プロジェクト立ち上げの背景

 課題と向き合うきっかけや経緯

ある日親友から社会に一歩踏み出したい若者を支援している人から自立支援に協力してもらえる農家さんを探している。という連絡がありました。支援している人から詳しく話を聞くことにしました。

勇気とやる気と不安と恐れの中で、とにかく働いてみたい。自分にできるかどうかわからない。働くってどういうことなんだろう。このような気持ちを受け取ってもらえるだろうかと支援者へ相談があったそうです。支援者の方は私たちに向かって済まなさそうに、このような働くという入り口にも立っていない人を雇って欲しいというのは身勝手なお願いですがどうか協力いただけないでしょうか。

…私夫婦はこの若者の気持ちをとてもよく知っていました。

農業に経験のない私たちが念願のイチゴ農家になって研修どうりにやってみたけど現実は作業も雇用も素人丸出しで足をすくわれたり失敗を繰り返したりして疲労困憊メンタル崩壊な日々を送りながらも、イチゴ作りの魅力ややる気を失うことはなく、私たちにチャンスを与えて下さった福岡県大木町の地域農業協同組合・行政・地元農家・部会の方々の協力・指導に感謝を持ちつつ、自分たちの失敗しなかったことを手応えにして、畑に合った栽培の仕方、自分たちの生活や体力に合った作業の仕方を見つけたいと決意しました。最低2人でもできる栽培・作業効率と数量の安定、必要最低源の経費と生活費の確立を目標に再スタートした矢先のことでした。 私たちも若者も、その一歩はどんなことになろうとも、どうしても踏み出さなくちゃならない一歩でした。

私たち夫婦は若者のチャレンジの場所を引き受けることにしました。

助かるための雇用ではなく助けるための雇用がスタートしました。それから1年の月日が経ち、自立支援の方が、働くということは自分や誰かの役に立てること、助け合えることだと感じました。それが仕事を無事に終えて実感すると自信と喜びにつながると若者が話してくれたと私たちに伝えてくれました。それを聞いた私たちは不思議な喜びに包まれました。例えて言うなら報われたのです。私たちも雇用者から報酬をいただいたのです。小さな挨拶と返事がやっとのおとなしい雰囲気でいつも集中して一生懸命丁寧に仕事をしながら、自分や周りの気持ちも丁寧に扱う人だったということは仕事ぶりで充分感じましたし、ここで安心して働けてたんだ。良かった。と私たちも嬉しくでほっとしました。

それと同時に雇用関係がうまくいくという状態がこんなにも居心地の良いこと。

という貴重な体験をすることができたことは、農家としてのもっとも大事な仕事は人に任せられない仕事は負担ではなく農場主の立派な職務であり、その職務に集中するために農場主を中心に作業を支える仕事を考えたり、またその作業を一緒にする雇用者がいて業務がが育つ。双方の仕事の質が良くなっていく。雇用や労働について大事な気づきや感動がありました。 

もう一人雇ってもらえませんか?

自立支援者の方のご相談があった時、ちょうど廃業倉庫購入手続きと重なり、この機会にきちんと環境や方向性を整え、農業経営安定化と、自立支援活動型雇用の配慮のできる場所の計画と完成後に引き受けたいとお返事しました。
今回のプロジェクトに至ります。

課題の説明 サイト資料 wwwa.cao.go.jp 
内閣府 『仕事と生活の調和』推進サイト
ワーク・ライフ・バランスの実現に向けて
アルバイトさんが並べた苺(写真)

このプロジェクトで実現したいこと

①農家と、働く場所を探す若者の、雇用問題を解決する電車通勤できる新しい農業スタイル
➁核家族や年配の方に自分に合った働き方暮らし方を感じて欲しい農業体験
③電車と人(暮らしと収入)と地域をつなぐお手伝い


プロジェクトを通して実現したい変化

①農業未体験や外出を長い間したことのない雇用者に合わせた通常業務のスタイルを変える(農作業の細分化・労働時間短縮)農閑期や天候不良の際には別の部門の作業内容<カフェのスタッフ、加工製造の作業、アート(絵・陶芸)工房の部分作業>を併用、年間雇用、独立開業支援研修雇用・社会貢献農業事業・農商工業事業・小規模個人経営へ農業経営安定の変化

②おしゃれで明るい休憩所・食事サービス・シャワールーム・コインランドリーを完備。仕事中も就業後もリフレッシュと自分の時間が確保できる環境(お風呂・洗濯・食事など済ませれる)だから電車通勤も可。
都心部在住の若者のアスリート感覚と・精神鍛錬・空の下で働きたいなど自分の得意な感覚に農業は合っているかを取り入れる変化

③正社員・契約社員・登録制・シフト制・短期長期アルバイト、ヒアリングを取り入れた短期間アルバイト。副業・本業・フリーなど選択肢の変化

④商業・経済的な人の流れの変化

⑤新しい土地開発ではなく農地や民家の放棄地再生。農業生活が収益になる暮らし×少子化高齢化地域コミュニティの変化

⑥地方を都心部と同じ価値へ=農業×商業=空き家・放棄地問題・不動産×建築=農業労働環境の改善・景観の変化


応援メッセージ

今回私のプロジェクトの建築デザインを担当してくださる設計士さんと、リターンを引き受けてくださる農園のお2人にご協力をいただきました。心よりお礼申し上げます。

有限会社TOMORROW

デザイナー 田中 孝

最初にお会いした時から、理想を実現したいという情熱と、ご夫婦の優しいお人柄に触れ、全力でお手伝いしたい!と思わせる魅力をお持ちのお二人でした。色々とアイデアを出し合う中で、家族や友人への想い、農業への想い、地域への想いが溢れ、間違いなく、素敵な場所が出来上がるぞ!と確信してます。


おひさまのうえん 
いちごをつくる人

皆さんこんにちは太田賢二です。
このプロジェクトはおひさまのうえんにとって、とても大きな第一歩になります。人と人が繋がり、その繋がりが福岡→九州→日本全国→世界へと広がって行き、そして今度は世界中からこの大木町のこの倉庫に人々がやって来る。その未来が来ることを確信しています。以前鳥栖市や筑紫野市から大学生が農作業に来てくれていました。一日中遅くまで泥だらけで働いて畑の隅で着替えて電車に飛び乗って帰って行きました。 4日連続で来てくれることもありました。「電車の中で周りを気にしているよね。…帰る前に泥や疲れを取ってあげれる場所が畑の近くにあればまた来てねって言えるのにね。いつもごめんねありがとうってしか言えない。」妻はつぶやいていました。大規模農業・機械化はとても大事だけれど、今ここの時代の最先端の若者に合った設備投資も重要な経営スタイルだと思う。そういう彼女を応援します。


リターンについてお返しの品やサービスのおすすめポイントや特徴を紹介。

原産国・日本 
産 地・福岡 
名 称・あまおう
とても大きくて甘いイチゴとして国内外で知られています。
今回返礼品として用意するイチゴ生食用をご用意。リターンだからこそ実現可能な食べごろど真ん中のいちごをお届けします。
配送・保存方法は冷蔵(チルド) 賞味期限は到着より2日です。

大玉サイズ(平パック) 重量は1パック300gをお届けします。

中玉・小玉サイズ(レギュラーパック) 重量は1パック300gをお届けします。


主人は元・英国リフレクソロジーセラピスト(笑)
    ×
イチゴもセラピスト?

今年私の妹からイチゴのことを書いている記事が面白いからと私に送ってくれました。その内容はイチゴをはじめベリー系の植物には女性を癒すセラピー効果があるそうです。イチゴは女性が不幸と感じたり女性がうつ状態になる記憶を消し去ってくれるのだそうです。潜在意識を浄化し元気と運気をアップさせてまいりましょうと書いてありました。またある外国の記事では女性の怒りの根源を和らげる果物と書いてありました。

なるほど。。日本の漢字も草冠に母と書いてい苺と読みますね。毎年いちご狩りで子供たちが苺を食べる笑顔や女性はもちろん男性やお年寄りの方が、小さい頃お腹いっぱい食べたかったんだ!という思いの方がたくさんいらっしゃるなと思っていたので、本当のことは分かりませんが多分おいしく食べてるだけじゃなくて心も癒されてるのかもしれない。

日本のほとんどの都道府県でその土地ならでわのイチゴが栽培されてるのではないでしょうか。人気があるから高いから売れるからなどと言われてしまうのは間違いではないけれど、でも本当に食べられている理由や、案外隠れたお役目があるのかもしれませんね。
いちごおばさんより。

猫っぽいいちご

福岡で苺を作りはや8年目。通常出荷する苺のとは別に作った苺で、毎年おひさまのうえんの苺を楽しみにしている皆様から「年々味が進化してる!もう、よそでは買えない・・・」と、嬉しいお言葉を頂ける様になりました。それは私達が元肥や堆肥を独自にブレンドした物を使い農薬の使用回数を減らし、代わりに自然の忌避剤を作り散布した物です。
毎年自分たちが実験で食べ比べたり、身内からのクチコミファンの方、近くの保育園の給食・イチゴ狩りにて味見をしてもらったりしています。今回はハウスの規模を倍に増やしたのでこちらのイチゴ1200株分をリターン品として皆様に届けたいなと予定しております。                    
いちごをつくる人より。

コンパニオンプランツ玉ねぎ


もう一つのリターン品 おおたきょうこインスピレーションアート絵画作品の紹介
ホットガンを握って画材に向かうと頭の中には完成した絵が見えて手が勝手に動くように製作します。誰かのお話を聞いたり散歩や旅をしたり音楽を聴いたりしているとたくさんの絵が浮かびます。何も思い浮かばず描けなくなるという経験はありません。それよりもとても不思議で驚きに満ちた瞬間それは絵と出会うお客様のstoryです。今回アート名をインスピレーションアートと改め活動を再開。私と絵に出会う人。二つのインスピレーションを意味しています。

技法 スティック状の樹脂を熱で溶かして使う接着剤グルーガンで下書きをし手塗りやエアブラシ等で着色、仕上げに手芸やネイル・携帯などのデコレーションに使うパーツを用いて装飾仕上げをする完全オリジナル立体絵画作品
材料・画材 ボード・キャンバス等・樹脂スティック、アクリル・水彩絵の具・ポスターカラー・エアブラシ・造化・レース・デコレーションパーツ・イミテーションジュエリー等

私はアートセラピスト?
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車窓風景もセラピスト??

週末は下り普通電車の夕焼けカントリービューを見ながらカフェとガーデンキャンプ。休日はアートセラピーや途中下車セラピーで自分と自由に過ごす癒しと安らぎの恋旅プラン。(企画準備中)

あなたの頭の片隅にある吊棚に夢を置きっぱなしにしていませんか?その夢を吊棚からおろして途中下車してこの場所で深呼吸してほしい。そしてぜひまわりのために働いている、あるときはぼんやり電車に揺られている、あるときは悩みや悲しみを抱えてため息をついている自分にここから手を振ってあげよう。自分が自分にとって最高にかけがえのない人だって抱きしめる時間を過ごそう。

portageスケッチ(案)


スケジュール

11月上旬解体工事・建設作業開始予定

12月下旬リターン発送

2024年4月下旬リターン発送終了

2024年7月クラウドファンディング第二弾予定

2024年9月新月施設オープン予定

資金の使い道 

修繕・解体費:約420万円

設計費:約150万円

リターン費:約150万円

手数料:約255万円 +255.000円(17%+税)

内装・設備費:499万円

最後に支援のお願い

一個人のいちご農家になった主婦のおばさんの思いつきですが、クラウドファンディングという場を誰かの役に立ちながらサービスを利用したいと考えている思慮深い方々や、いろんな畑違いの職種や企業の方々にご支援ご賛同ご協力を得ることができましたら私の考える、農業で働くことを最初に学ぶという環境や役割が個人経営サイズでコンビ二のように普及できたとしたら…と想像していただきたいのです。経済・職種等の格差や差別、社会的自立や責任への不安、貧しさによる治安の悪さや無責任な行為が減っていくのではないか、都会や企業にも人材や雇用としていい影響を与えるのではないか。田舎があるから都会が素敵ででもやっぱり田舎に行きたくなって。日本全体がおおきな住みやすいひとつの宝島として豊かで安らぎのあるエネルギーに満ちた場所にと本気で思っています。

(※この内容はあくまで私の過去の思い出・経験であり、個人・会社・団体等とこのプロジェクトは一切関係はありません。)
七年前いちごの研修の時大変お世話になった当時私鉄鉄道会社の部長さんとの出会いがありました。お互い畑違いのところから農業未経験で、何故ここで農業を選んだのか苺なのかという話を畑仕事でクタクタになりながら話しました。研修終了後私たちは農家に着地、部長さんは定年退職で退社されもう会うこともありませんが、今も畑や倉庫の横を毎日電車が通るたび部長さんの話を思い出しています。

今回プロジェクトの編集作業を行いながら倉庫風景×体験アートのインスピレーションがあり、この商業施設の空間価値を体感できるイベントとして閃き生かそうとおもいました。まだ外観や室内が手つかずのままなので今回はリターン商品としてお出しするのは諦めましたが、頭に残るじんわりした思い出がこのロケーションに魔法をかけてくれました。ここでしか体験することのできない美しい仕掛けを作りたいと最高にわくわくしています。


現在の準備状状況
設計士さん(資金の使い道)農場主さん(リターンについて)と計画の打合せ
経営マネジメント・事業計画書・商品開発の勉強と書類の作成中
オリジナル無農薬栽培計画作成中
再生農業オーガニック栽培農地の整備利用計画案作成中
農業体験プログラム(農泊用・日帰り用)作成中
農業体験型雇用プログラム作成中
自立支援のための雇用プログラム短期雇用作成中
飲食店開業のための勉強中
製造業開業のための勉強中
その他事業資金調達のための情報収集 
農泊申請の申請の準備 


経歴
ナカソネキョウコ(1972年)沖縄生まれ
短大卒業後絵本やハンドメイド雑貨を作りながらパン屋さんやお花屋さんでアルバイト。フリーマーケットなど出店活動。
グルーガンアート作家(1996年~2020年)
1997年12月から八年間、有名雑貨店や関西・福岡・大分のデパートにて作品を販売。全国展開。各地でイベントや個展活動。1998年8月から七年間、福岡県久留米市にアトリエショップクリエイションルームmonadoをオープン。
2002年3月から一年間、酒蔵敷地内飲食店内スタッフのアルバイト。
2004年6月沖縄の百貨店で個展開催。
2006年10月入籍。
2007年1月女児誕生。        
2011年7月男児誕生。
2017年6月家族でイチゴ農家になるため福岡県大木町に移住。
2020年12月久留米一番街ギャラリーにてナカソネキョウコオリジナルアート卒業個展。
一週間約168人ほどのご来場いただきました。最後まで本当にありがとう。
2023年6月あたしい雇用スタイルの農業プロジェクトクラウドファンディング決意。


最後に
親愛なる皆様へお願いです
無事に商業施設としてオープンするまでは危険ですので無断立ち入りは固く禁止しています
プロジェクトのお問い合わせはクラウドファンディングのメッセージ機能でおねがいします

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

私は信じます
私の仕事は現状を変えること 
それを形にすることです

  • 2023/09/30 12:33

    今日は、一粒万倍日!ボランティアで、2名の方が駆けつけてくれました。従業員と一緒に植えてくれました(^▽^)/ありがたや~。    いちごをつくる人 太田賢二こんにちは!太田教子です。本日は、プロジェクト最終日です。先先週からぎっくり腰になり、先週コロナになってしまいまして今日からパソコンを見...

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