【目次】

1.FARMERS PASSIONの主な特色

     1)コーヒーの森を丸ごと味わう「アグロフォレストリー」

     2)SEED TO CUP

     3) サステナビリティー

2.なぜサステナブルな活動をしてきたのか?

  ―「SDGs」は後からついてきた

3.なぜ、「サステナブル」を発信したいのか。

  ―伝えることで世界がほんの少し変わるかもしれない

4.なぜ、15年たった今になって、発信をしたいのか。

  ―コーヒーへの自信と周りの後押し

5.漫画「イケシマさんのコーヒーのおはなし」について

6.リターンについて

7.リターンに含まれる商品について

8.プロジェクトメンバー

9.資金の使い道

10.最後に: 代表 池島 英総 よりメッセージ


 皆さん、こんにちは。株式会社SHANTI SHANTI COFFEE FARM、「FARMERS PASSION」代表の池島英総です。FARMERS PASSIONは、ネパール、シャンジャ郡マヤタリ村に自社農園をもち、自然を活かした「アグロフォレストリー」(森林農法)で珈琲や農作物を栽培し、それらを加工、精製、日本への輸送、焙煎、袋詰めまで全て自社で手掛ける会社です。

 コーヒーのサステナブルを発信したいという想いに至った背景をお話する前に、僕たちの会社がどんなことをしているのかをご紹介します。

1.FARMERS PASSIONの主な特色

1)コーヒーの森を丸ごと味わう「アグロフォレストリー」

多様な農作物が共生する自社農園





















ネパールにある自社農園では、本来の森の姿を再現し、農薬に頼らずに多様な農作物を栽培するアグロフォレストリー(森林農法)を採用しています。例えば、背の高いバナナはコーヒーノキを直射日光から守り、ハーブは天然の虫よけの役割を果たします。コーヒーだけではなく、これらの多様な農作物も、ジャムやティーなど様々な自社商品に生まれ変わります。だからこそ、僕らのブランドFARMERS PASSIONは、「Eat the coffee farm ~コーヒーの森を丸ごと味わう~」をブランドコンセプトとして掲げています。



2)SEED TO CUP

コーヒーの実を収穫するスタッフ

豆の精製作業



FARMERS PASSIONは、農作物の種(SEED)を蒔くところから、皆さんに召し上がっていただくその瞬間まで、全ての工程を自社で行い、一貫して責任をもちます。だからこそ、自社独自の製法で質の高い商品を生み出すことができます。また、お客様にとっては、生産者の顔、生産過程が見えるという安心感があります。

コーヒー栽培に適した国は、限られているため、豆を輸入する会社はあっても、栽培から全て行う会社は日本国内にそう多くはありません。FARMERS PAASIONは、ネパールに直営農園をもつ国内唯一のブランドです。



3) サステナビリティー

 FARMERS PASSIONは、SDGsが採択されるずっと前から、持続可能な社会を維持するため、様々な活動を行ってきました。SDGsの目標との関連をまとめたのが以下のイラストマップになります。(※ヨハン・ロックストローム博士「SDGsのウェディングケーキモデル」に落とし込んでいます。)

 例えば、サステナブルな活動の一つに、試行錯誤をして得てきた知識やノウハウを自分たちの会社で独り占めするのではなく、積極的に周りの農家さんとシェアし、ネパールにおいてサステナブルなコーヒー栽培を一つの産業として発展させるることがあります。質の高い商品作りに正当な報酬が発生する仕組みを確立することで、生産者も、消費者も共に豊かに生きる持続可能な社会が維持されるからです。



2.なぜサステナブルな活動をしてきたのか?―「SDGs」は後からついてきた


 僕らがコーヒー農園を始めたのは、「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が、国連サミットで採択された2015年よりもずっと前、2008年のことです。当時、新卒で入った会社を1年で退職し、バックパック一つで放浪していた僕は、旅先のネパールで飲んだ一杯のコーヒーの不味さに衝撃を受けました。「僕なら、このコーヒーをもっと美味しくすることができるはずだ」と、その足で3日かけて近隣のコーヒー農家を周り、ヒアリングを行いました。そこで出会ったのが、現ビジネスパートナーの現地農家ボッダ・ラジ・アリヤル(以下、ラジさん)。僕らは、一緒にネパールコーヒーの品質を向上させ、コーヒー産業を発展させていくことに、人生を賭けてみることにしたのです。

コーヒーの実を精製する池島とラジさん


 当時、ネパール語を話せなかった僕ですが、ラジさんの家に住み込み、コーヒー作りが軌道に乗るまでの数年、共に生活して共に働きました。ラジさんは、ビジネスパートナーでありながらも、時給180円という低賃金で働き、同じ窯の飯を食べ、冗談を言い合い、時にケンカもする、等身大の友人でもありました。そして、共に働くスタッフは、ネパールの辺境の小さな村で農業に従事する、同じコミュニティに属する仲間でもあったのです。

豆を選別する作業は全て手作業


  当時の村には、ごはんを食べられないほど貧しい人がいて、仕事がない人も沢山いて、親の変わりに働く人がいて、そしてトイレの無い人もいました。今でこそ、「SDGs」「フェアトレード」といった言葉が浸透していて、不平等を無くすことが開発目標として掲げられていますが、そんな言葉が無かった当時でも、自分が生活するコミュニティーにおける、仲間の不条理な現状を目の当たりした僕は、少しでもその状況を改善しようと自分のできる限り行動しました。そうした積み重ねが、上のイラストに書かれているような取り組みです。「人助けがしたい」とか、「不平等をなくしたい」とか、そういう想いがあって活動を始めたわけではなく、同じコミュニティーの仲間が困っていたから、みんなが困らないような方法を選びとってきた、そしたらそれが、後から出来た「SDGs」というものにどうやら当てはまる活動だった、というのが正直な思いです。それは、決して特別なことではなく、もしこれを読んでいる皆さんが同じ状況にいても、僕ときっと同じようにしたと思うのです。目の前で、不条理なことが起きていたらおかしいと思う。目の前で仲間が困っていたら、困らないような方法を考える。それは、とても単純なことだと思います。

「イケシマさんのコーヒーのおはなし」Vol.16より


「イケシマさんのコーヒーのおはなし」Vol.18より



3.なぜ、「サステナブル」を発信したいのか?―伝えることで世界がほんの少し変わるかもしれない


 もし、皆さんと僕に違いがあるとするなら、不条理な光景を僕は目の前で見てきたけれど、皆さんは、得た情報から「想像」するしかないということ。しかし、実体験として目の前でその光景を目の当たりにしなくても、情報を得ることで、行動を変える人も多くいます。SDGsは、シンプルに言えば、困っている人について「知り、思いやる」ということだと思うのです。


 僕が見てきたことや経験してきたこと、僕らの活動の内容を発信することで、「サステナブル」について考える人や、遠く離れた国の人を思い、行動の選択を変える人がいるならば、僕が見てきたことを積極的にみんなに伝えなくてはいけないのではないか、と思うようになりました。特に、コーヒーは、日本から遠く離れた国でできる農作物だからこそ、なかなかコーヒーカップの向こう側が見えません。

 自ら情報を取りにくる意識の高い消費者の皆さんに甘え、「聞かれたら答える」という消極的な姿勢ではなく、課題を目の当たりにした生産社側の人間として、伝える使命のようなものがあるのではないかと今は感じています。



 また、SDGsのウェディングケーキモデルにあるように、僕たちの社会は、自然資本の上に成り立っています。しかし、今当たり前にある土や水も、人の手によって簡単になくなってしまうものです。ネパールで木が切られて山崩れが起きる様子、資本主義が入ってネパールの山をごっそりもっていってしまう様子も見てきました。社会の基盤となる、自然を相手にするビジネスをしているからこそ、取り返しのつかないことになる前に、伝えなくてはいけない、という危機感もあります。直接的な解決方法を法令をつくって提示することはできないけれど、一人一人にサステナブルについて考える時間を提供することは、今の僕にできることです。


 しかし、僕はもともとこのような「サステナブルを発信したい」という思いは限りなくゼロに等しいものでした。


4.  なぜ、15年たった今になって、発信をしたいのか?―コーヒーへの自信と周りの後押し


 僕が、活動から10年以上たった今になって、サステナブルについて発信をしたいと思うようになったのには大きく2つの理由があります。


 一つ目は、僕らのコーヒーに自信をもてるようになったから。僕はこれまで、「サステナブルだから買って下さい」とか「ネパールの貧困問題を解決するために買って下さい」というような、売り込みをしたくなくて、そこにフォーカスせずに、とにかく、栽培方法、精製方法、焙煎方法のこだわりを前面に出してコーヒーの品質の良さで勝負をしてきました。「とっても美味しいコーヒーが、実は、サステナブルな珈琲だった」というのが僕らの理想です。本当に質の良いコーヒーを、質に見合った適正な価格でお客様に買っていただき、適正な給料を現地スタッフに支払う。それが、僕らが目指すビジネスのあり方です。

 農園開始から15年たった今、美味しさが認められたからこそ、僕らのネパールコーヒーは売り込みをかけなくても口コミが口コミを呼び、今では、全国100店舗近いカフェやレストランに使っていただいているほか、オンラインや店舗でも沢山の方に買っていただけるようになりました。日本に大きな販路ができたことでマヤタリ村では、コーヒーが「産業」として成立するようになりました。

今年秋には念願の2号店を名古屋にOPENした

 美味しさだけで自信をもって勝負できる今だからこそ、僕が「サステナブル」を発信しても、それは、僕らのコーヒーの美味しさに不随する付加価値にすぎません。そう思えるようになったのは、僕らのコーヒーを「美味しい!」と言って楽しんでくださる沢山のお客様のおかげなのです。

 二つ目は、周りの後押し。インスタグラムにて、漫画を発信し始めたのも、絵を描くのが好きなスタッフが趣味の一環で描いた漫画を見せてくれたのがきっかけでした。今回のプロジェクトも、「池島さんのコーヒーはどのようにつくられているか知りたい」「もっと話を聴きたい」「漫画のファンです!」という沢山の声が大きく背中を押してくれました。



5.漫画「イケシマさんのコーヒーのおはなし」について

【概要

池島さんとクマのモル君の掛け合いによって、ストーリーが展開していく連載型4コマ漫画です。インスタグラムにて不定期連載をしていたものを冊子にまとめることを目指しています。漫画は、老若男女誰にとってもとっつきやすく、より多くの方に内容を知ってもらうツールの一つです。20cm×20cmの正方形の冊子で発行します。

※タイトルは変更になる可能性があります。





※仮案ですので、デザインや、目次は変更になる可能性があります。


【漫画を通して得られること】

*コーヒーの淹れ方の楽しみ方の理解: 

イケシマさんのハンドドリップの楽しみ方やドリッパーの奥深さに触れることで、コーヒーを淹れるプロセスの魅力を理解し、より美味しいコーヒーを楽しむ方法を学べます。

*サステナビリティへの理解: 

SDGsと絡めつつ、ファーマーズパッションがどのようにサステナビリティに貢献しているかを知ることで、コーヒーの背後にある社会的な取り組みや価値観に深く理解を深めます。

*コーヒーとSDGsの結びつき:

 コーヒー愛好者は、コーヒーがSDGsとどのように結びついているか、特に「自然資本編」に焦点を当てた章で、コーヒーが生態系や社会に与える影響を学びます。

*読み物としての楽しみ: 

ユニークなキャラクターである池島さんとモル君の掛け合いや、ヤギ子の素朴で温かい筆致によって、読者は笑いあり、感動ありの楽しい読書体験を得ることができます。

*自分の生活との結びつき: 

SDGsに基づいたコーヒーの取り組みは、読者が自らの生活にどのように影響を与え、選択肢を通じて社会に貢献できるかを考えるきっかけとなります。

*ファーマーズパッションの裏側の物語: 

作者ヤギ子の言葉からは、FARMERS PASSIONに携わるスタッフの情熱や取り組み、池島さんの人柄など、ブランドの舞台裏に迫ることができます。

【作者よりご挨拶】

 こんにちは。漫画の作者のヤギ子と申します。私は、プロの漫画家ではありません。FARMERS PASSIONでの広報やオンラインショップの運営をしてきた、絵を描くのが好きな一スタッフです。

学習発表会の日、赴任先の校長、カウンターパート、同僚と。

 もともと小学校教員だった私がFARMERS PASSIONで働き始めたのは2020年の5月。ボリビアでの青年海外協力隊としての活動、大学院進学を経て結婚と共に愛知にやってきた私は、ご縁があって、夫の親友・池島さんの会社で、オンラインショップの運営を担うことになりました。教育とコーヒー栽培は、畑は違えど、目指す社会の在り方は同じだと感じたこと、ネパールにコーヒー産業を興した池島さんの行動力に感銘を受け、お手伝いさせていただくことにしました。

3代栄養素の授業で理想の朝食を考案する児童。イラスト好きは教材作りでも大いに役立った!

 働き始めてみて思ったのは、「池島さん、情報発信してなさすぎて、もったいない!!」でした。FARMERS PASSIONのコーヒーは、文句なしに、とびきり美味しい。香りも素晴らしい。そこに妥協しないコーヒー作りのプロセス、様々な社会的な取り組み、みんなから愛される池島さんの人柄や名言の数々、波乱万丈に歩んできた人生ストーリーなどが不随することで、さらに魅力的な商品になると思いました。

ボリビアでは、教え込みの授業が主流だった中、児童主役の授業を考案

 「他のコーヒーには無い付加価値を、誰かが代わりに伝えなければ!」そんな想いに突き動かされるように、私はオンラインショップのページを作り替え、活動報告を兼ねたマンスリーレターとブログの執筆も開始しました。そんな折、「コーヒーのドリップは子育てと一緒。育児本を見るより、目の前の子供を見るのが大事でしょ。」という池島さんの何気ない一言に、「うまいこと言うな!」と思い、面白半分で描いたのが漫画の第一話です。池島さんは、いつもの口癖、「スーパー素敵じゃん!」を連発して気に入って下さり、そのまま公式インスタグラムに投稿。ありがたいことに好評を得て、そのまま漫画連載を不定期で続けていくことになり、今に至ります。

大学院ではジャマイカでフィールドワーク。


 2023年12月現在、漫画は、SDGsの17のゴールとFARMERS PASSIONの活動のかかわりを紐解いているところです。発信したいコンテンツは山ほどありますが、今の時代だからこそ、まずは、サステナブルをテーマに発信していく必要があると感じました。今回の書籍は、17のゴールのうち、SDGsウェディングケーキモデルの一番下、「生物圏」に関する4つのゴールまでが収録されています。

 昨今、「一人一人の消費者がエシカルに、サステナブルな商品を選びとっていくことで社会を変えていける」という考え方が浸透しつつあります。漫画を通してFARMERS PASSIONを応援したいと思う人が一人でも増えるなら、それは、持続可能な社会の実現に一歩近付いたとも言えるでしょう。同時にこの漫画が、沢山の人に届き、消費者としてのあり方を見直したり、生活のあり方を見直すきっかけになれば幸いです。

池島さんの活動の魅力、生き様を伝えていきたい!


 また、現地スタッフはマヤタリ村のコーヒーの本格的な海外進出も視野に入れています。今後、この本が英語翻訳されれば、海外展開の交渉の際のキャッチ―な資料になってくれるのではないかと、期待しています。マヤタリ村からネパールのコーヒー産業がますます盛り上がり、国力も上がっていったら、、、?教育を受けられる子がもっと増えるかな?インフラがもっと整備されるかな?そんな希望も抱かずにはいられません。

 たくさんの夢がつまった「イケシマさんのコーヒーのおはなし」。ぜひ、手にとっていただければ幸いです!

インスタグラム:Yaguikoyaguiko


6.リターンについて



7.リターンに含まれる商品について

1)コーヒー豆各種

ファーマーズパッションのコーヒー豆は、全部で5種類。お好きなものをお選び下さい。豆の挽き方も ①豆のまま ②細挽き ③中挽き ④粗挽き からお選びいただけます。新鮮なので、ドリップするとモコモコとふくらんでガスが抜けます。



2)ドリップバッグ



ワンドリップバッグは、苦味と酸味のバランスがちょうどよい、ハニーミディアムを使用しています。


3)コーヒーチェリーのコーラベース

皆さんが飲んでいるコーヒーは、コーヒーノキという農作物の「種子」の部分。果皮(コーヒーチェリー)の部分は、赤ワインの20倍のポリフェノール、鉄分、食物繊維を含むスーパーフードでありながらも、残留農薬の問題で食用にすることができず、大量に廃棄され、コーヒー業界において社会問題になってきました。しかしながら、僕たちのコーヒーは、アグロフォレストリーで栽培しているため、この問題をクリアし、果皮の部分をパウダー状にして様々な商品に活用することに成功しました。その一つが「コーヒーチェリーのコーラベース」。炭酸、牛乳、焼酎、ワイン、などお好きなドリンクで3~4倍に割ってお愉しみください。







4)ハーブティー4種

コーヒーと一緒に育ったハーブやフルーツをふんだんに使った自家製のティーのティーバッグ。いつものティータイムが一味変わります。もちろん、栽培から収穫、加工まで全て自社で手掛けていますので安心してお飲みいただけます。

①シナモンリーフチャイ


②レモングラスジンジャーティー

レモングラス・ジンジャー・ステビアをブレンドしたハーブティーです。自家製レモングラスの爽やかな香りをお楽しみ下さい。

➂ジュナールピールティー

ネパール原産のオレンジ「ジュナール」のピールを使って紅茶を作りました。茶葉は、ネパールが誇るお茶の産地であるイラム地区のファーストフラッシュを使用。アクセントにショウガとステビアを加えて、みずみずしく上品な香りに仕上げました。


④トゥルシーティー

トゥルシーは、万能のハーブとして知られ、その効能の多さから英語では「ホーリー(聖なる)バジル」と呼ばれています。その香りがもっとも華やかになる開花時期に合わせて収穫を行い、ハーブティーに仕立てました。

※血行を促進する効果もあるとされるハーブのため、気になる方は妊娠中の飲用をお控えください。


5)ドリッパー2種


コーヒーをドリップした後に残る出涸らしを、ジェスモナイトと呼ばれる環境にやさしい樹脂で固めてつくったサステナブルドリッパー「DONGURI」「HASU」の2種からお好きな方をお選びいただけます。

本プロジェクトのために、豊橋創造大学経営学部の学生5人と、アップサイクルブランドの「WAKU」が協働で開発しました。

●コーヒーを淹れながら、コーヒーのサステナブルについて考える時間がもてる

●一つ一つ手作りの世界に一つしかない一点物で作り手の温かみを感じられ、愛着をもてる

●長く大切に使える

●置いている時間が長いからこそ、デザインとして洗練されたものを取り入れたい。

そんな条件を満たす、唯一無二のドリッパーです。



8. プロジェクトメンバー

WAKU

ものづくり職人×農業のプロ(池島)×食のプロが本気で作る!もったいないを固めるLAB。

素材を大事にするものづくり職人とネパールでコーヒー農園を営み日本と世界をつなぐ農人、元食品研究者で発酵料理研究家の3人が集まって立ち上げた、新しいブランドです。

WAKUはまだ使える「もったいない」素材を使い、

●より一層長く使えるもの

●アップサイクルとして、経年変化も含め、デザイン的に楽しめるもの

●身近な生活の中に取り入れていただけるもの

を作成しています。 また、今までになかったものを生み出すことで、新しい可能性を生み出し、繰り返し使えることの価値を提示することを目指しています。


豊橋創造大学経営学科5名


SDGsを全国に広めようと、今回のプロジェクトの立ち上げに参加しています。

** 豊橋創造大学のSDGsプロジェクトについて **

学生たちはチームごとに、それぞれの企業が定めた目標の実現に向けて新商品開発に携わり、デジタルマーケティングに取り組んでいます。今回のプロジェクトの共通テーマは、SDGsの目標として12「つくる責任 つかう責任」を、目指します。

そのため環境面に配慮しコーヒーの豆かすを再利用したコーヒードリッパーを製作しています。また、このドリッパーから豆かすを捨てる現状に共感してもらいたいと思い、起案者となる企業と学生は「つくる責任」を、そして新商品を手にする消費者には「つかう責任」を一人一人に意識してしてもらえるよう働きかけることにより、持続可能な生産消費形態を確保することを目的としています。地元の厳選された資源で創る新商品を、できる過程からSNSやイベントを通して公開し、そのストーリーに共感した消費者はお得に良質でより多くのものを得られるよう、生産や消費ができるよう工夫しました。

(豊橋創造大学学生チーム・講師一同)




9.資金の使い道

広報費 達成金額の10%

研究開発費 達成金額の10%

キャンプファイヤーサイト手数料17%


スケジュール

2023年8月 クラウドファンディング準備スタート

2024年1月中旬 クラウドファンディングスタート

2024年2月中旬 クラウドファンディング終了

2024年6月上旬 リターンを順次発送開始

2024年6月末 リターンを配送完了予定 

※配送が遅れる場合がございますのでご了承ください。




10.最後に: 代表 池島 英総 よりメッセージ

コーヒにまつわる工程の80%は、生産地が握っていると考えています。本当においしいコーヒーを作るには、まずその土地に合った栽培方法を見極め、品種の持ち味を生かせる精製を行い、生産地に適切な賃金が継続的に入る販売ルートを整備する。そこまでがうまく循環してはじめて、生産者の意識が高まり、品質の向上につながります。今の時代、残念ながら、表面的な品質と価格だけで物事を判断してしまう人が多いように感じます。コーヒーの世界では、焙煎や抽出技術、華やかなラテアートなどに目を向けられがちですが、生産地でコーヒーの種に水を撒く人も、同じようにかっこよくて、欠かせない仕事。FARERS PASSION COFFEEを通じて、そんな意識を広めていきたいです。


【FARMERS PASSIONの歩み】

2008年    180人の現地生産者とグループを組み、ネパールでコーヒーの栽培を開始

2009年    ネパール新聞、カンティプールの取材を受ける

2010年    ネパール初の輸出規格確立のため、日本人、オーストラリア人、アメリカ人のカッパーを呼び、カッピング等のワークショップ開催 ネパール政府より感謝状授与 スイスのNGOヘルベタス・JAICと一緒にイベントを実施

2011年    ネパール新聞、スマーリャーチャットラの取材を受ける 品質の改善に成功。さらなるおいしさを求め、精製方法の研究をスタート

2012年    ネパール新聞「ネパールで活躍する外国人10人」に選出される

2013年    愛知県に珈琲農園直営の“mol café” をOPEN シャンジャ群コーヒー組合の技術指導スタート

2014年    朝日系TV「こんなところに日本人」の取材を受ける 現地の生産者にジープを寄付し、栽培、精製の技術向上の支援を行う 日本で法人化「SHANTI・SHANTI・COFFEE FARM」

2016年    NHK World ドキュメンタリー「Side by side」の取材を受ける JAICAより木酢液の技術指導員を要請、ネパール全土に普及支援を開始

2017年    ネパールTV「シャンジャ郡の珈琲組合取材」のインタビューを受ける

2018年    農園発珈琲ブランド「FARMERS PASSION」を立ち上げ、現在に至る


※万全を期してはおりますが、素材の仕入・流通などの諸事情により入荷困難な事態が発生した際は、遅延をご了承いただけますようお願い申し上げます。

※本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、利用開始のご案内や配送遅延のおそれがございます。

※原則として、利用開始のご案内や配送遅延に伴うご支援のキャンセルはできませんが、リターン配送予定月から6ヵ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。

【起案者情報】

株式会社SHANTI SHANTI COFFEE FARM  

〒442-0025 愛知県豊川市東豊町5丁目22

TEL 0533-65-8653   FAX 0533-76-2687

ABOUT     https://farmers-passion.com/what.php

SHOP       https://farmers-passion.com/product.php


【協力者情報】

・豊橋創造大学              http://www.sozo.ac.jp/index.php

・豊川信用金庫            https://www.kawa-shin.co.jp/

・豊橋市役所             https://www.city.toyohashi.lg.jp

・株式会社サーラコーポレーション   https://www.sala.jp/ja/commitment.html

・クラファン総研株式会社       https://www.dxcrafun.info


本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/03/02 09:55

    みなさん、こんにちは。2月29日、無事にクラウドファンディングを終了いたしました。皆さまの温かいご支援のおかげで、たくさんのご支援をいただきました。ご協力いただいたすべての皆様に心より感謝申し上げます。ご支援いただいた方は、発送を楽しみにお待ちください。また、本日、公式ホームページの方で、ブロ...

  • 2024/02/27 21:41

    こんばんは!スタッフ伊藤です。本日午後、ネクストゴールに設定していたご支援合計50人を達成致しました!したがって、すでにご支援いただいた皆様含め全てのリターンに漫画を1部追加致します。是非、お近くの方にプレゼントしていただき、感想等交流していただけたら、とっても嬉しいです。クラファン終了まであ...

  • 2024/02/10 22:43

    プロジェクトについて、地元の新聞(東日新聞と東愛知新聞)に取材をしていただきました。オンライン記事はこちらからご覧ください。東日新聞 2月5日(月)https://www.tonichi.net/news/index.php?id=106697東愛知新聞 2月4日(日)https://www....

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