ガンバル先生を応援したい!

学校を卒業して、社会に出ることなくその一生のほとんどを「学校」で過ごす覚悟を持って「先生」を選んだ全ての人に、私は敬意を表したい。

そのためには、多くの先生が先生として唯一やっていてよかったと感じられる「先生、ありがとう」の言葉を届けたい。

先生が元気になれば、生徒は輝き、生徒が輝く学校の存在は社会を明るくする。

ぜひ皆様からのちょっこしずつの思いを、私たちに託していただけませんか?
そしてみなさんから寄せられたお手紙を元に短編小説『先生、ファイト!レター』にして、ガンバル先生たちに元気と勇気のもんげぇあったかい種を届けさせてください!

みなさん、はじめまして!先生ちょっこし応援プロジェクトチームのキャプテン 川合萌です。

現在岡山、広島、兵庫、大阪、京都、千葉、東京、岩手と全国各地の先生や教育に思いのある仲間とともに挑戦しています!

私は高校の先生として13年間教壇に立ってきました。私は、先生という仕事が大好きでした。先生たちと一緒に、笑ったり悩んだり、職員室でたわいもない話で盛り上がる時間は本当に先生であることを幸せに感じました。

その一方で、生徒に「先生って大変そう」「夢なんて持っても意味ない」そんな生徒の言葉にショックを受けました。ふとした瞬間や職員室で見せる先生の無気力な表情に危機感を覚えました。

「とにかく明るい教育」をつくりたい!その思いで、まずは先生がガハハハっと笑う姿を、働くのがこれでもかというほど楽しそうな姿を、一粒の雫として波紋を広げていきたいと思っています。


私がまだ高校の先生だった頃、異例の校内人事がありました。

初めての育児休暇があけて復帰する直前、同僚の先生から電話がありました。
「先生、高校3年生の担任だけど、大丈夫?」

育休復帰明けの私に待ち構えていたのは、高校3年生の担任、国語科、進路課、ダンス部主顧問という仕事でした。

初めての育児。何度となく子どもの発熱で呼び出されることは数知れず。朝からお休みをしなければいけなくても、他の先生の負担を増やさないために自習用プリントを印刷して何度も謝罪しながら帰宅することに、熱でぐったりしているのに子どもを置いてプリントを印刷をしなければいけない状態に、何度も胸を締め付けられました。

長男は3歳まで夜泣きが続いていました。夜中に何度か起きて、睡眠不足であっても、受験や就職試験前の生徒を前にして、自分の体調不良で生徒の授業時間を奪うわけにはいかないと思い、経口補水液を持って授業を続けたこともありました。点滴寸前。意識を失いそうになりながらも何とかこなした時を、今振り返ってもよくやったと思う反面、誰にも真似して欲しくないことです。
責任感。
ただそれだけでした。

そして、ダンス部は全国大会での優勝を目指し、週末も練習していました。
まだ1歳の子どもを連れて週末の部活指導に通っていました。

ある時、保護者の1人から連絡がありました。
「先生は生徒と自分の子どもとどっちが大切なんですか?」

この言葉を聞いた時、何をどう答えるべきなのか、頭の中が真っ白になり、悲しくて膝から崩れ落ちそうになったのを今でも思い出します。

そして、更に追い討ちをかけるように「揚げ足をとられるようなことはしないほうがいい」「先生は空回りしているから」と仲間と思っていた同僚の先生からの言葉に、子どものお迎えのために保育園までの帰路で声が溢れ出るほど大粒の涙を流していました。

先生としての責任。
親としての責任。

仕事か子育てかの選択を迫られているようで、それでもママ先生としての道を開きたくて必死になっていました。

誰かを責めるのは簡単。しかし、何とか両立できる方法はないのか?

暗中模索でした。

先生という仕事はとても特殊で、どの先生も大変。
だからこそ、吐き出せない思いが、一番迷惑をかけている私に向けやすかったのだと気がついた時、「これ以上仕事を増やさないでほしい」その心の声が漏れ聞こえてきたように感じました。

とにかく必死に母として、先生としてと走り抜けました。
まさに文字通り、1秒たりとも無駄にする余裕のない私は、移動時間も小走りでした(笑)

そんな中で、ダンス部は全国大会へ出場、総合優勝受賞。
担任もどの先生も諦めかけていた生徒を、小論文個別指導で国公立大学逆転合格。

ママであることで駄々下がりだった私の評価も、この時少しずつ認められるようになってきたように思います。

そして卒業式最後のHR。
終了間際にクラスの生徒たちが、担任の先生へと花束とメッセージカード集を隠れて準備してくれ、手渡してくれました。

「先生、ありがとう!」

号泣。

記憶がある中で一番声を上げて泣きました。

堰を切ったように泣き、崩れ落ちそうになる私を生徒が支えてくれ、肩をトントンと叩きながら、「先生、よ〜頑張ったな」とどっちが生徒かと思うような光景だったに違いありません。
自分の涙で初めて「あぁ、私、頑張ってたんだ」と初めて気がつきました。
生徒たちからの「先生、ありがとう」の言葉で、育休復帰1年目の全ての苦労が「まぁいっか!」と水に流され、頑張ってよかったと自分のことを認めることができました。

「ありがとう」の威力はスゴイ!!!
身をもって感じた瞬間でした。


私が担任や部活の顧問として生徒と関わる中で、どうしても許せない言葉がありました。
「先生って大変そう」
「夢なんて持ったって意味がない」

ショックでした。
どんな仕事も大変に違いはありません。
しかし、自分が、生徒にとって生活のほとんどの時間目の前で過ごしている大人の代表である私たちが「大変そう」と写っていることが何よりもショックでした。

そして留めが夢を持つことすら諦めた「夢なんて持ったって意味がない」という言葉。
夢を持つことだけが全てではないし、夢を持ちたいと思っているなら、既に小さな夢が芽生えている証拠だと思います。
しかし、この言葉には続きがあります。
「親や先生たち見ていても、誰も楽しそうとか思わないし、夢を描いても叶うとは限らないなら、そんながんばらんくても普通に生活できればいい」これは生徒たちの責任とか誰かの責任と言いたいのではなく、そう言わせてしまった環境が目の前にあるという現実が何よりも私に衝撃を与えました。

もっともっと面白い世界がある!
もっともっとワクワクするような世界がある!

大人になるって楽しいのに…それが伝わらない生き方を先生がしているのかと思うと、自責でしかありませんでした。


実はこの未来への期待の低さは、学校現場にとって大きな課題とも繋がっていると考えています。

教員志望率の低下。

先生になりたいという人がどんどん減っていることが教育現場では喫緊の課題となっています。

実際に私が関わった生徒たちも、「先生だけはイヤだ」と答える人は少なくありませんでした。


現在、フリースクールなど第3の居場所と言われる、学校に代わる場所がどんどん増えています。

「学校」てすごいポテンシャルがあると思うんです。
なぜなら、日本は全ての子どもたちが学校に通える仕組みがあります
これって、本当にすごいことだと思います。
お金がなくても、どんな家庭環境でも、通ってもいい。

だからこそ、どれだけポスト学校ができても、学校に通う生徒が圧倒的に多い。
つまり、より多くの未来の社会を担う人材が集まる場所が学校なんです。

起業して分かったことがあります。
社会は開かれているということ。

しかし、学校にいては、先生からは見えないし、社会からも先生が見えない。
だからこそ「学校では教えてくれない」という言葉でのビジネスも盛んになっています。
そしてその学校批判ともとれる言葉によって、先生は社会で必要されていないとさえ感じ、学校という壁から出られなくなっているようにも思います。

でも私は思うんです。
学校という場所に腹を括ってその道の専門家になっている先生はスゴイ!
社会に出て、学校が取りこぼしたものを一から学び、その道の専門家たちで構成される社会はスゴイ!

私は、学校という壁から脱走(笑)して分かったことがあるんです。
どちらもお互いのことを知らなさすぎる。

子ども、先生、社会

全てがチームのようになれば、もっともっと面白い未来が絶対に待っている!

社会にはめっちゃオモロい大人たちがいっぱいいる!
社会には先生たちのことをマジで応援している人がいっぱいいる!

私はそのことを、声を大にして伝えたいんです。

伝えたい思いをカタチに

社会と先生をつなぐ声、それこそ私はみなさんの心にある先生との思い出と、先生への感謝の言葉だと思っています。

「先生、ありがとう」

その言葉を、1人でも多くの先生、そして未来の先生に届けることで、贈った人も贈られた人も本として読んだ人も、学校への眼差しが温かくなるんじゃないかと思うんです。

学校には、めちゃくちゃ頑張っている、魅力ある先生がたくさんいます。
その先生たちのエネルギーとなってくれることを信じています。

先生が元気になると、生徒はイキイキとする。
生徒がイキイキすると、学校が活気づく。
学校が活気づくと、地域が元気になる。

先生は地域を興す起爆剤にもなるんじゃないかと思うんです。

本プロジェクトのリターンとして、以下のものを準備しております。

□書くんジャーコース□

学生時代の先生への感謝の手紙を、『先生ファイトレター』の原稿として書くことができます。あなたのストーリーが実際に小説化するかもしれません。そんなドキドキと共に、伝えたい先生への思いを、あなたの目線、あなたの言葉で書いてみませんか?
<リターン内容>
■先生への感謝の手紙を提出
■お礼のはがき
■『先生ファイトレター』1冊
■本にお名前記載

□読むんジャーコース□

皆様と創り上げた『先生ファイトレター』を1冊、お手元にお届けいたします。
応援していただいた皆様を応援隊として、書籍にお名前を掲載させていただきます。(掲載辞退可能)
<リターン内容>
■お礼のメール
■『先生ファイトレター』1冊
■本にお名前記載

□届けるんジャーコース□

自分用だけでなく、学校へ寄付しても良し、読んで欲しい方へ直接お届けしても良し!『先生ファイトレター』の波紋を一緒に広げたいという方はぜひ!小中高大学と自分用にできる、一度で全制覇できるセットです!
<リターン内容>
■お礼のメール
■『先生ファイトレター』5冊
■本にお名前記載

□プチ届けるんジャーコース□

『先生ファイトレター』のを母校に届けたい方はぜひ!ご指定の学校に一冊お届けできるコースです。
<リターン内容>■お礼のメール
■ご希望のお届け先に『先生ファイトレター』1冊
■本にお名前記載

□ちょっこし応援コース□

リターンのない、シンプルに応援するコースです。本が一冊どこかの学校に届きます。お届け先は活動レポートでご報告します!
<リターン内容>
■お礼のメール
■どこかの学校に『先生ファイトレター』1冊

□なんでも相談できるんジャーコース□

何かやりたい気持ちはあるんだけど、どんなことができるかな?予算は?などゼロからできることを一緒に考えます!オンライン対応のため、全国どこからでもOK!
<リターン内容>
■オンラインなんでも相談
■感謝のメール
■『先生ファイトレター』1冊
■本にお名前記載

□キャプテンが行くんジャーコース□

先生ちょっこし応援プロジェクトチームのキャプテンが、あなたの元へ訪問します!講演やワークショップなど内容から一緒に打ち合わせ、とにかく明るい教育を広げる時間を共有しましょう!
<リターン内容>
■講演、イベント、ワークなど
■感謝のメール
■『先生ファイトレター』1冊
■本にお名前記載

□教育イベント共催であなたの地域盛り上げるんジャーコース□
学校でも学校外でもできる教育イベント!スタッフでいるのが一番楽しいと話題のイベントスタッフを体感し、あなたの地域を盛り上げてみませんか?とにかく楽しいやつです!!!
<リターン内容>
■教育イベント共催
■感謝のメール
■『先生ファイトレター』3冊
■本にお名前記載

□もんげぇ応援するんジャーコース□

法人様向けのシンプルな応援コースです。熱き思いの企業様の参加は、とにかく教育現場を応援したいと思う方のご参加をお持ちしております!
<リターン内容>
■お礼の手紙
■『先生ファイトレター』1冊




周りを見渡すと、さっきまで元気に授業をしていたと思った先生が、職員室に帰るや否や表情が一気に無くなり、ため息、放心、伏せる。
そんな有様でした。
そしてストレスが原因と言われる病気でお休みをとられて空席になった机、ついには亡くなられる先生。

先生、お願いだから、もっと笑って欲しい!

何度も何度も誰よりも大きな声で笑い、誰よりも他愛もない話をふり…そうして職員室を明るくする挑戦を始めました。

ほんの一瞬、賑やかな職員室になるその瞬間が、私は大好きでした。

もっとたくさんの人で、もっとたくさんの笑顔をつくりたい

1人でも多くの方のエピソード、そしてちょっこしのもんげぇあったかい応援の声をお待ちしています!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-or-Nothing方式で実施します。目標金額に満たない場合、計画の実行及びリターンのお届けはございません。

  • 2024/03/20 19:11

    こちらの活動報告は支援者限定の公開です。

  • 2024/03/20 18:09

    奇跡が、奇跡が起きました!!!残り6時間を残して、目標金額100%達成!!!本当に、みなさんのお力なくしてここまで辿り着くことはできませんでした。本当に本当にありがとうございます!!!明日からは本の制作に向けて動き出します!そして、ここから先は先生応援プロジェクトの応援資金としてしようさせてい...

  • 2024/03/20 15:24

    奇跡がそこまで来ている…1人で立ち上げたこのプロジェクト。最初の打ち合わせは、アドバイザーの幕張PLAYのお二人と3人でスタート。なかなか孤独で、早々に打ちのめされそうになっていました。しかし、今日になって、プロジェクトを応援する投稿がどんどん上がっている!!!「応援してるよ!」「絶対できる!...

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