社会課題の解決をみんなで支え合う
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プロジェクトオーナーの手数料の負担は一切なく、支援者さまからのご協力費(12%+税)により運営しています。

自己紹介
認定NPO 未来といのち について 

認定NPO法人未来といのちです。東日本大震災(2011年3月11日)で地震と津波と原発事故が起きた福島県の被災地で13年間、減災のための活動をしています。被災者支援(一時帰宅同行、墓参や荷物運搬代行、被災記録を提供被災ペットの救援(保護、里親探し、給餌、一時預かり)を行いつつ、病気や里子に行けない猫の終の住まいを提供してきました。猫支援活動では放射線被ばくを避けるために国が決めた立ち入り禁止区域の中に行政の許可を得て入り、各地区の被災者の方々に理解をいただき未だ残るペットとその子孫の救援を続けています自宅にも帰れずに被災が続いて人の心が傷つき難しい地域ですが、弱い小さな命の支援は地元の方も理解し協力をして下さり、猫救済で喜んでいただくこともたくさんあります。

NPOの前身からメンバー全体で原発事故被災地から3000頭以上のペット(犬猫亀ウサギなど)を救済しましたが今は猫に特化して帰還困難区域を中心に被災猫の支援をしています。

シェルターは、猫のお世話をする当法人の奉仕者がたまたま多くいる東京にあります。

〇猫支援に関して原発事故の避難のとき、動物たちは放射性物質として、あるいは避難の邪魔にならないようにと国の方針で無人地区に置き去りにされました。また立ち入り禁止区域には特別な許可を得たわずかな人だけしか動物の救出には行けず、多くの動物が亡くなりました。ペットでいえば犬猫の中には知恵と力の限りを尽くしてサバイバルをして子孫を残すものもいましたが、元の耕作地が草や木に覆われていくと野生動物が人家まで迫り、その脅威や感染症もあり残るペットは減っていきました。しかし2017年頃から復興のために無人地区でも道路の通行が可能になると遺棄されたと思われる個体も認めます。人の都合で被災する猫たちが無人地区に居ればほうってはおけません。誰かが行って救援する必要があります。一見美しい自然のなかで好きに生きているように見えても、野生動物や病気やロードキル、餓死と隣り合わせの場所に地域猫のように避妊手術をして給食をしながら戻すことは人道上できません
給食場に監視カメラを設置して猫を見かけたら保護し、避妊去勢やワクチンを接種し人慣れもさせて里子に出していますが、人を怖がり、高齢、病気などで里子に行けない猫達もいてその割合は多く、当法人のシェルターとその周辺には常時40~60頭の猫が暮らしています。シェルターは理想的な住まいではありませんが私たちは彼らを慈しみ小さな命と幸せを守る責任があるのでたとえシェルターでも大切に世話をして看取っています。しかし高齢化も進み病気の猫もふえています。昨今の物価高騰の影響もあります。活動をつづけ、彼らの小さな幸せを守るためにどうぞご支援をお願いします。

なお、当法人へのご支援は所得税控除の対象です。以下をご参考になさってください。

 https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/kojin-kifu 個人の場合

 https://www.npo-homepage.go.jp/kifu/kifu-yuuguu/houjin-kifu 法人の場合

  

〇 そして、今、治療が必要なネコを一緒に助けてください 〇

             

〇 昨年のお礼です。後になってごめんなさい。 ♡お邪魔しミャす。お礼です♡ 

       昨年のクラウドファンディングで助けてもらえて、元気になった仲間がいっぱいいるよ。
  苦しさや痛さから助けてもらって、楽に虹の橋を渡れた仲間もいるんだ。お礼を言わせてください。
            世界中のみんなが僕たちみたいに幸せになれますように。=^_^=

         ♡世界中の幸せを願っているよ。皆様お世話になりました :猫メンバー天国組=^_^=保護された後に幸せに暮らしてから虹の橋を渡った猫です
 

         

〇プロジェクト実行チームについて。
被災猫救援と、原発事故被災地の記録を残して伝えるという2つの事業を行っていますが、今回のプロジェクトは猫救援チームが行います
被災された方と奉仕者の間にはペットの支援を通して交流が生まれました。そしてほとんどの人が知りようがない立ち入り禁止区域の中の被災体験を今後の減災に役立ててほしい、復興の課題や福島県の本来の良さも伝えていこうと被災者と奉仕者が一緒になりNPOを作りました。それで ①いのちの大切さを伝えるための被災猫支援(福島県内) ②減災の参考にと原発被災地区での記録を伝えるという2つの事業をおこなっています。今回は①の『ねこ班:猫救援チーム』からのお願いです。猫班には現地で猫給食、保護などをする者と、シェルターワークと里親探しをする者がいます。また写真提供や広報は地元の方や記録を伝える班が協力をしています。

監視カメラの捉えた給食場の猫:2021年、立ち入り禁止解除後の双葉町:2022年
左は猫班提供、右は記録撮影班が提供(#1)

解決したい社会課題~わたしたちの取り組む課題 
① 一人一人の幸せを大切にする減災
② 弱い立場の動物たちを慈しみ、命が大切だと伝えること。

大きな災害では生活に必要な建築などの復旧復興は必須で、急がなければなりません。すると個人や大切でも形のない物(無形文化財、歴史、地域社会、仕事や生きがい、SDGs のような生活の仕方など)や古い建造物が失われたり、ペットや家畜、復興の邪魔になる野生動物の命さえも奪われることが現実にはあります。原発事故避難地域では避難が長期化して無人地域が広がりました。13年目でも東京23区の半分程の面積が住めない場所として残っています。地域社会の中で伝えられてきた人の絆、伝統などのお金では買えないものも失われています。それでも被災者は、自然と共存した美しく豊かな故郷を守り未来の人達に残そうとしています。私たちは微力ですがそんな被災地に寄り添い、減災に役立つような活動を続けたいと願っています。

津波と原発事故で無人になった地区: :2011~2012年:   撮影班提供(#2)
                残されたペット:2011年:立ち入り禁止区域 

 無人の里に生息してしまった野生動物は駆除され、車道に出るとロードキルの犠牲になります。
2011~2023年帰還困難区域:解体や除染で大型トラックが通ります

         

・課題と向き合うきっかけ

猫をはじめ小さな命達は人の心を繋ぎました。繋がりは多くの情報を集め様々な課題を浮き上がらせました。また被災猫支援を長期間続けて人同士の信頼も積み重なりました。

そこで被災した方と奉仕者が話し合うと、「原発事故避難地の体験はより良い未来の減災の役に立つ、、」と意見が一致し、ともにNPOを立ち上げてペット支援以外の記録を伝える事業も行うようになりました。そして記録を伝える被災地支援はペット支援に還元され、難しい復興を抱えている地域の中でも猫の救援にご理解をいただいて続けることができます。

2018年に認定NPO法人として承認されてからは企業や福島県の助成もあり、減災のための写真展や小冊子の作成、離ればなれになった方たちの交流の機会を作ることもありました。留守宅で損傷した破棄寸前の地域の記録や資料を一部ですが保全する機会もあります。

時間軸の長い原発事故被災地で行き当たる様々な課題は前例のないことばかりです。
できることを手探りで地元の方とともに行う、草の根の地味な活動をする団体となりました。

活動の中で人間の利益が優先だとか動物だからということではなく、様々なことで、まずは命を大事にするという心(前提)が大事だと感じております。皆様のご理解とご支援が小さな命を助けます。そして未来の減災に必要です。

小さな命の救済~交流が生まれてNPOを設立。地元の方たちが倒木除去や除雪までしてくれて猫の給食保護が続けられました。

このプロジェクトで実現したいこと ①&② 

① 助けた小さな命(現在は猫ちゃん常時40~60頭)の幸せを守る責任がありますが、まずは予定外で高額な費用が必要になる治療費のご支援をお願いいたします。現在、帰還困難区域は東京23区の半分の面積まで縮小して生き延びた猫もほとんど見られず、生まれた子猫は野生動物の脅威などもあり育たず、新たに保護する猫の頭数は減っていますが、当法人のシェルタには人馴れができない、病気があるなどの理由でシェルターを終の住まいとする猫たちが多く、高齢化も進み治療費用が増えています。高度先進医療を受けさることはしませんが、苦痛を除くための治療は必要で、その費用がシェルター管理費用を増やしています。病気の子も、周囲の猫たちも、猫たちのささやかな幸せを守るため、まずは治療費用のご支援をお願いする次第です。

いま一度で恐縮ですが、、最近の治療を必要としている猫たちのご紹介です 


② 今後も被災猫たちのサポーターになっていただければ幸いです。世界の中で災害や戦争があり必要物資、ペット食費は30~50%ほど高騰しています。そのために多くの方にシェルター猫の生活費用をご支援いただかないとならなくなっております。猫たちの生活を守ってあげるためです。

原発事故避難地区で活動していた奉仕団体のほとんどが帰還困難区域での活動が困難で、現在は当法人以外は一時的な救援が散見されるだけとなってしまいました。たまたま残る当法人の活動を継続させていただき、いまだに無人の里に居る猫達の支援をつづけられれば幸いです。まだ震災後に生まれたと思われる個体が保護されたり、居住のできない地区でも車両の通行が可能となり、遺棄されたと疑われる猫も出てきました。人の監視の目がない地域がある以上、餓死やロードキル、野生動物の餌食などによる犠牲はあとを絶ちません。    

サポーター登録をしていただければ、当法人の活動を継続してお伝えして、多くの方達とともに被災ペット(現在は猫に特化)救援を続け、被災地で残されたペットがどのような状況に陥りかつ生き延びようとするかなどを実例で伝えて多くの人に同行避難の必要性を知っていただいたり、10年以上の無人地区の救援の経験から給食場設置のモデルなども伝えて、今後のより良い減災に生かしていく事もできるのではと思います。記録を伝える班の協力で動物の被災についても伝えられる写真集制作や展示なども可能になります。

皆様のご支援をお待ちしております。

※サポーター登録付きのリターンを選べるように設定しました  ⇒⇒⇒ 以下のような流れになります。
選んでいただければ賛助会員に登録されます⇒⇒1年に2回(6月と12月頃)の猫活動報告(シェルターと現地の様子)をメールに添付して送信 ⇒⇒ 猫活動報告と一緒に1年間に3,500円からの賛助会員としてのご寄付の振り込みを改めてお願いします。支援金お振込みは必須ではありません。このクライドファンディングでのお支払いはありません(各リターンの中でもご案内をしています)。

別々に保護されて同じ家の里子になりました:ツクシ♀とシー♂:2021~2023年:浪江町帰還困難区域~

☆☆応援メッセージ☆☆

 市川幸子さん(2023年7月浪江町 帰還困難者区域内での猫の保護活動に同行。静岡県在住)

2013年から10年間、東日本大震災の津波、原発事故により避難生活を余儀なくされている子どもたちを応援するボランティア活動に携わってきました。活動する中で、福島では、人間以外の動物たちも過酷な状況の中におかれていることを知り、胸を痛めています。「未来と命」による、小さな命を救済する活動に共感し、同行させていただくことができました。行政からの特別許可、地域の方々との協力体制、猫たちへの、配慮に溢れた給餌場の工夫、、。12年間継続されてきたからこそ、これからも助けられる命があるのだと、実感いたしました。捕獲した猫たちは、通常の地域猫のように、生息地には戻しません。帰還困難区域で高線量の放射線の中にあえて戻すわけにはいかないからです。 小さな命を、生涯命として大切に考えていく「未来といのち」に、心よりエールを贈らせていただきます。


② 河野貴子さん (こちらのシェルターで猫たちのお世話をしたり遊んでもらっています。)
普段は会社員をしています。 東日本大震災の被災地で保護された子達が、里親さんとのご縁を待ちながら生活しています。 お外で辛い思いをしてきた子達なので、少しでも安心して楽しく過ごして欲しいなと思いながら接しています。 大変な時もありますが、いつも私が猫たちに癒しをもらっています。 病気を持った子も多く、できる限りの事をしてあげたいと思っております。 皆さまのご支援、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。


プロジェクト実施とスケジュール について


すでに治療は始まっております。
2023年12月下旬からクラウドファンディング開始。費用はメンバーの持ち出しか病院支払いが翌月になっております。
2024年2月いっぱいでクラウドファンディングは終了。

資金の使い道(内訳)

太字部分の治療費用の合計をクラウドファンディングの目標:77万円 としています

① 膀胱結石除去の手術と入院5日間:約150,000円
          &別途(エコー検査×2回、結石溶解剤2か月分:15,000円療養食&投薬  3,000円/月)

② 結腸癌の摘出、腸閉塞のバイパス術、入院7日間約300,000 円
          &別途 (療養食&投薬 約3000円/月)

③ 内耳腫瘍摘出術後の内耳洗浄の通院費用:検査と手技と投薬:約7000円/2か月

④ 腎機能低下の投薬サプリ、必要時の採血検査(3か月に1回程度):20,000円/年

⑤ 外尿道口陥頓結石の除去手術 :200,000円
                              &別途(エコー検査とカテーテル除去術)

⑥ 甲状腺機能亢進症診断までの検査(エコー、採血検査): 20,000円 
                通院投薬 : 約10,000円/月

⑦ 巨大結腸症初期症状治療の入院費 約 50,000円
             脂質代謝異常 :サプリメント&療養食: 3,000円/月 

⑧ 猫白血病、猫エイズ キャリア猫への 1~2年ごとの3種混合ワクチン(猫伝染性鼻気管支炎・カリシウィルス・パルボウィルス感染予防)4,500円/頭、口内炎用のステロイド薬など:約50,000円/年間

⑨ そのほか風邪、小外傷などの費用はこちらでは計上しておりません。

         記載金額合計は  太字の770,000+ 細字の285,000円 =1,055,000 


参考に: 活動資格と連携について

資格:認定NPO法人:3,000円以上の寄付金に対して所得税控除が受けられる寄付金受領証明書の発行ができます。
          詳しくは 内閣府HP: 個人が認定NPOに寄附をしたとき 
                     法人が認定NPOに寄附をしたとき をご覧ください
   第2種動物取扱業:シェルターのある東京都より承認
   帰還困難区域での公益活動許可

連携:各活動は当該地区住民とともに行っています。
   動物の命を預かるために近隣の愛護団体や個人と協力。
   東京都と福島県の獣医師にお世話になっています。  

写真提供について: タイトルになった写真のサビ猫さん:撮影者:馬場靖子(浪江町住民)
          サブタイトル中の猫:馬場靖子、古民家:菊池和子(写真家)        
          本文の中の写真:
撮影班の(#1,2):藤田篤男
          それ以外の写真提供:NPO法人未来といのち


最後に
一人一人の力が集まれば、災害時に起きるペットとの別れ、災害で起きる辛い出来事への備えにもつながります。
原発事故で傷ついた猫たちのささやかな幸せを守るため、お力をおかしください。

‐‐‐‐‐‐‐おことわり‐‐‐‐‐‐‐
「本プロジェクトへのご寄付は(団体名)への寄付となり、弊団体が寄付金の受付及び領収証発行を行います。
このプロジェクトの寄付は寄付金控除の対象になります。
「寄附金控除」をお受けいただくためには、確定申告の際に、”認定NPO法人未来といのち” が発行した寄付金受領証明書をもって確定申告をしていただく必要がございます。
※証明証はCAMPFIREではなく当団体が発行・郵送いたします。

  • 寄付金受領証明書について:2023年12月中のご寄附のかた:2023年分として1月に確定申告でお使いになる方はお申し出ください。1月15日までに送ります。1月16日から2月15日までを希望の方もその旨をこちらのメールでご連絡ください。 お申し出のない時は2024年3月に当法人口座に寄付金が振り込まれるのでその日を寄付日としますので2024年分の寄付金控除にお使いください。 2024年1月以降のご寄付のかた:所得税控除は2025年に行う2024年分の確定申告時に必要です。実際の寄付日を記載した証明書の発行をいたします。郵送は2024年3月中になりますので大切に保管をお願いいたします。どちら様も確定申告に使う氏名と住所(法人名と住所も可能)を教えてください。寄付金受領証明書の発行が必要のない方はメッセージ欄にその旨をお書きください。その場合、領収書のみの発行をお礼のメールと一緒にPDFで添付いたします。郵送をご希望の方はお申し出ください。対応させて頂きます。   
  •  

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2024/02/26 08:03

    <保護ネコさんのこと>   保護の前~保護~医療~隔離~シェルター~新しい家族~    (お家がシェルターになる子もいます) 〇正月保護の正君の場合      監視カメラ~捕獲機設置~保護~医療(避妊手術、感染症チェック、寄生虫やノミなどの駆除)2週間は隔離、シェルターで人慣れを練習中ですが、...

  • 2024/02/25 13:10

    昨夜から、給食場所の監視カメラに新たな猫が、映っています。夜間は白く映りますがたぶん無地のグレー系のロン毛です。ロードキル、テンなどが危険な場所です。できるだけ頑張りますか。まずは命をつなぎ、猫の生きる力を信じて、何回も保護をトライするのが大事です。

  • 2024/02/25 04:12

    ここ2~3日の保護猫達です。多くの方にプロジェクトをとおしてお世話になっております。感謝しています。保護されてから13年間の子もいます。被災地ではお知り合いのご老人がご他界されていきますが、ネコも年取ってきました。でもおかげさまで、この子達は空腹と寒さや危険からは守られています。 一部ですがお...

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