エンタメ領域特化型クラファン
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映画『ハミンンンンンング』(ハミングと読みます)をより多くの人。日本中、そして言葉の壁を超えて世界中の人に見て貰うために、宣伝費のクラウドファンディングに挑戦します。

この夏、舞台「テンペスト」(シェークスピア/まつもと市民芸術館)で好評を博した、劇作家で演出家の益山貴司と、映画「泥の子と狭い家の物語」のスマッシュヒットが記憶に新しい、CMディレクターで映画監督の西岡眞博がタッグを組み、劇団子供鉅人の名作舞台を映画化しました。

演劇と映画の垣根を軽々と行き来する表現手法。既成概念に捉われない撮影技法。見る人の想像力を激しく掻き立て、物語に没入させる引力。この映画はスタッフとキャスト全員による発見であり、発明だと胸を張れる作品に仕上がっています。

現在、大阪十三「第七藝術劇場」と、東京高円寺「シアターバッカス」で、11月からの公開が決まっています。この作品を更に多くの方にご覧いただく為、広く世に出す為に、クラウドファンディングに挑戦します。みなさまぜひ応援よろしくお願いします。

テレクラでアルバイトをしながら飄々と今を生きる女、トーコ。ある時、メジャーデビュー寸前の人気バンドのギターヴォーカル、よっくんと出会う。背伸びをしない自然体なトーコの魅力にハマっていくよっくんだが、いざ大切な話をしようとすると、トーコはハミングではぐらかす。奥底に、つかみどころのないトーコが存在する。子どもの頃に傷ついた心。人を信じられない心。小さな闇を持つトーコに翻弄されるよっくんとその仲間たちを描いた、青春群像劇。

テレビをつけていると、見ているこちらの頭がおかしくなるくらい、毎日毎日悲惨で異常な事件が報道されています。しかも、親の子殺し、子の親殺しと、肉親同士の事件が驚くほど多い。

親子ってなんだろう。血の繋がりって何なんだろう。親子の確執は、時に非常に根が深く、解決までに時間を要します。親からすれば、ほんの何げない ”ことば“ や “しぐさ” が、子供にとってはたいへん大きな心の傷として残り、一生引きずることにも成りかねない。なかには、親が死んでも許せない...と思うほど憎んでいる場合もあるといいます。子供の性格特性は、遺伝と環境要因で80%決まるという説があります。また、どれだけ愛情を注いで育てたとしても、愛する我が子を知らず知らずに傷つけてしまうことがあるのも事実。つまり、親子は選択の余地なくある繋がりであり、たとえ縁を切ったとしても人生全般に大きく影響してしまうものなのです。

だとしたら、その呪縛なりトラウマに囚われて、誰かを恨んで生きるのか。それとも、それを受け入れ、自分の個性であり特性として前を向いて生きるのか。その選択次第でその後の人生が大きく違ったものになるかも知れません。親子とは何か。親が子に及ぼす影響とは何なのか。この普遍的なテーマを改めて考えてみたいと思い、この作品を映画化を企画しました。

2018年に(昨年惜しくも解散した)劇団子供鉅人の舞台『ハミンンンンンング』を見ました。似たくもない母親に容姿は勿論、癖や生き方までもどんどん似てくる娘。母の呪縛から逃れられない女と、その女に翻弄される周囲の人々。背筋がゾッとしたのをよく覚えています。

結婚、少子化、子育て、介護、そして死。現代社会が抱える多くの問題。極端に言うと、古今東西世の中に起こる全ての問題は、親子の関係性から生まれるのではないでしょうか。

数年前「親ガチャ」なる嫌な言葉が流行りました。子は親を選べないと言うけど、親だって子を選べない。そんなこと言えばこの世に生を受けることさえ誰も選べない。自分の人生は一体誰ものか。行き先は誰が決めるのか。

親子とは何なのか。血の繋がりとはいったい何なのか。映画を見てくれた人たちと一緒に考えてみたいと思います。(監督・脚本 西岡眞博)

十五年間の劇団生活の中でも一際思い出深い作品です。大阪出身でありながら、ほとんど大阪弁の芝居を作ってこなかった私が、「大阪弁で詩情豊かなものを作ろう」と思い立った作品だからです。映像化に際して、私も演出として関わり、「舞台のような映画のような不思議な作品」として新たに生まれ直しました。この映画から溢れ出るハミングがより遠くに、より多くの人の胸に響くことを願っています。(原作・脚本・演出 益山貴司)

この物語の主人公は親の愛を求めているのか?母親と同じになりたくないのか?
たぶんそのことは誰にも分からないし、分かって欲しいわけでもない。
親と自分の共通点を見つけて、嫌になる瞬間や嬉しくなる瞬間は誰にでも起こり得ることだ。この映画が、親から与えられたものは何なのか?自分が親から受け取らなかったものは何か?を考えるささやかなきっかけの一つになればいいなと思います。(トーコ役 松本真依)

松本真依(幻灯劇場)/トーコ役

大阪府出身。宝塚大学アート・デザイン学科卒業。2017年から京都を拠点とする劇団「幻灯劇場」に所属。主な出演作に『そしてまた私たちはのぼってゆく』辰巳役(2018)、泊まれる演劇『MIDNIGHT MOTEL』HOTEL SHE, KYOTO(2021)、関西演劇祭2023 in Tokyo参加作品 幻灯劇場『0番地』新宿シアタートップス/おばあちゃん役、幻灯劇場『DADA』AI-HALL/ マリ役(2023)など寺井竜哉(STAR☆JACKS)/よっ君役

京都府出身。2017年にSTAR☆JACKS入団。関西演劇祭2021ベストアクター賞受賞。主な出演作に、ミュージカル『マチルダ』、STAR☆JACKS『夢を盗みて』、メガネニカナウ『ほぼ永遠の稽古場』、劇団壱劇屋『code:cure』、朝ミュージカル大阪『僕と彼女と物憂げな傘』、『善人長屋』(NHK BSプレミアムドラマ)など川添公二(テノヒラサイズ)/ 岡祈里 / 早坂風海 / 石畑達哉(匿名劇壇)/ 伊藤駿九郎(KING&HEAVY/theatre PEOPLE PURPLE)/ 飯嶋松之助(KING&HEAVY)/ 高也 / 田井中宥乃 / 室屋和美 / 三原悠里(Cheeky☆Queens)/ 佐波太郎 / 尾形大吾 / 三宅唯真 / 岡たまき / 佐々木ヤス子(サファリ・P)/ まおりーた(OF-ゼロフレーム-)/ 羽立結花 / シンガロンパレード
監督・脚本 西岡眞博

CMディレクターとして数多くのテレビCMを演出。OCC新人賞、TCC賞、ACC賞、広告電通賞、消費者のためになった広告コンクール、ほか広告賞を多数受賞。また数々のショートフィルムの監督・脚本も務め、国内外の映画賞を多数受賞。 2022年長編初監督作『泥の子と狭い家の物語』がスマッシュヒット。

原作・脚本・演出 益山貴司

劇作家、演出家、俳優。2006年に劇団子供鉅人を旗揚げ、2022年の解散まで作・演出・代表を務め、会話劇から音楽劇と幅広い作品を発表。現在は東京を拠点に舞台や映像など、多ジャンルに渡って活動中。2023年 まつもと市民芸術館で新作公演『テンペスト』(シェイクスピア)を上演し好評を博す。

音楽 Oono Yuuki / シンガロンパレード

映画『ハミンンンンンング』は、スタッフ・キャストはじめ関係者の想いが見事に調和し、胸を張ってみなさまに見て貰える映画になりました。みなさまの力を借りて、この作品を日本のみならず、世界中の人に見て貰えるよう宣伝及び配給活動をしたいと思います。

ひとりでも多くの人が親子の関係、血の繋がり、引いては人と人との関わり方について、いま一度考えるキッカケになれば嬉しいです。そして最愛の人であるはずの子が親の、親が子の犠牲になることがない世の中に、ほんの少しでも近づくことを願います。

この映画は普遍的なテーマの人間ドラマでありながら、既成概念に捉われない表現方法、空間の新しい使い方や、俳優の演技にチャレンジした実験的な映画でもあります。同時にどんな方にも楽しんで観ていただける作品です。是非この作品を日本の多くの人々、そして海を渡った外国の人々にも見て貰えるよう、どうかご協力ください。

今回集まった資金は、CAMPFIRE手数料を除いて、少しでも多くの方に映画『ハミンンンンンング』を見ていただくための宣伝活動費の一部に充てさせていただきます。

宣伝活動用アイテムを中心に、下記のようなリターンをご用意しています。
・10月12日クラウドファンディング終了

・国内外の映画祭へ出品

・国内外映画館及び配給会社、メディアなどへのアプローチ

・チラシ、ポスター、パンフレットなどの制作

・11月以降上映開始予定

・随時、リターンお届け

宣伝及び映画事業の活動は随時、活動報告ページにて随時更新してまいります。
最後までお読みいただきありがとうございました。映画『ハミンンンンンング』をご支援いただいた方のご期待に添えますように、誠心誠意この映画の宣伝、拡散に努めてまいります。そして一館でも多くの映画館で上映できるように頑張ります。みなさま、ぜひ劇場でお会いしましょう。<募集方式について>本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/09/28 12:34

    予告編公開です!https://youtu.be/7oKKlXTyT2g

  • 2023/09/28 12:33

    大阪と東京で劇場公開が決まりました!大阪十三 第七藝術劇場 11月4日(土)〜東京高円寺 シアターバッカス 11月10日(金)〜11月16日(木)どうぞお楽しみに!!

  • 2023/09/16 16:25

    先日、パンフレット用に、西岡監督と原作&演出の益山さんの対談をリモート収録しました。2人の出会いから、『ハミンンンンンング』を一緒に撮る事になった経緯、その他裏話がいっぱい飛び出しました。どんな記事になるか楽しみです。支援して、パンフレットGETしるしかない!

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