社会課題の解決をみんなで支え合う
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皆さんこんにちは、今回のクラウドファンディングを主催している奥村と申します。

私は幼少期から吃音(きつおん・どもり)を抱えており、子供のころから人との違いに悩んできました。

吃音への認知や理解が十分に広がっていない中、吃音をもつ人々が生きやすい社会を作るために活動してきました。



「吃音があっても教員になりたい。」

2023年7月、私は吃音の活動で訪れた大阪でひとりの大学生に出会いました。

彼女には吃音があり、人前で話すことに強い不安を抱えていましたが、ハンディがあってもやりたいことを諦めずに生きていけることを子どもたちに教えたいという一心で、教員を目指し日々頑張っていました。


しかし、ある日の授業後に大学の指導教官から「うまく話せないなら教員は諦めた方がいい。」と言われたことをきっかけに、自信をなくして落ち込んでいました。

彼女の存在をきっかけに、吃音があっても教員を目指す若者が多くいると知りました。

たとえ困難があっても夢は叶えられる。

私は彼女を勇気づけるために、教員を目指す吃音の若者が吃っても大丈夫な環境で夢への一歩を踏み出せる「号令に時間がかかる教室」をはじめることにしました。





吃音を持つ若者には教員の夢に挑戦することで自信を持ってほしい。

吃音を知らない人には彼らとの交流を通して理解を深めてほしい。

号令に時間がかかる教室はこの2つのコンセプトで活動を行っています。



“吃音がある若者たちが、本当にやりたいことを諦めずに前向きに挑戦できている。“

これが「吃音当事者が幸せに生きられる社会」の重要な要素の一つであると信じていて、私が今一番見たい世界です。

「吃音があっても安心して挑戦できる場」を提供することで、成功体験を通して自信を取り戻し、自分がやりたいことを諦めずに前向きに生きられるきっかけづくりを行います。



工夫① 吃っても安心できる環境を作るために吃音の授業を行う

吃音当事者にとって不安なことの1つは、吃った時に他人からどんな反応をされるかということです。

号令に時間がかかる教室」では、教員志望の学生(教員役)自身が吃っても安心できる環境を作るために、吃音について基本的な知識を学ぶ授業を行います。



工夫②マニュアルにセリフを入れない

学校生活では「起立、気をつけ、礼」等、セリフが決められている言葉があります。

吃音者には定型文が苦手な人も多く、言い換えをしたせいで叱られた経験がある人も少なくありません。

一人ひとりが自分にとって言いやすい言葉で夢に向かって挑戦します。


工夫③ 自分が求めるニーズを表す

「吃音」といっても、人それぞれ症状や求めるニーズは違います。

例えば、私は「最後まで話を聞いてほしいタイプ」なのですが、ある人は「推測して代わりに言ってほしい」と答えました。

一般的な配慮方法はありますが、必ずしもすべての人が当てはまるわけではないのです。

そのため、教員志望の学生(教員役)は自分の名札に自分が求めるニーズや知っておいてほしいことを記載しています。




吃音に対する無理解や認知の低さから、学校や家庭で辛い経験をした子供が大勢います。

(Twitterにて吃音をもつ人を対象に子ども時代の経験・現在子どもである人には現在起こっていることを調査しました。約160件の体験談から抜粋)

(Twitterで集めた「吃音を持つ子どもの声」抜粋)



多くの人々が身近なコミュニティーでの無理解によって辛い経験をしているなかで、ごく少数の方は辛い経験がまったくなかったと回答しました。

共通した回答は「周囲の理解があった」ということでした。

私はこの調査の中で吃音を持つ人が生きやすい社会をつくるには、世間の理解・認知向上が不可欠だと確信しました。



このクラウドファンディングが成功したら、「号令に時間がかかる教室」を和歌山で開催したいと思っています。

吃音を抱えながらも教員になりたいと願う若者たちに夢を叶えてもらうために、また吃音のある若者たちと交流することで、今まで吃音が身近ではなかった方々にも理解を広げることができます。



号令に時間がかかる教室 和歌山 主催者 大学2回生 角谷 祐実

こんにちは。大阪教育大学で特別支援教育を学んでおります2回生の角谷祐実と申します。

吃音がある自分は先生になっていいのかと葛藤し、なぜみんなが当たり前にできることができないのかとたくさん悩みました。しかし、吃音という目に見えない障がいがあるからこそ、他人に寄り添い、他人の痛みが分かる先生になることができるのではないかと学校の保健室の先生が教えてくれました。

また、吃音がきっかけで色々な障がいについて興味を持ち始め、「特別支援学校の先生になりたい」という思いを強く抱くようになりました。みなさんには私だけではなく、吃音があっても先生の夢をもつ学生に、号令に時間がかかる教室を通して自信をつけるサポートをお願いしたいと思っております。

ご協力いただけると幸いです!



会場費:5,000円

人件費:50,000円

広報費:5,000円

消耗費:3,000円

交通費:35,000円

宿泊費:10,000円

雑費:2,000円

ーーーーー必要資金合計:110,000円

余剰金が発生した場合は、今後全国で開催する「号令に時間がかかる教室」の活動費にあてさせていただきます。



2023年11月中旬 スタッフ募集

2023年12月中旬 スタッフ顔合わせ

2024年2月18日 「号令に時間がかかる教室」開催

2024年3月上旬 リターン発送


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。

目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



場所:和歌山県伊都郡高野町(予約した方にのみお伝えします)

日程:2024年2月18日(日)12:30-15:30(開催期間1日)

内容:教員志望の学生(教員役)が吃音をテーマに50分間の模擬授業を行います。

定員:24名様(事前予約制)※予約サイトは2/4あたりに公式HPにてお知らせいたします。

備考:教員志望の学生(教員役)は高校生以上の学生をSNSにて募ります。



■1,000円:

①心を込めてお礼メールをお送りします。*1


■3,000円:

①心を込めてお礼メールをお送りします。*1

②イベントの報告書をお送りいたします。*2


■10,000円:

①心を込めてお礼メールをお送りします。*1

②イベントの報告書をお送りいたします。*2

③公式Twitterにてお名前の掲載*3


■30,000円:

①心を込めてお礼メールをお送りします。*1

②イベントの報告書をお送りいたします。*2

③公式Twitterにてお名前の掲載*3

④公式ウェブサイト内にお名前の掲載*4


【備考】

*1 備考欄にメールに記載するお名前をご記入ください。

*2 イベント報告書はイベント終了後にメールにて一度のみお送りいたします。

*3 お名前の掲載は公式Twitter(https://twitter.com/kitsuonclass)にご協力者様方のお名前(またはニックネーム)を一覧で投稿いたします。

*3 支援時、必ず備考欄にお名前掲載時に表記する名前(またはニックネーム)をご記入ください。公序良俗に反するニックネーム等は掲載できません。

*4 お名前の掲載は公式ウェブサイト(https://kitsuonclass.hp.peraichi.com/)にご協力者様方のお名前を一覧でリターン履行月から1年間掲載いたします。お名前掲載時に表記する名前はSNS掲載時と同じになります。


吃音を抱えながらも教員になりたいと願う若者たち。

 

彼らの夢を叶えて自信をつけてもらうために、またそういった境遇の若者たちと交流することで吃音について知らなかった方々に吃音への理解を広げることができます。

 

是非、ご協力いただけないでしょうか?宜しくお願い致します‼

 


 


 

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