地域おこし協力隊のためのクラファン
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ネクストゴール120万円を目指して、最後9月30日まで頑張ります!!


まずは皆様、ご支援やシェア等へのご協力誠にありがとうございました!

おかげさまで、目標金額100万円を達成いたしました。初めてのクラウドファンディングで《All or Nothing》方式で挑戦して、達成しないとリターンもお送りできないというプレッシャーの中で行っていたため、ひとまず胸を撫で下ろしています。

しっかりと洋野町のリターンを送り届けられることがまず嬉しいです!また、今回のプロジェクトを通して、多くの方にも洋野町のことを知ってもらえたと思っています。

まだ、終了まで少し時間がありますので、改修でもっと空き家をよくできるようにと、ネクストゴールの設定をしています。

ご支援いただいた額は、押し入れや洗面台をおしゃれにする改修費に充てさせていただく予定です


今後も洋野町や空き家改修のための発信に努めて参りますので、

皆様是非ご協力をお願い申し上げます。


はじめまして!洋野町で今年の4月から地域おこし協力隊として活動している山岸智也と申します。ますは、このページをご覧いただき、ありがとうございます。

私は地域おこしの仕事の中で、現在一般社団法人fumotoという企業に所属して活動しています。その中で、空き家の利活用担当として働き始め、洋野町の魅力に触れながら、空き家を見ていく中で、6月末に1軒の空き家でDIYを開始しました。このプロジェクトは、

・空き家改修の様子を通して、洋野町を知ってもらい、興味を持ってもらう

・地域の人と洋野町に来た人が交流し、お試し居住できるような施設を作る

・地域の名産品を置くことで、洋野町の生活が満喫できる場にする

というものです。このプロジェクトは、地域一体となって、洋野町をもっと多くの人に知ってもらえるようにと取り組んでいます。よければ、ぜひ、ページ下までご覧ください。


■プロフィール

埼玉県所沢市出身。現在30歳。

首都大学東京(現東京都立大学)卒業後、埼玉県狭山市に入庁し、学童保育室の運営や文化施設の管理担当などを経験。26歳の時に、グラフィックレコーディング(以下グラレコ)というイラストで話し合いをまとめるスキルに出会い、独学で学び始めます。その後、2021年4月に公務員を退職し、グラレコを中心としたフリーランスとして、2年間の働いていました。2022年には、朝の情報番組である日本テレビ「スッキリ」にて生放送のグラレコを担当しました。

元公務員の経験から「イラストによる可視化✖️地域おこし」の可能性を探るべく、新しい働き方を模索していき、地域おこし協力隊として活動していくことを決意。地域を調べていく中で、自然に溢れ、海産物の美味しい洋野町に魅力を感じ、何度か地域を訪れるままに地域おこし協力隊に応募。2023年4月から空き家の利活用担当として働き始めました。

■一般社団法人fumotoについて

こんにちは、一般社団法人fumoto代表の大原圭太郎です。

fumotoは「洋野でチャレンジする人の土台」をコンセプトに2019年9月に設立し、もうすぐ5周年を迎えます。

現在fumotoでは洋野町の地域おこし協力隊10名の活動支援や、関係人口増加事業として、ウェブメディア「ひろのの栞」や「スタンド栞」という移住相談や観光案内スペースの運営、その他イベント開催などの事業行っています。

僕自身地域おこし協力隊で活動し、協力隊が任期後のキャリアをつくるのが難しいということ、移住や観光事業を行政だけで実施するのではなく「民間の視点で取り組みたい」と感じたことが、fumotoの立ち上げに繋がっていきました。

そして、4月から協力隊で来てくれた山岸さんが、空き家を活用し交流拠点をつくる取り組みにチャレンジしてくれています。

このプロジェクトが、洋野町の空き家活用を進める一歩となり、外から来る人の交流を生むきっかけにもなっていくと思います。今回の一軒の改修が次にも繋がっていきます。是非ご支援をお願いいたします!

そして是非遊びに来てください!

空き家をリノベーションすることで、使われていなかった資源の活用を進め、さらに洋野町に来てくれた人と、洋野町に住む人が気軽に交流できるようなフラットな場所を作りたい、と考えています。


洋野町にある種市駅から徒歩5分の近さで、カフェが隣にある物件なので、このまま空き家にしておくのはもったいないと考えています。近くに美味しい海産物を食べられるお店がたくさんあったり、ゆったり浸かれる温泉星のきれいに見れる場所など魅力的な場所がたくさんありますので、そのいった場所にご案内するナビゲーターとしてこの場所を管理しつつ、地域を繋ぐ交流拠点にしたいと考えています。


空き家改修は直して、終わりではありません。その先に利用してもらう人がいて、始めてうまく利活用につながったといえます。一人での改修ではなく、多くの人の手を借りながら、このプロジェクトは行っていきます。どうかお力をお貸しいただき、一緒にプロジェクトを進めていただけたらと思っています。


現在の図面と改修予定内容

改修後のイメージイラスト


洋野町は岩手県の最北端で青森県との境目に属している町です。人口は約15,000人。海側と山側の地域に別れていて、どちらの魅力も味わうことができます。


海産物が豊富で、特にウニの生産は日本一を誇っています。世界でもここにしかない「うに牧場®」で水揚げされ、天然の昆布やわかめを食べて育つため、質が高く均一、安定した供給がされています。また、夏のウニ祭りでは新鮮なウニを安価に購入したり、たくさんのウニ料理などを味わうことができます!臭みがほとんどなく、しっかりとした甘みがあって絶品です!

洋野町の山間部である、大野地区では、どこまでも広がっていくような平原を見ることができます。大野では、日本ヨーグルトサミットでグランプリを獲得した濃厚なヨーグルトや、木の温もりを感じる「大野木工」の器などを購入することができます。大野木工は保育園の器などにも使われており、幼い頃から木材に触れる機会となっています。他にも、トリュフや世界のきのこを食べれるきのこ料理やさん、サーファーの聖地と呼ばれる砂浜など、たくさんの魅力があります。


地域としてもとても穏やかで過ごしやすく、時間の流れをゆったりと感じられる素敵な町だな、と思い、今年の4月から移住してきました。しかし、現在は1次産業、2次産業の働き手は減少し、若い人は町外に働きに出るようになってきています。 

現状を変えるために、若い人が集まったり、若い人が何かチャレンジしたい時にそれを実行しやすいような環境がもっと必要なのではないかと、考えています。

地域を繋ぐような場所作りがしたい、知らぬ間に蓋をしていた想い

川越にて空き家の床はり作業のお手伝い
私は、以前地元を活性化できるようにという思いで、埼玉県狭山市に入庁して働いていました。しかし、こういった風に町を活性化させたいという想いはありつつも、組織に属すると、お金や立場の関係で思うように動くことができない難しさを痛感し、いつしか、町のために働くというよりは、日常を無難に過ごすために働くような職員になってしまっている自分がいました。

自分の目標を見失いかけ、今後どうやっていきたいかを改めて考えていたときに、気分を変えることと勉強を兼ねて、狭山市の隣の川越市で偶然やっていた空き家改修のワークショップに参加しました。その中で、自分たちの作りたい宿や場所、夢を語る人たちが集まっていく様子を目の当たりにし、自分もいつかそういった場を作りたいという気持ちが強くなりました。

その後、転職活動を行い、スキルを磨きながらもどういう場を作りたいか、どこでやりたいかを模索していきました。イラストを描く仕事をしてみたり、食料品のドライバー、カフェのスタッフなども経験しました。色んな人と会い、話、出会う中で、川越の空き家を活用してできたゲストハウスのことを思い出し、自分はやっぱり、空き家を地域の人と一緒に改修していくことで、地域を繋ぐような場所を作りたい、地域を活性化させるような仕事に就きたい、という気持ちが溢れてきました。自分のスキルが役立てるような場所、そして魅力あふれる地域を探していった末に知ったのが、「洋野町」という地域でした。


洋野町の魅力を多くの人に知ってほしい

このプロジェクトでは、交流できる場所を作りたいという自分の気持ちと同時に、洋野町を良さをもっと全国の人に知ってほしいという気持ちも強くあります。洋野町は、岩手県と青森県の境目の小さな町なので、その存在を多くの人は知らないかと思います。このプロジェクトを通じて、洋野町を多くの人に知ってほしい、また実際に来てほしいという気持ちで立ち上げました。

まず、洋野町で何より感動したことは、海産物の美味しさ。もちろん、三陸沖や他の漁業の町でも美味しい海産物はあると思います。ただここのウニは、本当に鮮度が高く、生臭さのない、味わいでそのクリーミーな味にびっくりしました。洋野町に来る前から、岩手県の人に、あそこのウニを食べたら、ウニの概念変わるよ、と聞いていたのですが、食べて本当に美味しさに驚きました。

八戸から洋野町までの海岸沿い

また、初めて洋野町に来るときには、八戸から洋野町に来るまでの道中の景色に見惚れました。海沿いをドライブしてきたのですが、海は青々として、広大で遥彼方に水平線がきれいに見えます。平日は浜辺には人がいなく、独り占めしているかのようにも感じることができます。海からちょっと離れるだけで、森の中に入り、山や平原に出ることもできます。晴れた日には、満点の星空を見ることもでき、日本で、一番星空が見やすい場所に選ばれたこともあるほどです。ゆったりと自然の中で時間を感じることができるところも洋野町の魅力だと感じています。

そんなゆったりとした洋野町で過ごす人たちもせかせかしていなく、自分はこれまでバタバタと仕事をしてきたので、働き方を見つめ直す機会になり、今は洋野町でゆったりと働きながら生活しています。

私のように、時間に追われながらせかせか生活していた人も多いと思います。そういった人たちにこそ、洋野町を知ってもらい、一度来てもらえたらと思います。

増え続ける空き家の新しい価値へ

今、全国各地で空き家となる物件が増えてきています。洋野町も例外ではなく、たくさんの空き家があり、その処分や活用に困っている方がたくさんいます。私も地域おこし協力隊という仕事の中で、現場に行きながら、色々な理由や経緯から空き家になってしまった物件を見させてもらいました。

住んでいた方が亡くなり、お子さんに継がれたけれど、どうしたらいいかわからず、思い入れがあるために、壊すこともできずに残っている物件も多いです。

ただ、私はまちづくりの講座などに参加する中で、これまで色んな空き家の活用のあり方を見てきました。お店や宿泊業、シェアスペースなどなど。空き家にはまだまだ眠っている可能性があります。今回の改修を通して、空き家から繋がりが生まれ、新しい価値が生まれることを伝えていくことで、洋野町近隣の地域にも広がっていけばと考えています。

今後空き家の改修が終了後は、地域に回れるようになってほしいため、シェアサイクルやカーシェアなども積極的に取り入れ、みんなで「共有する」まちづくりをしていきたいと考えています。


大学卒業後は、地域でイベント企画をしてみたかった

大学卒業後は地元狭山市でイベントなどをして、地域を盛り上げる仕事がしたい、と狭山市役所に入りました。

最初に入った部署では学童保育室の管理•運営で、放課後の小学生のお預かりをする仕事でしたが、初めての年は待機児童がかなり出てしまっていて、入れることを待っている親御さんの対応や新設する学童保育室の準備などでバタバタ。

いつもデスクに書類は山積み、深夜に帰ってきて、早朝に出勤するみたいな生活を送っていました。「保育を必要としている人」がたくさんいるのに、予算や人員配置の関係で「空きが出るまでお待ちください」というお役所的な対応しかできないことから来る歯痒さもあり、自分の無力さからだんだん精神的にも疲弊してくるようになりました。


「自分にできることは何か」模索する社会人2年目

無力感を取り払うために、あらためて、自分ができることは何かを考え始めます。

公務員に限らず、外部のイベント、交流会に参加したりして、色んな職業の方とお会いしてきました。色んなお話を聞いていき、自分の働き方を見直したり、スキルを学んでいくようになりました。

その中で出会ったのが「グラフィックレコーディング」通称、グラレコというスキルです。会議や話し合いを聞きながら、リアルタイムに可視化して、お互いの認識を揃えたり、話し合いを活性化させるスキルでした。


継続したことが身につき、仕事になっていった

1番最初にこれを知った時は、職人芸で自分には絵を描く才能がないから無理だろう、と思っていました。ただ、このスキルがあれば、想いを届けること、意思を合わせて話のすり合わせを行うことが出来ると考え、本を参考にしながら、2018年より、少しずつ練習をするようになりました。

そこから練習としてイベントや会議で描かせてもらうことを繰り返すうちに、公務員の枠を少しはみ出して、イラストを頼まれることが増えていきます。当時は、原則副業ができないため、ボランティアで描かせていただいていましたが、多くの方の後押しや「しっかりと仕事としてやったほうがいい!」とのお声もいただき、2021年よりグラフィックレコーダーとして独立し、イラストの仕事をさせていただくようになります。


「可視化を活かす✖️地域おこし」の仕事

その後は2年間、会社さんやメディアなど多くの場での話し合い、想いをイラストとして描かせていただくようになります。ただ、たくさんの現場で書かせていただく中で、元々気持ちの奥にあった「地域を盛り上げる仕事」をしたいという気持ちも再び込み上げてくるようになりました。今はしっかりと自分には何が出来るかもわかってきています。

このスキルをしっかりとまちおこしに活かしたい、グラフィックレコーディングをまちづくりの中で活かして、地域の意見を踏まえながら、それを可視化したり、形にしたいと考えた末に、辿り着いたのが、地域おこし協力隊という働き方でした。

今は空き家のプロジェクトに関わってくれている洋野町の方々の意見を踏まえて、イラストで整理したり、こうしてみたらどうかなどイメージを提案しながら、計画を進めています。


現在は2階和室の洋室化に向けて改修中

6月末から1室のDIYに着手し、漆喰を塗るところまで終わりました。7月はおてつたびという、別の地域からお手伝いをお願いできるサービスを利用し、町外の人と一緒にDIYを行いました。地域の人との交流にもなり、楽しみながらDIYを進めています。

地域の方や役場の人、県外の人もお手伝いに来てくれています

現状のDIYの様子については、Instagramで随時発信しておりますので、合わせてそちらもご確認ください!


■スケジュール

11月上旬 DIY終了予定 

11月下旬 リターン発送

12月  宿泊施設として申請手続き

手続きが完了次第、宿泊受け入れ開始

■資金の使い道

ご支援いただいた資金は、空き家改修の費用に使用させていただきます。

・改装工事費用 約40万円

(トイレ、エアコン設置等)

・DIY費用 約40万円

(洋室化、漆喰塗り等の資材費)

・CAMPFIRE手数料 

・自己資金50万円

洋野町のことを知ってもらいたいので、来て楽しんでもらえるようなリターンと来なくてもできるリターンを用意しました。

このプロジェクトを応援してくださっている方々の応援メッセージを掲載させていただきます。

【株式会社北三陸ファクトリーHP】https://kitasanrikufactory.co.jp

【おてつたびHP】https://otetsutabi.com/

【レモンさんH.P.】http://lemonsan.com/

【一般社団法人オセッカイダー】https://osekkaider.mystrikingly.com/

【ビタミンラジオ局】 https://vitamin-radio.com/

【株式会社FRASCO HP】https://frasco-co.jp

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。

洋野町のことを知り、移住してからはまだ4ヶ月ですが、空き家の改修を始め、協力隊の活動など、色々な方にお話やアドバイスをいただきながら、空き家の活用を進めています。洋野町の方は、来たばかりの余所者の私に対しても、親身になってくれて、また広報を見たよ!などと道ゆく人が挨拶してくれたりする暖かい人が多いです。

僕は、洋野町のことをたくさんの人にも知ってもらいたい、もっと来てほしいという思いもあり、このプロジェクトを立ち上げました。ここにはゆったりとした時間と、美味しい食材、素晴らしい景色に溢れています。そんな洋野町に、色んな地域の人が訪れ、交流が生まれたらと思うとワクワクして、顔のニヤケが止まらなくなります。

ここまで手伝ってくれた方、相談に乗ってくれた方、これから洋野町に来てくれる人、そして洋野町に住む方々が楽しめるような場所づくりを心がけて、頑張っていきます。

引き続き、応援のほどよろしくお願いします!

協力隊や空き家改修のお手伝いに来てくれたメンバー

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2024/02/09 18:28

    お疲れ様です。洋野町地域おこし協力隊、山岸です。いつも活動状況を報告させていただいていますが、肝心なところを全然報告できていなく、失礼いたしました。現在、2階の改修から、1階の壁まで改修が済み、自分でできる大きな改修については、1階の床を残すところとなりました。しかし、自身のDIYスキルの低さ...

  • 2024/01/30 13:39

    こんにちは!洋野町地域おこし協力隊、山岸です。2024年になり、早くも1月が終わろうとしていますが、空き家改修については、おかげさまで順調に進んでおりまして、先週1階の壁の漆喰塗りがほぼほぼ完了しました。旅行とお手伝いを掛け合わせてマッチングサービス「おてつたび」で4名の方に洋野町に来ていただ...

  • 2024/01/16 11:12

    1月14日(日)に地域おこし協力隊クラウドファンディングアワード2023があり、ノミネートされた12プロジェクトの中から、部門賞と対象の発表がありました。残念ながら賞自体は取ることはできませんでしたが、「投票したよー!!」というお声もたくさんいただきました!!投票してくださった、投稿をシェアく...

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