★9/1追記★ 仁科五郎盛信隊となりました!

私たちが担当する部隊は仁科五郎盛信隊」となりました。仁科五郎盛信は武田信玄の五男として生まれました。のちに安曇郡を治めていた仁科氏を受け継ぎます。織田信長の甲州征伐では高遠城で最期まで戦い抜いた忠義心の厚い勇壮な武将です。仁科五郎盛信隊に参加し、勇壮な騎馬行列の星となりましょう!また、大将のみ馬に乗れることとなりました。リターンには乗馬ができない旨が書かれておりますが、大将は乗馬できますので楽しみにしてください(リターンは途中での修正できないためご了承ください)。


「いざ出陣!」
山梨県富士川町・町長の望月利樹です。過疎の進む富士川町を出陣で盛り上げたい!

今年、富士川町は、私が会長を務めている富士川町観光物産協会を主体として、毎年行われる山梨県最大のお祭り、信玄公祭り(2023.10.28土曜日開催)に甲州軍団として参加することとしました。富士川町初めての試みです。富士川町として参加するのですから、町民のみなさんと一緒に、この山梨県最大のお祭りに参加するのもいいアイデアだと思いました。コロナ禍で各地のお祭りは中止となり、また高齢化も進み、地域のお祭りが消滅の危機にさらされています。過疎化が進んでいる富士川町も例外ではありません。

しかし、せっかく甲州軍団として出陣するからには、これまで富士川町に縁があった人も、またそうでない人も、富士川町により触れて頂く機会として、この出陣を活用したいと考えました。信玄公祭りは「侍の最大集合記録」のギネス世界記録™(ギネス世界記録™はギネスワールドレコーズリミテッドの登録商標です)に認定されています。戦国武士となり出陣するだけではなく、その前後で富士川町で戦いの疲れを癒やしていただくことはできないか。この「戦い疲れ」とは、武者行列の疲れだけではなく、日々の仕事、育児、介護などさまざまな「戦い」に私たち現代人は向き合っています。それも含めて私たち富士川町の人間がホストとなって、癒やすことができるのではないか。

戦国武者となる、非日常空間の体験とともに、富士川町に触れ、できればその後も富士川町に来ていただき、関係人口を増やすことで、町を活性化させていきたい。富士川町長として、富士川町観光物産協会会長として、必然的にこのアイデアが出てきたのです。


戦国武将になって、戦いの疲れを癒そう!

富士川町初の試みです。山梨県最大のお祭り、信玄公祭りの武者行列に参加できる!これが今回の目玉企画です。多くの企業や自治体が信玄公祭りの武者行列に毎年参加します。たいていはその地域の人、社内の人で武者行列を楽しみます。お祭りは3日間行われ、今年の武者行列は10/28(土)。昨年は3日間で17万8000人が来場しました。武田信玄役には、毎年有名俳優などがキャスティングされます(2023年の信玄公役は冨永愛に決定)。沿道には戦国ファン含め、県内外からたくさんの人が行列を見に来ますので、注目度は抜群です。

私たちは、この一隊を組織します。その一隊、大将含め、40名を広く募集することにしました。しかし、単に行列に参加できるだけでは面白くありません。出陣の前後で富士川町でおもてなしができないか。そして出陣や日頃の疲れの癒やしとできないか。そんな想いのもと、リターンには出陣+旅行プランも用意しています。

甲州軍団のうち、どの隊になるのかはまだ私たちもわかりません(8月中に決定になります。こちらで告知させていただきます)。しかし大将になっていただける方には、最大限のおもてなしをご用意させていただきたいと思います。富士川町に世界的に有名なホテルはありません。しかし、旅のプロ、通が知るホテル、旅館があります。そこで大将らしいくつろぎをご用意できないか、と考えています。

江戸の文化の痕跡が随所に。富士川町は山梨県の物流の中心地だった。

多くの人にとって、山梨県富士川町と聴いても、よくわからないでしょう。甲府盆地の南端。日本三大急流の富士川が一番細くなるところに位置しています。富士川町は2010年に、鰍沢町と増穂町が合併して発足した町です。江戸時代から昭和の初期までは富士川舟運で栄え、鰍沢宿、青柳宿と呼ばれました。旅人を癒やす、多くの旅籠や料亭があり、活気のある商店街が続く、商業の町でした。

いくつか、富士川町の文化をご紹介します。



京都と江戸の文化の融合・山車。

山車(だし)は富士川舟運の時代の文化を感じられる貴重な祭りです。一時期は毎年、大法師公園のさくら祭りの時期に巡行されていましたが、今では引手の子供の数の減少もあり、5年に一度しか巡行されません(2019年11月4日に巡行)。保存会の皆さまの尽力もあり、今は4体、昔ながらのままの形で保存され、祭りのときは組立を行って、町へ繰り出されます。その組立もまた、口頭で伝えられてきました。富士川町の山車は京都の可憐さと江戸の力強さが融合した荘厳な姿。山車を引いて、汗をかいた後に一杯、酒を酌み交わす。きっと、昔の人たちもそうしていたに違いありません。

鰍沢宿・青柳宿

写真は今は老朽化で取り壊されてしまった宿や料亭のあとです。富士川舟運で賑わった頃、このあたりは身延山参りをする旅人や年貢米の荷積み、海産物の荷下ろしをする人たちでごった返していました。ちょうどこの場所は富士川舟運の船着場、鰍沢河岸の近くに位置します。また大正時代の地図を見ると、呉服屋がとても多く、宿や飲食店などでの働く人を中心に、需要がかなり多かったことがわかります。

与謝野晶子が愛した酒、萬屋醸造店「春鴬囀」。

1790年(寛政2年)創業。与謝野鉄幹・与謝野晶子夫妻が度々訪れ、宿泊したエピソードがあります。敷地内には与謝野晶子の詠んだ歌碑があります。「法隆寺などゆく如し甲斐の御酒春鶯囀(しゅんのうてん)のかもさるゝ蔵」。その歌にちなんで主力だった「一力」というブランド名を「春鴬囀」(しゅんのうてん)に変えています。今も昔ながらの製法にこだわり、地元の水、米の味を大切にしながら、酒を醸しています。

「北斎漫画」「富嶽三十六景」、稀代のクリエイター、葛飾北斎が2度描いた町。

葛飾北斎がさまざまな地域から描いた富士山。その富嶽三十六景に描かれているのが旧鰍沢町です。禹之瀬(うのせ)と呼ばれる、両サイドの山が競り立ち、急流だった場所から見る富士山だと言われています。葛飾北斎が生きた時代はちょうど富士川舟運で賑わった頃。その頃の鰍沢宿や青柳宿の周りには多くの酒蔵がありました。北斎も絵を書いた後に一杯やったかもしれません。実は北斎はこの富嶽三十六景で鰍沢を描く前に「北斎漫画」でも「鰍沢」を描いています。稀代のクリエイターが2度描いた町。魅了した何かがそこにあったのだと、私たちは考えています。

七面堂(上)・正一位稲荷大明神(下)

富士川舟運の遺構はいたるところに痕跡があります。船の発着地だった鰍沢河岸の近くの山には、舟運に携わる人たちが無事を祈って建てた神社が今でもあります。また鰍沢商店街の中には正一位稲荷大明神もあり、往時の賑わいを彷彿とさせます。


ボロ電と呼ばれた交通網。

かつて甲府駅〜青柳間を通っていた通称ボロ電。今はバスを運行させている山梨交通が走らせていた電車線で、20kmほどを55分で走りました。最盛期には200万人〜300万人の利用客で賑わったと言います。1962年廃止。遡ればもともとは「山梨馬車鉄道」。甲府〜勝沼・鰍沢(現富士川町)を結んでいました。富士川舟運と連携し、貨物と観光客輸送で大いに賑わいました。

真打ちしか演じられない落語「鰍沢」。

もともと富士川町は旧鰍沢町と旧増穂町が合併した町。鰍沢と題名の付いた落語噺があることはご存知でしょうか。幕末から明治期に活躍した名人三遊亭円朝がまだ20代の頃、文久年間(1861~64年)につくられた話だと言われています。三題ばなしの会で発表したと伝えられ、その時のお題は「鉄砲」「卵酒」「毒消しの護符」、または「小室山の護符」「卵酒」「熊の膏薬(くまのこうやく)」と言われています。演じるのがとても難しく、真打ちしか演じることができないとも言われているのが「鰍沢」です。この他にも紫陽花が美しく咲き、別名、紫陽花寺とも呼ばれる「小室山妙法寺」、聖武天皇の勅願寺として建立された県内屈指の古刹「最勝寺」など神社仏閣好きにはたまらない場所がたくさんあります。

大将と戦国武士は甲府駅からの送迎+宿付き!

リターンは5,000円から300,000円まで、バラエティに富んでいます。

戦国武士になっての騎馬行列参加は、甲府駅と富士川町の送迎(バス)、宿泊も含めて100,000円でご用意しました。甲府駅までは各自来て頂く必要がありますが、そこから先は送迎をご用意させていただきます。信玄公祭りが山梨県最大の祭りとはいえ、山梨県民でも武士になる機会はほぼありません。県外、海外のみなさん含め、多くの方の参加をお待ちしております。ぜひ武士になり、富士川町の文化に少しでも触れてください。

大将になっての騎馬行列参加(300,000円)も、甲府駅と富士川町の送迎と宿泊がついております。ここでは大将らしく、移動でもホテルでも、最大限のおもてなしで迎えさせていただきます。騎馬行列に参加されなくても、信玄公祭りには参加したい、行列に参加される方を応援したい!という方にも1泊2日の旅程で、甲府駅と富士川町の送迎付き、50,000円にてご用意しました。

どの旅程も翌日にちょうど紅葉が美しい大柳川渓谷にご案内します。マイナスイオンに癒やされてください。

5,000円のリターンでは、御礼状や観光物産協会HPでのお名前の公表をさせていただきます。10,000円〜40,000円のリターンでは、金額に応じて富士川町の銘菓・地酒セット・お米(棚田米)をご用意いたしました。

また集めた資金は、リターン遂行のためにすべて使用されます。その中にはCAMPFIRE手数料も含まれます。


知る人ぞ知る大柳川渓谷。信玄公祭りの頃は、紅葉が美しくなる時期!

ちょうど10月末は大柳川渓谷の紅葉が美しく、県内外から、この知る人ぞ知る場所に多くの紅葉ファンが訪れます。また春には山梨県唯一の桜の名所百選、大法師公園では、2000本以上の桜が咲き乱れ、県内外から多くの方が花見に訪れます。

戦国武者行列への参加をきっかけに、富士川町の文化に触れ、ひとりでも多くのみなさんが富士川町に触れ、知っていただければ嬉しく思います。みなさんの参加を心よりお待ちしております。

<プロジェクトのスケジュール>
10/8 クラウドファンディング終了
10/9〜 支援者のみなさんへのご連絡、リターン準備
10/28 信玄公祭り 甲州軍団出陣
11/30 リターン発送完了


【富士川町へのアクセス】

車:中央自動車道から甲府南I.C.を降りて、国道140号線を真っ直ぐ。右折し、富士川大橋を渡り、青柳二丁目の信号のあたりが青柳商店街。左折して1kmほど行くと、鰍沢商店街です。

車:中部横断自動車道から増穂I.C.を降りて、青柳二丁目の信号のあたりが青柳商店街。左折して1kmほど行くと、鰍沢商店街です。

電車:新宿発特急あずさ・かいじに乗車。甲府駅下車(1.5時間程度)。身延線に乗り換え、市川大門または鰍沢口にて下車(甲府から45分程度)。タクシーやバスにて10分程度で青柳商店街、鰍沢商店街へ到着します。

高速バス:バスタ新宿から乗車、青柳ないしは鰍沢本町下車(2.5時間程度)。


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


<掲示事項>1.販売場の名称及び所在地:まちいくふじかわプロジェクト販売店2.酒類販売管理者の氏名:深澤了3.酒類販売管理研修受講年月日:2023年5月15日4.次回研修の受講期限:2026年5月14日5.研修実施団体名:全国小売酒販組合中央会

本件のプロジェクトはむすび株式会社と共同で行っております。

  • 2023/09/19 08:52

    信玄公祭りで旗持武将を2名募集しておりましたが、希望者が集まりましたので、募集を終了します。ご支援ありがとうございました。また、信玄公祭りに参加できる武将は、引き続き募集しておりますので、ご支援・ご協力をお願いいたします。

  • 2023/09/12 08:39

    信玄公祭りでステージに登壇できる旗持があと1名となりました。申し込み順で受け付けておりますので、複数名からの希望があった際には、受付順で決定します。事務局からの折り返しのメッセージにより確定とさせいただきますので、何卒、ご容赦願います。

  • 2023/09/11 11:09

    現在武者行列の参加者を募集中です。その中の2名限定で、大将と一緒にステージに上がることのできる旗持を募集しています。先着になりますので、10万円の武者行列参加申し込みの際、備考欄に旗持希望と記載してください。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください