「夢のセカンドゴール、1000万円達成!!」

デーリィーファーム富士山の髙橋雄幸とゆかりです。

この度は全国の皆様、そしてフランスからも大きな大きなご支援をいただいて、おかげさまで夢のセカンドゴールの1000万円という大きな目標を達成することができました!感激でいっぱいです!心から御礼申し上げます。

今回のチャレンジで様々な「ご縁」をいただき、改めて感謝しているところです。牧場となる山をご紹介いただいたのも、地元の名士で海外農業研修の大先輩五月女さんからのご縁がありました。

五月女さんからは、常に前向きで、常識を踏襲しながらも、アンテナ高く考えて動くということを勉強させていただいています。

1000万円突破記念として、その五月女さんが栽培されている、香り豊かで水のよさも感じられる甘くておいしい「特別栽培米コシヒカリ」を新たにリターンとして追加さていただます!!

これからは、サードゴール1200万円に向かって、さらなる高みを目指し一生懸命がんばります。

引き続き、みなさまからのご支援と、SNS等での情報発信のご協力をどうぞよろしくお願い申し上げます。

髙橋雄幸、ゆかり

ーーーーーーーーーーーーーーーーー


木々に囲まれ外界から離れた、少し山を登ったところにある、静かで緑豊かな牧場。

動物にとっても幸せなこの場所で私たちは自ら牧草を作り、牛や山羊を育て、その新鮮な乳を使ってこだわりのチーズを作ることを決意しました。

写真手前、木に囲まれた土地が牧場になる場所です

私たちが作りたいのは、酪農とチーズ作りを中心とした「感じる」を提供する牧場です。大規模化や画ー化が進んだ現代で、その土地にあるものを活かし、命や季節、温度、香り、地域性などを感じられる、心がやすらぐ牧場をつくります。

また、経営環境がきびしい酪農業界で地域と共に、チーズを強みとした酪農に挑戦します。それにより、小さくとも強い酪農経営のモデルとなり、酪農業界を次世代へ存続させていきます。

🗻 はじめに 🧀 

こんにちは!デーリィーファーム富士山(ふじやま)の髙橋雄幸・ゆかりです。デーリィーファーム富士山は、栃木県那須地域に生まれたばかりの新しい牧場です。

肉牛農家、乳牛農家出身の夫婦で、チーズづくり歴は2人とも21年。半生を酪農とチーズづくりとともに歩んできました。

チーズ職人としては、国内の先進地や本場ドイツ、イタリアでも修行をしてきました。今回の独立以前には、立ち上げに関わったチーズ工房を10年間運営しています。

またありがたいことに、これまで作ってきたチーズは国内の大会で金賞や最優秀部門賞をいただきました。海外でもアメリカのチーズ専門カルチャー誌に掲載、フランスの国内テレビでの紹介、ワールドチーズアワードでの受賞などご評価いただいてます。

チーズづくりという強みを持った酪農家の私たちは、課題も多い酪農業界で新しい牧場を立ち上げます。新たな船出へのご支援をどうぞよろしくお願いします。

国際的なチーズ協会 ギルド協会より「ギャルド・エ・ジュレ」を受任した時の様子

🗻 日本の酪農家の85%が赤字経営 🧀 

少し酪農の歴史をお話しさせてください。日本の酪農は昭和の前半から開拓者たちの汗と涙の努力で成長してきました。酪農組合が作られ毎日定時に生乳を回収するシステムができ、安定した酪農経営が実現されました。おかげで、給食でも乳製品が利用されるようになり、子どもたちの成長にかかせない栄養を取り入れることができるようになりました。

しかし、このシステムは、地域の集乳車が1台で何件か分のミルクをまとめて集めるため、複数の酪農家のミルクが一緒になってしまいます。そのため、いくらこだわった生乳づくりをしても、自社ミルクの価値を伝えづらい状況でした。

そして、現在の平均的な日本の酪農では、牛が食べるエサの80%以上が海外からの輸入です。この状況に重なり、新型コロナウイルスやウクライナ戦争の影響で飼料代が高騰し、全国で次々と経営を断念する酪農家が出てきています。

一方で小さな経営の酪農家がチーズをつくり、生乳に付加価値をつけ、営農していくことも酪農を存続させていくために大切だと考えています。チーズのプロである私たちならば、生乳の価値を引き出す酪農を実現できると思い、今回の挑戦に踏み切りました。

🗻 酪農とチーズづくりへのこだわり 🧀 

チーズづくりとその元となる酪農で大切にしていきたい考え方が「テロワール」です。テロワールとは、「その地域の自然や風土、歴史の中で造られるものは地域特有の個性まで表現する」という考え方です。

テロワールの考え方を酪農に取り込むことで、ユニークで特別なチーズや乳製品を作ります。

テロワールの実現に向けて、私たちは「放牧」での酪農を選びました。季節によって異なる牧草の成分が、四季の移ろいに合わせて生乳やチーズの風味を変えていきます。牛や山羊をより自然な環境で健康的に育成することは、生乳の品質向上にもつながるだけでなく、アニマルウェルフェア(動物にとってストレスフリーで行動要求の満たされる幸せな状態)そのものでもあります。

放牧は広い農地が必要になりますし、管理の手間やコストもかかるため、難易度の高い少数派のスタイルです。放牧だからこそみなさんに那須の空気や牧場の雰囲気をお届けできるのではないかと考え、その日が来るのを楽しみに牧場を開拓しています。

また、地域と連携した飼料の生産に取り組み、放牧を組み合わせて牛や山羊を育てていく予定です。この地域は米どころでもあるため、米ぬかや酒粕を原料とした飼料で育てることも検討しています。

爽やかな酸味のあるソフトタイプのチーズ。ジャムやハチミツにぴったり

🗻 デーリィーファーム富士山が目指す牧場 🧀 

地域や自然の豊かさを生かせる牧場だからこそ、世界レベルのチーズづくりを基盤に、「感じる」を提供する牧場づくりをしていきます。

酪農が本格的にはじまってから数十年の間に、日本のチーズは海外のコンテストでも堂々と上位入賞ができるレベルになってきました。世界に認められる日本のチーズをこの那須地域でつくり、おいしいチーズを安定して届けます。

また、チーズづくりと並行して命や季節、温度、香り、地域性などを「感じる」ことができる牧場を作ります。加えて、地域全体を盛り上げるべく

・牛や山羊のエサに地域の資源(米ぬかや酒粕)の利活用
・地酒を利用したウォッシュチーズの商品開発
・地元の(農・商・学)ネットワークと連携したチーズ関連イベントの実施

などに取り組みます。

将来的には、那須地域にチーズの輪をさらに広げ、酪農を軸とした食観光で地域を盛り上げます。その中で、わくわくしながら働く大人が増えることで、若い世代の人たちが自分もあんな大人になりたい、一緒に何かをしたいと思えるような「誇りが持てる地域」をつくっていきたいと考えています。

幼稚園でのチーズづくり教室の様子

🗻 牧場づくりが動きだすまで 🧀 

チーズづくりをはじめて20年以上。牛や山羊を育てることから、自分たちの牧場の味、チーズの味を届けたいという思いで今回の挑戦に踏み切りました。牧場の用地探しには約2年の時間をかけ、やっと見つけたのがこの場所です。

社名にも入っている「デーリィー(Dairy)」はもともと、酪農家自身が搾乳したミルクを加工して販売までを自ら行うことを意味しています。私たちは、飼育と生産、加工が分業化された酪農スタイルではなく、「Dairy」に立ち返った、小さい農家だからこそできる飼育から加工までの一元化を実現し、酪農業界と地域の未来を作っていきます。

放牧できるよう柵をつくっています◎

搾乳台も手作りです!

🗻 クラウドファンディングに取り組む理由 🧀

この牧場を立ち上げるに際し、2年がかりで農地を探したところ、奇跡的にこのすばらしい土地を見つけることができました。

しかしながら、想定よりも広い土地であったため、用地買収や資材確保に当初の予定以上の費用がかかり、現時点で確保している資金では面積の一部しか活用することができません。フェンスを設置した放牧地もまだ全面積の半分程度です。円安や資源高で、資材価格が高騰したことも大きく影響しています。牧場やチーズ工房を立ち上げ、初期投資を回収し、拡張に手を付けるまでには相当の年数がかかることがと想定されます。

せっかく理想的な農地を与えられたのであれば、できるだけ早く牧場を100%の大きさで展開し、飼育する牛や山羊の頭数も最大化することで、チーズや加工製品をできるだけ多くの方にお届けしたいと願っています。そのために、今回のクラウドファンディングで、みなさまのお力を借していただきたいと考えています。

また、デーリィーファーム富士山は立ち上げたばかりの新しい牧場です。クラウドファンディングをとおして多くの方に存在を知っていただくことで、チーズや那須地域のよさを共有できる仲間集めやファンコミュニティ作りも進めていきたいです。経済的なご支援はもちろん、SNSなどをとおしてみなさまのお知り合いにデイリーファーム富士山をご紹介いただくことも、我々にとって大きな追い風になります。

🗻 今後のスケジュール 🧀 

今まさにはじまったばかりの牧場づくりへの挑戦。大きな夢を描きつつ、まずは牧場の整備を進めています。近い内に、牛や山羊の飼育を開始し、またチーズ工房をオープンさせます。さらには、体験型食事業を行い、いずれは地域共通チーズの開発・販売などにも挑戦していく予定です。

🗻 リターンのご紹介 🧀 

18種類のリターンをご用意しました!お好みのリターンが見つかれば幸いです。

またぜひ、

・酪農業界に関わる方
・この土地のチーズを利用されたい飲食店の方
・子どもに酪農のすてきさを伝えたい方
・テロワールに共感くださる方
・一緒に那須地域、栃木県を盛り上げてくださる方

そして、何よりおいしいチーズが食べたい方!にご支援いただけると嬉しいです。

🗻 (!)リターンについてお伝えしておきたいこと 🧀 

デーリィーファーム富士山はまだ牧場を絶賛建設中で、牛や山羊の飼育が始まっていない状況です。飼育を開始して、自社牧場で生産した生乳を利用できるようになるのは2025年頃の見通しです。それまでのあいだは那須地域の生乳を仕入れて利用し、ソフトクリームやチーズを作ります。他所の牧場で作られた生乳であっても、ソフトクリームやチーズは納得の行く商品になるまで仕上げますので、品質には自信をもってお届けします。

また、放射線影響対策の関係で、栃木県内での山羊の放牧は現在まだ認められていない状況です(山羊は牛よりも根元まで牧草を食べるため、土壌の影響について厳しく基準が設けられているようです)。デーリィーファーム富士山としては放射性物質検査を実施して放牧に問題のない状況であることを確認しつつ、県に基準の見直しを働きかけているところです。私たちとしては早期の許可を望んでいますが、山羊ミルクの利用開始時期については未定です。

以上のような理由により、クラウドファンディングのリターン商品に含まれるチーズおよびソフトクリームは、まだ自社生産の生乳を使用したものではないという点につきましては、おそれ入りますがご理解の上、ご支援いただけると幸いです。 

🗻 みなさまのご支援でできること 🧀 

みなさまのご支援は牧場づくりと牧場やチーズのプロモーション・ブランディングなどに利用させていただきます。

・放牧フェンスの購入

・牛や山羊の購入・新商品開発(研究開発費/原材料費/安全性検査費など)

・チーズのプロモーション・ブランディング

・CAMPFIREへの手数料

クラウドファンディングではまず、600万円のご支援を目指してみなさまにお力添えいただきたいと考えています。しかしこれを第一段階として、目標を早く達成できれば、800万円、1000万円と、高い目標をさらに掲げてご支援を仰ぎたいです。

資金が集まれば集まるほど、チーズのブランド立ち上げ、牧場の体験・観光農場化、チーズや酪農の普及活動などについてどんどん計画を早めて進めることができます。みなさんと一緒に、酪農やチーズの世界が変わる瞬間に立ち会いたいです。ぜひ、猪突猛進なデーリィーファーム富士山の仲間になってください。

🗻 おわりに 🧀 

「酪農業界に新たなヒカリをいれていく、応援をよろしくお願いします!」

ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます。

私たちの挑戦はまだはじまったばかりです。しかし、おいしいチーズを作り届けたい、またそのための牧場を地域に根ざして作っていきたいという気持ちは本物です。新しい経営スタイルで酪農業界に希望を灯していきたいと考えています。

さまざまな課題のある酪農業界ですが、1人の生産者と1人の消費者が今まで以上に近づける、そんな未来に期待してご支援いただけると幸いです!

スタッフと家族も一緒にがんばっていきます!

🗻 いただいた応援メッセージ 🧀 

(五十音順)


フランスのチーズは地域が誇る名産品として地元で愛用されるだけではなく、世界中にフランスの食文化を普及する役割を果たしています。私の地元の栃木県は、本州一の酪農県。フランスのチーズ産地のごとく、世界に発信するチーズ文化が生まれる可能性があると信じていました。

そして出会ったのが髙橋雄幸さん、ゆかりさん夫妻。チーズ職人として、酪農家として、深い郷土愛と未来を見すえた広い視野をお持ちで、那須のナチュラルチーズを世界レベルに引き上げ、那須の食文化と観光を結びつけた立役者といえましょう。お二人の「デーリィーファーム富士山」が栃木県の食と農と観光をどのように盛り上げてくれるのか、料理人として期待が高まります。髙橋夫妻への応援を宜しくお願いします。


雄幸さんに初めて会ったのは2011年のなすとらん倶楽部主催の地域連携ファーラムと記憶しています。「生きのいい青年」それが僕の第一印象でした。その後、彼は新潟県村上市から那須に移住、チーズ職人として同じチーズ職人の奥様ゆかりさんと二人三脚で那須のチーズを全国、世界に発信してくれました。僕も30年以上前に那須の磁力にひきつけられた移住したので、彼の選択、バイタリティには世代は違いますが刺激をもらってます。

そういえば2012年にチーズ工房がオープンした後に、僕がひきつけられた場所、那須町営模範牧場のテッペンにある、スペクタクルな天空の大地のパネルをプレゼントしました。お互い那須愛とパッションは共通項なのです。

そんな雄幸、ゆかりさんご夫妻が「デーリィーファーム富士山」牧場とチーズ工房を立ち上げると聞いてこれは応援せずにはいられません。何よりお二人は那須地域を愛する同志ですから。まちがいなく、今回のクラウドファンディングはパイオニアスピリットあふれる、心が躍る挑戦になるでしょう!

そして持前の情熱と馬力で私たちをわくわくさせてくれるに違いありません。何よりご夫妻が愛を込めて創るチーズを首を長くして待っている皆様が全国、全世界に大勢いらっしゃるはず。ぜひ皆様のお力をお貸し下さい。


肉で世界平和!格之進の肉おじさんです!!

髙橋さんのとの出会いは、6年前の2017年3月、格之進で開催している、お肉の変態のための集会「肉肉学会」でしたね!! 『熱意は磁石』という言葉のもと、酪農をとことん愛し、チーズ作りに日々邁進される髙橋さんの姿に感銘を受け、一緒に『乳乳学会』を立ち上げたりもして、日々多くの学びをいただいております。 

今回のチャレンジは全く何もないところからスタート。整地して、井戸を掘り、電気を通して牛舎を作り…。日本の食の未来の為に、高橋ファミリーはとても大切な存在だと確信しております。一緒にデーリィーファーム富士山を応援し、美味しいチーズを食べて『熱意は磁石』を感じて私たちの人生を豊かにしましょう!!


私が以前から大変お世話さまになっている、チーズ作りの名人の髙橋さまご夫妻がこの度那須で牧場とチーズ工房の建設をはじめられました。 以前、お会いしお話をお聞きしたり展示会場でご講演をお聞きしたりしました。 とても素晴らしいご夫婦で業界や地域の発展のために頑張っています。 また以前には、雑誌「農業応援隊」にも掲載をさせていただきました。 

いま酪農業界は、飼料穀物の高騰など厳しい環境にあります。 クラウドファンデイングをはじめられるということで私もこれに応募し、高橋さまご夫婦の活動を応援して参りたいと思っています。 皆さんも是非髙橋さまご夫婦の取り組みを応援していただきたく思っています。 


楽しみに待っていた髙橋雄幸さん&ゆかりさんの工房がいよいよオープンします。

いつも笑顔で誰からも頼りにされている雄幸さんとの付き合いは約20年。当時、新潟県胎内市の「胎内高原チーズ工房」でチーズを製造していました。山羊乳製の「胎内サントモール」がオールジャパンナチュラルチーズコンテストで審査員特別賞を受賞!嬉しかったことを昨日のことのように思い出します。

チーズ研修で出会ったゆかりさんと結婚。山羊をつれて那須へと引越。二人三脚ですばらしいチーズが次々誕生しました。どんなに辛いことがあっても最高の笑顔で乗り越えて、この秋パワーアップしたチーズ工房が誕生します。ファンのひとりとして「チーズデーリィ富士山」を見守り応援していきたいと思います。


--- 本件に関するお問い合わせ ---

📩 dairyfarm.fujiyama@gmail.com

デーリィーファーム富士山
髙橋雄幸、ゆかり

---

企画協力:ファームサイド株式会社
映像制作:株式会社オフィスイケダ

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください