はじめに・ご挨拶

『猫ランドねこねこ隊』石本と申します。

子どもたち3人を育てる母であり、より良い子育て環境を求めて、4年前に自然豊かな鹿児島県に移住してきました。

家族みんな猫が大好きで、現在自宅では5匹の元野良猫を保護して一緒に暮らしています。

(私たち親子と保護猫5匹との暮らしを、猫ランドねこねこ隊と称しています😊)

このプロジェクトで実現したいこと

野良猫と、野良猫による害を被る人たちが少しでも減って、人も猫もより幸せに暮らせるように…

鹿児島に多数ある、放置された空き家を活用して、保護猫の生活や里親さんへの譲渡の拠点とし、さらには母子向けのイベントや絵本の読めるオープンスペースの開放などを通して、地域の子どもたちや子育てをするお母さんたちの憩いの場にしたい。

欲張りですが、

◯大好きな猫たちの幸せな暮らし

◯地域貢献

◯自分の子育て経験を活かした『小さな子どもたちとお母さんたちに優しい空間』の提供

を実現できる拠点を作りたいのです。

このプロジェクトでは、

◯空き家を取得し、保護猫たちの暮らしやすい環境に整える

◯保護猫たちに不妊去勢手術、その他必要な医療を受けさせる

までの費用の一部をご支援いただきたいです。

それを足掛かりとして、母子の憩いの場づくりであったり、さらなる地域への貢献と保護猫活動の幅を広げていきたいと考えています。


プロジェクトを立ち上げた背景

子どもたちを自然の中でのびのびと育てたい、と移住してきた鹿児島県。山があり、海があり、空気がおいしく、食べ物も、お肉、野菜果物、何を食べても感動するくらい美味しい!

生涯をここ、魅力溢れる鹿児島で暮らそうと意気込んでいる私ですが、あちこちに、たくさんの野良猫がいることが気になっていました。

この温暖で豊かな自然環境が、野良猫の繁殖にとっても好条件なのかもしれません。

猫好きの私たち家族にとっては、あちこちで可愛い猫に出会えてラッキー!というところなのですが、その中で、出勤途中に毎朝のように交通事故に遭って亡くなっている猫、自身も痩せ細りながら子猫の遺体を運ぶ母猫、畑に糞をされる、と憤慨する人がスコップで猫を追い立てる姿、いろいろな胸の痛む場面を目にすることも多々ありました。


我が家では今、目の前で命の危険が迫っていた元野良猫を5匹保護し、一緒に暮らしています。

〜以下2件、Instagramより↓〜

保護猫めるちゃんの紹介❤️


昨年9月頃、

たまたま子どもたちを連れて行った

『パノラマパーク西原台』

で出逢っためるちゃん。


展望台の下にひとりで、

痩せ細り、背中には生々しくえぐられた大きな傷、

そして片目を失った状態で小さく丸まっていました。


我々が近づくと、

シャー!!と言いながらも、

おそるおそる少しずつ近付いてくる。


元は飼われていた子だな、って思いました。


家にはすでに保護猫が2匹いて、

ただ遊びに来ただけの丸腰で、

家からだいぶ遠いし、

どうしようかとしばし考え、


怪我と、あまりの痩せ方で

放って置いたら死んでしまう、と


そのまま見て見ぬ振りはできず。


急いで近くのホームセンターをナビってケージとフードを買い、

また山の上に登ってめるちゃんを保護し、

その足で

動物病院に連れて行ったのでした。


車内でごはんをあげたときの食い付きっぷり、忘れられません😌


だいぶ怖い目にあってきたのか、

しばらくは私たちにも警戒してシャーシャー言ってためるちゃん。


今はなんと、保護猫3匹の中でいちばんの、穏やかさん、甘えんぼさんです。


隊長のストーカーで、

縦抱っこが大好き(笑)


毎日とてつもない癒しをくれています。


※隊長とはプロジェクト依頼者の私のことです😊

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4匹目の保護猫さん。


お隣の、独居のおじいさん宅の庭に棲みついていた5〜6匹の猫さんたち。


おじいさんが(理由はわかりませんが)お宅に帰ってこなくなり、猫たちだけが残され、

私の家や近所のお宅に入り込むようになりました。


私はいいんだけど、

近所のお宅は、畑にフンをされたり、作物を荒らされると憤慨されており、

また雌猫さんがどんどん子猫を産んでしまっている状況…。


とりあえず状況悪化を食い止めようと、雌猫さんには独断で不妊手術を受けてもらい、

自治会の会長さんや、私の家の大家さんにも相談したりしていて。


そんな中突然、ある時を境に、猫たちの姿が見えなくなりました。

どこに連れて行くとか、誰が引き取るとか何の情報もなく、

ただいなくなった猫たち。


その代わり、

まだ生まれてそんなに経っていない、雌猫のおっぱいをむさぼっていた写真のこの子が1匹だけ残されていました。


たまたま捕獲の手を逃れたのか…


他の猫たちがどこへ行ってどうなったのかもちろん心配だけど、

だからと言って私に何ができたのか

どうか生き物の尊厳を失わず幸せな形でどこかで生きていて欲しい。


そして…母猫ときょうだいたちを突然失ってひとりになったこの子を放っておけず。


保護猫ブラザーズに仲間入りとなりました。


名前は『のりまき』。


のりちゃん、のんちゃん

と呼ばれてます😊


子猫だからまだ軽くてフニャフニャで、

床でコロンコロンと転げる姿がとっても可愛い美男子です❤️

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

↑以上Instagramより


のりまきを保護した時に、他の猫たちを安否がわからないまま見失ってしまったことが、今回のプロジェクトの大きな原動力のひとつになっています。


野良猫や、保護した猫への不妊去勢手術は自費で行っていたのですが、保護しきれない野良猫たちがどんどん子猫を産み増え続ける現状で、これ以上個人で対応していくには、限界が目に見えています。

〜〜TNR活動を検討…断念〜〜

そこで、TNR活動(地域の野良猫を保護し、不妊去勢手術を施し、地域の住民の協力を得て餌や糞の世話をしながら、地域内で一世代の生涯を見守る活動)を考えたのですが、そこには大きな壁を感じました。

TNR活動を行うには、まず地域(最低でも自治体内)住民への呼びかけから始めなければなりません。住民の方々を集めてひとりひとりに趣旨を説明し、理解、賛同を得る必要があります。

これがなかなかに大きなハードルとなり、一個人発のTNR活動には踏み出しにくいと感じたのです。

私の住む自治体もそうですが、高齢化の進む地域も多く、皆が猫好きとは限らない(むしろ、畑に糞をされたり荒らされたりといった経験のある方にとっては、猫に嫌悪感を抱くのも無理はありません)中、繁殖を止めて被害を抑える趣旨があるとはいえ、地域で野良猫の世話をするということについて全員の賛同を得るのは、それを一個人が呼びかけ働きかけるというのは、本当に難しいことだと思いました。

そして正直、移住者でシングルで、まだ小さな子供を育てる身でそれを行うには、かなりのリスクを背負う必要があります。子どもたちを幸せにすべく移住してきたこの地で、これからもこの地域で学校に通い生活していく子どもたちに、リスクを負わせるわけにはいきません。

そこで、空き家を買い取り拠点を構えて、地域に貢献できる活動をしながら、人も野良猫たちも幸せに暮らせる仕組みを作りたい!と思い至ったのです。


〜〜すべての子どもたちと、子育てをがんばるお母さんたちへの想い〜〜


「猫にやさしく」ともうひとつ、「ひとにやさしく」の夢について。プロフィールには少し載せたのですが、少し自分の話をします。

私はいわゆる「機能不全家庭」で育ち、幼少期からの愛着形成がままならず、思春期を跨いで複雑性PTSDを発症し、摂食障害やうつ等に振り回される青春時代を過ごしました。

そんな私は特に、自分をさらけだし、時に本音でぶつかり合いながら親密な関係を築く恋愛というものがうまくできず、ことごとく結婚に失敗し、頼れる両親も親族もいないため、子育てにはずっとほぼワンオペで向き合ってきました。

子どもたちに自分と同じ思いはさせない、子どもたちには、子どもらしく自分らしく、自分の人生を楽しく幸せに生きて欲しいと必死に(だけど何食わぬ顔で…笑)子育てをする中で、一生懸命子育てをする母親に対する世間の冷たさ、理不尽な悪意に接し、打ちひしがれることもありました(もちろん、人の優しさやご厚意に支えられたこともたくさんありました)。

きっと、子育ての孤独さ、報われなさ、ひどい睡眠不足や慢性的な疲れに、今も辛い思いをしているお母さんたちがたくさんいらっしゃると思います。

でも、子どもが可愛いから、どうしようもなく愛おしいから、子どもの笑顔が見たいから、

がんばれる。がんばってしまう。

すべての子どもたちには、いつも笑顔で幸せに生きていてほしい。そのために、お母さんたち自身が、いつでもたくさんの優しさで包まれていてほしい。

我慢ばかりしていないで、お母さんも休んでいいし、自分を優先することが当たり前にあっていい。

弱音を吐いていいし、愚痴っていい。

もう嫌だ、って泣いていい。

もっともっと褒められていい。


そんな子どもたち、お母さんたちへの思いを抱えて、

自分の経験が、誰かの力になれたら…と、

◯チャイルドカウンセラー

◯家族関係カウンセラー

の資格を取得しました。

打ちひしがれていたあの頃の私が、こんな場所があったらな…と願ったような、

誰もが安心してくつろげる場所、優しさに包まれ、優しい人が損をしない、素敵な場所を作りたい。

それが「ひとにやさしく」の夢なのです。


〜〜物件探し開始、そして運命の出逢い〜〜


「猫にやさしく、ひとにやさしく」の夢を叶える場所として、鹿児島県内の空き家バンクから、『なるべく予算を抑えつつ、猫たちが安心・安全に人と暮らすことができ、地域の子どもたちやお母さんたちにも来ていただける十分な広さのある物件』を探していたところ、鹿児島県は大隅半島の南東部に位置する〈肝付町〉に、素敵な物件を見つけました。

間取りは6DK、一部屋一部屋も広く、古いけれど、内見したところ片付けと大掃除、庭の手入れをすれば問題なく居住できそうな状態。売買価格は130万円の古民家です。

この空き家を購入し、脱走防止柵やキャットタワーなど必要な備品を設置して、猫たちの過ごしやすい環境を整えたいと思います!


☆肝付町のご紹介☆

肝付町といえば…

◯JAXA(ロケットの打ち上げが見られます)がある!

◯『東洋のフロリダ』と称されるほど美しい50kmも続く海岸線がある!(初めて訪れた時、本当にここは日本!?日本にこんなに綺麗な海があったの!?と驚きでした!ウミガメたちも産卵に訪れる、手付かずの自然そのままの美しい海岸です。ドライブも最高!)

◯鹿児島黒牛・黒豚や、伊勢海老(地元の方はえっがねと言います)、マンゴーや辺塚ダイダイなど、美味しすぎる畜産物、海産物、農産物が豊富!

…などなど、肝付町は、魅力がいっっぱいのそれはそれは素敵な町なんですよ!物件から徒歩の距離には水遊びのできる綺麗な川も流れていて、マイナスイオンが目に見えそうなほど。

この環境はなかなか出逢えない!自然あふれる癒しの家になりそうです。

この地で、この家で、傷ついた猫たちを癒し、その猫たちがまた誰かの癒しになれるよう、橋渡しができたら。

地域の子どもたちやお母さんたちが、絵本を読んだりお茶を飲んだり、ゆっくりとくつろぎながら、なかなか言えない弱音を吐いたり、時には愚痴ったり…猫たちを見守っていただきながら、そんな優しい空間をつくれたら。

そんな夢を実現したいのです。

どうか皆さんのご協力をいただきたいです。

お願い致します。


資金の使い道

◯物件購入費用……70万円

(残りは自己資金で賄います)

◯改装用資材、備品購入費用……約20万円

◯不妊去勢手術・初期医療費用……約10万円

◯リターン制作・発送費用/CAMPFIRE手数料……約30万円


実施スケジュール

◯現在   物件仮契約中

◯8月31日 クラウドファンディング締切

◯9月上旬  物件契約予定、改装作業開始

◯10月上旬 リターン発送開始

◯R6.2月  改装完了、第二種動物取扱業資格取得

※改装はほぼDIYで行う予定のため、期間を長くとっています

◯R6.4月上旬 猫々堂Open!『保護猫めでるつなぐの会』発足

→順次、保護した猫たちの不妊去勢手術等行う


リターンのご紹介

ご支援金額は、

30万円/5万円/3万円/1万円/3000円/500円

の6つのコースからお選びいただけます。

30万円のコースはお一人限定、なんと猫ランド国王の称号を差し上げます!ご希望があれば、お顔写真とお名前を、国王として、猫々堂の続く限り、猫々堂内に掲示させていただきます。

また、3000円以上のコースには隊員バッヂまたは隊員カードがついております。隊員バッヂやカードをご提示いただければ、猫々堂で販売するグッズをいつでも何度でも(猫々堂が続く限り)お得な特別価格にて提供させていただきます!(バッヂご提示…15%〜30%OFF/カードご提示…10%OFF)

※猫々堂Openと同時に発足予定の『保護猫めでるつなぐの会』にちなみ、オリジナル猫キャラクター『メデル』と『ツナグ』のグッズを制作・販売していく予定です。

また、すべてのコースに付いている「猫々堂招待状」には、猫々堂の詳細な住所、連絡先、ご予約方法等を記載してお送り致します。


最後に

隊長in桜島

このプロジェクトを始めるにあたり、他の様々な保護猫に関する活動をされている方々のプロジェクトページを拝見しました。

既に法人として活動されている方や、団体で拠点を持って実績もある方が大半であり、何もないところから一個人で支援をお願いする私のような立場では難しいのではないか、と弱気になったりもしました。

ですが、猫を、子どもたちを、生き物を愛するだけの私のような一個人でも、明確な目的を持って一歩を踏み出すことが大きな意味を成すのではないかと信じ、今回勇気を出して踏み出すことに致しました。

今現在、自宅の周りに、すぐにでも手を貸したい野良猫が2匹いるのですが、保護できずに歯がゆい思いをしております。うち1匹は仔猫で、この夏を乗り切れるかどうかとても心配です。

どうかお力を貸してください。お願い致します。



<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/11/19 14:54

    17日(金)を持ちまして仕事は一旦お休みをいただき、明日より本腰を入れてリターン作成、ご送付、猫々堂準備を始めようという矢先、体調に懸念事項が生じ、おそらく明日より入院治療が始まることになりそうです。それに伴い、まだお届けできていない方へのリターンのご送付が更に遅くなってしまいそうです。大変申...

  • 2023/10/28 13:50

    プロジェクト内では10月〜発送としていたリターンですが、資金集めのため思いの外日々忙しくしてしまい、10月も末になってやっと、発送の目処がつきました。また、猫々堂物件もやっと購入できる資金を調達でき、契約が進み、あとは売主様側の署名を待つだけの段階ですので、ただ今より、4月のOpenに向けて鋭...

  • 2023/09/02 21:26

    しあわせ保護猫ハウス『猫々堂』創設プロジェクトにおけるクラウドファンディングを、おかげさまで8月31日、終了致しました。皆さまの応援、ご支援、拡散のご協力、本当にありがとうございました!心より御礼申し上げます。クラウドファンディングは終了となりましたが、猫々堂はこれからがスタートとなります。ま...

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