エンタメ領域特化型クラファン
無料掲載をご検討の方はこちら

『山梨の妖怪展』も3年目、今年も開催することができるようになりました!

これも日頃応援いただいているみなさまのおかげです。ありがとうございます!!

そして「はじめてみたよ」という方は、「山梨の妖怪展2023」をどうぞご期待ください。

150体以上の山梨ゆかりの妖怪を紹介する展示です。今年は山梨県立博物館で「水木しげる 魂の漫画展」も開催されています。

山梨でたっぷりと妖怪を楽しみましょう!


▼はじめに

このプロジェクトはAll-in方式です。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

今年は「山梨メセナ協会」さまの助成をいただくことができました。

とはいえ、まだまだ展覧会の大部分を大蛇堂のもちだしによって成立させています。

持続的な企画にするため、本年もクラウドファンディングをたちあげました。


▼大蛇堂(おろちどう)とは?

おばんです!

大蛇堂(おろちどう)・店主の一條です。(店主といってもわたしひとりですが)

わたしは日本で類をみない「妖怪掛け軸作家」です。読んで字のごとく妖怪の掛け軸を作っています。

『地方の文献や資料にしかでてこない超マニアックな妖怪』の面白さに魅了され、文献を読んだり調査をしたり識者から教えてもらいながら日々描いています。



▼山梨妖怪にとりくむきっかけ

5年前の冬、家族とともに山梨県上野原の秋山に引っ越してきました。

特に目的上がって引越し先を決めたわけではないのですが、住んでみたら秋山には40本以上の民話の看板がたてられていて、そこには聞いたことのないような話や妖怪が登場していました。

わたしは宮城県出身なのですが、宮城には「宮城妖怪事典(仮)」さんという、宮城のマイナー妖怪を発掘する方がいらっしゃり、教えてもらって宮城妖怪を描いたりしていました。

秋山の看板をみて「山梨のマイナー妖怪を発掘したらおもしろいのでは?!」と考えるのは自然な流れだったと思います。

たとえば、上野原にはダイダラボッチの一種ですが「マグロ」とよばれる巨人伝説があります。

なぜにマグロ?!

もとは文章しかありませんが、イラストにするとなお面白い!

イラストと物語、両方の面からいまだ知られぬ妖怪を幅広い年代の方にたのしんでほしいと思っています。


↑大蛇堂が「マグロ」の話をよんで描いたイラスト。



▼このプロジェクトの目的

展覧会では山梨妖怪を150体以上紹介します。

この展覧会は3年目で、すでに100体を描いていますが、今年はさらに50体を追加します。

妖怪は図書館にいって文献を読んだり、現地調査に赴いたり、聞き込みをしたりして収集します。

妖怪の情報は手に入りにくい古書であったり、地方の史跡であったり、その土地の図書館にのみに収蔵されている書物であったりします。


前述しましたが、今年は「山梨メセナ協会」さまの助成をいただくことができました。

選考には

「山梨の芸術文化活動として継続性、将来性がある事。または、新たな先駆的、実験的で、新しい視点の活動である事。」

とあるので、一定の評価をいただけたのは大変うれしいことです。


とはいえ、まだまだ展覧会を開催するための大部分を大蛇堂のもちだしによって成立させています。

この展覧会は3年目ですが、来年・再来年と続けていきたいですし、妖怪をテーマとした別視点の活動へとつなげていきたいと考えています。

妖怪で山梨を盛り上げる。

その一端をこのプロジェクトが担えればと思っています。

ご支援いただいた資金はそういった史料の調査費用(旅費・滞在費など)、会場のレンタル費、イラスト掛け軸・図録等の製作費にあてさせていただきます。



▼開催実績

昨年の「山梨の妖怪展2022」では200人以上の方に足をお運びいただきました。

小学校の課外授業や高校の放送部の取材、連日老若男女とわずたくさんの方に山梨妖怪にふれていただきました。

新聞・テレビ・ラジオ多数のメディアにも取り上げていただき、盛況のうちに幕をとじました。


  

↑妖怪たちは掛け軸のかたちで展示されます。




▼リターンについて

ご支援に心ばかりのリターンもご用意させていただきました。

【リターンのメニュー】
★新作図録の限定表紙版
★クラファン限定「夔神」雷光バージョン掛け軸
★餅雪コラボ・金の人形
★大怪店コラボ・限定キラシール
★妖怪姉さんコレクション蛇骨姉さん特別ホログラムカード


【新作図録の限定表紙版】


【クラファン限定「夔神」雷光バージョン掛け軸】

◆夔神(キノカミ)とは⁈
キノカミ。山梨県笛吹市山梨岡神社に伝わる。夔神を祀っているのは全国で山梨岡神社のみだという。山梨岡神社には1本足の木像が雷除け・魔除けとして伝えられ、7年に一度、4月の例大祭でご開帳され、最近では2023年4月4日5日に行われた(以前は10年に1度)。木像は1本足にもかかわらず自立しているが背面の造形はなく、建てかけるかたちになっている。また、夔神の掛け軸も伝わっているが、木像とともに制作年・製作者不明とのことである。宮司の中村さん曰く「御神木の中が雷により空洞になっているため、その木を利用して作られたものではないか」とのこと。信仰の始まりは荻生徂徠が宝永3年(1706年)に訪れた際に、賽銭箱の横にあった木像をみて「山海経」の夔と結びつけたことと考えられている。


↑大蛇堂が通常とりあつかっているサイズと並べてみました。迫力のサイズ感になっています!


↑身長約160cmの人物と比較してみました。大きいです!




【餅雪コラボ・金の人形】◆金の人形とは⁈
山梨県大月市に伝わる。
その昔、日本武尊が東征の際に大菩薩峠を通った際、金の人形を落としたという。土人はこれを峠の頂に祀って狩塲神社とした。その後、御神体である金の人形が盗まれるが再び見つけ出し、その盗難を慮って本社箭弓(やぎゅう)神社にうつした。
するとこの人形がいつも大汗を流すので不思議に思い封を立てると「他の神社内に居るは気苦労なり」とでて元の小祠に納まった。今はまた盗まれて無いという。

◆餅雪紹介
妖怪造形作家:餅雪(twitter@0m0chiyuki)
立体造形・クリーチャーデザイン/ZBrush• 3Dプリンターでフィギュアを制作している。
昨年の「山梨の妖怪展2022」では南部町の妖怪・蛇体さつき姫を見事に立体造形化。妖怪の特徴を捉えるセンスと表現力豊かな造形技術により妖怪好き・造形好きのみならずファンを増やしている。
今回の展覧会でもふたたびコラボ企画が実現。今年はよりコンパクトなサイズでマニアック妖怪が立体化する!

【大怪店コラボ・限定キラシール】大怪店紹介
高円寺の妖怪専門店(twitter.com/daikai10)。店長は妖怪DJ高梵。過去12回にわたる大人気企画「僕らの妖怪シール展」は国内外のシールコレクターが血眼になる大人気企画!その他、東急ハンズなど企画イベントを多数開催している。



どれも他では手に入らないものばかり。
さらにすべてのリターンに特別に【 妖怪姉さんコレクション蛇骨姉さん特別ホログラムカード】がつきます!
※カードの大きさ:63mm x 88mm(一般的なトレーディングカードの大きさ)


★妖怪姉さんコレクションについて
大蛇堂は現在、テーブルゲーム工房・百蔵仙遊(twitter.com/q_tsukasa)さんとコラボしてカードゲーム「妖怪姉さんコレクション」(略称:YNC)をリリースすべく、企画進行中です。
ゲームのため「姉さん化した妖怪」を12体描き下ろすのですが、その看板姉さんである「蛇骨姉さん」に特別ホログラムカードになってもらいました!
百蔵仙遊さんのお膝元の山梨県大月市で10月に開催する展示のプライズアイテムですが、特別に特典として先行頒布します!
大蛇堂のこだわりの詰まった蛇骨姉さん、ぜひお手元におむかえください。

【蛇骨姉さん】
「蛇骨婆」が姉さん化。
蛇骨婆は鳥山石燕『今昔百鬼拾遺』に描かれた妖怪。
服のイメージはジャンフランコフェレ。元の絵が胸元がはだけていたり
「右の手に青蛇をとり、左の手に赤蛇をとる」とあるのでファッションにもとりいれています。

!現在12人目の姉さん化する妖怪を決める『YNC総選挙』開催中です!
!詳細は大蛇堂のX(旧twitterをチェック)


▼最後に

妖怪の展示会は美術館主催の大きなものから、個人での小さなものまでありますが、わたしの知る限り「県内の妖怪」にしぼった展覧会はあまり聞いたことがありません。

150体もの妖怪を市町村ごとに紹介する展覧会は前代未聞だと思います。


“妖怪が好き”+“調べるのが好き”+“絵を描くのが好き”+“展示ができる”

これらがすべて揃ったうえで

“応援していただく方がいる”

の条件が揃ってはじめて実現します。


大蛇堂は今日も山梨妖怪のことを考え、調べ、描いています。

ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。


大蛇堂・一條




【展覧会概要】
山梨に伝わるトウモロコシやタニシの妖怪を知っていますか?

鬼、天狗、キツネ、タヌキ、猫などなど、いろいろな妖怪怪異が知られていますが、山梨に伝わる妖怪はそれだけじゃあありません!山梨の妖怪展も今年で3年目となりました。

昨年の開催では100体の山梨妖怪を紹介しましたが、今年はさらに50体を発掘、あわせて150体以上の見たこともないような珍しい妖怪達を紹介します。土地や史跡などに伝わる、その地域ならではの妖怪たちを眺めているうちに、きっといままで見知った郷土への関心もより高まることでしょう。

会場には大きな山梨の地図も飾り、妖怪たちを案内します。特別イベント『妖怪トークショー』にはFM FUJI 毎週土曜24:00~放送の人気番組「妖怪TALK」DJの徳タケ喜一さん、「世界の歴史を通して様々なヒントを得るYouTubeチャンネル」の世界ミステリーchさんをお招きして、知られざる妖怪の魅力を伝承地の様子とともに縦横無尽に語ります。

トークショーのあとは参加型体験イベント『妖怪ぬりえAR』を開催。その場で色を塗っていただいた山梨妖怪のぬりえが、ご自身のスマートフォンをとおして会場に出現します。夏の最後の思い出に、ぜひ妖怪達に会いに来てください。 

●日時:2023年8月29日(火) -  2023年9月3日(日) 
●時間:10時 - 19時  ※最終日のみ17時まで
●入場料:300円(中学生以下無料)
●場所:やまなしプラザ オープンスクエア西面
● 住所:防災新館〒400-8501 山梨県甲府市丸の内1-6-1
●アクセス
●徒歩 甲府駅南口から平和通りを南へ進み徒歩約7分、紅梅北通りの交差点の角です。  
●お車 甲府昭和ICよりJR甲府駅方面へ約10分
●駐車場
 やまなしプラザのwebをご参照ください→https://yamanashi-plaza.com/access/parking.html
●作品販売
 会場の作品はすべてご購入も可能です。
●SNSハッシュタグ
 #山梨の妖怪展2023 #山梨の妖怪展


【特別妖怪トークショー】
9月2日土曜日には豪華ゲストを招いて妖怪トークショー!

お一人目は大蛇堂イベントではおなじみ、ラジオFM FUJIで毎週土曜24:00~放送の人気番組「妖怪TALK」DJの徳タケ喜一さん。

最近は甲府星人50周年にむけて着ぐるみをつくるべくクラファンをしたり、山梨各所でイベントを企画したり、ラジオの枠を超えて活躍してます。

お二人目は「世界の歴史を通して様々なヒントを得るYouTubeチャンネル」の世界ミステリーchさん。

チャンネル登録者29万人超え、昨年「サイコな世界史」も上梓され、最近では山梨県内の不思議スポットを紹介するYouTubeチャンネル「山梨奇譚」でもおなじみです。

山梨各所の妖怪にゆかりのある場所のパネル写真をみながら、ゆる〜く語ります。

おたのしみに!


【詳細】
日時:9月2日(土) 15:00〜  ※1時間程度を予定
会場:やまなしプラザ オープンスクエア西面
観覧料:無料(展示の入場料は必要です)

【出演者紹介】
★徳タケ 喜一 さん
[生年月日] 1988.1.28 [血液型] AB型 [出身地] 千葉県 [星座] みずがめ座              
小さい頃からラジオと妖怪が好きで!妖怪のラジオ番組をすることが夢でした!妖怪目撃情報や妖怪に関する質問も大募集!一緒に妖怪TALKしましょう!(FM FUJI DJプロフィールから引用)

FM FUJI TOKYO78.6MHz KOFU83.0 & 80.5MHz
twitterアカウント @yokai_talk

★世界ミステリーchさん
世界の歴史を通して様々なヒントを得るYouTubeチャンネル。歴史の他にも、神話や宗教、古代史なども取り扱っています。当チャンネルが皆様の好奇心のきっかけになりますように。
(YouTube説明文から引用)

YouTubeチャンネル https://www.youtube.com/@sekaimystery/about
twitterアカウント @sekaimystery


【妖怪ぬりえAR体験】
トークショーのあとはみんなで『妖怪ぬりえAR体験』!大蛇堂の無色のイラストに、会場で自由に色を塗っていただきます。そのぬりえを自分のスマートフォンをとおして会場にAR出現!記念撮影も一緒にできます。
妖怪と一緒に写真をとってしまいましょう!


↑イメージ

【詳細】

日時:9月2日(土) 16:00〜

会場:やまなしプラザ オープンスクエア西面

着彩したぬりえはお持ち帰りいただけます。

会期中は常時体験できるようにする予定です。


【大蛇堂プロフィール】
いつもそばにある、ふしぎ。
日常に彩りを。生活に刺激を。そして、心にふしぎを。掛け軸をとおして、日本の〝ふしぎ〟を届けています。

大蛇堂(おろちどう)は妖怪掛軸専門店です。
古今東西の妖怪をオリジナルイラストで掛け軸にしており、特に現居住地の山梨県と出身地の宮城県に力をいれています。
「妖怪掛け軸専門」といっていますが、実は動物や神様などもあります。

【メディア掲載など】
2020年 
3月11日 「Nスタ」(テレビ:TBS)
3月13日 「はやドキ!」(テレビ:TBS)
4月3日   「ひるおび!」(テレビ:TBS)
4月7日   「グッとラック!(テレビ:TBS)
5月11日 「あなたとハッピー!」生出演(ラジオ:ニッポン放送)
5月12日  中国・財新網(web記事)
5月19日 「サンデー毎日」イラスト掲載(雑誌:毎日新聞出版株式会社)
5月20日 「熱血テレビ」電話取材(山口放送)
8月7日   「突撃!ナマイキTV」(KHB東日本放送)
8月8日    「宮城にも妖怪いっぱい 白石出身「アマビエ」の投稿者、仙台で個展」(毎日新聞/web記事)
8月30日 「東北のアマビエたち:人の死体を掘り返して食べる「疱瘡婆」 疫病の恐怖、時代を超えて」(毎日新聞/web記事)
8月31日  「怪と幽vol.005/アマビエ騒動の顛末」寄稿(角川書店)
11月18日 「TOKYO EYE 2020」(テレビ:NHK WORLD)
12月8日   「アマビエブームと『伝承』の価値」 視点・論点(テレビ:NHK)

その他、アマビエブームのきっかけを作ったツイートをしたとして、webニュースなど掲載多数。

2021年
1月10日  「妖怪TALK」(ラジオ:FM FUJI)その後多数出演

2022年
2月25日  山梨県内の民話などに由来した妖怪描く“妖怪画家” 上野原(NHK 山梨県のニュース )
2月27日  TOKYO FM「デュアルでルルル♪」
4月発売  『日本怪異妖怪事典 東北』カバーイラスト担当
5月20日 YBS山梨放送「ててて!TV」
9月30日 「八ヶ岳 妖怪×怪談Fes」
12月6日 上野原警察署 詐欺防犯ポスター発表会
      4種のイラストを作成、上野原所長より拝受

2023年
1月13日 UTY山梨テレビ『スゴろく』生出演
6月4日 山梨岡神社に祀られる「夔神」を描き掛け軸にして奉納

【展覧会】
2020年
8月4日-9日 「宮城の妖怪展」(仙台・1095間)
9月24日-10月11日「宮城の妖怪展・東京巡回」(高円寺・大怪店)

2021年
9月2日-26日 「山梨の妖怪展」(山梨・isyokuju)
11月25日-28日 「宮城と山梨の奇妙な妖怪展」(高円寺・大怪店)
12月21日-26日「宮城の妖怪展2021」(仙台・1095間)

2022年
4月28日-5月8日「宮城の妖怪展 弐 & 大江戸四十八手展」(高円寺・大怪店)
6月21日-26日「山梨の妖怪展2022」(甲府・山梨プラザ)
8月5日-28日 「水淵をのぞくとき水淵もまたこちらをのぞいてくれるだろうか」(山梨・isyokuju)
11月22日-27日「宮城の妖怪展in旧守屋邸」(仙台市最古級古民家)
12月6日 上野原警察署 詐欺防犯ポスター発表会
      4種のイラストを作成、上野原所長より拝受

2023年
1月3日-8日 「大蛇堂の大妖怪掛け軸展」(甲府・山梨プラザ)

<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


  • 2023/09/19 11:30

    おばんです!おかげさまで15日をもってクラウドファンディングの募集期間を終了しました。あらためて、『山梨の妖怪展2023』へのたくさんのご支援ありがとうございます!設定した目標金額にはあと1歩及びませんでしたが、ご支援は今年開催分の補填と、来年開催への資金とさせていただきます。今年で3年目の企...

  • 2023/09/13 18:27

    おばんです!いよいよクラウドファンディングも残り2日となりました!たくさんご支援ありがとうございます!展覧会は終わりましたが、来年・再来年へつづく展示とするため、事後処理をいろいろ行ってます。ご支援は未来に向けて、とても励みになります!今回は『夔神(キノカミ)』掛け軸の制作に至る背景をご紹介し...

  • 2023/09/08 11:22

    おばんです!今年も無事に『山梨の妖怪展2023』が1週間の会期を終幕しました。連日たくさんのご来場ありがとうございました!山梨の妖怪展も3年目、毎年50体ずつ妖怪を発掘して紹介しているので今年は150体の妖怪を展示しました。市町村ごとに妖怪を配置した大きな地図も作成。高さ約2.5メートル!アト...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください