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はじめに・ご挨拶

日訳「サロン日付変更線」は評価が一定で無く、美術館がキュレーションしにくい、彷徨う現代アートの中から「企画画廊のギャラリスト集団」に依って価値が高いと見込まれた作品群をキュレーションして、自主展覧会を開催する画廊オーナーの団体です。

日展に代表される様な会派に属している作家の作品や、世界の有名作品だけでは無く、インディペンデントで活躍する優秀な作家を取り上げて多様な鑑賞機会をご提供する事で、硬直する日本の美術界をイノベーティブな世界にアップデイトする活動を行います。

初めての活動は【如是我聞】と言うタイトルの中国人作家 鐘 小敏 の個展です。

鐘 小敏 
作家の 鐘 小敏 (1957年生まれ)はファッションデザイナーとして深圳市活動し、広東省のベストファッション・デザイナー10名の内の一人に選ばれた後、北京の芸術村で制作、東洋思想で現代を可視化した作品を自由に描くために10年前に日本に移り住みました。


代表の 北川 良明 はデベロッパーに勤務し、日本の内外で高級マンションのデザイン設計を手掛けていましたが、退職後は、妻、祥子が経営する芦屋画廊kyotoの共同設立者として、展示の制作やアート作品の飾り方について顧客へアドバイスを行うと共に、日本インテリアプランナー協会 関西 http://kipa.or.jp/ 理事として、お茶お花を愛でた古き良き日本のゆとりと、アートの在る文化を現代にアップデートするべく活動しています。

このプロジェクトで実現したいこと

Salon Ligne de Date (仏➡日訳:サロン日付変更線) は商業画廊を経営し、現代アートの作品を企画展示して販売している画廊で構成される任意団体です。

単独の画廊では開催出来ない大掛かりな展覧会を開いて、現在は評価が定まらないけれども近い将来には世界的にその価値が認められると判断した作家の作品やパブリックアートとして都市景観と関わる様な大型の作品を展示して、美術館の展覧会で公開して観客を集め、現代アートの真価を問うために平成3年に結成されたアライアンスです

初めての展覧会は 【如是我聞】と言うタイトルの中国人作家 鐘 小敏 の個展です。会場は 京都市美術館別館 別館 京都市キョウセラ美術館では無く、京都市ロームシアターに隣接した約500㎡の会場に大小、約35点の作品を展示します。会期は2023年 8月15日~27日 までの2週間で 開館時間は 10:00~18:00 月曜日が休館となります。入場料は 一般・大学生1,500円(1,200円)※( )内は団体料金15人以上/高校生・敬老・MS・前売り券1,200円小学生 / ハンディキャップ(本人と介護者1名)/ 優待券(招待券)無料 

鐘 小敏 【如是我聞】展 の概要 
作家の 鐘 小敏 (1957年生まれ)はファッションデザイナーとして深圳市活動し、広東省のベストファッション・デザイナー10名の内の一人に選ばれた後、北京の芸術村で制作、東洋思想で現代を可視化した作品を自由に描くために10年前に日本に移り住み、福岡県の糸島市にアトリエが在ります。日本滞在10年で、同じ東洋人なのに日本人も中国人もお互いに相手の事を知らなさ過ぎる事に気付き、チベット仏教ラマ教の修行僧が広重の東海道五十三次の版画を介して日本文化を探求する作品と、ラマ僧の修行や思想を現した作品を油絵で描いています。展覧会では、500羅漢を描いた長さ6m×高さ2,5mの大型作品を中心に、現代社会の風刺や広重版画へのリスペクトを描いた作品を展示します。

「ギャラリストが時代に問う展覧会」の第一弾として、この展覧会は「鐘 小敏 を観ずして中国の現代アートは語れない」と言う通り、販売利潤を目的とする企画ギャラリーが商業目的では無く協力してアーティストの価値を押し上げて正当な評価を求める事を目的にしています。

中国人の作家 鐘 小敏 (1957年生まれ) はファッションデザイナーとして深圳市で活動し、広東省のベスト・ファッション・デザイナー10人の内の一人に選ばれた後、北京の芸術村で制作をつづけ、東洋思想で現代を可視化する為、日本の福岡に移り住んで今年が10年目の記念すべき年に当ります。

近くても政治体制の違いで、日本人には遠い隣国。 中国の現代アートは、なかなか日本に本格的に紹介される事が少ないので、この展覧会をご覧いただく事で、今の中国の現代アートがわかり、芸術を介して同じ東洋文化を軸に生きる日本人との共通点を感じて頂ければ幸いです。

10年間の日本での制作活動の中で、鐘 小敏 は日本人と中国人は同じ東洋文化の中で人生を過ごしながら、あまりにもお互いの事を知らないと気付き、チベット仏教のラマ僧が、江戸時代に世界を魅了した浮世絵版画家の「広重」が描く日本の社会や自然の中で東海道を旅をして日本を探索する様子を油絵で描いています。

展覧会のタイトルの「如是我聞」はお経の始まる前に必ず書いてある文言で、「これは私が聴いた事で聴く人が変われば聴いた内容も変わるかもしれない」と言う様な仏教の教えの一つですが、日本人の私たちが彼の絵を観て感じる事はどんな事なのか、深読み出来る展覧会を開催したいと思っております。


プロジェクトをやろうと思った理由

この企画を思い付いたのは、ARTFAIR ASIA FUKUOKAに出展した御縁で福岡市の私設美術館「風鈴庵」のオーナー様から中国人画家 鍾小敏 ツォン・シャオビン

 を紹介され、訪れた糸島のアトリエで、既に福岡アジア美術館で個展として紹介された一群の作品に感銘を受けると同時に作家の希望で「作品を日本の文化の中心地として、世界中から観光客が訪れる京都で紹介してもらえないか」とのお話をいただいた事が切っ掛けです。

当初は京都の公立美術館で企画展として開催していただけない物かと思い、お世話になっている京都市の文化政策コーティネータさんにご相談した処、公立の美術館の企画展の内容がどの様にして決定されているのかは全く不透明で、作品情報のリソース出処も不明、どこかの公立美術館へ持ち込むにも窓口さえ分からないとの状況で、それならどこか大きな会場をお借りして独自に個展を開催するしか無いとなって、ご協力をお願いした処、京都市立美術館別館を使用して、京都市連携・協働型文化芸術支援制度を活用すると良いとのアドバイスを貰ってスタートしました。

これまでの活動

Salon Ligne de Date 活動実績

2022年 

     5月1日 設立

     6月10日 京都市立美術館 企画展示貸館申込。

     6月28日 文化庁 文化審議会 新時代に求められる文化芸術に関する総合的かつ計画的な推進方策―「文化芸術推進基本計画(第2期)」の策定に向けての意見書 提出。

     7月 7日 京都市立美術館 別館での展示許可を得る。

     9月28日 福岡県糸島市にて 第1回展示作品の作家と打合せ会議を行う。

     10月2日 福岡市ART FAIR ASIA FUKUOKA 会場にて2023年事業賛同会員募集説明を行い、
実行委員の「ギャラリー モリタ」を会員に迎える。
     11月25日 京都大学大学院教育学研究科の 佐野 真由子 教授 を中心としたチームに依る、新しい文化政策プロジェクトで政策提案を行う。

2023年
     1月29日 新しい文化政策プロジェクト 文化庁提言書会議出席。

     3月4日  新しい文化政策プロジェクト 公開フォーラム出席。

     3月26日 2023年の京都市立美術館の個展広報関係打合せ会議実施。

     3月31日 京都市立美術館にて作家と展示会場の下見、制作打合せ。

     4月8日 関西日仏学館 広報協力依頼。


資金の使い道

会場賃貸料金と作品運搬料金、広告宣伝費、会期中の監視員人件費などの固定費に当てます。初めての開催で京都市の文化事業支援枠に該当せず、入場料収入はあまり見込めないので、賄いきれない費用を一部補填する為に資金が必要となっております。

ご支援いただいた支援金はCAMPFIREのクラウドファンディング手数料を差し引いた残額全てを開催経費の約1/3を賄う為の資金とさせて頂きます。

会場費:約400,000円

美術運搬費:約200,000円

広告宣伝費:約300,000円

監視員人件費:約300,000円

展示製作費:約300,000円


リターンについて

展示した絵画の図録を作成してご支援頂いた皆様全員にお送りします。ご支援いただいた個人や団体の皆様のお名前を会場と図録に記念として記載させて頂きます。その他、ミュージアムショップCEQUE オリジナルT-shirt,  作品の画像がプリントされたキャンバス地のトートバック2種類を用意して、ご支援に応じてご希望の図柄の物をお送りさせて頂きます。


実施スケジュール

2023年6月~ チラシ、ポスター、チケット 等の印刷物デザイン、作家は新作制作

2023年7月~ クラウドファンディング開始、各種メディ枠契約、SMSでの広報開始

2023年8月~ 展示作品の決定、展示制作、ボランティア募集

2023年8月15日~27日 京都市美術館別館にて展覧会開催

2023年9月~ 展覧会図録等のアーカイブ資料作成、プロジェクト決算


応援メッセージ

ベルギー王立美術館の公認解説者として日本人で唯一ヨーロッパの公立美術館の展示作品を解説して活躍、日本でもベルギー大使館などの会場で、ゴッホやフェルメールなどのマスターピースを独自の研究調査を基に解説。お話を聴いた美術ファンの皆様から、目から鱗で素晴らしい解説だと評判の、美術史家 森 耕治 先生に応援メッセージを頂きました。

美術史家 森 耕治 先生

「美術館の展覧会と言えば、日展とか、二科展とか、行動美術展とか、会派に依る発表会の様な形式で開催される事が多いと思います。どこの会派にも属さずインディペンデントで活躍する現代アート作家の秀逸な作品を展示する機会が、権威に依らない画廊のキュレーションで誕生すれば、自由を重んじる芸術の世界を発展させる新たな起爆剤として、日本の展覧会の在り方をアップデート出来ると Salon Ligne de Date に期待しています。」


最後に

プロジェクトが成功して、Salon Ligne de Datto の展覧会を、日本のみならず、海外からの観光に来られた沢山の観客の皆様にも鑑賞して頂ければ、世界の美術界に影響力の在る展覧会として、文化庁初め美術関係各方面の皆様にも、日本の新しい展覧会の在り方についての方向性の一つをお示しする事が出来ます。

そうすれば、現状の展覧会の開催企画をアップデイトして「日本がアジアの中心と成る芸術文化の発信地」に成る地位を築く為の議論に、聴く耳をもって方策を考えて頂ける様に成ると信じております。ご来場、ご支援の程どうぞよろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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