◆シードペーパーとの出会い
シードペーパーに出会ったのは2008年。
あるアメリカの会社から届いたクリスマスカードでした。
紙ゴミをリユースするだけでなく、そこに花の種を漉き込んでみようという斬新な発想に衝撃を受けました。
芽が出て楽しく、紙ゴミから緑を増やすことができるなんて!
とワクワクしたのを覚えています。
以来15年、SOUP inc.は日本とアジアの総代理店として、
「再生紙 + 花の種」のアイデアと「芽の出る体験」を多くのみなさんにお届けしています。
古紙をアップサイクルし、花を育て、地球に還す。
この夢とアイデアがつまったシードペーパーをもっと知っていただきたい
そんな思いで日々活動しています。
◆「花咲く和紙」の誕生
いつしか私たちの中に「日本の紙ゴミをシードペーパーにしよう!」という新しい目標ができました。
シードペーパーで国内での資源循環を実現できたら…。
そして、日本ならではの和紙の手漉き技術を取り入れて、
紙漉きは山梨県身延町の和紙工房と、障がいのある人たちが働く神奈川県相模原市の福祉作業所で、
印刷加工やセットアップは長野県安曇野の福祉作業所で行うことになりました。
こうして2022年、多くの人たちの協力を得て「花咲く和紙」が誕生しました。
◆「みつばちミックス」へのこだわり
「花咲く和紙」には2種類あります。
ジャーマンカモミールの種を漉き込んだ「カモミール」と、
みつばちが好む花の種を3種類漉き込んだ「みつばちミックス」です。
「みつばちミックス」には、みつばちなどの虫が好む「蜜源植物」の花の種を漉き込んでいます。
蜜源植物が増えると、みつばちたちによって花粉が運ばれて受粉し、また花が咲き、日本の美しい風景が守られていく。
これも小さな循環です。
私たちはこの「みつばちミックス」を製品としてきちんと育てていきたいと思っています。
◆「みつばちミックス」の今後の課題
「みつばちミックス」はビオラ、勿忘草、かすみ草の3種類の種でスタートしました。
が、短命な種は、紙に漉き込まれると弱ってしまうことがわかってきました。
また、自然乾燥のため、雨が多い日本では紙漉きできる時期が限られています。
できるだけ丈夫な種の組み合わせを見つけること、安定して生産できること
さらには「(真夏と真冬を除く)年間を通して、いずれかの種が発芽して成長するようにすること」。
これらの課題をクリアするためには、さまざまな種の組み合わせで試作を重ねていく必要があります。
1. 種の大きさ
紙からはみ出してしまうほどの大きい種や、紙に色が染み出てしまう種はシードペーパーに向いていません。
例えばひまわりや朝顔の種は大きすぎます。仕上がりの紙の美しさが大切なポイントです。
2. 発芽率
できるだけ発芽しやすい、紙漉きしても長期間、発芽率が高い種を選びます。
3. 育てやすさ
誰にでも育てやすい、どの地域での育成にも向いている花の種を選びます。
ご支援いただきました貴重な資金は「花咲く和紙 みつばちミックス」の研究開発費(種子、乾燥板、再生パルプなどの原材料費、そして人件費)として有効に使わせていただきます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。
「花咲く和紙」に興味を持っていただいた方、私たちの活動に共感していただいた方がいらっしゃいましたら、
ぜひご支援いただき、シードペーパーや「花咲く和紙」を使ってください。
私たちの思いに賛同していただけたら大変嬉しいです。
シードペーパーまたは「花咲く和紙」を実際に手に取って、花が咲く喜びをご体験いただけるリターンをご用意しています。
※シードペーパー、「花咲く和紙」はお届けから2年以内にお使いください。
「応援コース」3,000円
お礼のメールとシードペーパーのオンラインストアでご利用いただける300円のお買い物クーポンが届きます。
〈使い方〉
メッセージからクーポンコードをお送りします。商品購入時にクーポンコードをご入力ください。
オンラインストアはこちら
https://seedpaper.official.ec/
〈お届け期日〉
2024年1月
「シードペーパー・コース」5,000円
米国製のハートやお花の形に型抜きしたカラフルなシードペーパー・アソート20個入りが届きます。
プレゼントに添えたり、メッセージを書いたり。使い方の説明カード10枚つきです。
〈商品サイズ〉
直径15mm~70mmくらいまでのさまざまなサイズと形のシードペーパーです。
〈お届け期日〉
2024年1月
「花咲く和紙コース A」10,000円
「花咲く和紙 カモミール」のはがき(使いやすい絵柄入り)25枚が届きます。
大切な人に花が咲く喜びを送ってみませんか?
〈商品サイズ〉
100×148mm
〈お届け期日〉
2024年1月
「花咲く和紙コース B」30,000円
ご支援をもとに完成した「花咲く和紙 みつばちミックス」の名刺サイズ100枚にモノクロでご希望の文字情報を印刷してお届けします。モノクロでシンプルな仕上がりに。あなただけの名刺やオリジナルカードが作れます。
〈作成にあたり〉
お名前やご住所など印刷する文字情報をメールでお送りください。
ロゴを入れる場合は、Adobe Illustrator(Ai)またはPhotoshop(Psd)の形式でデータをお送りください。
〈商品サイズ〉
55 x 91 mm
〈お届け期日〉
2024年3月を目処にお届けします。
「花咲く和紙コース C」60,000円
ご支援をもとに完成した「花咲く和紙 みつばちミックス」にご希望のデザインでカラー印刷をしてお届けします。カラフルで明るい印象のオリジナルカードはいかがですか?名刺だけでなく、ショップカードやメッセージカード、Thank youカードにも。
〈作成にあたり〉
お名前やご住所など印刷する文字情報、またロゴやモチーフなどデザイン素材をメールでお送りください。
いただいたイメージをもとに、こちらでレイアウトします。
〈商品サイズ〉
55 x 91 mm
〈お届け期日〉
2024年3月を目処にお届けします。
追加「花咲く和紙コース D」5,000円
「花咲く和紙 ジャーマンカモミール」のメッセージカードが10枚届きます。 "Thank You"または"Hello"のどちらかお好きな方をお選びください。 感謝の気持ちを伝えたり、ご挨拶のメッセージに、花が咲く体験をプラス!
〈商品サイズ〉 55mm~91mm
〈お届け期日〉 2024年1月
追加「花咲く和紙コース E」10,000円
ご支援をもとに完成した「花咲く和紙 みつばちミックス」(はがきサイズ、無地)50枚が届きます。インクジェット印刷ができますので、お好きなデザインで自由にプリントしてください。お客さまへのご案内やショップカードとしておすすめです!
〈商品サイズ〉
100×148mm
〈お届け期日〉
2024年3月を目処にお届けします。
追加「体験コース」5,000円
花咲く和紙」の手漉きワークショップと工房見学をご体験いただけます。 ワークショップでは、はがきサイズの「花咲く和紙 みつばちミックス」を作ることができます。 山梨県の伝統工芸品である西島和紙の職人が本格的な紙漉き技術を手ほどきします。 新緑に包まれた和紙工房で春の訪れを感じながら、他では体験できない特別な時間をお過ごしください。
〈参加費〉
1人 5,000円
※複数でご参加の場合は人数分の数量をお選びください。
〈開催日時〉
日にち : 2024年3月23日(土)
集合時間 : 13:00
集合場所 : 山梨県南巨摩郡身延町西嶋
(お車が便利です)
終了時間 : 16:00ごろ(予定)
※現地までの交通費はリターンに含まれません。
※詳細は決定次第、個別にお知らせいたします。
シードペーパー、「花咲く和紙」の詳しい育て方はこちら
メディア掲載実績はこちら
https://seedpaper.jp/casestudy/media/
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【リターンのデザインが決まりました】「花咲く和紙 カモミール」のはがき
2023/12/27 18:44「花咲く和紙Ⓡ」のプロジェクトを応援してくださりありがとうございます。2023年もあと4日ですね。2023年の終わりとともに本プロジェクトも終了です。支援してくださったみなさま、本当にありがとうございます。さて、リターンの「花咲く和紙コースA 花咲く和紙のはがき」のデザインが決まりました。里山を描いたデザインです。美しい風景を未来につなげたい、そんな弊社の思いを表現しています。こちらのリターンをお選びいただいたみなさま、お届けまでもうしばらくお待ちくださいね。支援を検討してくださっている方がいらっしゃいましたら、あと4日です。どうぞよろしくお願いいたします。 もっと見る
【支援者のみなさま】明日の「ショールームOPEN DAY」へのお誘い
2023/12/20 14:37こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
【リターン紹介】未来につながる紙漉きワークショップ
2023/12/17 12:47「花咲く和紙Ⓡ」のプロジェクトを応援してくださりありがとうございます!プロジェクト期間も残りわずか、あと14日となりました。最後まで頑張ります。さて今日は、リターンとして追加した「紙漉きワークショップ」についてご紹介します。ワークショップの活動は私たちにとって、大切な事業の柱です。なぜならこれは"未来に向かう仕事"だからです。ワークショップでは、シードペーパーってどうやって生まれたの?どうやって使うの?など、いまや世界じゅうで広がっているシードペーパーについてわかりやすく説明し、想像を膨らませることができるよう考えています。自分たちで使った紙からシードペーパーを作る。シードペーパーを手渡した誰かのもとで、芽が出て花が咲き、やがてシードペーパーは土に還る…。この体験を通して、みなさんそれぞれに想像してほしい。ワークショップは大切なきっかけの場。未来につながっていく時間なのです。「花咲く和紙」のプロジェクトを応援してくださるみなさまにも、直接この思いをお伝えできればと考えています。「体験コース」のリターンでは山梨県身延町の工房で「紙漉きワークショップと工房見学」をご体験いただけます。ご参加いただけましたら嬉しいです!「紙漉きワークショップ」への想いは弊社の「note」でも詳しく綴っています。こちらもぜひご覧ください。note シードペーパー「古紙から花へ」プロジェクト もっと見る
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