作った目的

”Webディレクターのお仕事は甘み（歓び）と辛み（悲しみ）でできています”

このゲームを企画した私、中井（なかい）は、もともとWeb制作を長く経験した後にWebディレクターに転身した人間です。

現場仕事から指示側に立つということは私にとって挑戦的な転身でした。仕事に関わる人は増え、こなさなければならない仕事も大幅に増え、最初はよく孤独を感じていました。

同僚や先輩ディレクターの話を聞くと辛かったことばかり聞かされ…。
実は辛い経験はのちのち面白いエピソードになることもわかるのですが、当時は

「このままでは、これからWebディレクターに挑戦する人たちが明るい未来を見ることができない！」

こんなことを思っていました。

なんとかできないかと考えた結果、

「この仕事の楽しい部分もわかってもらえるようにしたい！」

そう思いたち、ホームページ制作の流れを通して、Webディレクターが関わる甘い（歓び）も辛い（悲しみ）も体験できるゲームを作ろう！と思い立ち、このゲームの制作がはじまりました。

ゲームの説明

「甘辛ディレクションロード」は、4人でプロジェクトの完了を目指すゲームです。
Webサイト制作におけるスケジューリングや、 制作メンバー・お客さんとのやりとりなどのお仕事を疑似体験できます。

ディレクターが中心となってプロジェクトの完了を目指しますが、 プロジェクトメンバーであるデザイナー・コーダー・エンジニアのプレイヤーは手柄を争うなど駆け引きの要素があり、うまくチームをまとめられるかどうかはディレクターの腕にかかっています。

本作は、 Web業界が気になっている学生の方、ディレクションをしてみたい方をメインターゲットとしていますが、ポップなゲームの中に垣間見えるWeb業界のリアルな描写により、Web業界の方もそうでない方も十分楽しめるゲームです。

ゲームのルールと流れ

おおまかには予定を組む”アサインフェーズ” と、 立てた予定を実行する”実行フェーズ”でゲームが進行します。

納期が予定を大幅に超えてしまうとゲームオーバーになってしまいますので、メンバーの駆け引きをプロジェクトに支障がない程度に抑えることも必要になります。

また、 "実行フェーズ"では毎週お客さまとの 「やりとり｣ が発生します。 「やりとり」ではさまざまなハプニングが起きるので、ディレクターの腕前となる”DP (ディレクターパワー)”の使いどころを考えるのが大事になります。

プロジェクト完了時の状態によってディレクターの評価が変わります。納期を守れたか、予算内におさめれたか、などプロジェクトの進め方によって”一般ディレクター”や”デスディレクター”などの称号が与えられます。
いい状態でプロジェクトを終えることで”一流ディレクター”にもなれるのでがんばってください。

ディレクター以外のプレイヤーは、 ”実行フェーズ”で自分の仕事をこなしたときにもらえる”手柄”をほかのプレイヤーよりも多く獲得することを目指します。 ただし、駆け引きに躍起になりすぎると納期を守れなくなるので、ほどよく協力が必要です。 また、他のプレイヤーには伏せている”ミッションカード”の指令を、周りにバレないように振る舞うと、ゲーム終了時にボーナス”手柄”がもらえるので最後に一発逆転することも可能です。

内容物

【ボード】

・ゲームボード(A3)　

【カード】

・ディレクターカード　4種
・キャラクターカード　3種
・やり取りカード
・ミッションカード
・フェーズ区切りカード

【マーカー、チップ】

・キャラクターカード　9枚
・予算マーカー　1枚
・ストレスマーカー
・バーンアウトチップ
・DPチップ
・手柄1チップ
・手柄5チップ
・手柄10チップ
・タスクチップ　9種類
※内容物は制作中のものです。変更の可能性があります。

【その他】

・箱(パッケージ)
・説明書

Webディレクションの難しさ

Webディレクションとは、 Webサイトの企画・制作・運用を管理する業務です。 Webディレクターはプロジェクトの責任者として、 クライアントのニーズを把握し、チームメンバーを指揮し、予算や工数を見積もり、 品質の高いWebサイトを作成することが求められます。

Webディレクションの難しさは、以下のような点にあります。

総合力が必要 : Webディレクターは、 Webサイト制作に関わる様々な知識やスキルを持っている必要があります。 例えば、 マーケティングやデザイン、 コーディングやSEOなどです。

コミュニケーションが重要: Webディレクターは、クライアントやチームメンバーと円滑にコミュニケーションを取ることが重要です。 特に、 クライアントの要望や変更に対応する際には、説得力や交渉力が必要です。

全体感と危機察知が必要 : Webディレクターは、プロジェクトの全体的な状況を把握し、問題やリスクを早期に察知し、対策を講じることが必要です。 時間や予算の遅れやオーバー、品質の低下などを防ぐことができます。

このゲームで得られるもの

・Web制作の流れを知ることができる

・Web制作のリアルを楽しく垣間見ることができる

・チームビルディング

スケジュール

10月上旬 クラウドファンディング開始
11月上旬 クラウドファンディング終了
11月 コンポーネント製作
12月末完成予定
1月~リターンの発送予定

資金の使い道

制作費にあてさせていただきます

作っている人たち

株式会社フォノグラムの現役Webディレクター”メッシ”こと中井誠也によってこのゲームの原案が作られました。

ある日、同じ会社（株式会社フォノグラム）に所属する３人のメンバーが加わって本格的に（仕事の合間を縫って）制作が開始されました。

＜募集方式について＞
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。