8月18日【民芸レストラン盛よし】を復活させます。

 はじめまして、株式会社オニオン新聞社の浅川と申します。
私は、長野県在住で、長野県の活性化を目指して、オニオン新聞社という地域活性の会社で長野県を担当しています。

 私にとって、長野県は生まれ育った地であり、特に盛よしのあった松本市は、人生の中でも高校生・社会人として最も長い時間を過ごした街です。そんな、長野県や松本を盛り上げたいと思います。
 私にとっての盛よしは、高校生・社会人の時に、何度も通った思い出のお店。美味しい洋食をお腹いっぱい食べれる大好きな店でした。
 そんな大好きな盛よしが3月に閉店したとニュースで聞いた時はとても残念で寂しい想いをしました。それと同時に、私と同じように閉店を惜しんだり、復活を望んだりしている盛よしファンが想像以上に多くいることに驚きました。
 元々、松本を盛り上げたいという想いでオニオン新聞社へ入社を決めていたので

 〇閉店を惜しみ、復活を望んでいるファンの皆さんに少しでも喜んでもらいたい。
 〇盛よしの復活させることにより、松本を盛り上げて地域を活性させたい。
 ◎私個人の理由は、もう一度盛よしのカニコロッケが食べたい!!

という想いで今回、盛よしの復活プロジェクトで長野県や松本に「魅力のソース」を加えたいと考えています。

民芸レストラン盛よしとは。

 長野県松本市深志2丁目で昭和54年から営業している老舗の洋食店である【民芸レストラン盛よし】創業者は、須沢盛義さん。

 盛義さんは子どもの頃から洋食店を開くことを夢見ており、満をじして妻と一緒に、昭和54年【1979年】4月、現在の店舗の2階に店を開業しました。開業から3年後には、2階から1階に店舗を移し、以来同じ場所で47年間洋食店を営んでいました。

 店内は、民芸作品が好きな盛義さんのこだわりが詰まっており、松本民芸家具という松本の伝統工芸の高級家具と、安曇野市のガラス作家が作った、ステンドグラスで作ったランタンでノスタルジックな雰囲気を楽しめます。

 店名の由来は、民芸品を店内に多く使っていることから、「民芸」+昔ながらの洋食を提供することから、「レストラン」+店主の名前の盛義と、若者にお腹いっぱい食べてもらうために盛をよくしたことから「盛よし」=【民芸レストラン盛よし】と決めたという。

 人気のメニューは、ハンバーグやとんかつ、カニコロッケなどで、平日は周辺のビジネスマンや学生を中心に、オープン前より列ができる人気店。さらに、休日には全国から盛よしの洋食を食べたいと観光客も訪れ、常に賑わいのあった店でした。

惜しまれつつの閉店・そして感謝弁当について

 松本市内の超人気店であった盛よし。しかし、創業者の盛義さんは、もともと(心臓に持病)体調不良を抱えており、2022年8月より病気が悪化し店に立つことが難しくなっていました。
 その後、盛義さんの代わりに店の運営を任されたのは、長女の忍さんでした。忍さんは、父盛義さんが大切にしてきた店と味を守るため、従業員や息子の洸一郎くん等と共に懸命に店の運営に尽力しました。しかし、2023年3月に体調を崩し、店に立てなくなり、運営が困難となったため、惜しまれつつ閉店することとなりました。

 突然の閉店を余儀なくされてしまいましたが、盛よしを長年愛してくれたお客様のために、残った食材が全て終わるまでの数量限定で3日間「感謝弁当」と題したお弁当の販売を行いました。

 通常の営業時も、お弁当の販売は行っており、多い日には100個以上も販売していたが、この時はこれまで盛よしの味を愛して止まなかったお客様が、朝8時ごろから列を作り、最大で400人以上の人が集り、中には40年以上店に通った常連の方もいらっしゃられ涙ながらに最後の盛よしの味を噛み締めたそうです。

 その3日間、店頭でお客様に、お弁当の販売をした洸一郎くんは、
「これまで盛よしを愛してくださったお客様には感謝の気持ちでいっぱいです。いつか店を復活させたい」
と将来への希望を語られました。

奇跡の一致。母の考えた新しい店名とオニオン新聞社。

 6月16日にプロジェクト担当者の私、浅川へ知らない番号から電話が入った。その電話の相手は、洸一郎くんでした。盛義さんから、オニオン新聞社の企画書を受け取って電話をかけてくれたと言います。
 しかも、電話口で泣いている。最初、私たちの復活計画に不満があり苦情の電話かと思い、恐る恐る話を伺うと、

洸一郎「今回、祖父から御社の企画書を見せてもらいました。盛よしを復活させていただけると聞き、とても嬉しくて電話してしまいました。」

※まずは、私たちのプロジェクトに対して好意を持って頂けたことにホッとしたのを覚えています。そして、洸一郎くんは続けて。

洸一郎「盛よしを復活させていただくことも嬉しいですが、御社の名前がオニオン新聞社というのもとっても嬉しいんです。」

※これには、理由があり洸一郎くんはその理由を次の通りに話してくれました。

洸一郎「実は、私の母は盛よしが閉店した翌月に蜘蛛膜下出血で急逝しました。その母が生涯を賭けて守ってきたのが盛よしです。そして、祖父から母が店を受継いだら、母は店の名前を盛よしからオニオンに変えようと思っていたんです。そんな中、オニオン新聞社が復活の話を持ってきてくれたのは、本当に奇跡のようで、母が繋いでくれた運命だと思っています。」

 このように、涙ながらに語ってくれました。

■店名について

 このような話の流れから、復活後の店名には、これまでの「民芸レストラン盛よし」の名前を継承させていただくことはもちろん、洸一郎くんのお母様の思いも入れるため、オニオンの文字を追記することになりました。祖父が大切にしてきた「盛よし」と母が作り上げようとした「オニオン」。そして、陰ながら私たちもサポートしていきたいという思いで、「by onion」。このプロジェクトに関わって頂いた全ての人の思いを詰め込んで、復活する店名は「民芸レストラン 盛よし by onion」と決定しました。

元従業員5名の協力で、メニューとレシピは以前の味を完全復活!

 盛義さんに協力いただき、元従業員の方と面会することがかない、このプロジェクトに加わってもらうように打診したところ5人の方に快諾を頂くことができました。
 参加いただく従業員の中で、キッチン担当のスタッフは盛よしのオープン当時から働いており、盛よしのメニューの全てを熟知している大ベテランの調理師と、勤続20年以上のベテランの協力も取り付けることができました。
 2人とも盛義さんからの信頼が厚く「この二人がいれば盛よしの味は復活できる」とお墨付きをもらっています。
※後日談ですが、この2名とももう少し声かけが遅かったら、他の飲食店に再就職していたそうです。

 ホールのメンバーも3名参加いただき合計5名の元従業員の方と再始動します。

※メニューは一部抜粋

お店に足を運んでいただきたいので、お食事券を中心にリターンをご用意しました。

①1,000円 オリジナル手拭い 1本

②2,000円 オリジナルトート 1個

③3,000円 オリジナル手拭い 1本・オリジナルトートバッグ 1個

④5,000円 お食事券(5,000円分)・オリジナル手拭い 1本・オリジナルトートバッグ 1個

⑤10,000円 お食事券(10,000円分)・オリジナル手拭い 1本・オリジナルトートバッグ 1個

⑥30,000円 お食事券(30,000円分)・オリジナル手拭い 1本・オリジナルトートバッグ 1個

⑦50,000円 お食事券(50,000円分)・オリジナル手拭い 1本・オリジナルトートバッグ 1個

⑧100,000円 お食事券(100,000円分)・オリジナル手拭い 1本・オリジナルトートバッグ 1個・店長浅川からの感謝のお電話!

※各リワードのお食事券は、8月15日頃に送付を予定しております。
※チケットのご利用は2023年8月18日~2024年8月17日の期間を有効とさせていただきます。(店企業日を除く)。
※お食事券は8月18日(金)の本オープンよりご利用いただけます。
※お食事券は当店のみ利用可能です。
※お食事券をご利用時におつりはでません。
※手ぬぐいとトートバッグは9月より順次発送いたします。

■手ぬぐいとトートバックのデザインについて

★盛よしファンが手にして、喜んでくれるオリジナルグッズにしたい。
★「松本といえば盛よし!」と言われる店舗になる事を願い、松本の名所・特産品に盛よしの人気メニューを加えたデザイン
★盛よし=民芸のイメージを取り入れ、お土産品としても喜ばれる、「松本が感じられる」アイテム

と言う想いの元デザインを作りました。

※デザインはサンプルで実物とは異なる場合がございます。
※トート サイズ:約 横330x縦390mm 生地:コットン
※手ぬぐい サイズ:w900xh350(mm) 生地:岡

■デザイナーのご紹介
 このデザインを担当したのは、松本市出身のイラストレーター、ももさんです。「とにかく松本が好き」と語るももさんは、実は盛よしのファンの一人。今でも盛よしの味が忘れられず、閉店するというニュースを見た時は、とても残念に思ったそうです。
 ももさんは、「今回の作品には、私の大好きな松本の魅力と、盛よしの魅力をいっぱい詰め込みました。盛よしが松本のシンボルの一つにまたなって欲しい。」と願いを込めてデザインしたそうです。
 また、「このお話を聞いた時は本当に嬉しかったです。大好きな盛よしの復活に、このような形で関わることができて、とても光栄です」と話してくれました。

【民芸レストラン盛よし】を松本の代名詞にし、次世代へつなぎます。

本プロジェクトを通してただ、店が復活した。と言う一過性のニュースではなく

①今回のプロジェクトで以前からのファンの方へは、変わらぬ盛よしの雰囲気と味をご提供します。

②地域に貢献にして楽しい仕掛けと希望を生み出し、松本の代名詞として盛よしを定着させます。

③【民芸レストラン盛よし】に関わる親族の方、関係者と共に新たな事業として育て次世代に残していきます。

資金の使い道・スケジュール

 今回の資金は商品提供に必要な材料の購入代金・キャンプファイヤーの手数料に充てさせていただきます。
復活した盛よしの味を確認していただき、毎日のお食事の時間を楽しむ場として何度もご来店していただけるのをお待ちしています。

本プロジェクトは
・既に物件の契約完了し2023年7月末よりHP解説予定
・2023年8月2日~6日プレオープン
・2023年8月9日にクラウドファンディング終了
・2023年8月15日頃より「お食事券」発送予定
・2023年8月18日本オープン
・2023年9月より順次「トートバッグ」「手ぬぐい」の発送予定

※プレオープンを8月2日(水)~6日(日)の5日間完全予約制で行います
 詳しくはmoriyoshi.netをご確認ください。
※8月7日(月)12時~「復活弁当」を限定100個なくなり次第終了で販売いたいます。
※本オープンは8月18日 お食事券は、本オープン当日からご利用可能です。

最後に

 松本の地で50年近く愛され続けてきた洋食店【民芸レストラン盛よし】この洋食店は2023年3月に多くのファンに惜しまれつつ、一度は閉店しました。
 それから5ヶ月後の8月、「思い出の味を思い出だけにはしたくない」という想いの元。ここに【民芸レストラン 盛よし by onion】として復活いたします。
 盛よしの味を愛してくださっていたファンの皆様に、私たちは「変わらない盛よしの味」「思い出の味」をお届けするため、盛よしを松本の代名詞にするため全力を尽くして参ります。

■店舗情報
住所 長野県松本市深志2丁目1-21国府ビル1F
最寄り駅 JR松本駅より徒歩3分
営業時間 昼の部 11:30~15:00(L.O.14:30)
     夜の部 17:30~21:30(L.O.21:00)
休業日 火曜日
電話番号 0263-75-7042


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/08/10 07:32

    今回、クラウドファンディングを公開してから終了まで約2週間と通常のクラウドファンディングより短い期間かと思いますが559人もの方にご支援いただくことができました。皆様本当にありがとうございました。この後、返礼品の準備を進めてまいりますので、お手元に届くまで今しばらくお待ちをお願いいたします。そ...

  • 2023/08/08 09:14

    皆様、応援ありがとうございます。プロジェクトも残すところ、後わずかとなりました。そんな中、昨日2023/8/7にプレオープンも無事に終了することができました。最終日は復活弁当を限定100個で販売させていただき、無事完売することができました。皆様の応援に感謝しています。次は8/18(金)の本オー...

  • 2023/08/04 17:12

    ご支援者様の方からご質問をいただいたので、こちらでご案内をさせていただきます。お食事券の額面は【500円】でご用意しております。【おつりが出ない】と表示しておりますので「大きな額面では?」と心配された方もいらっしゃるかと思い記載させていただきます。現在、お食事券も準備を進めており、ご支援いただ...

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