舞踊家夫婦がベルリンから移住した先は

魅力いっぱいなのに

宿泊施設が一つもない場所でした。


ヨーロッパで体感した劇場のように感性のスイッチが入るゲストハウスをつくりたかった私達は「あちこちに魅力があるのに泊まる場所がない」という、新潟県新潟市秋葉区に感じた地域課題に自分たちの夢を重ねる挑戦をはじめます!




泊まれる劇場スロウプハウスとは

新潟市秋葉区にできるカフェを併設した小さな宿泊施設です。

 

森や田んぼ、街からほどよい距離にあり、秋葉山と新津の街をつなぐ坂道に位置しています。 

坂(スロウプ) の途中にあるこの場所にちなんで、ここを「スロウプハウス」と名付けました。


カフェでは、地元食材をふんだんにつかったメニューを提供しながら、地元で活躍するシェフや農家さんをお招きしての食事会も企画しています。


さらに、舞踊、農業、陶芸、ガラス製作など、秋葉の営みの一部を体感できる「体験プログラム」の用意もあります。 「泊まれる劇場」としたのは、そんな街の人びとの営みと訪れた人びとの感性が、交錯(交流)することによって、「スロウプハウス」という舞台(スクリーン)に投影される、さまざまなストーリーをイメージしてのことです。  
この地域秋葉に、職業としての芸術家ではなく、営みとしての、生き方としての芸術家をふやすために、この場所での滞在や体験が、関わる人たちの「感性のスイッチ」を入れるものであってほしいと思っています。


【ACCOMODATION/宿泊】

誰もが表現者。舞台の前後、心を落ち着かせる劇場での楽屋の様に嘘のない自分の表現(人生)に向かうための準備をしてもらいたい。リラックスし、交流を楽しみながら自分と向き合える空間を整え、お出迎えしたいと思っています。 滞在しながら秋葉での暮らしや制作を楽しんでもらいたいので、連泊の割引を用意しております。

【CAFE and BAR/LUNCH/飲食】

11:00-21:30   幕間や余韻を楽しむ地元の食材をふんだんに使用したドリンクの提供
(秋葉山の野草茶/よもぎラテ/よもぎレモンティー/タカツカ農園の梅を使った自家製梅ジュース)

11:00-14:00 心と体を整える地元の食材をふんだんに使用した幕の内プレート
(こだわりの選べる自家製味噌汁とおにぎり)

スロウプハウスのキッチンでは、可能な限りお客さんやスタッフにも自家製(創造する過程)を楽しみ食事を丁寧にいただいてもらうことにこだわっています。   


【PROGRAM/体験やイベント】

薪割り、里山散歩、鑑賞、農業、陶芸、ガラス製作、アーティスト・イン・レジデンス、泥ダンス

舞台に見立てた空間で行われる催しものを目掛けて来ていただくだけではなく、
秋葉区の工房や地元の懐かしさを感じるお店へもご案内させていただきます。


体験農園での農作業や薪割り体験などを通じ、暮らしの中にある工夫やこだわりに出会って欲しいなと思っています。





私たちはずっと理想のダンスを追求し続ける人生を歩んでいます。
2020年ドイツのベルリンから貴好の故郷である新潟市秋葉区へ移住してきました。

移住直後はコロナで仕事がいっさい無くなりました。そんな時、農家さんには田植え、建築家さんには小さな作業をバイトさせてもらったり、経営者の方には再スタートにあたってアドバイスをしてもらったり、地域の方に本当に沢山支えてもらっています。

ヨーロッパで行ってきた活動。そして踊ることを通じて創造されていく関係や発見をこの地で活かすことはできないかと模索し、この3年間で県外国外から20名以上のアーティストを招き、この地での創作活動によって起きる化学反応を感じることにこだわってきました。

新潟市秋葉区という地域は石油のまち、鉄道のまちとして栄えてきた歴史を持ち、ちょうどいい自然と、昔ながらの街の風情を感じることができるとても住み良い街です。自然・四季を存分に感じ、ここならではの暮らしや関係を楽しみながら、私たち自身も地域の子どもたちやダンサー・アーティストたちとの創作活動や関係づくりを行なっています。


県外から招待したダンサーと行った撮影プロジェクト「あきはのおどり」より

  



①新津駅から徒歩圏内唯一の宿泊施設として、地域が笑顔で世界中の人を受け入れる場所をつくる

現在新潟市秋葉区には宿泊施設がありません。ここが秋葉を味わう拠点となり
地元の方々が笑顔で世界中の人を受け入れられる場所にしていきます。


②生き方としてのアーティストを増やす場所「泊まれる劇場」への挑戦 
 
芸術鑑賞といった非日常的な体験のみならず、
日々の生活で、小さなこだわりや工夫を持って生きることへの喜びを感じ
そして職業としてのアーティストではなく、生き方としてのアーティストを街に増やしたい。



ヨーロッパで体感した劇場文化 
ヨーロッパでは、カフェスペースのある小さな劇場で様々な出会いや発見を経験してきました。
公演直後に劇場のカフェで同僚や親子で余韻を楽しむ様子、小さな子どもが劇場で「Schön!(美しい!)」と叫んでいた様子も忘れられない体験です!





「劇場にいくこと、劇場で表現すること 、知らなかったことに出会うこと、直感的に感じたことを誰かと分かち合ってみること、疑問や違和感を温める時間」これらのことが、非日常的な体験としてでは無く、もっと暮らしや生活の近くで発見されたり、小さくても沢山起きてほしいと願っています。


9月に行った内覧会イベントの様子


スロウプハウスにいらしたお客さんには、すでに自ら何処かに持っているご自身の

「感性のスイッチ」をONにして帰ってもらいたいなと思っています。



 


当たり前である景色、行為や出来事がある瞬間、突然違う見え方がする(フレームを持てる)こと「特別に感じたり、愛おしく感じたり、疑問に感じたりする」そんなきっかけのことを私たちはそう呼んでいます。

このスイッチを沢山ポケットにもち、オンオフできることは、舞踊家として生き続けたいと願う 自分たちの課題でもあるのです。

いろんな経験や出会いを大切にできれば自分の表現も深くなる・・・


この泊まれる劇場スロウプハウスでは

これまで出会ってこなかった異業種や異世代、異国の方と交流できたり
街中や里山を歩いて、何気ない日常や自然に触れてみたり
火をじっと眺めてみたり
薪割りをしてみたり
自分とは違う誰かの制作に向き合ってみたり
創作者を感じる食事を丁寧にいただいてみたり
土に触れてみたり

そんな出来事や過程を、大切にお客様へご案内していきたいと思っています。

 

体験農園での作付け


きっと「まちづくり」もそうで、地域資源をどう大切に受け継いでいくか、地域性をどう捉えて表現していくかは、
独自性を受け入れていかないときっと残ってはいかない。表現の多様性を受け入れ、新しさや未知を楽しみ、独自性を誇る。
自分たちで表現し完結しようとするのではなく、異なる表現を受け入れられる姿勢でいる。自分たちが家を構えたまち「新潟市秋葉区」もそんな街になっていくポテンシャルを感じるのです。


お世話になっている農園での様子
(ゲストの皆さんにもここでの体験農園をご案内したいと思っています)
















この先世の中がどんなに変化しても、この故郷を、今ここにあるものを 、自分の感性を信じて、異なる視点を受け入れて 「みんなで一緒に面白がる」  そうして豊かな地域を創っていくことができたら良いなと思っています。




設備費:約130万円  
(もう少しこだわりたい!感性のスイッチをオンにする仕掛けづくりに!) 
人件費:約20万円  
(スロウプハウスを運営するダンサーメンバーや若手農家、学生や街づくりのメンバーと共に!) 
手数料(17%+税):約30万円  
(より沢山の方へ届きますように!)



地域の方にも手伝っていただいたり創作をたのしんでいただきながら改装はほぼ終了し、佳境に入っています。大きな建物なので、古い趣を残したりまだ手付かずな部分もありながら、10月にはやっとベッドや家具の搬入も始まります。 「感性のスイッチ」を入れ、お客様がそれぞれの「劇場」(フレーム/モノの見方)を持ち、緩やかに表現を共有していける場づくりをするため「遊び心」や「異素材の融合」をキーワードに体験や設えを整えていきます!






 

【宿泊の含まれるリターンについて】
リターン購入時にクラウドファンディング上で宿泊の受付をすることはできません。
チケットは大人料金でのご案内となっております。お子様にもご利用いただけますが、差額分の返金はできません。リターンチケットと並行して通常のご案内料金でご予約いただくことも可能です。(必ずご予約時にお伝えください)
 購入後限定チケットが届いてから改めてHPまたは電話よりお申し込みいただきます。

連泊チケットについて:
リターンを正確にお届けし丁寧にご案内させていただくため、ご予約の受付がオープン後2024/1/5(金)からとなりますこと、ご理解いただけましたら幸いです。  

リターンでご案内できる宿泊部屋:
クイーンルーム(定員 大人2名 )  ツインルーム(定員 大人2名) 男女共用ドミトリールーム(定員 大人3名)各部屋の個室利用です。※全室共用バスルーム※お子様の宿泊も大歓迎(3歳以下のお子様は添い寝(寝具不要)の場合無料。4歳-小学生はお子様料金となります)  
※予約パターンによっては1階の和室をご案内できることもございます。お部屋のことなども含めて、お気軽にお問い合わせください。

設備:
共有キッチン/宿泊者リビング(宿泊者専用スペース)/ホワイエ(ワークスペース/土間エリア)共用バスルームが2つございます。(シャワールーム1/古家のユニットバスルーム1)、ガーデン(-21:00)
※徒歩10-15分かかりますが、新津温泉や花水という温泉があります。こちらでゆったりとお風呂に入るのもオススメです。

アメニティ:
無料/Wi-Fi 、ドライヤー、シャンプーセット、レンタルタオル(バスタオル・フェイスタオル)、綿棒、耳栓、セキュリティーボックスキー、歯ブラシセット、化粧水、コットン
有料/レンタルバスローブ、 野菜染Tシャツ(部屋着としてお求めいただけます)

スロウプハウスの宿泊について ※プロジェクト終了後は施設HPにて最新情報をご覧ください。



 

2023年9月30日- ベッド/家具の搬入開始 
2023年10月-   スタッフ研修開始
2023年10月- 宿泊営業許可証取得
2023年10月22日  クラファン終了

2023年11月3日  オープニングイベント
2023年12月- リターン発送開始



私たち夫婦はそれぞれダンスを始めてから関東圏での活動を経て

2017年 夫婦でコンテンポラリーダンスカンパニー【NEphRiTE dance company】を結成し

2018年 文化庁新進芸術家研修員として2年間ベルリンで活動をしベルリンを中心にヨーロッパでも活動し

2020年 新潟市秋葉区の里山を生活拠点に選び移住

2021年 アートと地域をつなげるクリエーションチーム【あるてぃすと】を立ち上げ、街の子どもたちとの活動を開始しました

そんな中、2021年  まちづくり会社【(株)パッチワークAKIHA】が立ち上がります

2022年   私たちはアーティスト・イン・レジデンスにつながる活動を本格化していき(※ドキュメンタリー映像あり)

2023年 まちづくり会社と力を合わせ【泊まれる劇場スロウプハウス】をオープンします!


地域でのダンス活動について



 

一緒にスロウプハウスを立ち上げて下さっている
まちづくり会社(株)パッチワークAKIHAの皆さん



スロウプハウスアドバイザーの皆さん

 

報告ページにていただいたメッセージを公開していきます!!




泊まれる劇場 スロウプハウススロウプハウス(2023.11月オープン)
住所:〒956-0832 新潟県新潟市秋葉区秋葉1丁目6−20
HP: https://slopehouse.jp
mail: slopehouse.akiha@gmail.com
公式LINE: https://lin.ee/j9zn9pr



<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

このプロジェクトの問題報告はこちらよりお問い合わせください