はじめに

初めまして。

このプロジェクトに関心を持っていただき、誠にありがとうございます。

私は普段、大学で習う化学の理論について、ブログとYouTubeで発信をしています。(ブログの月間PV7万超、チャンネル登録者数1500人超)

YouTube: https://www.youtube.com/c/nekochem

ブログ: https://nekochem.com/

昨年3月まで、大学院にて高分子科学を専攻しており、ポリウレタンやDNA水溶液の力学特性を研究していました。

現在は研究から離れて、プラスチックを用いた事業の開拓を目指しています。


ラバー刀とは?

実写版映画「るろうに剣心」の撮影の際、初めて用いられたラバー刀をご存じでしょうか?

これは、丈夫なことで知られるグラスファイバーを芯材として、これをウレタンゴムなどで覆うことで、誤って人に当ててもそこまで痛くないように考案されました。

※詳しくは、YouTubeにて「ラバー刀」で検索してみてください。

引きの画での激しいアクション撮影、殺陣の練習に適しているため、その後も映像作品、舞台作品に使われるようになっています。

しかしながら、量産化されていないため、手作りか少数のレンタルしか使う手段がなく、機会はとても限られています。

また、現状のラバー刀には日本刀特有の反った刀身を再現しにくい、振りを止めた際のブレが大きいなどの欠点があります。

ラバー刀を樹脂の射出成型により量産化できれば、これらの課題が解決できると考えています。

また、これが一般的に普及すれば、YouTubeなどでコスプレやアクション動画の制作が容易になり、日本の文化振興に寄与できるのではないかと期待しています。


製品のイメージ

観賞用の日本刀である模造刀は、アルミニウムなどやわらかい金属でできているため、チャンバラすると変形したり欠けたりします。

また、プラスチックに比べると密度が2倍以上あり、激しいアクションには不向きです。

今回量産化するラバー刀では、安全性とともに鑑賞用にもできるような再現度の高さも目指します。

そもそも日本刀は柄、鍔、切羽、はばきなど多くの部品からなるものであり、今回のラバー刀も同様に分解可能な形で設計をしています。

小さく分解できるようにすることで、成形が容易になるだけでなく、破損した部品だけを再購入すればよくなるため、維持費も低く抑えることができます。

また、金属や木材、樹脂などで鍔や目貫をご自身で作って、カスタマイズすることも可能です。

プラスチックに染料を加えても、強度を保ちながら金属光沢を出すのは極めて困難だと考えられるので、表面にはエナメルのシートを張ります。


開発後の構想

製品はAmazonなどのショッピングサイトにて販売する予定です。

価格は、送料と消費税込みで1本12000円程度を想定しています。

短期間使う場合のためにレンタルサービスも始める予定です。

料金は、250円×(本数)×(日数)+送料を想定しています。

また、今回作るラバー刀は刀身70 cmほどの打刀ですが、これよりも短い脇差も作ることで、二本差し、二刀流もできるようにしたいです。

しかしこれだけでは、映画や舞台の関係者、インフルエンサー、愛好家など需要が限られてしまいます。

そこで最終的には、漫画「ワールドトリガー」のランク戦のように、刀剣類と銃、罠などを模倣した武器が混在した新しいスポーツの開発を行いたいと考えています。

現在あるサバイバルゲームは銃に限られており、ヒット判定が自己申告制であり攻撃を受けた部位による区別がないこと、ルールやマナーが多くて複雑なこと、俯瞰的なインターネット中継や動画化が困難であることなどの課題があります。

感圧センサーを用いたダメージ計算システム、ドローンの撮影体制などの確立して、審判の必要性を無くし、多くの人が始めやすいスポーツの形にしていきたいです。

フィールドには広大な面積を必要とするため、都市部よりも地方の方が有利であり、地方創生にも一役買うことを期待しています。

日本刀は海外人気も高いため、海外展開も野望に持っています。


プロジェクトをやろうと思った理由

プラスチックの力学特性を研究していた経験から、成形の容易さや軽さで優れているポリカーボネートの方が芯材としてより適していると考えたため。


これまでの活動

化学、高分子科学についての発信

3Dモデルの設計

3Dプリンターによる検証

射出成型用簡易金型の依頼中


資金の使い道

原料費

芯材、刀身、鞘の成型用簡易金型

広告費

CAMPFIRE手数料


リターンについて

表示されているお届け予定日は、あくまで最も遅れた場合のものです。

準備ができ次第、順次発送いたします。

発送の際は、メールにてお知らせいたします。


実施スケジュール

2023年7月 3Dモデル設計

2023年8月 簡易金型試作

2023年9月 生産開始

2023年10月 リターン用・レンタル用製品の組み立て

2023年11月 レンタルサービス開始

2024年上旬 一般販売開始

2025年上旬 スポーツへ展開開始


最後に

日本刀は、美術品としても価値を認められており、日本人のみならず世界の人々をも惹きつける魅力をもっています。

チャンバラできる日本刀というだけでは、そこまで需要は広がらないかと思いますが、海外展開、新スポーツの開発を通じて、日本の文化振興、地方創生につなげられると信じています。

長期的な視点で応援いただけると幸いです。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。また、18歳未満の方は本プロジェクトを支援することはできません。


<商標使用について>
本文中に記載されている「るろうに剣心」と「ワールドトリガー」は、いずれも株式会社集英社の登録商標です。これらの商標と当該プロジェクトの製品は、直接関係ありません。


<銃刀法についての注意>
正当な理由なく刃物を携帯する行為は、銃砲刀剣類所持等取締法第22条及び軽犯罪法第1条第2号により禁止されています。
この「ラバー刀」には刃はついていません。刀剣類に類似する形状物ではありますが、金属製ではなくプラスチック製であるため模造刀剣類にも該当せず、銃刀法の規制対象外です。

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