◎はじめに

本プロジェクトをご覧頂き有難うございます。福岡県田川郡に拠点を置き活動中の一般社団法人アニマルライフプロジェクトの池上と申します。過去3回のプロジェクトを実施させて頂き、ご支援をいただきました皆様には、心からの御礼を申し上げます。

前回のプロジェクトでは2,048,500円のご支援を頂き、犬舎改修、医療費、敷地全体の整地(ドッグラン確保)に充てさせて頂きました。本当に有難うございました!


改めて、私たちの自己紹介をさせていただきます。

一般社団法人 アニマルライフプロジェクトは代表が個人で活動をされている時代から数えると40年以上の活動期間。保護した動物は約1000頭以上、譲渡した数は約700頭ほど、多頭崩壊で新聞やニュースにも取り上げられるほどの痛ましい状況にも幾度となく踏み込んで来た実績のある保護団体です。(代表個人および団体どちらでも第二種動物取扱業登録済)

その保護対象は、救助を必要とする動物の中でも、特に、殺処分の決まった子や、事故や虐待に遭った子、老齢、病気や怪我、障害や心の傷を抱えている子など、ほかではもう救うことができないと判断された「最終的な生き場所をなくした子」「私たちが動かなければ確実に命の灯りが消されてしまう子」を多数保護しています。


シンボル的存在の水頭症の犬クマちゃん(2021年に他界)をはじめ、同じく水頭症の山吹くん(2021年に他界)、繁殖犬として遣い捨てられたと思われるバセットハウンドのモモおばあちゃん(下写真・2021年に他界)など、里親さんを見つけるのが厳しい子達も終生飼育を覚悟で保護し、虹の橋を渡った際には、最後まで手厚く見送りを行っています。

△モモお婆ちゃんは長い耳の手入れを長く放置されていたこともあり、たくさんの種類の菌が耳に繁殖。薬でも取りきれないため、毎日の耳の洗浄が必要でした。老犬の可愛さを見せてくれる、譲渡会でも人気のワンコでした。


現在も、次々にレスキュー依頼が続く子猫たち(ほとんどが猫風邪を引いていたり、何らかの病気や怪我を負っています)、前足のない猫のアンちゃん、小脳障害のアナンちゃん、排尿障害の大福君、FIPの伽羅おばあちゃんなどなどアニマルライフプロジェクトの保護動物は医療機関にかからないといけない子がたくさんいます。 (現在犬猫をあわせて約100頭を抱えています)

△ネットに首がはさまっていたところを保護した子猫。首周りに怪我をしていました。

△炎天下、シェルター近くの田んぼのあぜ道で保護した子猫の兄弟。もう一匹は水路に落ちて亡くなっていたそうです。


△小脳障害のアナンちゃんはご飯を食べるのも一苦労ですが、一生懸命に食べています。

△犬鳴ダムの側溝に前足先が切断され血まみれで保護された猫のアンちゃん

△排泄に障害があり補助の必要な大福くん

△飼い主亡き後、遠方の身内に外に出され、行き場所を無くして保護した伽羅おばあちゃん。
ストレスが強く掛かったようで、FIPや腎機能の低下で入院や通院を繰り返しています。


△ワンコもいます!保健所で殺処分が決まった子や、死ぬリスクの高い野犬、多頭崩壊で心に傷を負った子などを保護しています。


県内外さまざまなところからの保護依頼もあり、常時、活動するスタッフや物資などが不足している状況、また保護している設備も代表の自宅を一部改装した設備であり、さまざまな問題や背景を抱える動物たちを収容するにもまだまだ不足している部分が多くあります。


保護動物の健康を守るために、日常的な食器洗い、洗濯、掃除(次亜塩素酸など使用)、くわえて病院への通院、譲渡会の参加や依頼による保護活動など、代表は寝食の暇もないほど、スタッフはみな真剣です。


里親さん募集や支援物資、支援金募集のために北九州市まで出向きJR小倉駅などで譲渡会を行っていますが、他団体からのいわれなき妨害や今年は特に早い時期からの記録的な猛暑などもあったため、夏場はなかなか思うようにご支援を募ることが出来ず、医療費が逼迫する状況です。


全国からの温かいご支援は頂いていますが、里親さんを見つけて、出しても、次々に舞い込むレスキュー依頼で増え続ける子たちの命を繋ぎ、守るには足りませんため、本プロジェクトを行うことにいたしました。

莫大に掛かる医療費を賄うために、どうか、皆様の力をお寄せください!


詳しく活動履歴をご覧になられたい場合は、公式サイトおよび社団法人になる以前の代表のブログ・SNSをご覧ください。

公式サイト

http://animal-life-project.jp/

過去のブログや代表のブログ・Twitter

https://animallifeproject.amebaownd.com/

https://twitter.com/hiroyo314

https://blog.goo.ne.jp/reiko329

https://www.instagram.com/alp_hiroyo/


◎今回のプロジェクトで実現したいこと・資金用途

 ”保護依頼の激増でかさみ続けている保護っ子たちの医療にかかる費用約1年分”
※2022年度一年間の医療費合計は2,538,377円

上記以外の物資購入費(フード、猫砂、暖房器具など )やクラウドファンディング手数料(9%)やリターンにかかる費用などを含め目標250万としております。

さらに大きく資金が集まった場合は、ネクストゴールとして、”犬舎の追加改修(台風などの大雨の際の水漏れ補強)”、”猫舎の改修費(破られて一時的に補修したままの天袋の修理、施設老朽化に伴う猫舎の壁の補強、給湯設備の設置)”等に充てさせていただきます。


また、この場でご支援を募るとともに、一人でも多くの方に私たちの想いを伝えられたらと思います。


本プロジェクトを通じて、不幸な命が生まれ、消えていく社会の問題をともに考えて頂き、「殺処分0社会の実現」を目指す一歩になればと思っています。私たちが東奔西走して日夜保護活動を行っても、命を軽んじる社会構造が変わらなければ、いつまで経っても根本的な状況は変わらないからです。


◎解決したい社会課題

一般社団法人アニマルライフプロジェクトでは、人間と動物が共に生活することで起こる様々な問題を調査、 研究し、動物愛護に関する普及、啓発をすることによって、人間と動物が 共生できる社会の実現に貢献することを目的とし、この目的に資するための事業を行っています。HPもご参照ください。


◎実施スケジュール

・2023年9月中旬 クラウドファンディング開始予定

・2023年10月中旬 クラウドファンディング終了予定

・2023年11月上旬 リターン履行開始予定

・2023年11月下旬 リターン履行完了予定


◎応援メッセージ




※上記メッセージは、許可を得て掲載しております。


◎リターンについて

・”お礼のメッセージ”

・”ポストカード”

のいずれからお選びください。


今回、リターンを速やかに履行するため、また、1円でも多くの医療費を手元に残したいという思いから、リターンの内容を絞らせて頂きました。毎回のリターンを楽しみにされていらっしゃる方も折られると思いますが、どうかご理解をお願いいたします。

(もし、そのほかのリターンもあったらいいなというものがあれば、ご意見をお寄せください)



◎水頭症のクマちゃんの話


「内臓身体全て奇形です。2年間持てば良い内だと言われました。カルシュウム値は常に5を切ります。私も通い付けの獣医さん達を信頼して居ます。皆んな一生懸命です。6年生きたことは奇跡だと言っています。膵臓、肺、肝臓、左右おおきさがちがい、1歳近くまで全ての臓器が肋骨の下に固まっていました。」

これは代表がクマちゃんについて説明した言葉です。私が出会ったときはクマちゃんはまだ自力で前足のみで前進することが出来ていましたが、その後、発作では済まない硬直を起こし、酸素室などの設備も使用していました。オムツのずれなどから皮膚も傷めてかゆさや痛みとも戦い、代表の沼山さんはクマちゃんを心配し眠れない夜も多くすごしていました。朝には「今日も目覚めてくれてありがとう」といわずにはいられない日々が続きましたが、2021年10月18日に虹の橋を渡っていきました。

一生懸命に生きていたクマちゃんの姿は今でも変わらずみんなに笑顔と勇気を与えてくれています。



◎最後に

皆様の温かいご支援で救われる命が確実にあります。

そして、本プロジェクトを通じて、「殺処分0社会実現」への意識を高め、当たり前になるように広めていけることを心から願っています。

寄せられたご支援は100%犬、猫たち保護っこの幸せのために使いますことをお約束します。安心してご支援や応援をお願いします。心からお待ちしています。何卒よろしくお願いいたします!

△手紙は代表が3回目のプロジェクトの前に書いたものです。私利私欲を捨て、犬と猫のために、老体に鞭打っても活動しています。活動のことが知りたい方は、ぜひ、実際にシェルターにお運びください。


<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>

■特定商取引法に関する記載

・販売事業者名:一般社団法人アニマルライフプロジェクト

・責任者の氏名:一般社団法人アニマルライフプロジェクト  沼山 喜代香 

・事業者の住所/所在地:〒824-0431 福岡県田川郡赤村大字赤4604番地1 

・事業者の電話番号:Tel: 0947-62-2009 

・送料:送料込み

・対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり

・ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし

・その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご確認ください。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/01/15 00:59

    2024年は、波乱の幕開け、未だにたくさんの方が心を痛められていらっしゃることと思います。能登半島地震、また航空機事故により犠牲になられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災のみなさま、関係者の皆様に心よりお見舞いを申し上げます。私たち、アニマルライフプロジェクトでもお正月から悲しいこと...

  • 2023/12/31 23:45

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2023/10/15 08:29

    昨日、澄み切った晴天のもと、カフェベーカリーM&M様にて、第一回岡垣あおぞらマルシェを開催いたしました。青空と、周りに広がる広大な自然に囲まれ、たくさんのお客様に、子犬、子猫を中心とした保護っ子たちに出会っていただくことができました。何頭かの子は、ずっとのお家が決まりそうなお話まで進み、イベン...

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください