◆ご報告

プロジェクト公開から現在まで、たくさんの方に応援していただきまありがとうございます。おかげ様で支援も少しずつ集まっています。
何より嬉しいお知らせが3点あります。
① えびの市内の旅館組合(みなほ会)が興味を示していただき、年明けから旅館の食事メニューとして提供できるように
  話し合い(試作と試食)が決定しました。

② えびの高原足湯の駅2Fレストランが来年度オープンが決まり、ジビエハンバーグをメニューとして検討していただきま
  す。

③ 鹿の角でおみくじ作り決定(詳細は今検討中)

多くの方々にジビエを食べてもらい、知ってもらうことでえびの市が少しでも豊かになるように、残りのプロジェクト期間はもちろん終了後も活動します。
皆さんのご支援と応援と拡散に感謝します。

◆このプロジェクトで実現したいこと


民泊された方のつぶやき


"高層ビルが建ち並ぶ都会のなかで毎日を過ごしていると
夜空を見上げる、といった余裕をつい忘れてしまう。

けれど、のどかな景色とゆったりとした時間が流れるこのえびのを訪れて気付いたんです。

ふと、顔を上げると窓越しに星が輝いていることに。

思いたって外に出てみると、そこにはもう
天然のプラネタリウムが広がっていて星座を楽しむことだって出来る。"


『えびのは買い物をする店もなければ、遊ぶ場所もない』


あるのは田んぼと畑、連なる山々___


そんな風に思っていた景色も違う角度から見ると、

それは美しい新緑の山々であり、絶えず流れゆくような田畑…

その "ありのまま" が一番の魅力だ、と国内外から訪れるお客様の声から学びました。



◆プロジェクト立ち上げの背景

この素晴らしい山々は、美味しい水・澄んだ空気・
四季折々に収穫される野菜や果実、そして美しい田園で収穫される【えびの米】を育みます。

しかし近年は、高原へ続く道の整備や拡張・硫黄山の噴火・地球温暖化の影響による山の変化で
山奥に生息していた鹿やイノシシがエサを求め人里まで下り、田畑などを荒らすことによって受ける農作物への被害も年々増加しています。
ここ数年は年間1200頭以上の鹿が駆除されている現状があります。

これまでは他人事のように聞き流していましたが、カフェ開業時に支援いただいた宮崎県産業振興課のコーディネーターの方から ジビエ(鹿)ハンバーグレシピの依頼があり、市役所の畜産農政課の課長、鹿協会の会長を交えていろいろなお話を聞き現状を知るために学びました。

鹿肉はジビエの中でも高たんぱく・低脂肪で、牛肉と比較すると脂質はが1/6、カロリーは半分以下なのに鉄分は2倍!!
なんと身体に吸収されやすいヘム鉄の成分が豊富なので、貧血や冷え性を予防する働きがあります。特にスポーツ選手に
おススメの肉です。

「鹿協会」は駆除した鹿を再生する、を理念のもとにして食肉の加工と製品の製造との加工これら3種の加工に取り組んでいます。

このように鹿の全てを加工しているSDGsな団体は国内でも少ないそうです。

現在の運営は会長の菅田さんを含む3名、年齢も70代の方々です。このような取り組みを絶やさず事業を継承し、ジビエ(鹿)を広めることでえびの市の活性化に役立てばと考えました。


【鹿協会を支える会長と事務局長】

そして今回、鹿被害を受けている農家も支援したいと考えました。

なぜ農家を応援したいのか? 

それは昨年の2月末にえびの市に移住してきた夫婦との出会いです。

なんと、市役所に住民異動を提出したその日にカフェのランチに来ていただいたのがきっかけでした。

すぐに意気投合し、えびのを選んでもらった2人をみんなで応援したいと考えていました。
彼ら(戎谷夫妻)は自然農法(農薬・肥料を必要としない土造り)で昨年初めての稲作に挑戦し美味しい米を収穫しました。 稲作以外にもさつま芋も栽培し、人気の焼き芋屋さんとして活動しています。


【笑顔が素敵な戎谷夫妻・とろけるつぼ焼き芋】

山間の農地は寒暖の差が大きいので、作物も甘みを増して美味しく育ちます。

美味しい作物の近くには害獣被害がつきものです、動物は本能で美味しい作物を嗅ぎ分けます。

そこで電気柵を設置し少しでも作物被害を減らし、多くの皆さんに安心安全な農産物を届けたいと考えています。

★写真のつぼ焼き芋もリターン商品の一つです。150g真空パック詰め×3パックをお届けします★

【えびの高原】は唯一無二と言える雄大な自然の麓に位置するえびの市、身体全体を癒してくれる温泉「えびの」の良さを世界中の多くの方々に、実際に来てもらい、見てもらい、食べてもらい、堪能していただくことで故郷えびのを元気にしたいと思い、えびの市の活性化を目指したプロジェクトです。

プロジェクトリーダーのカフェと民泊を活用しつつ、鹿協会の商品・安心安全な作物を準備して皆様からの応援をいただきたいと考えています。


 K i っみやん【きっみやん】訳:来てみて!)


【滞在】本プロジェクトリーダーが経営する「農家民泊 暖日和」&古民家カフェ「cafe ’ de  arts  rukkora」の別棟を、リモートワークやテレワーク、移住を考えている方々が長期滞在できる客室へのリノベーション工事を11月前半から着工しています。
※改築日記をインスタで紹介しています。↓↓↓↓↓
                               https://www.instagram.com/cafe_de_arts_rukkora/

客室の仕様は、長時間仕事をしても疲れにくい机や椅子、手軽にティータイムや食事をを楽しめるための小さなキッチンを用意します。畑から野菜やハーブを収穫して料理を楽しんだり、収穫した花木でスワッグやリースつくりを楽しみながら、心と体がリラックスできる場所になればと考えまていす。


えびの市は宮崎県ですが、鹿児島県と熊本県の両県と県境に位置しています。車で数分走れば隣県へ移動できます。

鹿児島空港からレンタカーを利用し、高速を走れば約30分でえびの市に到着‼利便性の高い場所です。

都会の喧騒を離れ、窓の向こうに広がる田園風景を眺めたり散歩したり、夜が更ければ、星降る夜空を満喫していただけます。リラックスしながらのリモートワークを楽しんでいただき、田舎ならではの生活の良さに触れていただきたいと考えます。


② M iっみやん【みっみやん】訳:見てみて!


【観光+体験】えびの市内には多くの秘境や神社や温泉が点在しています。

大河平(オコビラ)地区にある眼鏡橋や狗留孫(クルソン)峡はえびのの秘境!!

夏でも冷たい川の水に足を浸し、森林浴を楽しむことができます。※現在大雨被害で通行止めになっています。



眼鏡橋は昭和3年に架けられた石造りの3連アーチ橋です。正式名称は【月の木川橋】だそうです。 

田園の真ん中にそびえ立つ朱色の鳥居や山の麓に一つだけ願い事を叶えてくれる「金松法然神社」があります。


小さな神社ですが県内外からお参りの方が来られています。神社近くの商店でお参りグッズも販売しているので手ぶらで大丈夫!!

市内から車で30分走れば日本で最初の国立公園に指定された『霧島』がそびえています。

昨年まではコロナの影響で海外からの旅行者は少なかったですが、海外渡航者の規制緩和のおかげで、ゴールデンウイーク以降インバウンドが増加!「暖日和」も毎月2~3組の海外の方にご利用していただいております。           
農泊された方の目的は、韓国登山!!日本の山100選にも掲載されているとても人気の山。

山頂から見渡せる大波の池や霧島連山は絶景です。時間をかければ未就学児でも登れるのが魅力の一つとなっています。

日本各地には昔から伝わる伝統芸能があります。ここえびのにも昭和の時代は各部落ごとに伝統芸能があり、各地のお祭りなどで披露されていました。

しかし、人口減少とともに一つ二つと姿を消し、今では市内でも数か所しか残っていません。

その中でも加久藤地区には450年前から伝わる「大太鼓踊り」があり、来年NHKの日本の伝統芸能特集で放映される予定になっています。


③Taべっみやん【たべっみやん】訳:食べてみて!


【食】食の宝庫えびの市!中でも米は絶品です。以前農業体験で民泊した中学生の男子が一言


「お母さん、ご飯をおかずにご飯が食べられるね!!」なんと嬉しい言葉でしょう。


盆地に広がる田畑ではご飯のお供になる野菜がたくさん栽培され、季節ごとに収穫されます。


東京から毎月ランチに来られるお客様が言われました。


「東京の野菜は高いのに美味しいと感じない。ここでは何を食べても美味しい!苦手な野菜や果物も食べてみたい気持ちにしてくれる。」


これこそが、来て K i っみやん 見て M iっみやん 食べて Taべっみやんだと思っています。
自然の雄大な景色を見ながら、虫食いだけど安心安全な野菜を食べたり、非日常を体験することで、疲れ切った心と体を癒し元気をチャージしてくれることをお約束します。


◆自己紹介

本プロジェクトリーダー【古民家カフェと農家民泊】のオーナーの柏木裕子です。

約3年半前にカフェをオープンし、その後農家民泊を開業。

宮崎県産業振興課の、地域課題解決型企業支援事業としての補助を受けてのオープンで、目的は高齢化の進むえびの市を老若男女を巻き込みで活性化を進めるという計画でした。
しかしオープンと同時期にコロナ感染が全国規模になりオープン4日目には緊急事態宣言が出されました。

集うことを目的としていたので当初はとても大変でしたが、地域の方々の応援のおかげでお客様にも愛される店になりました。
オープンから3年半発酵食品の良さに惹かれて来店してくださるお客様や、日本の文化や家屋に興味を持った国内外の宿泊も増えてきました。
カフェオープン当初の目標とは少し違いますが、最終目標はえびのの活性化!!
5年間は地域の課題を解決する企業として活動しようと決め、今回は鹿協会と鹿被害の課題解決に役立てればと考えています。


◆リターンについて

1 ジビエ(鹿肉)ハンバーグキット

2 鹿革製品(パスケース・名刺入れ)

3 鹿の角製品(キーホルダー・犬のおもちゃ・装飾用鹿の角)

4 お礼の手紙&星降る田園の里シール(2枚)

5 癒しのカフェタイム

6 農家民泊宿泊プラン(1泊2食・ワークショップ付き)

7 農家民泊の休暇&長期滞在プラン(米と畑の野菜&ハーブ無料・キッチン付き部屋)

8 えびのの自然農法で作った美味しい米

9 えびのの自然農法で作った美味しいさつま芋を使用したつぼやき芋

10  EM菌で土壌改良した土で育てた完熟金柑(皮ごと食べる柑橘)

11  鹿協会のお仕事見学+観光プラン※宿泊は支援金より1泊補助いたします。



◆プロジェクトの実施スケジュールスケジュール

【鹿協会】
9~12月 商品の改良や開発やデザイン
       ※ゴルフ用品を開発・ゴルフ場と提携進行中
12月 クラウドファンディング終了
1月~2月リターン発送
 ※1月以降も事業継承者の募集は続きます


【米・焼き芋農家】 

10月 稲刈りと籾乾燥
10月末~11月 芋収穫と乾燥
12月 クラウドファンディング終了
1月中旬~2月前半 リターン発送

【きんかん農家】
10月~12月 きんかんの手入れ
12月 クラウドファンディング終了
1月末~2月中旬 リターン発送

【カフェ&民泊】
11月前半 施設改築開始
12月中旬 完成・備品購入
1月 リターン発送
 ※改築の様子をインスタで毎日報告しています。
  こちらをフォローしてね‼メッセージまってま~す↓↓↓
         https://www.instagram.com/cafe_de_arts_rukkora/


資金の使い道

今回、皆さまにご支援いただいた資金は、

2024年1月〜3月の期間に鹿協会の商品の改良や開発・デザイン費と事業継承のための見学体験者の宿泊費・電気柵の購入費・リモートワーク用の椅子に充てさせていただきます。
もし目標を超えて達成できた場合は、協会の運営費と事業継承者PR費に当てていきたいと考えています。

・商品開発(レシピやグッズ)
・デザイン料
・協会のお仕事見学者への補助(宿泊費等)
・害獣駆除費(電気柵)
・リモートワーク用の疲れにくい椅子
・リターン商品+送料
・手数料(17%+税)
               

推薦者からの応援コメント

 今回のクラファンにあたり、昨年まで地域おこし協力隊の高杉さんから、推薦のコメントをいただきました!


私は地域おこし協力隊として名も知らぬ「えびの市」という場所にやってきました。
アメリカ生まれの東京育ち、25年国際線客室乗務員として世界と日本中を飛び回る生活から一変、2年間本当の田舎に住み豊かな自然に囲まれ様々な体験をし、今は東京と行ったり来たりの生活をしています。

今回のクラウドファンディングのリーダーでもある柏木さんとの出会いが私とえびの市との関わりを大きく変えてくださいました。

地方ではまず「できない、足りない、自分には無理」とはじめから諦めている人々の多さにとても驚きました。

その中で「いまここにある」豊かさに目を向け、できることから始める。そういった姿を体現しているところにとても共感を覚えました。
民泊で素朴で安心感のある食事、えびの高原を目の前にした自然、温泉、そして素晴らしい星空を体験することができます。
毎晩見上げていた夜空が東京では見ることが叶わず恋しくなる日々です。
ジビエは無理やり作り出したものではなく、あまりに増えすぎる鹿の対策でもあります。

自然との共存、処分されるだけの肉の活用を願ったものです。クセがなく柔らかく健康に良いとメリットしかない食材を是非味わっていただきたいです。
「ジビエ」への偏見と食わず嫌いのハードルが下がることを願っています。

現在私はえびの市で収穫される「ひのひかり」で作った甘酒を使ったクッキーの製造を行っています。えびの市のお土産として販売しています。農産物が豊富な地域です。ぜひこの機会に訪れ、体験してみてください。

地方と関わりながら子供を育てながら世界を飛び回るなんて不可能と思うかもしれませんが、実際私はそんな生活をしています。田舎がなかった私を受け入れてくれたえびのがより良い形で発展していくことを願い、私も少しでもお手伝いしたいと思っています。
あの世に持って帰れるのは経験だけです。

「いつか」は一生やってきません。今しかないこの瞬間を楽しんでみませんか?


◆最後に

今回のクラファンのプロジェクトは、

えびの市を多くの方に知ってもらいたい!
私が高校生のころは人口3万人のえびの市でした
そこから約半世紀が過ぎ、今は1万7千人いるのか?
そして、間違いなく今後さらに減少し、若者のいない町になるのを待つだけでいいのか?

何度でも行きたくなる町、そして住んでみたくなる町作りというコンセプトで、どこまで地方の流動人口を増やせるか?


解決できるかは、正直分かりません。全く上手くいかないかもしれません。
ですが、何もしなければ、現状維持どころか減少するばかりです。

かなり無謀な挑戦なのは自分が一番わかっています
・えびのをこよなく愛する方

・この挑戦に共感していただいた方

・「よし!えびのを応援してやろう」という心の広い方

・リターンの民泊で私に会いに来てくださる大切な方(笑)

・鹿協会の活動を応援してくださる方

 鹿協会の支援と事業継承者探し、害獣に悩む農家への駆除支援で、ジビエが一つの産業として発展し活性化を担うことができるように皆さんに応援いただけると嬉しいです!

最後までお読みいただきありがとうございました!(^ ^)

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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