いわきの魅力を全国に発信!
いわきの「総合商社」としてふるさと納税を盛り上げたい!

いわき市で飲食店を経営している(株)ありがとうカンパニーの正木聡です。
昨年度からスタートした「ふるさと納税事業」において、受発注システム強化の費用などをご支援いただきたく、クラウドファンディングにチャレンジします。ぜひ皆さんのお力をお貸しください!


  • <All-in方式>

    本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
    目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。



ごあいさつ - はじめまして -

このプロジェクトをご覧いただきまして、ありがとうございます!
いわき市で飲食店を経営している(株)ありがとうカンパニーの正木聡です。

当社の理念 「出逢ったすべての人から ありがとう と感謝される会社を目指して」

たった10坪のお店を妻と二人で始めたのが27年前。今では3業態5店舗とセントラルキッチンを構えることができ、沢山の家族も増えました。

「なくてはならないお店であること」それが私たちの目標です。
お客さまはもちろんのこと、スタッフさんや業者様、地域の皆様に「ありがとう」と言っていただけるそんな会社でありたいと思っています。

今回、昨年度からスタートした「ふるさと納税事業」において、受発注システム強化や人材採用・育成の費用などをご支援いただきたく、クラウドファンディングにチャレンジします。どうぞよろしくお願いいたします。

(株)ありがとうカンパニーの正木聡です。皆さまよろしくお願いいたします。


父の姿が「道しるべ」となり、飲食業界へ

私が高校生のとき、父が念願の居酒屋を開業しました。開店準備に忙しく駆け回り、開店してからも朝から夜遅くまで働いていた父。きっと大変だったと思いますが、とても楽しそうな父の姿を見て、おのずと私も「飲食店をやりたい」と思うようになりました。父の居酒屋の店名は「道しるべ」。父こそが私の「道しるべ」でした。

父の居酒屋「道しるべ」で使用していた酒瓶

高校卒業後、飲食店での独立を夢見ていた私は、販売やドライバーの仕事をしながら開店資金を貯める生活を送っていました。

その時に出会ったのが、居酒屋「やきとり大吉」の創業者である辻成晃氏の著書「理屈をいうな だまって儲けろ!」でした。逆発想が生んだ常識破りの居酒屋経営論に衝撃を受け、本格的に飲食店への挑戦を決めました。


はじめは10坪から -生業としての店づくり-

1996年、25歳の時にいわき市平に「大吉いわき平店」を開業しました。広さは10坪、客席は20席。辻成晃氏が理念として掲げる「生業として家族でやっていけるお店」として始めました。

そこからは無我夢中で走り続け、5年後の2001年には2号店となる「大吉錦江栗店」をオープンしました。

開業当時の「大吉いわき平店」

1店舗目の「大吉いわき平店」は、接客や売上などが評価され、大吉チェーンの研修店として認められました。

私自身も、マネージャーとして全国各地のオープンをお手伝いさせて頂きました。現在、飲食店経営アドバイザーとしても奮闘する私にとって、これは大変ありがたい経験でした。


お客さまの「ありがとう」が、ありがとうカンパニーに

2010年、会社を「株式会社ありがとうカンパニー」として法人化しました。

社名は、『お客さんに「ありがとう」と言ってもらえるようにしよう』と思ってつけました。

株式会社ありがとうカンパニーの経営理念

翌2011年、東日本大震災が起きました。私たち(株)ありがとうカンパニーが、会社として、事業として舵を取るきっかけとなった大きな出来事でした。

2011年3月、地震と津波そして原発事故により、多くのいわき市民が避難していました。「ゴーストタウン」などと報道されるなか、自分にできることからまた始めようと思い立ち、あちこち奔走して食材をかき集め、震災から2週間後の3月25日に営業を再開しました。

営業を再開することは事前にメルマガで発信しましたが、「こんな時だし、お客さんは来ないだろうなぁ。」と思っていました。ところが、オープン後すぐに満席!「お皿洗うのも大変だから」と紙皿や紙コップを持参してたくさんのお客さまが来て下さいました。

津波の被害にあった常連さんも来てくれました。とても落ち込んでいた彼を囲んで話を聞いて、私もお客さまもみんなで泣いて励まして…あの夜のことは忘れません。

その後も、有難いことに連日たくさんのお客さまが来てくださいました。そして、お客さまからは「ごちそうさま!」「ありがとう!」と感謝の言葉をたくさんいただきました。お客さま自身も大変な時にご来店いただき、感謝しているのは私たちなのに…。

その時、「こんなに喜んでもらえるなんて、飲食店とはなんて素晴らしい商売なのだろう。もっとたくさんのお客さまにも喜んでいただきたい。」と思い、これが飲食店を生業から事業に展開したいと目覚めたきっかけとなりました。

震災後の営業再開、大切なお客さまと。

福島民友新聞に掲載された記事(2011年3月26日付)

震災から8か月後の2011年11月、大吉いわき平店を増築しリニューアルオープン。翌2012年には大吉グループ800店舗中売上日本一を達成しました。そして2014年には大吉湯本店をオープンすることができました。

2015年には障がい者雇用促進のためのやきとり仕込みセンター「ありがとうセントラルキッチン」を設立しました。
やきとり十八番3店舗の焼鳥は、仕込みからすべて手作業です。一本いっぽん、お客さまに愛情をそそぐ気持ちで丁寧に串に刺しています。

セントラルキッチンで働くスタッフ。
ありがとうカンパニーを支える勇者です。


2016年、ダイキチシステムを卒業し独立。独自ブランド「やきとり十八番」としてスタートを切りました。

現在はいわき市内で「やきとり十八番」を3店舗、「海鮮炉端 魚正」、「いわき焼肉ホルモン おはこ」の3業態5店舗とセントラルキッチンを展開しています。

ありがとう横丁


ありがとうカンパニーのあたらしいチャレンジ

当社が経営する店舗では、地元いわき市の農産物や水産物を積極的に使用しています。
中でも、お米はいわき市小川町のファーム白石代表、白石長利氏監修の自社生産米「ありがとうファーム」のコシヒカリ。

地元産の食材を使用することが「地域貢献」と評価していただくこともありますが、それだけではなく、なにより「美味しい」こと。これに尽きると思っています。

ありがとうファームにて。

いわき市には、農産物や水産物はもちろん、他にも魅力ある商品がたくさんあります。このいわき市の特産品を全国に発信するため、2022年に新規事業として「ふるさと納税事業」を立ち上げました。

ふるさと納税とは、個人が好きな自治体を選んで寄付ができる制度です。所得税や住民税の税額控除が適用され、なおかつ自治体から返礼品を受けることができるため、非常にメリットの大きい制度として注目されています。

ふるさと納税を利用している人は年々増加しており、2022年のふるさと納税の控除適用者は全国で総額9,654億円に達しており、今後も増加が見込まれています。

いわき市のふるさと納税の現状はというと、2022年で5.5億円とまだまだ発展途上にあります。いわき市では、寄付金の使い道を、中心市街地の活性化や中山間地域の再生、子育て・教育先進都市の実現など11項目を定めており、まさに私たち市民生活に還元・貢献できる税収だと考えています。

<リンク:いわき市「元気なまちいわき・ふるさと寄附金(ふるさと納税)について」>


当社では、2022年3月より「ふるさと納税事業」として、市内の事業者の返礼品をいわき市に商品登録し、商品の撮影、webサイト制作・管理、返礼品の発送等全般を管理する業務を行っています。

農家さんや小規模事業者さんの場合、自社サイトがなかったり、人材不足などでECサイトへの登録が難しい事業者さんが本当に多くいらっしゃいます。せっかく魅力ある商品がたくさんあるのに、外に向けて発信できないのは非常にもったいない。だったら代わりに私たちがやりましょう!と、この「ふるさと納税事業」をスタートしました。

梨の生産者 根本果樹園の根本大我さん(左)

地元事業者様(株式会社たふぃあ様)との打合せ


新たな課題 – 全国にいわきを発信するために -

飲食店だからこその視点で選び抜いた返礼品は13社81アイテム(2023年8月現在)。

昨年の寄付額は1,100万円を超えましたが、私たちの目標は、いわきの「総合商社」となり、いわきの価値を全国に発信し、ふるさと納税をさらに盛り上げることです。


ふるさと納税でいわきを元気に!
いわきの価値を全国に発信する!

まずは、取り扱う返礼品を500件以上に拡大し、年間寄付額3億円の達成を目指しています。

しかし、コロナ禍による休業や店舗環境の変化により従業員が減少したこともあり、現在は私自身がふるさと納税事業における全ての業務(営業・販促・商品開発など)を行っており、これ以上の業務拡大が困難な状況にあります。また、現在使用しているシステム運用では、今後、寄付額が1億円を超えたときに対応できない課題があることも分かりました。

これらの課題を解決するには、

①受発注システムの強化

②専門のスタッフの採用・育成

③商品開発・商品登録にかかる機材備品購入

に早急に取り組む必要があると考え、今回、クラウドファンディングにチャレンジすることを決めました。

特に人手不足は深刻な問題で、いかに採用と教育、そして待遇、環境、福利厚生などを充実させていくかなど、積極的に時代に合わせた展開が必要と感じています。

今回のクラウドファンディングを通じて、当社のふるさと納税事業を強化し、いわき市といわき市の魅力ある特産品を全国に発信できるよう全力を尽くしてまいります!皆さまからのご支援、ご協力、どうぞよろしくお願いいたします!

(株)ありがとうカンパニーの新しい挑戦にご支援をお願いいたします!


ご支援の使い道とスケジュール

【資金内訳】
みなさまからいただいたご支援は、以下の課題に取り組んでいくための資金に充てさせていただきます。
 ・受発注システムの強化:約50万円
 ・専門スタッフの採用・育成:約30万円
 ・商品開発・商品登録にかかる機材備品購入:約20万円

【スケジュール】
 ・10月:クラウドファンディングスタート
 ・10月~:受発注システムの再構築、テストなど
 ・10月~:専門スタッフの採用・育成、商品開発・商品登録にかかる機材備品の導入
 ・11月~:受発注システムの運用スタート


リターンについて

ご支援いただいたみなさまに、いくつかのリターンをご用意しています。

当社自慢の焼き鳥の詰め合わせのほか、お食事チケット、飲食店経営アドバイザーとして新規で飲食事業を目指す方への相談会などのリターンもご用意しました。応援の程何卒よろしくお願いいたします!

※詳細は「リターンを選ぶ」からご覧ください。


応援してくれるひと

今回のチャレンジにあたって、応援メッセージを頂戴したので掲載させていただきます。

皆さま、あたたかいメッセージをありがとうございます!


最後に

いわき市には本当に魅力ある人、物、場所、出来事が沢山あります。

大好きないわきをもっと全国に人たちに知ってもらいたい。
魅力ある商品を全国の人たちに届けたい!

私たちのチャレンジに、皆さまのご支援をどうぞよろしくお願いいたします!



< 株式会社ありがとうカンパニー >

〒970-8026 いわき市平字大町4番地 第2丸亀ビル2階
Tel. 0246-85-5618
Fax. 0246-85-5583



【本プロジェクトは「企業ひと技応援ファンド」の取組です】

「企業ひと技応援ファンド」事業は、いわき市・いわき産学官ネットワーク協会・いわき信用組合・いわき商工会議所が連携し、次世代に継承すべき技術・サービス・商品を持つ事業者、ポストコロナに対応するため新しいビジネスモデル構築に取り組む事業者をサポートするために企画されたものです。今回、私たちを、新しい時代に「残したい・伝えたい」企業として選んでいただきましたので、是非とも皆様のお力をお貸しください。ぜひとも応援をよろしくお願いいたします。(事務局・いわき商工会議所)

  • 2023/11/23 14:41

    本当にできるのだろうか?不安でしかない始まりでしたが、少しづつ、少しづつ、支援してくださる方達が出てきて、そしてあたたかいコメントをいただいて、心から感謝の気持ちでいっぱいです。大吉時代によくお店に来てくれた常連さん。北海道に転勤されていて、話を聞いて支援してくださったり。大学生時代に友達とよ...

  • 2023/11/14 16:22

    11月13日月曜日のこり1週間を残して、無事目標達成することができました!本当にありがとうございました!まさか、自分がクラウドファンディングにチャレンジするなんて夢にも思いませんでしたし、果たしてゴールすることができるのかも不安でしたが、結果チャレンジして本当に良かったです!なにより、ご寄付者...

  • 2023/10/24 14:35

    いつもありがとうございます!株式会社ありがとうカンパニーの正木です。お陰様で10/23日をもって目標金額に対して50%達成することができました。改めてご支援の皆様に感謝申し上げます。今回のクラウドファンディングを通して、人と人とのつながり、ご縁について深く考えることができました。ついつい、人は...

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