エンタメ領域特化型クラファン
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はじめまして。いせさき能実行委員会の斎藤美智子と申します。平成18年から伊勢崎市にて、日本の文化、能楽を広める活動をしております。一流の能楽師の先生を招いて行ってきた公演活動も節目の第15回目となりました。本年は日本の近代化をけん引してきた、群馬県の養蚕をテーマに作られた新作能「新皇将門」を上演いたします。



新作能「新皇将門」は、民のために立ち上がった将門公が、民を救うために養蚕を奨励するという内容の能になります。現存している200以上ある能の演目のなかで群馬県の養蚕をテーマにした演目は他にはありません。


この上演を行うことで、


本物の能を伊勢崎で堪能し、みなさまと一緒に「養蚕県・群馬、伊勢崎」を再認識したいと思っています。


また本公演では、子どもたちが若い時期に本物の能を鑑賞し、感動できるように低料金の学生席・親子席を設けました。


一人でもたくさんの子どもたちに、能楽や群馬の歴史に触れる機会を提供できたらと思っております。


この企画に賛同して下さるみなさまに、応援をしていただきたく、クラウドファンディングに挑戦させていただきます。

あたたかいご支援をよろしくお願いいたします。




① 伊勢崎での能楽公演

「本物の能楽を伊勢崎でも体感してもらいたい。」というスローガンのもと、平成18年から能楽師の先生を伊勢崎にお迎えして連続して公演活動を行ってきました。


たくさんの方にご協力をいただきながら、「羽衣」や「隅田川」をはじめとした能楽で有名な演目を上演してきました。


14回の能楽公演を実施


②ワークショップの実施


子どもにも能楽を体験して欲しい。せっかくなら一流の能楽師でもあり、伊勢崎市を好きでいて下さる先生にお願いしたいとの思いで、伊勢崎市教育アンバサダーに認定されている、シテ方観世流の能楽師「加藤眞悟」先生にお願いして、ワークショップも実施してきました。


伊勢崎市教育アンバサダーは伊勢崎本市出身やゆかりのある方が「教育アンバサダー」として、伊勢崎市教育委員会に委嘱され、市内の小学校、中学校などで特別授業行う取組みです。加藤先生はこれまで市内小中学校及び中等教育学校の延べ約2,300人の児童・生徒に、能の実演と謡・仕舞の稽古をされていらっしゃいます。


 子どもたちの能面体験のようす子どもたちの能面体験のようす

子どもたちも真剣に聞き入ってくれます

参加した子どもたちの感想(抜粋)


「能は今も昔も人々の心を浄化するような存在だったのかなと思いました」

「日本の誇るべき文化だと感じました」

「能の体験では不慣れな動きで難しかったですが、能の無駄のなさをとても感じられました。」



 能楽は700年ほど前から受け継がれてきた日本が誇る伝統芸能であり、現存する世界最古の舞台芸術といわれています。2008年にはユネスコ無形文化遺産保護条約「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に記載されました。


世界からも評価が高く、たびたび海外公演も行われてきました。


能の舞台は謡(うたい)や舞を行うシテ(主役)が中心になり、笛や鼓を奏でる「囃子方」、コーラス隊のような「地謡」によって構成されています。


能楽公演のようす


観る方によって感じる魅力は変わりますが、緊張感のある静寂のなかでゆったりと響く笛や鼓の音色、そこから一転してテンポがあがり、シテが舞台狭しと激しく舞う、この時の高揚感がたまらなく好きです。



新皇将門は群馬の養蚕がテーマ


今年の第15回いせさき能では、群馬の養蚕をテーマにした新作能「新皇将門」を上演します。養蚕が日本の近代化を支え、経済の発展に大きく貢献しました。また2014年に富岡製糸場が世界遺産に登録されたのは、みなさまもご存知の通りだと思います。200以上ある能の演目のなかで、養蚕、群馬をテーマにした演目は新皇将門だけです。


是非この機会にご家族一緒にご来場下さい。


新皇将門のあらすじ

上野国府(現群馬県前橋市)を制圧した平将門のところに女が案内され総社明神に仕える者であることを告げ、将門が新皇の位を天から授かったことを告げます。将門が驚き敬服していると赤城山が紅に染まり大沼から龍神が現れ、新皇となったことを祝福し桑の枝を与えます。上野国に機織りが伝わり、伊勢崎に倭文(しどり)の神が祀られます。


公演チラシ公演チラシ


初めて能を観る方、お一人でご来場される方でも楽しめる催しを企画しています

第15回いせさき能が、日本の素晴らしい和の文化に触れる機会になればと願っております。是非、着物を着て能を鑑賞いたしましょう。着付けが難しい方向けに、無料の着付けサービスも実施しています。伊勢崎銘仙の貸し出し(先着・有料)や和装小物の販売も行います。

 

催し一覧 

・参加無料の事前講座の開催(10月7日13時30分~15時 / 伊勢崎市図書館 )

・着物でご来場の方に記念品を贈呈(先着30名)

・能装束の展示

・伊勢崎銘仙を展示

・着物の無料着付けサービス

・伊勢崎銘仙の着物一式の貸出し(先着順10名様 / 3000円)

・伊勢崎銘仙や錦織の和装小物を販売


伊勢崎銘仙レンタル


着付け無料サービス


能装束の展示


事前講座の開催


低料金の学生席・親子席の設置






資金の使い道

 

皆様からのご支援は、以下の活動資金とさせていただきます。


・上演費用(会場費用、演者出演料、撮影費用、事務局運営費) 200万円

・広報費用(事前講座運営費、チラシ・プログラム制作費、広告費用、ホームページ運営費) 50万円

・リターン制作費 20万円

・CAMPFIRE手数料


<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


 

実施スケジュール

 

・4月 第15回いせさき能 公演準備の開始
・8月 クラウドファンディング プロジェクト募集開始
・8月29日(火) 事前講座の開催<東京会場>
         会場:梅若万三郎家舞台(代々木上原駅より徒歩7分)
・10月5日 (木)神田明神へ御祈禱
・10月7日 事前講座の開催<いせさき会場>
         会場:伊勢崎市図書館(群馬県伊勢崎市曲輪町22−21)
         時間:13時30分~15時
         費用:無料

・10月29日 本公演「新皇将門」開催
        会場:人材派遣ワイズコーポレーション境総合文化センター
        時間:14時~16時40分(予定)

・10月末日プロジェクト終了
・11月 リターンの発送を開始

 2024年2月全リターンの発送を完了予定



みなさまに多大なるご協賛いただきながら、これまで14回の能楽公演を開催してきました。節目となる15回の公演に、平将門と群馬の養蚕をテーマにした演目の公演を行えるのは、とても感慨深いものがございます。


近年は大変な時期を過ごしてこられた方も多いと思います。この上演で少しでも伊勢崎市、群馬全体を盛り上げて、日本の近代化をけん引してきた歴史を子どもたちと一緒に、明るく楽しく学べる機会になれば幸いです。


初めての取り組みでございますが、あたたかいご支援をよろしくお願い申し上げます。


いせさき能実行委員会 会長 斎藤美智子

いせさき能実行委員会 一同


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よくあるご質問


Q. 何のために実施するクラウドファンディングですか?

A. 今年実施する公演の上演費用や集めるクラウドファンディングになります。学生や子どもたちにも、一流の先生による本物の能を鑑賞してもらうために学生・親子席を設けました。みなさまに応援をしていただければ幸いです。


Q. クラウドファンディング終了前に行う、事前講座もリターンに出ておりますがどのように参加するのでしょう?

A. ご支援者様へ直接ご案内の連絡をいたします。 All-IN-方式で実施するクラウドファンディングなので、目標達成しない場合でもリターンをお返しいたしますのでご安心下さい。


Q. プロジェクトを紹介したいけど、クラウドファンディングの支援の方法がわからない方がいるので、どうしたらよいでしょう?

A.  ありがとうございます。お手続きは簡単に行えます。詳細はいせさき能実行委員会 事務局 0270-23-8275までご連絡下さい。


Q. これまでどんな公演をされてきましたか?

A. これまでの公演実績一覧は以下のようになります。


平成18年 第1回はじめての能「羽衣」

平成19年 第2回はじめての能「隅田川」「柿山伏」

平成20年 第3回はじめての能「船弁慶」

平成21年 第4回はじめての能「葵上」

平成22年 第5回はじめての能「海士」

平成23年 第6回はじめての能「山姥」「鐘の音」

平成24年 第7回いせさき能「鉢木」「因幡堂」

平成25年 第8回いせさき能「井筒」「鬼瓦」

平成26年 第9回いせさき能「三輪」「雷」

平成27年 第10回いせさき能「小鍛冶」「水汲」

平成28年 第11回いせさき能「采女」「清水」

平成29年 第12回いせさき能「高砂」「昆布売」

平成30年 第13回いせさき能「杜若」「蝸牛」

平成31年(令和元年)第14回いせさき能「天鼓」「酢薑」

令和2年 いせさき能楽ワークショップ 能楽体験と能「経正」

これ以外のお問い合わせはページ上部の「メッセージを送る」からお願いします。


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※謡本のリターンに関しては、出版社、発行者の許可を得ております。
※動画配信、DVDリターンに設定しているものは全て出演者に事前許可を得ております。
※本プロジェクトに使用している掲載写真は掲載許可を得ております。
※このクラウドファンディングはいせさき能実行委員会(会長 斎藤 美智子/ 事務局長 勅使川原 覚 )によるプロジェクトです。ページ内でご紹介、掲載しているその他の団体、法人、個人様は本プロジェクトとは関係はありません。お問い合わせは事務局長 勅使川原 覚 までお願いします。

  • 2023/10/31 23:59

    新宮様より当日の新皇将門の写真が届きましたのでご紹介いたします。尚、画像の複製やダウンロードはお控えください。

  • 2023/10/30 23:20

    10月29日、第15回いせさき能を開催することができました。たくさんの方にご来場いただきました。実行委員一同、心より御礼申し上げます。日本の近代化を支えた群馬の養蚕をテーマにした新作能「新皇将門」を、無事に伊勢崎市で上演することができました。人材派遣ワイズコーポレーション境総合文化センターたく...

  • 2023/10/29 14:43

    いせさき堪能ツアーもいよいよ最後の場所「田島弥平旧宅」です。しかしここで問題が…見学時間は16時までなのですが、只今の時間は15時30分ほど。いせさき明治館からは車で25分かかる見込みです。間に合うのでしょうか!!近隣の駐車場についたのが閉館5分前。そして田島弥平旧宅へはまだ300メートルほど...

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