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はじめに・ご挨拶

伝統芸能「能」は、650年の歴史を持ち、ユネスコ無形文化財に指定されています。この世界に誇る「能」を未来に伝承して行きたいとの想いで活動を展開しています。

近江は、かつて能の前身である近江猿楽が盛んであり、近江猿楽六座が活躍した能楽発祥の地のひとつです。能「竹生島」を能楽師が演じ、能楽師とともに詞章である「謡(うたい)」を舞台上にて参加者全員で高らかに謡い上げ、近江の地で能楽を伝承して行きます。

早春、神仏に感謝し、無病息災を願って、健康増進のためにもお腹から声を発して、皆とともに「竹生島」を謡い、未来に伝えましょう!

能楽大連吟「近江DE謡隊」事務局スタッフ一同

これまでの歩み・軌跡(活動)

「竹生島」でつながる謡の和 能楽大連吟「近江DE謡隊」 公演状況

第1回 2017年(H29)1月15日[日]14時~ 野洲文化ホール 

参加者= 59名

第2回 2018年(H30)1月20日[土]14時~ 野洲文化ホール 

参加者= 45名

第3回 2019年(H31)1月19日[土]14時~ 野洲文化ホール 

参加者= 55名

第4回 2020年(R2)2月2日[日]14時~ シライシアター野洲 

参加者= 45名


「近江DE謡隊」スタッフ紹介

[能楽師の先生の皆様]

浦部 好弘 Yoshihiro Urabe

1940年生まれ 滋賀県愛知郡愛荘町在住

父・故 浦部好太郎の手ほどきを受け、55年より故 井上嘉介へ師事。63年独立。「浦部好謡会」を主宰し、同会二代目に就任。現在も舞台に出演する傍ら、二十数年にわたり愛荘町子供能楽教室にて謡曲・仕舞の指導にあたっている。


吉浪 壽晃 Toshiaki Yoshinami

1965年生まれ 京都市在住

父・故 吉浪準一及び故 井上嘉介、井上裕久に師事。71年初舞台、92年独立。京都を中心に演能活動のほか、京都・大津・野洲・貴生川・高槻・篠山などで謡曲や仕舞の稽古を通じて能の普及に努める。「吉浪松順会」「吉浪壽晃友の会」主宰。

☆プロジェクトに関するメッセージ

大連吟「竹生島」、プロの能楽師と一緒に謡う「うたい」はとても気持ちの良いこと間違いなし。是非ご一緒しましょう。


浦部 幸裕 Yukihiro Urabe

1967年生まれ 滋賀県愛知郡愛荘町在住

父・浦部好弘に手ほどきを受け、4歳にて初舞台。91年より故 井上嘉介、井上裕久に師事し、96年独立。京都を中心に多数の舞台で活躍する傍ら、京都・草津・野洲・愛荘町・彦根にて謡曲・仕舞の指導にあたる。父と共に「浦部好謡会」を主宰。

☆プロジェクトに関するメッセージ

竹生島 宝厳寺 創建1300年! 

水を司り琵琶湖守護する龍神、女神弁財天の聖地[竹生島]記念の年に、能楽[竹生島] で大連吟(大合唱)しましょう!


田茂井 廣道 Hiromichi Tamoi

1970年生まれ 京都市在住

幼少より河村晴夫、長じて13世林喜右衛門、14世林宗一郎に師事。3歳にて初舞台。98年に独立。京都を中心に演能活動のほか、京都、兵庫県三田、横浜などで謡曲や仕舞の稽古を通じて能の普及に努める。「碧道会」「道の会」主宰。

☆プロジェクトに関するメッセージ

和の“クラシック”を、湖国の宝「竹生島」の謡を、多くの仲間と共に謡いあげましょう!


鷲尾 世志子 Yoshiko Washio

1975年生まれ 滋賀県大津市在住

幼少の頃より父・鷲尾周三および七世大江又三郎に師事。4歳にて初舞台。01年より入門し、08年に独立。 京都を中心に多数の舞台で活躍する傍ら、京都・大津・草津・奈良にて謡曲・仕舞の指導にあたる。「鷲尾観嘯社」を主宰。

☆プロジェクトに関するメッセージ

滋賀県ゆかりの曲目「竹生島」をより多くの方と謡いたい!そんな想いで始めました。 伝統芸能に気軽に触れていただける機会でもあります。皆さまと一緒に舞台に立てますことを楽しみにしております。


[事務局応援スタッフ]

能面作家 伊庭貞一 Teiichi Iba

1951年生まれ 滋賀県東近江市能登川町在住

子供の頃より木彫に親しみ、学校卒業後は電気関係の会社に勤めるも40代に滋賀の木彫教室にて能面打ちの世界に入り、能面師 中村光江師に師事。全国の能面公募展にて受賞実績あり。現在は能面教室、能面作品の提供と、「滋賀能楽文化を育てる会」の活動を続ける。

☆プロジェクトに関するメッセージ

古くより伝わる近江の能。能面とともに、能「竹生島」大連吟で後世に伝えていきたいと思っています。


今回のイベント概要

第5回 能楽大連吟「近江DE謡隊」 

公演日 2024年3月2日(土曜日)14:00開演(13:00開場)

動画:大連吟「竹生島」の様子

会場   滋賀県立文化産業交流会館・小劇場

〒521-0016 滋賀県米原市下多良二丁目137 


実施スケジュール
  • 1 Campfireにて、実現のための支援と参加者を募ります

  • 2 Campfire終了後、参加者は事前練習に参加していただきます

  • 3 大連吟イベント当日、クラファンの高額支援者の名前はプログラムや会場ボードに明記する予定です

  • 4 竹生島の前半、後半の一部を大連吟します
  • (前半)竹生島に向かって舟を進め、早春の穏やかな湖面から見える山々、月に浮かぶ島の景色を旋律的に大連吟します。
  • (後半)月光澄み渡る湖面が鳴動し波風を起こし琵琶湖を守護する龍神が現れる姿を力強くリズミカルに大連吟します。

  • 5 参加者100人集まれば、「達成を祝う」集合写真を撮ります

能楽「竹生島」について

竹生島のストーリー 


延喜帝に仕える臣下が、竹生島を詣でようと、琵琶湖の畔にやってきました。

そこで出会った釣船の老人と若い女に「竹生島まで船に乗せてほしい」

と頼みます。船の上から眺める浦々の春の景色を楽しんでいるうちに、一行は竹生島に到着しました。

女もお参りをしようとするので、臣下は「竹生島は女が入ってはいけないところではありませんか」と問います。

すると老人は「竹生島に祀られている弁財天は女神ですから、女が入っていけないわけがありません」と諭します。

やがて女は社殿の中に消え、老人は湖の中に失せました。


しばらくすると社殿が揺れて輝き出し、弁財天が現われました。

美しい音楽が聞こえ、花びらの舞う中で、弁財天は天女の舞を舞います。

続(つづ)いて湖から龍神が現われ、臣下に金や銀などの宝物を授けます。

弁財天と龍神は、この世に生きているものすべてを救い、国の平和を誓って、再び社殿と湖の中に姿を消しました。





能「竹生島」で使われる能面

笑尉(わらいじょう)= 前シテ「漁師」に使用

他の尉面に比べ目元や口元に笑いの要素がみられ庶民の年寄役として使用され、鼻の下・唇の下・顎にそれぞれ植毛の髭がある。尉面のなかでも笑みをたたえた表情であり、「笑尉」の名称もここに由来する。 使用曲「竹生島」「屋島」「融」




小面(こおもて)=前ツレ「船に同乗する女」、後ツレ「弁財天」に使用。

代表的な若い女の面で、「小面」の小とは若い、可愛いことを表し、年齢的には15、6歳である。目鼻口が顔の中央に寄り、額が広く、頬や顎がふっくらして、清浄無垢の乙女という理想像が表現されている。




黒鬚(くろひげ)=後シテ「龍神」に使用 

海底に棲む龍神を表した面で、顔全体強くしゃくれ、口を大きく開けて顎を突き出し、力強さを表している。

「竹生島」をはじめ、「和布刈」「春日龍神」「大蛇」にも用いる。



竹生島の謡 

動画:琵琶湖をバックに先生方の竹生島リレー謡

大連吟の部分

(前半)竹生島に向かって舟を進め、早春の穏やかな湖面から見える山々、月に浮かぶ島の景色を旋律的に大連吟します。

(後半)月光澄み渡る湖面が鳴動し波風を起こし琵琶湖を守護する龍神が現れる姿を力強くリズミカルに大連吟します。


このプロジェクトで実現したいこと

資金の使い道に関しては、大連吟イベントの運営費(会場費等)の一部に使います。

また、参加者をこのプロジェクトを通して募りたいと思っています。能楽の謡をやってみたいが敷居が高いので、なかなか踏み入れることができない方が多くいらっしゃいますが、この皆で謡いあげるプロジェクトにまず参加することで、直に能楽師の先生に指導していただけます。謡に挑戦してみるきっかけの一つになればと思っております。

このプロジェクトによって、「能楽」という伝統芸能の未来永劫につながり、また滋賀県の龍神と弁財天が住む「竹生島」を知っていただける機会にもなれば幸いです。

リターンについて 

1 3000円

(1―Aマンガで訪ねる近江の能+鑑賞券)(限定80)

(1―Bマンガで訪ねる近江の能+鑑賞動画URL)

2 3000円

(2―A Exploring the Omi Area through Manga Noh Plays+鑑賞券)(限定20)

(2―B Exploring the Omi Area through Manga Noh Plays+鑑賞動画URL)

3 3000円

純粋支援3000 特製ファイル付

4 5000円

(4-A 鑑賞券+能楽チケット)(限定50)

(4-B  能楽チケット+鑑賞動画URL)

5 5000円

純粋支援5000 特製ファイル+鑑賞動画URL付

6 10000円

(6-A  参加チケット1枚+当日鑑賞券2枚) (限定20)

(6-B  参加チケット1枚+マンガで訪ねる近江の能)

7 10000円

純粋支援10000 特製ファイル+マンガで訪ねる近江の能付

8 30000円

(8-A 参加チケット2枚+DVD+能楽チケット2枚)  ※カップル参加(限定30)

(8-B 参加チケット1枚+能楽チケット+DVD+おうみ海老)(限定30)

9 30000円

純粋支援30000 特製ファイル+能楽チケット付 名前(社名)をプログラムと当日会場に飾られるボードに記載できる権利

10 50000円

(10-A 参加チケット2枚+DVD+能楽チケット2枚+特製扇+特製クリアファイル)

(10-B 参加チケット2枚+DVD+能楽チケット2枚+個人レッスン受講券+おうみ海老+特製クリアファイル)(限定20)

11 50000円

純粋支援50000 特製ファイル+DVD付   名前(社名)をプログラムと当日会場に飾られるボードに記載できる権利

12 100000円

(12 参加チケット2枚+DVD+能楽チケット2枚+個人レッスン参加券+特製扇+特産品)(限定30)

13 100000円

純粋支援100000 特製ファイル+特製扇付  名前(社名)をプログラムと当日会場に飾られるボードに記載できる権利

(ゴールドクラスとしてお名前(社名))


応援コメント

このプロジェクトは以下の方々に賛同していただいております。

野村萬斎 (能楽師狂言方和泉流)

第5回能楽大連吟「近江DE謡隊」、開催おめでとうございます。近江の地は能楽発祥の地のひとつでもあり、私も度々伺っております。この大連吟には、東京芸術大学で私と同窓の方々も参加しておられます。伝統文化の発展にご支援をよろしくお願いします。

西村惠信 (花園大学元学長・禅思想研究)

滋賀能楽文化を育てる会から委嘱を受け、同会の顧問となって20年。能楽に親しみ、滋賀の地に伝えられる能楽の貴重な文化的伝統に開眼させられた。このたび米原で能楽大連吟の公演が予定され、曲目が能「竹生島」とあっては、なおさら心躍る思いである。

月ヶ瀬義雄 (ワボウ電子株式会社 代表取締役社長)

「お陰様で」「お互い様です」の“たおやかな風土”に育まれた湖北の地で、100人大連吟を目指されること、先ずは感動です。私もささやかながら、ご成功されますことを祈る一人として支援致します。“第九にまさる100人大連吟”ガンバレ!


最後に

プロジェクトに向けた熱い想い

滋賀県の能楽大連吟は、今回で5回目を迎えます。

滋賀在住の能楽師の先生方がスタッフ・講師として、この大連吟プロジェクトを成功に導くために尽力していただいております。その大連吟を成功させるためには、皆さまのお力が必要です。

リターンとして、参加チケットとともに事前練習に参加できるもの、竹生島関連グッズ、また高額純粋支援の方にはお名前をパンフレットや会場のボードに明記する権利を提供しております。ご支援とともにご参加のほど、何卒よろしくお願いします。

滋賀の伝統芸能「能楽」を、未来へ。

能楽大連吟「近江DE謡隊」事務局スタッフ一同

能楽師の先生方皆様のご協力を何卒よろしくお願いいたします。龍神と弁財天が舞う「竹生島」を一緒に謡いあげ、無病息災、国家安寧を祈りましょう。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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