ご支援いただいたみなさま、ありがとうございます。プロジェクトを達成することができました。
わたしのネクストゴールは、このプロジェクトの次の計画にあるためネクストゴールは設定しない予定でしたが、目標金額達成後もたくさんのご支援をいただいており、設定することにしました。

このプロジェクトのネクストゴールはより多くの支援を集めることではなく、「より多くの人にこの成功を知ってもらうこと」です。このプロジェクトをご覧になった方は、ぜひ、SNS等で拡散していただけないでしょうか。

発達障害者に限らず一人でも多くの方がこのプロジェクトを知り、自分もやってみようと思っていただける事がこのプロジェクトの目的です。そして、わたしもたくさんの方の協力でこのプロジェクトを達成することができました。身近に何か挑戦する方がいたら、どんなかたちでも良いので協力してあげてください。

もしも、まだこのプロジェクトに支援してくださる方がいらっしゃいましたら、その支援金は次の計画に使わせていただきます。
次の計画については、instagramとFREE No.10で公開予定です。FREE No.10が配布されていない地域にお住まいの方で、気になる方は、instagramをフォローして見ていただけるととても嬉しいです。

このプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。ぜひ、拡散のご協力をお願いいたします。


はじめまして、DESIGN STUDIO CP代表の德石光磨と申します。普段は画家とグラフィックデザイナーとして活動しており、その一貫として、鹿児島県曽於市で「FREE MAGAZINE FREE(以下FREE)」というフリーペーパーを自費で発行しています。

数あるプロジェクトの中からこのプロジェクトをご覧いただきありがとうございます。少しでも共感していただき、このプロジェクトへの応援とご協力をいただけましたら幸いです。

※ 内容をお読みになり、支援したいと思われた方にとって一番の障壁となるのが、支援するには「ログイン」が必要だということです。会員登録する手間に時間をとられてその気持ちが冷めてしまわないよう、もし可能であれば、ログインしてからつづきをお読みになりご支援いただけると、わたしたちはさらに気持ちのこもったフリーペーパーを制作することができます。登録しても必ず支援しなければならないということはありませんのでご安心ください。

▶︎ FREEのコンセプト

曽於市とその周辺の面白い人をもっと知ってもらう」をコンセプトに、現在No.9まで発行してきました。ありがたいことに掲載させていただいた方から、お店に「FREEを見て来た」というお客さんがいらっしゃるお話や、全く面識のない方から、今までに発行されたFREEをすべて家に飾っているという声、その他にもたくさん応援のお言葉をいただいています。

「FREE」を読んだことがない方、配布しているお店に行けない方はこのプロジェクト期間中に限り、ご連絡いただければ「FREE No.9」の電子版(PDF)をメールにて無料でお送りいたします。

「FREE」はみなさんのおかげでNo.9まで続けることができました。

▶︎ 広告費を貰わない理由

「FREE No.1」を発行する際に、たくさんの方から広告費を払って掲載したいというお言葉をいただきました。しかし、一般的なフリーペーパーや最近の雑誌は、広告ばかりでわたしにとっては面白みを感じられず、あえて「FREE」では広告費を頂かずに発行してきました。

また、広告ビジネスは誰でもができる事ではなく、今回お伝えする「もう一つの目的」から外れてしまうと思い、現在まで自費での発行を続けてきました。「もう一つの目的」は、誰でも真似できる方法でお金を得る必要があるのです。

そして、「FREE No.10」の発行を機にFREEの発行開始時から、頭にはあったけど実行してこなかったクラウドファンディングにチャレンジしてみることにしました。

▶︎ FREEを作っていて一番聞かれること

「FREE」を発行していて一番聞かれる質問があります。それは、何のためにやってるの?ということです。そう聞かれるたびにわたしは、「趣味です」と答えてきました。しかし、実は上に書いたコンセプトのほかに「もう一つの目的」があって今まで作ってきました。
もう一つの目的とは、「発達障害でも使い方次第で役に立つ」ということを発達障害当事者、発達障害の子を持つ親、偏見を持つ方、その他すべての方に知ってもらうこと。

わたしはASDという発達障害です。

診断を受けたのは30歳の時。ただし、20代前半の頃から、おそらく自分はアスペルガーだろうとずっと思っていました。
幼少期から無口ではあったけれど大人になるまでは特に支障を感じず、自分の好きな事を学べる専門学校ではむしろ期待される方でもありました。大人になればみんなと同じように話せるようになるだろうと思い特に気にも留めず、でもなんとなく自分は絵を描く仕事しかできないだろうとも思っていました。

支障を感じ始めたのは大人になってから。恵まれた環境で育ち、好きなことをしていた子どもの頃には何の問題もなかったコミュニケーション能力の低さが生きることに影響してきました。仕事ができないわけではないけれど、会社の上司などとどうやっても意思疎通がとれないという、いわゆるASDが陥りやすい、大人になってからなぜ人と違うのか、なぜ人と同じようにできないのか、なぜ上手くいかないのかがわからない状態になりました。

今考えると、幼少期から明らかにASDの特徴が出ていたことがわかりますが、昔は今ほど情報が豊かではなく、わたしのように大人になってから困ってしまった人がたくさんいると思います。わたしが20代前半でアスペルガーだろうと気付けたのもスマートフォンが普及し、ネットに情報が溢れるようになってからです。

ASDは、ひとりひとり違ったこだわりを持っており、わたしはたまたま知識を身につけることへのこだわりが強く、ASDについてや、定型発達でも上手く生きるための方法などが書かれた本を大量に読むことができました。そして、知識を身につけた結果、苦手なことを伸ばすことの無意味さに気付けました。わたしの場合は、コミュニケーション能力を諦めること。苦手なことを伸ばそうとどれだけ努力しても、平均より上にはいけません。その努力の時間を、得意なことを伸ばす時間にするだけで大成功するということはないですが、生きることが楽になり、楽しくなります。それは、発達障害者だけに限らず定型発達の方も同じです。

苦手ではなく得意に集中する

▶︎ 発達障害について

発達障害というのは苦手なこともありますが、特性を活かせば社会の役に立つ様々なことが可能です。ときには、世界を大きく変えてしまうこともあり、アインシュタインなどの歴史に名を残す偉人たちも発達障害であったと言われています。
もちろん、世界を変えてしまうような人は発達障害者の中でもごく一部ですが、「普通に」社会の役に立つことはできます。特別扱いではなく、あくまで、特性を活かすことが「普通に」なること、発達障害の方も定型発達の方も、その人の得意なことを「普通に」活かすことができる社会になることがわたしの願いです。

そして、得意なことを「普通に」活かすためには必ず苦手なことを手助けしてくれる協力者が必要です。わたしの場合は、妻がコミュニケーションを手助けしてくれています。手助けしてくれる人を見つけられる環境というのも「FREE」で今後、作らなければならない課題だと考えています。

そのためにわたしができることの第一歩が今回のプロジェクトであり、みなさんの協力が必要です。

▶︎ フリーペーパーを作るだけでは役に立たない

このプロジェクトの結果がどうなってもNo.9まで続いているFREEを持って、発達障害者であるわたしが作っていたということを公表すると少しは役に立つということを伝えることができます。しかし、役に立つということを少し伝えただけでは他の発達障害者のためにはなりません。特性でお金を得ている姿を見せてこそ、見本として役に立つのです。

▶︎ デザイン費について
そのために今回の目標金額にはわたしのデザイン費も含ませていただきました。もちろん、通常のデザイナーに依頼した場合の相場に比べて破格の安さにしています。
※デザイン費として頂いた支援金は今後、展開予定のプロジェクトに使用させていただきます。

▶︎ クラウドファンディングの魅力

「お金を得る方法」としてクラウドファンディングを選んだのは、特性を活かしたリターンがそれぞれ何人にどれだけ支援していただけたかが見えるかたちになっているからです。たまたま、このプロジェクトを見た発達障害の方が支援者数、支援金を見て自分もやってみようと思えること、そして「支援」という言葉通り、活動や考えに賛同してくれる人がいるからこそ目的を達成できるというのは、わたしの今後の活動にも大きな影響を与えると考えています。

▶︎ 今後の活動の基礎として

冊子のFREEを作るためだけに今後もクラウドファンディングを利用するというのは、おそらく現実的ではありません。しかし、今後の活動や展開予定のプロジェクトの基礎としてとても重要なプロジェクトです。

▶︎ 本気で遊ぶ人のためのコンテンツへ

FREEは、「曽於市とその周辺の面白い人をもっと知ってもらう」がコンセプトですが、わたしは「面白い人=本気で遊んでいる人」と考えています。そして、今後のFREEは本気で遊ぶ人、本気で遊びたい人のためのコンテンツになります。本気で遊ぶ人たちがお互いに手助けしあっていけるコミュニティ機能を作ります。

▶︎ みんなで作るフリーペーパー

まずは、本気で遊んでいるFREEの作り手側を体験してもらいたいと計画しています。リンカーンの言葉を借りるとすると、「読者の、読者による、読者のためのフリーペーパー」でしょうか。一人の人間が作るのではなく読者がデザインしたり、撮影したり、編集したりする、みんなで作るフリーペーパー。毎号デザイナーが変わっても、毎号カメラマンが変わっても、コンセプトである「曽於市とその周辺の面白い人をもっと知ってもらう」が変わらなければ今まで通り読者に楽しんでもらえるだけでなく、今まで以上に面白いフリーペーパーになると考えています。作り手側が趣味になってしまう人も大歓迎です。フリーペーパー作りを体験して得意が見つかる人もいると思います。

▶︎ フリーペーパーから溜まり場へ

フリーペーパーとしてのFREEのコンセプト「曽於市とその周辺の面白い人をもっと知ってもらう」はそのままに、FREEはリアルイベントやオンラインを活用した新しいコンテンツとして「本気で遊ぶ人の溜まり場」を目指します。「本気で遊びたい人を本気で遊ぶ人に変えてFREEで紹介する」ことが目標です。

今までFREEで紹介した方の姿を見て少しでも自分もこんなことしてみたいと思ったことがある方、これからのFREEはあなたのためのコンテンツです。

「FREE No.10」の制作はすでに開始しています。

2023年8月31日、クラウドファンディング終了とともに、支援額に関わらず配布開始いたします。

リターンの発送については以下のリターンについてをご確認ください。

わたしの発達障害の特性として、絵・写真・デザインが得意です。FREE読者からも好評のこの3つを発揮できるものをリターンとしてご用意いたしました。

▶︎ 「FREE No.10」電子版(PDF):1,000円

画像はFREE No.9

パソコン・スマートフォン・タブレットで閲覧できる、電子版のFREE No.10です。曽於市に行きたいけどなかなか行けない方など、主に曽於市と離れた場所にお住まいの方向けにご用意いたしました。
2023年9月中にお礼のメールとともにデータをお送りします。

▶︎ ポストカードセット「NATURAL」&「ARTIFACT」:5枚セット各3,000円・10枚セット5,000円

今まで配布してきたFREEのSOO PHOTO GALLERYに掲載した写真のうち、評判のよかったものなどから「NATURAL(自然)」と「ARTIFACT(人工物)」をテーマに5枚ずつピックアップしポストカードにしました。
リターンでは5枚セット2種類と10枚セットからお選びいただけます。

2023年10月中に発送いたします。

※ 裏面に郵便番号記入枠があります。
※ SOO PHOTO GALLERYとは、FREEに掲載している曽於市内で撮影した写真だけを掲載しているコーナーです。

▶︎ リバーシブルフォト&フォトフレームセット:8,000円

支えパーツを付け替えるだけで裏面使用が可能です。

今まで配布してきたFREEのSOO PHOTO GALLERYに掲載した写真の中から2枚お選びいただき、両面印刷したのちフォトフレームに入れてお届けいたします。両面印刷ですので、フォトフレームをリバーシブルでご利用いただけます。
過去の掲載写真は、FREEのインスタグラムのハイライト「PROJECT No.10」にてご確認いただけます。

2023年10月中に発送いたします。

[サイズ]
写真:H175×W140
フォトフレーム:H260×W200

▶︎ SOO PHOTO BOOK:10,000円

今までに配布してきたFREEのSOO PHOTO GALLERYに掲載した写真の一部と、未掲載の写真を掲載した144ページの曽於市写真集です。いわゆる本屋さんで販売しているような大きな写真集ではなく、持ちやすく見やすい小さめサイズです。個人的には一番オススメのリターンとなっております。

2023年11月中に発送いたします。

[サイズ]
写真集本体:H148×W148

▶︎ あなたを101回幸せにする「FREE No.10」100冊セット:15,000円

使い方は自由な「FREE No.10」の100冊セットです。今回の目標金額で作成する予定の冊子とは別で生産するのため、配布数が減ることはありませんのでご安心ください。贈り物は、贈られらた側より贈った側の方が幸福感を高く感じるようです。あなたの大切なご友人や身近な方に贈っていただけると、あなたは100回の幸福感を得ることができます。
残りの1回は、このリターンをお選びいただいた時に感じているはずです。わたしたちはこのリターンをお選びいただいたことが素敵な贈り物であると感じ、あなたへ心から感謝しています。

2023年9月中に発送いたします。

▶︎ ラフからロゴデザイン:30,000円

描いていただいたラフ画をもとに、ロゴ制作いたします。色指定や「カッコよく」「可愛く」など事前のご要望も可能で、子どもの落書きをもとにしたロゴ制作も可能です。
ロゴに予算をかけられない、すでにどんなロゴにしたいかが決まっている方へオススメのリターンです。

お届け予定は2023年10月ですが、ラフ画を受け取ってから最長1ヶ月お時間をいただきます。また、修正依頼は2回までお受けいたします。実在するキャラクターなどをモチーフにしたものは、著作権等により制作できません。

納品はAI・PDF・JPEGの三つのデータをメールにてお送りいたします。
※ 作成したロゴはパンフレット、看板、SNSのアイコンなど、ご自由にお使いいただいて構いませんが、許可なく改変や譲渡は禁止となっております。気になる点がございましたらご連絡ください。

▶︎ 依頼書からロゴデザイン:60,000円

メールにてお送りする依頼書をご記入いただき、それをもとにミーティング(直接、またはLINEなど)を行いロゴ制作いたします。ロゴが作りたいけどどんなものがいいのか具体的に決まっていない方へオススメのリターンです。
あなたの使用用途に合った効果的なロゴを作成いたします。

お届け予定は2023年11月ですが、依頼書の提出時期やミーティングが長期化した場合、お届け予定より遅れる場合があります。修正は3回までお受けいたします。

納品はAI・PDF・JPEGの三つのデータをメールにてお送りいたします。
※依頼書はすべて記入する必要はありません。
※ 作成したロゴはパンフレット、看板、SNSのアイコンなど、ご自由にお使いいただいて構いませんが、許可なく改変や譲渡は禁止となっております。気になる点がございましたらご連絡ください。

▶︎ 希望テーマで絵の制作:100,000円

わたしは絵を描くときに明確なコンセプトと何を描くかを決めて描きますが、描いた絵についてのコンセプトや何を描いたかは誰にも言わないようにしています。絵を見た方の想像の幅を狭めてしまうと考えているからです。
しかし、今回はクラウドファンディング限定で、ご希望のテーマで描かせていただきます。対応できないテーマの場合もございますので、こちらのリターンでご支援いただく際は事前にご希望のテーマをご連絡ください。

2023年11月お届け予定ですが、テーマによって前後する場合があります。テーマに関して著作権等により対応できない場合があります。また、修正はお受けできません。

サイズ:S10(530×530)

※ 絵のテイストを指定することはできません。
※ S10以下のサイズをご希望の場合は変更可能です。
※ S10以上のサイズをご希望の方はご連絡ください。対応できる場合もあります。

デザイン費:40,000円
取材費:30,400円
撮影費:34,000円
印刷費:65,000円
リターン品制作費:74,500円
CAMPFIRE手数料:56,100円(支援金の17%+消費税)

目標金額は500部発行した場合の金額であり、現在まで発行した「FREE」は1号あたり800〜1000部発行しています。目標金額を超える支援金を頂いた場合は、発行部数を追加いたします。

▶︎ FREE存続と今後の展開のために

このプロジェクトが失敗した場合、紙のFREEは終わってしまうかもしれません。しかし、紙のFREEを楽しみにしてくれいる読者が少しでもいらっしゃる以上、終わるわけにはいきません。わたしに今できることはこのプロジェクトを成功させること、そのためにはどうしてもみなさんの協力が必要です。わたしの「思い」や「考え」、そして「今後のFREEの活動」に少しでも賛同いただけた場合は、ぜひ、ご支援をお願いいたします。

そして、身近に紙のFREEは読んだことはあるけどインスタグラムはやっていない方などいらっしゃったら、今回のプロジェクトのことをお伝えいただけると助かります。口コミに勝る宣伝方法はありません。

▶︎ あなたの言葉が励みになります

最後になりますが、もしもご支援いただけた場合はInstagramにて「支援したよ」や、支援をいただかなくても「応援してるよ」なんてコメントをいただけるととても励みになります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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