自己紹介

はじめまして。かきざわ牧場の柿澤博と美里と申します。私たちかきざわ牧場は、サザンオールスターズの桑田さんや加山雄三さんで知られる茅ケ崎市で７０年続く酪農牧場です。

住宅や保育園に囲まれた市街地にあり、小規模の牧場ではありますが、牧場見学は随時受け入れているほかに、牧場ふれあい体験の受け入れや出張授業等も行っており、周辺の人たちからは身近に感じられる存在となっています。

都市部で営農する牧場だからこそ担える役割があります。

都市部だからこそ、多くの方に、実際の牛乳が作られる現場を見てもらえることです。

普段、飲んだり食べたりしている物が、どのように生産されているのかを知っていただくことで、食品を大切にする思いを育み、食品ロスの軽減や、環境保全への大切さへと繋がっていくのではないでしょうか？

また、東京や神奈川といった地域にも酪農家や獣医師を夢見る子どもたちは数多くいます。そういう子どもたちが牧場を訪れ、交流を通して、自身の夢を広げるきっかけにもなっています。

都市部の牧場は、規模は小さいけれど、担っている役割は、大きいと私たちは思っています。

かきざわ牧場は酪農教育ファーム認証牧場です。牧場ふれあい体験では、エサやり、乳搾り等の酪農体験事業を行っております。また、小学校や学童へふれあい体験授業の出張も行っております。

• 酪農教育ファーム活動とは、「酪農を通して食や仕事、いのちの学びを支援する」ことを目的に、「認証」を受けた酪農家などが、牧場や学校などで、主に学校や教育現場と連携して行う、酪農に関わる作業体験等を通じた教育活動です。神奈川県や東京都では、「わくわくモーモースクール」と題して開催しています。

また、東日本大震災の後には、東北の復興支援として岩手県と宮城県で行われた「わくわくモーモースクール」にも参加してきました。他にも様々な食育やふれあい体験に行き、子供たちやその保護者のみなさまに「酪農」について、「いのち」について、伝える活動をしてきました。

【実績】

• ・かきざわ牧場での牧場ふれあい体験の実施
• ・市内小学校、保育園での畜産会主催のふれあい体験授業への参加
• ・わくわくモーモースクール参加（神奈川県、東京都）
• ・東北復興支援モーモースクール参加
• ・中央酪農会議の食育イベント参加
• ・地域交流牧場全国連絡会の各種酪農教育活動に参加　　など

かきざわ牧場の牛乳100％のアイスクリーム毎日搾っている新鮮な生乳は、乳業メーカーへの出荷のほかに、市内にあるアイスクリームショップ『プレンティーズ』にも出荷しています。

このプロジェクトで実現したいこと

酪農の経営が厳しい中、乳牛を飼育してゆく上で必要不可欠なバーンクリーナという道具のチェーンが壊れ、交換が必要です。

チェーンを交換して、これからも酪農業を続けたいです。

プロジェクト立ち上げの背景

昨今ニュース等でも報道されている通り、飼料や資材等の高騰で経営は非常に厳しい状態にあり、廃業する酪農家が後を絶ちません。私たちの牧場も例外ではなく、経営が厳しい状況の所に、牧場には欠かせないバーンクリーナーが壊れてしまったことを機に、廃業を決意するまでに至りました。

廃業を決意し、関係する人たちや地域の人たちに廃業することを伝えました。すると『残念！どうにかならないの？』『辞めちゃうのは惜しい』『なんとか続けてほしい』など、多くの方々に声をかけていただき、とても温かい気持ちになり、その言葉の一つ一つから、牧場が愛されていたんだと改めて実感しました。

私たちにとって、牛は家族であり、酪農を営む同志です。毎日、牛と人とが、言葉ではない会話をしながら、苦楽を共に生きてきました。それは、私たちの癒しや生きがいになっています。

私たちは、牛とともにいたい！そして酪農を継続したい！この思いから、続けるための第一歩として今回のプロジェクトを立ち上げました。

現在の準備状況

毎日、丁寧に牛と向き合って仕事をしています。

稲刈りを終えました。

リターンについて

★乳搾り体験　　当牧場で乳搾りができます。申し込みに際して注意事項がございます。家畜伝染病予防の為、ご確認いただけないとご支援いただいても体験できない場合がございます。　

体験の対象は小学生以上とさせていただきます。

【乳搾り体験注意事項】

家畜伝染病予防の為、海外渡航一週間以内の方は体験できません。ご理解ください。

また、海外渡航一か月以内の方は参加は出来ますが、海外で着用された衣類、靴での来場、体験を禁止します。

申し込む際の日程にご注意ください。

汚れや臭いが付くこともございます。汚れても良い服装でご参加ください。　

靴も汚れますので長靴でご参加ください。入場に際して靴裏の消毒をします。

石鹸を使っての手洗い及びアルコールを使って消毒をします。アレルギーのある方はご自身で殺菌用具をお持ちください。

場内は埃もあります。マスクの着用はご自身でご判断ください。

動物、牛乳、ハウスダスト、その他のアレルギーをお持ちの方は、ご自身で体験を判断してください。

髪型は自由ですが、毛が長い人はゴムで結ぶ等をしてください。ピン等の装飾は外してください。

天候や牛のコンディションによっては、中止することがございます。その場合は振替いたします。 

持ち物

・汚れてよい服装

・長靴

・水筒

・手をふくタオル

・髪をまとめるゴム

 注意事項は以上です。ホームページもありますので、ご覧ください。　　https://yahhos-farm.com/

日程は

２０２４年１月２１日　(日)

　　　　　２月１８日　(日)

　　　　　３月１７日　(日)

　　　　　４月２１日　(日)　

　　　　　５月　５日　(日)

いずれも　集合時間　12：30

　　　　　体験開始　13：00～　（所要時間１時間程度）

また、こちらの開催日に都合がつかない場合はご相談に応じます。日々、農作業に従事しながらの開催となりますので、基本はこちらの日程でお願いしたします。　

現地までの交通費は自己負担でお願いいたします。

★仔牛の命名権　　令和5年８月25日に産まれたメスの仔牛と、これから産まれてくるメスの仔牛の名前を付けていただきます。かきざわ牧場の家族となる仔牛なので可愛いくて呼びやすい名前をつけていただきたいです。血統登録をしますので登録証明書の写しと牛の写真をお送り致します。 

★自家製羊毛を使った手作り人形　羊のフェルト人形です。限定20個　

★アイスクリーム　　かきざわ牧場の生乳で作られたアイスクリームです。市内のアイスクリーム屋さん『プレンティーズ』が毎日搾りたての牛乳を取りに来て、毎日新鮮なアイスクリームを作っています。フレーバーはミルク・チョコ・ストロベリー・バニラ・クリームチーズの定番のほか、季節限定があります。容量は1カップ130ｇ。冷凍便でお届けいたします。アレルギー特定原材料は乳・卵。

★牛パーカー　親子の牛の絵柄の物　(紺・グレーの２色、 サイズはKIDS 110・130・150　ADULT　S～3L）

★牛ポロシャツ　同上　（紺・グレーの２色、サイズ　ADULT　S～5L）

★牛Tシャツ　同上  (カフェオレ１色、　KIDS 90－160　GIRLS S～L　ADULT S～4L)

※パーカー・ポロシャツ・Tシャツは支援いただいてから印刷しますので、発送にお時間いただくかもしれません。

★オリジナルポストカード　　かきざわ牧場の牛の写真をポストカードにしました。

★オリジナル缶バッチ　　　　かきざわ牧場の牛の写真を缶バッチにしました。

★神奈川県産『はるみ』の新米　　私たちが作った令和5年産の新米を玄米または精米にしてお届けします。どちらかお選びいただきます。

1. アクセス

アクセス所在地

〒253-0004　神奈川県茅ヶ崎市甘沼245

JR茅ヶ崎駅より神奈中バス　1番乗り場　甘沼下車　徒歩5分

スケジュール

８月　バーンクリーナー修理

１０月～12月　クラウドファンディング終了

１2月　修理代返済

１２月よりリターン発送

資金の使い道

設備費：バーンクリーナーチェーン交換：211万円(諸経費を含む)

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。

昭和２８年から７０年続く牧場。

住宅が増え街中となっても、酪農を続けてきました。

それは、牛からの癒しを身近に感じてもらえたり、牧場体験を通して、命や食の大切さを知ってもらえたり、人々との交流を大切にすることで、みなさんの笑顔につながっていると信じてきたからです。

経営が厳しくなって、酪農の仕事を一緒にしていた息子は、この夏から外に働きに出ました。今回、資金が集まり、軌道に乗れば、また息子と一緒に働ける日が来るのではと、そんな日を夢に見ています。

現在、私たち酪農家は経営状況が非常に厳しく、廃業を考える人は少なくありません。今回のプロジェクトを成功させることで、苦しんでいる酪農家仲間にクラウドファンディングという方法もあることを伝えることができればとも考えています。

皆様のご支援をよろしくお願いいたします。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。