるようにすることが大切です。



日本では「お母さん同士が交流できる場所」「講師への道」という付加価値を持つニャンドゥティ教室。パラグアイではどういうかたちで付加価値を作るのが最適なのかは、まだわかりませんが、職人自身が付加価値をつけられるようになる学びの場を、パラグアイで作り上げていきたいです。 


その結果として市場が拡大し、 日本だけではなく、全世界にニャンドゥティの良さを知ってもらいたい。 アジア・北米・ヨーロッパ等でも手芸・ハンドメイドの選択肢の中にニャンドゥティが入っている世界を作りたいです。 


世界中の手芸愛好家の人たちが、 パラグアイのニャンドゥティの良さを知ることにより、パラグアイでも自国の伝統を見直すきっかけになり、文化として長く深く伝統が続いていくのです。



ドムドムハンバーガー 社長(株式会社ドムドムフードサービス 代表取締役)
藤﨑 忍 様


パラグアイの伝統手芸「ニャンドゥティ」を広める活動をされている千森麻由さん。

正直「ニャンドゥティ」という言葉を聞くのは初めてでしたが、目を引くような鮮やかな色合いのモチーフが情熱的な南国のイメージと重なり元気をいただける気がしました。とても素敵ですね!


この手芸品をただ単に多くの人に伝えるだけでなく、現地パラグアイの職人さんたちの貧困格差をなくし豊かな生活を送っていただきたいという熱い思いで日々活動されている千森麻由さんに敬意を表します。

パラグアイの素晴らしい伝統手芸が途絶えることなく、この先もずっと引き継がれていくことを心より願っております。

ぜひ皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

株式会社ドムドムフードサービス

藤﨑 忍 


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大阪府海外移住家族会会長
浅井幸一 様

パラグアイ ニャンドゥティを愛する 麻由さんへ

素晴らしいですね、出版2冊目 おめでとうございます。

明るい性格で人当たりが良く、ステキな先生です。 

パラグアイ ニャンドゥティが全国で見れます様に、応援します。

パラグアイを第二のふる里に持つ 私にとって嬉しい限りです。

大阪府海外移住家族会

会長 浅井幸一


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アルパスタジオソンリーサ 
松木亜里沙 様



2冊目のご出版、おめでとうございます

私は演奏でニャンドゥティの衣装を着ることが多いのですが、カラフルなニャンドゥティは見ていると元気になります。 麻由さんは、ニャンドゥティの輪をどんどん広げて、沢山の人を笑顔にしていてすごいです!この本をきっかけに、もっと多くの方が元気に笑顔になりますように

今後とも応援しています♡

アルパスタジオソンリーサ アルパ奏者、講師 松木亜里沙


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パラグアイの友人より


千森さんが新しいニャンドゥティの本をリリースすること、私はパラグアイ人として誇りに思い、心から喜びを感じています。彼女の成功を願い、心から応援しています。 この本がたくさんの人々に愛され、千森さんの才能と情熱が日本中そして世界中に広がることを心から祈っています。 彼女の努力と情熱が実を結び、この作品がたくさんの人々にパラグアイの民芸品、文化等が知っていただけるきっかけとなり、知識と共にすべての読者に幸せをもたらすことを願っています。





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資金の使い方について

みなさまに、より良い書籍をお届けするための金額の内訳になっています。

みなさまからいただいたご支援はこれらの一部にあてさせていただきます。


・装丁デザイン、DTP、印刷、製本費用(フルカラー) 180万円

・撮影費用、広告宣伝費、書店様で実施するイベント運営費   50万円

・発送費(梱包作業費と運送費になります) 20万円

・クラウドファンディング手数料


スケジュールについて


2023年8月末
クラウドファンディング終了

2023年9月末
書籍出版
リターン発送の開始

2023年10月末
リターン発送の終了(予定)



「本」という媒体は、自分から遠く離れた方にもニャンドゥティの良さを届けることができます。 わたしは、大阪を中心に教室を開講していますが、どうしても教えられる方は関西近郊にお住まいの方となります。


1冊目を出版した後、 北海道、仙台、東京、横浜、広島、愛知、山口、熊本、沖縄etc…たくさんの地域の方から、ニャンドゥティについてお問い合わせをいただきました。 本屋さんで見つけて、それからニャンドゥティが好きになったというお声がたくさん届きました。


もっとたくさんの方にニャンドゥティやパラグアイについて知っていただくために、ニャンドゥティの本を世の中に出すということは、とても意義のあることだと感じました。


それと同時に、出版するからには中途半端なものは作れないという責任も感じています。しっかりと魅力や世界観を伝えられる書籍にしたいです。


このクラウドファンディングに挑戦し、想いをお伝えすることで、手芸に関わっていない方の目に触れる機会も増え、いろんな方にニャンドゥティやパラグアイのことを知ってもらえる機会になると嬉しいです。



ニャンドゥティ アカデミー kerana
千森麻由



書籍について

・A5サイズ / 128ページ前後(フルカラー)

・出版社:repicbook 

・出版形態: 商業出版

・販売価格: 税込 1,760円

・発売時期:2023年9月末(予定)


出版社について

今回書籍を出版させていただくrepicbook(リピックブック)株式会社は埼玉県志木市にある出版社です。丁寧な書籍作りに定評があり児童書から実用書まで、これまで44作品の書籍を世に送り出してこられました。わたしのニャンドゥティに対する想いに共感をいただいて1冊目から全面バックアップをして下さっています。


<募集方式について>
本プロジェクトは All-or-Nothing方式 で実施します。目標金額に満たなかった場合は全額返金させていただきます。 


※書籍のリターンに関しては、出版社、発行者の許可を得ております。
※作品や糸など、リターンに設定しているものは全て事前に許可を得ております。
※本プロジェクトに使用している現地の方の写真は、全て著者の千森 麻由が現地に修行に行った際に撮影したもので、現地の人達には今回の掲載にあたり事前に許可を得ております。その他の掲載写真も掲載許可を得ております。
※このクラウドファンディングは千森麻由によるプロジェクトです。ページ内でご紹介している法人、個人様は本プロジェクトとは関係はありません。お問い合わせは千森麻由までお願いします。

  • 2023/08/31 19:00

    こんにちは!最終日の今日はたくさんの応援メッセージやシェアをいただいております。子どものためのオーガニックスキンケアプロジェクトを行おうとしている小林かずよさんから推薦メッセージをいただきましたのでご紹介させていただきます!↓↓パラグアイの文化を継承と、子どもを含む現地の方の豊かな生活のために...

  • 2023/08/31 17:42

    こんにちは!いつも温かな応援をありがとうございます!!とうとうクラウドファンディング、本日8/31 23:59で終わりを迎えます。現在なんと、201名の方から1675000円のご支援をいただいております泣本当にありがとうございます!!!ネクストゴール達成まで後10万円強!最後の1秒まで走り続け...

  • 2023/08/30 21:00

    こんにちは!いつも温かな応援をありがとうございます!私が、いつもとっってもお世話になっているライフコーチの北野亜衣(あいあい)さんから推薦メッセージをいただいたので、ご紹介させていただきます!↓↓10年以上ブレることなく、ニャンドゥティを広める麻由さんのひたむきな想いと行動に感動!2児の母であ...

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