陽の浴びない選手へラストチャンスを。

こんにちは。

本プロジェクトの責任者の鷲崎一誠と申します。

いきなりですが、本プロジェクトを立ち上げるキッカケをお話させてください。

私は大学生時代、野球部に所属したものの部員200人という大所帯のなか、試合に出ることはおろかベンチに入ることすらできませんでした。4年間の全てを野球に捧げたにもかかわらず、自分の力を発揮することもできず、やりきれない気持ちでいっぱいで悔しくてたまりませんでした。

引退後、アメリカにあるウィンターリーグというプロテストの舞台を知り、挑戦することを決め単身渡米しました。ウィンターリーグは一カ月間のリーグ戦形式で行い、参加選手は全員チャンスを与えられ最大限に実力を発揮したと感じております。結果的にプロ契約は勝ち取れませんでしたが、悔いなく野球人生を終えることができました。

私のように陽の目を浴びていない選手は世界中にたくさんいると思います。私はアメリカで経験したようなチャンスの場が日本においても必要なのではないかと思ったのがきっかけでこのプロジェクトを企画しました。

2度目となる試み【第二回 JAPAN WINTER LEAGUE開幕】

「陽の目を浴びていない場所に光を」

このコンセプトを元に8年の構想を経て、第1回ジャパンウィンターリーグが
2022年11月24日に開幕を致しました。
総勢70人の選手は約1カ月間の戦いの中で栄光を掴んだ者、悔し涙をした者がいました。
それぞれが価値のある経験をできる場所になったのではないかと思います。
選手だけでなく関わるスタッフ全員がウィンターリーガーであり、
繋がりや成長を感じる場所になりました。

「野球はやっぱり素晴らしい。」

そう思える、1カ月間でした。

関わる人すべてが成長できるプラットフォームにできたのは、
サポートいただいた皆様のおかげです。さまざまな形でさまざまな方にご支援いただきました。
そのひとりひとりが若い選手に希望を与え、野球界の変革者です。

初年度に実績も信頼もない中で支えてくださった方々は一生大事にしていきたいパートナーです。
第一回大会で培った経験や反省を糧に、第二回大会を盛り上げてまいります。

JWLを開催する意義

私たちがJWLを開催する意義は「選手にチャンスを与え、野球界の底上げ」をしたいからです。
日本で行われるトライアウトは単日であり、与えられるチャンスが少なく
選手は本来の実力が発揮できないことがあります。
JWLでは多くのチャンスを選手に預けることで、自分の持った才能を十分にアピールできる場を提供します。


そこには前述した通り、私自身の経験がありました。
私は大学野球部引退後、渡米し、ウィンターリーグに参加しました。
出場機会を得られたことにより活躍し、プロ野球選手になるという夢を掴むチャンスを得ることができました。

そんな経験を若く、夢を持つ選手に日本でも経験してもらいたいという想いで本リーグを創設しました。

前例のないトライアウトシステム

JWLは前例のないトライアウトシステムを提供します。

①実践環境の提供
選手は長期間のトライアウトによって実力が発揮でき、スカウト側も本来の実力と人間性がわかり、マッチングの整合性が高まります。

②リモートスカウティング
全試合の選手の評価を定量化(スタッツ、トラッキングシステムでの数値データ、動画)することで
直接選手を見れなくてもリモートでスカウティングができる新しいトライアウトです。

③多様な進路
MLB、NPB、国内独立リーグ、海外独立リーグ、社会人野球などそれぞれでスカウティングや
トライアウトをしていたものを集約化することで参加者の進路を広げることができます。

④野球界のプラットフォーム
世界中から様々なバックボーンのプレーヤーが参加します。
野球選手はもちろん指導者、アナリスト、アナウンサー、トレーナーなど
野球に携わる様々なプレーヤーが集い、化学変化が起きるプラットフォームです。

第一回JWL実績

参加者数:66名
企業選手: 20名
参加チーム:トヨタ、ホンダ、パナソニック、東京ガス、沖縄電力
参加スカウト:MLB、NPB、独立リーグ、社会人野球計31球団
スカウト数:36名の選手が日本国内外でスカウトされました

参加者の声

小川 龍馬 (31) 内野手 右投右打
[経歴]
横浜高校→明治学院大学→高校教師

ウィンターリーグに参加して、自分で気づいたことと人から学んだことがありました。
海外でプレーをしている選手やいろんな年代の選手とプレーをすることができ参加してよかったと思います。
打席までの準備、試合までの心構えをコーチから学び、試合後のアフターケアを他の選手に聞いて学びました。

高校までで野球を終えたつもりでしたが、海外に挑戦したいと思い高校教師を辞めてジャパンウィンターリーグに挑戦し、チャンスをもらえて、結果ポーランドに行くことができ本当に良かったです。

ヨーロッパでのチャンスを掴んだので残りのキャリアいろんな国に行って、いろんな人と関わりたいと思います。

第二回JWLへ向けて

第一回大会ではみなさまのお陰もあり、成功を収めることができましたが、
第二回大会へ向けて更なるレベルアップを目指しています。
具体的には以下のことを達成しようと思っております。

①参加選手:200名
計画数120名のうち66名の参加に止まりました。
周知不足や学生の不参加があげられますが、
事前の告知強化を促し、多くの選手を募れるよう致します。

②観客動員強化
第一回の観客動員も延べ人数1,500人という結果でした。
1人でも多くのお客様の声援が、選手の力になります。
お客様がプレー以外でも楽しめるようなイベントを強化、告知強化することで、
来場数を強化したいと思っております。 

③プロやCPBLの参加
プロリーグへの事前交渉することで、プロ選手も参加できる体制を構築します。

④地域の方々との連携
トライアウトリーグの成功には、地域の方々のサポートがあってだと思っております。
第二回大会では地域の方々にも応援してもらえるような、
リーグ運営を目指してまいります。

プロ、海外も含めてリーグ戦を展開(2球場開催)

①「JAPAN WINTER LEAGUE TRYOUT 2023」
プロになるためのトライアウトリーグ
【参加対象者】
15歳以上の野球経験者、高校生、大学生、一般、外国人

②「JAPAN WINTER LEAGUE ADVANCE 2023」
実践目的のスキルアップリーグ
【参加対象者】
NPB各球団、CPBL各球団、独立リーグ各球団、
JABA各球団

スケジュール

●2023年11月23日~12月24日

全員が出場機会を得られるようにポジションごとにチーム分けを行い、リーグ戦を行う。
2023年11月23日~12月24日の期間のうち、1日目に体力測定、2日目に練習を行い
参加者のデータ収集とチーム分けを行う。3日目から1チーム20人の6チームに分かれ、
総当たりのリーグ戦を行う。

資金の使い道

本プロジェクトでご支援頂いた資金については以下事項に充当させて頂ければと思っております。

・選手宿泊
・渡航関連費(※参加選手からも一部参加費として頂きます)
・グラウンド手配
・コーチ費用
・ボール代
・審判用具
・その他道具関連費
・運営スタッフ費用

最後に

「陽の目を浴びていない場所に光を」

 実力主義というスポーツが持つ性質上、評価が高い選手が光を浴びるということは仕方のないことかもしれません。
しかし、不運な怪我やちょっとしたタイミングのずれでチャンスを潰してしまった選手は野球界全体を通して、様々な年齢・場所でいます。
そういった選手に真剣勝負で野球をプレーする実践環境を提供したいと思っております。
選手は報われ、また野球界全体としての底上げに繋がることを信じています。

 野球界にプロともアマとも異なる、
「第3のコミュニティ」を沖縄に作りたい思っております。

皆様のお力で、これまで陰で野球人生を歩んできた選手に夢の舞台を掴むチャンスを一緒に創出できたら嬉しい限りでございます。そして、永続的に続けられる大会の歴史をご一緒に築き上げられたらと思っております。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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