地域おこし協力隊のためのクラファン
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お陰様で1月22日の時点で、目標金額の100万円を超えるご支援をいただきました。ご支援いただき応援してくださいました皆様、誠にありがとうございます!!!

もっと多くの方にプロジェクトを知っていただくためにも、第一目標は達成しましたが、ネクストゴールを150万円として、終了日までに挑戦することといたしました!!!


ネクストゴールで調達する50万円の使い道

①たくさんのドーナツを製造するための設備として「ドーナツの生地をこねるための機械」の購入費用

②店舗入口付近に緑を植えることで、より気持ち良く過ごしていただける空間にするために「植樹する木」や「容器」などの購入や製作費用。

③暖かな気候の日には外でものんびりできるようなスペースとして、テラス席を用意できればと考えています。そのための「机」や「椅子」の製作費用

皆様からのご支援は、有効に、そして大切に活用させていただきます。
引き続きみなさまに応援いただけると大変嬉しいです。

一般社団法人東栄町観光まちづくり協会
伊藤 拓真

はじめまして!一般社団法人東栄町観光まちづくり協会(以下:弊会)です。

私たちは、愛知県の奥三河地域にある「東栄町」という人口約2,800人の小さなまちで、ずっと暮らし続けられる豊なまちを目指し、様々な角度から観光×まちづくりの取り組みを行っている団体です。地元出身の職員2名、地域おこし協力隊2名、パート職員2名で運営をおこなっており、少人数ながら町内外の公民団体と連携しながら運営しています。



近年、東栄町では移住者も増えてきています。高齢化率が高いため人口は減り続けていますが、飲食店は増加傾向です。また、移住者だけでなくまちの人も一緒になって、若者を中心に飲食店以外にも新たなイベントなど、魅力的な事業が次々と発足。”賑やかな過疎”と呼ばれるような活気あふれるまちに成長してきています。

パン屋さんやカレー屋さんなど、今までまちになかったお店が新たに出来ることで、まちが変化していくのが目に見えてわかることは、現在の東栄町が「なんか面白そうなまち」と思ってもらえている要因の一つだと思います。

そんな東栄町で2017年に発足した弊会。東栄町にはそれ以前にはいわゆる観光協会がありませんでした。人口が減り、高齢化に伴い自治の力が弱まる中、これからもこのまちで暮らし続けるためにはどうすればいいのか。より地域が力を合わせてまちづくりに取り組むための”下支えをする組織が欲しい”という声から、任意団体としてスタートしました。

弊会は、地域の事業者さんや住民の皆さんと行政のつなぎ役、まちの中と外のつなぎ役として様々な事業を行っています。観光HPやフリーペーパーなどの地域メディアづくり、まち歩きイベントの運営、電動アシスト自転車を活用したまち巡りサービス「ぽたび」の提供、地域内商品券サービスの運営などを行っています。

より活力とスピード感をもって取り組みを進めるべく、2023年4月に法人化を行い”一般社団法人”として、組織をリフレッシュ。一民間団体としての立ち位置を明確にしながら、地域のために力を発揮できる持続可能な体制づくりにも取り組んでいます。

今回、法人化に合わせた大きな取り組みとして、地域内外の人が集まる拠点”まちの縁側”を立ち上げることで、もっと東栄町の魅力を多くの人に伝えると共に、未来へとまちを繋ぐ次のステップへ向かいたいと考えています。


立ち上げ当初は、東栄町の廃校を活用した交流施設「のき山学校」の1室に事務所を構えていました。のき山学校は、少しまちの中心部から離れていることもあり、アクセスがもっとよく、町内外の人たちが行き交いやすい場が必要だと感じていました。そう思っている矢先にご縁があり、2023年6月からまちの中心部である新橋北交差点の空き店舗に一部事務所機能を移転。これからも”暮らし続けられるまち”にするため、町内外関係なく多様な人が集える場として、新たな事務所では、通常業務に加え、自転車を使ったガイドツアーやレンタサイクルの受け入れをすることで、まちをめぐるきっかけづくりをしています。他にも会議スペースとしての場の提供や多様な方とコラボしながらのイベント企画も行い、少しずつ活用をスタートしています。

まだまだ始まったばかりで、今の場が”まちの縁側”の完成形でありません。もともと薬局だった物件をそのまま使っているため、有効に活用することができない空間や場所が多くあります。この場を開放的な空間にしたり、飲食提供が可能な設備など、日常的に気軽に立ち寄れるようなスポットにするためにも改装の必要性を感じています。"まちの縁側"のように町内外の人が行き交い、地域の中と中・中と外が繋がる場所として進化させていきたいと考えています。

現在の内装

今回の改修工事では、主に内装部分である天井の撤去、床や壁面の塗装を行い、解放感たっぷりで居心地のよい空間にしていきます。また、昨年まで薬局だった名残ともいえる「調剤室」の壁も撤去し、その空間にドーナツ屋の厨房設備やカウンターなどをつくることで、気軽に立ち寄れる場にしていきます。また、壁面にはまちの案内ができる東栄町内の情報がわかりやすく描かれたMAP、会議やイベントスペースとして活用可能な空間を作りたいと考えています。東栄町内独自の物販やお土産品の販売、自転車のタイヤや簡易修理キットなどまちめぐりに役立つグッズなどの販売コーナーも設置予定です。

「まちの縁側ぽたび」

所在地:愛知県北設楽郡東栄町下田市場54-4 

(https://maps.app.goo.gl/2zjZm5PhbvX2quFG6)

新拠点「まちの縁側 ぽたび」では、下記の3つの機能を用意します。


従来のまちめぐり促進事業として取り組んでいる”自転車まちめぐり「ぽたび」”のサービスに加え、自転車だけでなく徒歩や町営バス、自家用車を活用した広義のぽたびサービスの提供を行っていきます。現在の自転車を使ったぽたびサービスは、40~60代くらいの方の利用が多い状況です。自転車に乗れないお子さんを連れた家族やペット連れ、10名以上の団体など自転車での移動がむずかしい方たちにも気軽に使ってもらえるサービスになればと思っています。従来のぽたびの魅力として提供してきたまちの日常にある暮らしを知り、地域の人との交流や文化に触れる体験はそのままに、もっといろんな方法で”ぽたび流のまちめぐり”を楽しんでもらいたいと考えています。

ぽたびでは、そんな想いを込めて当初より活用してきたロゴをリニューアルしました!

新しいロゴマークは、現在弊会の地域おこし協力隊として活動する「勝 大地」くんのデザイン。ぽたびのサービスの特徴である”まちを見つめて小さな魅力を見つける”というコンセプトを虫眼鏡で表現しています。

また新拠点には壁面に町内の地図を設置し、まちの楽しみ方を視覚的にも紹介できるようにしたいと考えています。また、現在のぽたびHPをリニューアルすることで、スマホ等でも各町内のスポットを確認し、まちめぐりをしやすいページを制作予定です。


新拠点の大きな特徴として、ドーナツと珈琲等のドリンクを提供しようと考えています。

町内外の人が行き交う場にするためには、飲食の提供がとても重要だと考えています。従来から事務所を持って活動する中で、単なる観光協会の事務所では、立ち寄る理由がある人は限られており、どうしても閉鎖的な場所になってしまいがちです。まち案内やおすすめのお店など、聞いてみたいけどわざわざ寄るのはハードルが高い。そこで、簡易な飲食提供を行うことで、気軽に町内外の方が利用する自然な空間づくりをしたいと考えました。


なぜ、ドーナツなのか?

提供メニューを検討した時に老若男女問わず食べることができるもの。食事ができるお店が増えたことを考慮し、ランチ前後に利用ができる軽いメニュー。そして、場所の起点であるぽたび事業の「虫眼鏡」や自転車の車輪のようなイメージができるもの。ということで、ドーナツ屋にしよう!と思い至りました。また、交差点に位置することから通過するサイクリストやバイカーの皆さんがふらっと立ち寄って食べることが出来る内容としてもドーナツは魅力的だろうと考えています。

現在、お菓子作りが得意なスタッフも仲間入りしたことから、実際にドーナツの試作もどんどん進めています。ドーナツには、地元の「平田屋豆腐店」さんのおからを使用し、ふわふわの食感を出すために試行錯誤を重ねています。地域の子どもたちやママさん方にも試食などで協力していただき、まちの人にも愛されるドーナツ屋さんになれたらと思っています。


まちの縁側ぽたび は、場のベースとして弊会の事務所機能を持ち合わせています。通常業務としてのメディア運営や打ち合わせ、小さな自主企画なども行っていきます。仕事で来る人、ふらっと立ち寄ったお年寄りの方、地域の子どもたちやその親御さん、地域の名人たち、移住希望や東栄町のファンの方などが、ごちゃまぜになっている空間をつくりたいと考えています。

そんな新拠点の活用を浸透させる目的で、町内外の方がゆるく繋がる「カタラナイト」というイベントを新たに企画しました!

月に1回とうえい温泉に町民が100円では入れる”とうえい温泉町民の日”に合わせ、町内外の方に集まってもらい、温泉に入った後コーヒー牛乳で乾杯しながら、ゲストのトークを聞くという企画です。東栄町内のいろんな方にゲストになってもらいながら、町内外の方が集い、交流できる場になればと思っています。どんな場に育っていくのか一緒に見守っていただけると嬉しいです。


また、小さなイベントだけでなく、まちの中心部の交差点という立地を活用し、建物周辺の駐車場等を活用してのマルシェイベントなども実施していきたいと考えています。実際に9月には、奥三河PR大使の”かなえADV”さんの持込企画として「奥三河おもてなしミーティング」というバイカーの皆さんの集いを開催し、270名ほどの皆さんがご来場くださいました。

第1回奥三河おもてなしミーティング@まちの縁側ぽたび

バイカーの皆さんには、イベント前後も町内の多くのまちスポットや飲食店をご利用いただいたようです。”まちの縁側ぽたび”を起点に、このイベントがきっかけで東栄町に初めてくる方も多く、町内外の方が行き交う一場面をつくることができました。

改装後は、店内や店外スペースを活用したイベント利用も受け入れていきたいと考えています。



今回の「まちの縁側ぽたび」のプロジェクトは、弊会の"目指す巡って楽しいまちづくり"に向けた取り組みとなっています。

人口が減っていく中でも飲食店や地域の暮らしを豊かに保っていくためには、雇用と所得を持続的に生み出す自立的な経済構造を作ることが重要であり、観光まちづくりによる経済効果を高めることが、このまちで暮らし続けていく上で必要になります。

観光というと、どうしても集客するばかりを追い求め、来場者の多いイベントをいかに沢山生み出すか、といった話になりがちですが、来訪者だけが増えても地域の負担が大きく、継続的な集客に繋がらないと暮らしや各店舗を維持していくことは難しくなってしまいます。

現在、飲食店や小さな催しが増え、地域全体としての集客数が増えているものの、繰り返し訪れる方やそれぞれの消費額は、決して高くはない状態です。そこで「まちめぐり」を促進することで、来たお客さんがまちの複数箇所を訪問し、地域や人と繋がりをつくることができ、繰り返し訪れてくれるまちになるのではないかと考えています。

「まちの縁側」を通じて、そんな東栄町でのまちめぐりを楽しむ皆さんを、もっともっと増やしていきたい!そんな思いで今回のプロジェクトに取り組んでいます。


まちの縁側ぽたびを楽しんでいただくことはもちろん、東栄町のことを知ったり楽しんだりできるリターンを多数用意させていただきました。今回のクラウドファンディングをきっかけにもっと東栄町をスクになる人が増えたらいいなと思っています。

リターンの一覧は下記の表をご覧ください。


その他、時期を見て東栄町ならではのリターンメニューなども追加していきたいと考えています。

追加のリターンもぜひ楽しみにお待ちいただけたらと思います!



今回、クラウドファンディングに挑戦しながら物件の改装を同時並行で進めていきたいと考えています。

改装作業の様子は、活動報告などでもご紹介させていただく予定です。どなたでも参加可能な改修作業などもありますので、改装WSの企画などもご紹介していきたいと思います。

<大まかなスケジュール>

11月   資金調達開始、改装準備
12月   解体工事スタート
翌1月   壁塗装・給排水工事
 2月   厨房設備導入・内装工事等
 3月中  プレオープン・リターン発送
 4月頭  本格オープン 予定 


今回集めた資金は、「まちの縁側ぽたび」の店内改修工事費等の一部にあてさせていただく予定です。

<工事費全体の内訳> ※概算

 水回り設備の改修工事     80万円

 解体・床磨き・壁塗装     40万円

 厨房調理器具等設備購入    80万円

 内装・照明器具等交換    100万円

 外装・看板・駐車場整備等  50万円

 リターン送料など     10万円

 プロジェクト総額: 360万円

※本クラウドファンディングでは、100万円を目標に設定しています!


<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


プロジェクトリーダー 伊藤拓真より

東栄町出身の28歳。
Uターンして設立2年目に本会へ就職。

実は僕は、元々地元東栄町に戻ってくるつもりはありませんでした。しかし、大学進学で東栄町を離れたことをきっかけに改めて地元の魅力に気づき、Uターンして現在の観光まちづくりの仕事をさせてもらっています。今では、多世代の繋がりが強く面白い人が集まり、まちの未来を自分たちでつくっていけるという実感が持てる東栄町は、本当に恵まれた環境だと感じています。
今回のプロジェクトをきっかけに、まちと楽しく関わる仲間が増えていったら楽しいなと思っています。まちの縁側 ぽたびを通じて、パッと見ただけでは気付かない東栄町の魅力に触れる。そんなシーンをどんどん作っていきたいです!

本クラウドファンディングも、東栄町へ関わるきっかけづくりとして楽しみながら挑戦していきます。出来上がった”まちの縁側”で、皆さんにお会いできるのを楽しみにしております!


地域おこし協力隊 勝 大地 より

岐阜県出身の24歳。大学院での研究をきっかけに移住。
ぽたびのガイド&デザイン担当
私は大学院で行なっている「花祭」の研究をきっかけとして東栄町に関わり始めました。最初に東栄町に来た時は、愛知にこんな田舎の町があるのかと、驚きました。正直何も無い町だなとも思いました。しかし、そんな私の気持ちは一瞬で変わりました。一歩町に踏み込み、町の人や文化と深く関わっていくと、今までした事のない体験ばかりでした。
人生で泊まったどの宿よりも美味しいご飯と素敵な空間がある古民家宿や、100年も続く老舗の定食屋さんなどの魅力的な飲食店の数々、花祭という人生で一度は見ておくべき熱気あふれるお祭りなど、挙げればキリがありません。
こうした魅力あふれる町を皆様にも、もっと知ってもらい、見て、体験していただきたいです。その為に観光まちづくり協会は今後とも変化を続けていきます。その第一歩として、皆で「まちの縁側」を創り、盛り上げていきましょう!よろしくお願いします。





地域おこし協力隊 山下 開世 より

名古屋市出身の22歳。卒論を機に移住。
ぽたびのツアーガイドとして活動。
 「東栄町ってどこ?」「温泉だけしかないじゃん」僕もつい数年前まで何も知らないところでした。卒論をきっかけにご縁をいただき、現在は名古屋で大学生をしながら「ぽたび」の取り組みにかかわる二地域居住をしています。実家の名古屋で生活する中には無かった、まちの人との繋がりを感じながら楽しく生活しています。

また東栄町の飲食店はどのお店もクオリティが高く、いつもお昼の時間が待ち遠しいです。温泉に入って帰っちゃうのはもったいない!「まちの縁側」で情報を集めてお店や体験にGOしてもらえるように頑張ります!



  • 2024/03/17 18:50

    皆さん、すっかり間が空いてしまいましたが、改修工事完了後もドーナツ製作の工程管理や店舗備品等の買いそろえを進めてまいりました。まだまだ、完成形というところまでたどり着けておりませんが、いよいよ「まちの縁側ぽたび」のオープン日を決定しました。2024年4月6日(土)10:00からグランドオープン...

  • 2024/02/12 16:29

    大変遅くなってしまいましたが…1/31にクラウドファンディングが終了しました!!!ご支援くださったみなさま、SNS等でのシェアやチラシの設置等で応援をしてくださったみなさま、本当にありがとうございます。みなさまのおかげで、ネクストゴールの150万円にも到達することができ最終的に、総額1,940...

  • 2024/01/30 17:11

    改修工事も進む中クラウドファンディング終了までいよいよ、あと1日となりました!!!みなさんの温かなご支援のおかげで、ネクストゴールまであと少しとなりました!!!現在132万円のご支援をいただいています!あと18万円でネクストゴールに到達します!ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございま...

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