<1月22日追記>
目標達成‼ネクストゴール 250万円に挑戦します!

1月17日にクラウドファンディングをスタートし、1月21日に目標金額の150万円を達成しました!
たくさんのご支援ありがとうございます!!!
5日間で達成するとは!自分たちが一番驚いています。本当にうれしいです。

残り日数もまだあるので、すこし欲張って、ネクストゴール「250万円」に挑戦します!

ネクストゴールを達成したら、予算的に諦めていた
・乾太くん(ガス乾燥機)…25万円
・薪ストーブ…35万円
の購入資金に充てます。
(残りは手数料とリターン代)

居心地の良い宿をつくりあげるため、みなさんの力をもう少しだけ貸してください!
引き続き応援よろしくお願いします!

わかな&じゅんちゃん


自己紹介

こんにちは!女将の吉原和香奈(よしはらわかな)です。(写真左)
長野県出身の37歳、生まれつき耳が聞こえない「ろう者」です。

北海道網走の大学に進学、卒業後は東京でOLをしたり北海道で町役場職員をしたりしましたが、このたび「ペットと一緒に泊まれるゲストハウス」開業を目指して起業することにしました。

宿の名前は『ゲストハウスたらこ湯』です。

趣味はフットサルと温泉とサウナ。楽しい事が大好きでやりたいと思うことはとりあえずやってみるタイプです。人生行き当たりばったりだけどなんだか楽しんでる人。


こんにちは!わかなの大学の同級生の「じゅんちゃん」です。(写真右、モザイク)
千葉県出身の38歳、健聴者です。

私はまだ会社員として働いているため顔や名前をまだ出せないのですが、今年度で会社を辞めてわかなと一緒に『たらこ湯』をやる予定です。

趣味はソロキャンプとおいしいものを食べること。手話も勉強中です。女将同様楽しいことが大好きですが、現実主義です。暴走しがちな女将のストッパー役。いや、たぶん止められていない(笑)

なんだか面白そうなので、女将のやりたいことのサポートをしたいといつも思っています。


プロジェクト立ち上げの背景

わたしたちは生き物が好きで、生物系の大学に進学し、そこで友達になりました。

ふたりとも犬猫と暮らしているのですが(じゅんちゃんの犬は今年18歳で虹の橋を渡りました)、旅行するときはできるだけ一緒に行きたいと思い、あちこち連れて行きました。


でも、ペットと泊まれるところが少なくてずいぶん苦労しました。

そもそもペットOKの宿泊施設の数が少ないうえに金額も高いところが多く、車中泊をしたり、車庫に泊まったりもしました。

わたしたちはそれでも犬猫とたくさんお出かけしましたが、犬や猫を飼っている友人知人の話を聞くと、同じように泊まるところに苦労していたり、旅行自体を諦める人も多くいました。



ペットも一緒に泊まれるゲストハウスを作りたい!

そこで、自分たちが「こんな宿があれば良いのになあ~」という、ペット連れでリーズナブルに泊まれる場所を作りたいと思い、ゲストハウス"たらこ湯"を立ち上げることにしました。


「たらこ湯」は白老町の虎杖浜駅から徒歩3分のところにあります。

ラグジュアリーでおしゃれな部屋ではないのですが、部屋でペットと自由に遊べますし、荷物になるペット用のケージやトイレなどは貸し出しもします。

庭にはドッグランを作り、ドックランの中では1日1組限定でキャンプができるようにします。近隣のペット連れで楽しめるお店や観光コースの紹介もできます。

ちょっと食事に出かける間だけ部屋で留守番させたい、その間鳴いてたらちょっと見てほしいなあ、という要望にも対応します。


もちろんペットを飼っていなくても宿泊できます。看板犬と看板猫がいるので、事情があってペットを飼えないけど動物と触れ合いたい方も大歓迎です。

たらこ湯に来る人はみなさん動物好きなので、鳴き声や吠え声をそこまで気にせずに泊まれます。ただ動物アレルギーの方はごめんなさい、泊まれません。近隣にある他の宿を紹介します。


基本的にお客様どうしのわんちゃんねこさんは鉢合わせしないように調整しますが、わんちゃんねこさんの性格によっては「たらこ湯」に安心して泊まれないケースもあるかもしれません。

その場合は一棟貸しの民泊を紹介する等、ニーズに合った旅ができるようにサポートします。


また、女将わかなが「ろう者」なので、手話での対応も可能です。

ろう者と健聴者が一緒にやっている宿だからこそ、障害のあるなし関係なく、どんな人も安心して楽しく過ごせる「ボーダーレス」な場所にしたいと思っています。

そして、旅といえばやっぱり外せないのは温泉!芯からあったまる、すべすべ美肌になる素晴らしい温泉があります。


白老町虎杖浜ってどんなところ?

白老町は北海道の下のほうにある町です。海も山もあり、自然豊かな町で古来よりアイヌ人が住んでいました。アイヌ文化に触れることができる国立博物館「ウポポイ」を構え、「多文化共生のまち」をうたう町です。

そんな白老町の中でも虎杖浜は端っこのほうにあり、虎杖浜たらこが有名です。また虎杖浜温泉は日本でも湯量が多い温泉地といわれ、バリエーション豊かな美肌の湯です。

透明度が日本で二番目に高い倶多楽湖(くったらこ)や、日本有数の温泉地である登別温泉も近くにあり、観光も楽しめます。

さあ、虎杖浜で遊んで、たらこ湯に泊まろう!

倶多楽湖(くったらこ)
支笏洞爺国立公園の一部。透明度が日本で2番目に高い!湖底が見える本当に美しいエメラルドグリーンの湖。
カヤック、SUPなどのツアーが申込めます。※環境保全のためカヤック等の持込みは禁止されています。
たらこ湯から8.5km、車で15分
https://paddlestreet.com//

アヨロ海岸
朝日と夕日が美しいビューポイント。アイヌ文化の遺跡が数多く発見されている文化的にも貴重な地域です。岩場もあってわんちゃんとの散歩に最高!近くには日帰り温泉「アヨロ温泉」も。
たらこ湯から3.2km、車で5分

登別マリンパークニクス
「ニクス城」というお城の中で約400種・20,000点を飼育している民営水族館。ペンギンパレードや、1万匹のイワシが巨大水槽で泳ぐ姿が星のきらめきのように見える「銀河水槽」など見どころがたくさん!
たらこ湯から3.5km、車で5分
https://www.nixe.co.jp/

大湯沼川天然足湯
大湯沼から溢れ出した温泉でできた天然の足湯。わんちゃんと遊歩道を散歩して、一緒に足湯を楽しむもあり。
たらこ湯から12km、車で20分
https://noboribetsu-spa.jp/spot/spot0068/

他にも、飛生(とびう)アートコミュニティ、歩いて巡る屋外写真展など芸術に触れることのできる場所もあります。
まだまだ他にも良いところたくさんあるんですよ!!是非紹介したい!!


夢の実現に応援をお願いします

宿をはじめるために、ふたりで道内各地の温泉付き宿泊施設を探し回りました。

このたび、ご縁があって北海道白老町の 旧「民宿玉の井」さんを買い取りました。


「玉の井」さんは夫婦で経営していたのですが旦那さんが亡くなり、2年ほど女将さん一人で切り盛りしていましたが、年齢も考えて閉めることに。建物の取り壊しも決まっていたのですが、お願いしてお譲りいただきました。

素敵な女将さんで、とても親身になっていただき「宿泊業は大変よ!本当にやるの?」とずいぶん心配していただきましたが、今は宿が新しく生まれ変わることを楽しみに応援していただいています。


現在は開業に向けて、自分たちでDIYで建物の修繕や改装をしています。

そのDIYもたくさんの人たちに手伝ってもらい、教えてもらいながら進めています。たくさんたくさん助けられながらやっています。本当にありがとうございます。

自力ではどうしても直せない部分は業者さんにお願いするのですが、実績がないため融資も受けられない状態であり、みなさんのお力をいただいてゲストハウスをオープンさせたいと思っています。

ご支援をお願いします!


リターンについて

日帰り入浴券や宿泊券、オリジナルグッズや虎杖浜のおいしいもの詰め合わせ提供、虎杖浜まちあるき案内などバリエーション豊かなリターンを用意しています。


スケジュール

1月上旬 クラウドファンディングスタート
2月6日 クラウドファンディング終了(「ふろ」の日)
3月31日 工事完了
4月1日 オープン予定!!!※あくまでも予定です。延びる可能性があります。
6月頃  リターン発送


資金の使い道

建物の修繕費(おもに水道設備の配管工事)約50万円
DIY材料費 約60万円
クラウドファンディング手数料 約30万円
クラウドファンディングリターン 約10万円


最後に

最後まで読んでいただきありがとうございます!

わたしたちのやりたいことは「ペットと一緒に、気軽に気楽に泊まれる宿」をつくり、家族にペットがいる人たちが楽しい旅ができるようにサポートすることです。

でも、それだけではなくて、わたしたちとの出会いや、たらこ湯での交流を通して色んな事を知り、つながってほしいとも思っています。


経営のことなどについてはこれから勉強ですが、幸いなことに移住してから色々な方にアドバイスをいただき、応援していただいています。

一度きりの人生です。夢の実現に向けて全力で頑張ります。毎日機嫌よく働いて、たくさんの人たちと話して、自慢の温泉に浸かってビールを飲んで明日への活力をもらう。そんな毎日を送って自分とその周りの人たちの幸せを作っていきたい。

たらこ湯を拠点にして、虎杖浜というまちの中に人と人のつながりの輪が広がっていき、外から遊びに来た人もそこに交じって「楽しさ」が連鎖していく。そんな未来を描いています。

応援していただければ幸いです。そしてぜひ、たらこ湯に遊びに来てください!



応援コメント

田村 直美さん(NPO法人ウテカンパ代表)
<NPO法人ウテカンパ>
多文化共生の町、白老で2020年に創設。アイヌのルーツを持つ代表が自身の経験から「サードプレイス」の必要性を感じ、誰もが本当の「自分」でいられる居場所づくりを様々な「個」をもつ仲間と共に行っている。白老町より女性サロン、介護予防サロン、認知症カフェ、手話通訳派遣事業等を受託するほか、地域食堂やイベント等の開催もしている。
https://www.facebook.com/utekanpa/

わかなちゃんとはデフフットサルのイベントで出逢いました。明るく元氣!というのが第1印象。8年ほどのお付き合いになりますが、話せば話すほど人として尊敬できるところが増えました。白老に越してきてからは、わたしが代表を務めるNPO法人ウテカンパの仲間になり、手話普及担当とスポーツ担当として活躍してくれています。

手話は広がり始めましたが、聞こえない障害の事はまだまだ広まっていません。しかし、わかなちゃんが白老で活動することにより、ろう者と関わる人が増え、手話に関心を持つ人が増えました。そして、関わることで思いやりと配慮が生まれ、白老町では聞こえる世界と聞こえない世界が融合してきています。

そして、わかなちゃんの夢『たらこ湯』開業を応援する人が続出しています。夢の実現に向けて動き出すのは簡単なことではありません。わかなちゃんの大きな一歩はたくさんの人を勇気づけ、希望になると思います。みんなで創り上げる『たらこ湯』ぜひ、皆さまの温かい手で一緒に実現させてください!


小山 抄子さん(おぜしかプロジェクト 代表)
尾瀬の湿原で駆除される鹿を有効活用しようと『おぜしかプロジェクト』を立ち上げる。鹿の革を使った製品の製作販売、各地でのワークショップをおこなう。尾瀬鹿の皮を使った、たらこ湯オリジナルキーホルダーのリターンもあります!

<おぜしかプロジェクト>
https://ozeshika.minamiaizu.shop/

我が家には1頭の犬と2匹の猫がいます。私は福島と北海道を行き来しながら、駆除された鹿の解体、皮革を利用したレザークラフトやワークショップを行っています。

移動するときは犬猫みんな一緒ですが、1週間近く軽自動車の中で過ごしていると、やっぱり犬も猫も(特に猫は散歩もできないので)ストレスを感じているのではないかと心配になります。

そんな時、ペットOKの宿泊施設に泊まることもありますが、最近は減っていると感じます。キャンプ場のバンガローですらペット禁止の場所が多く、リゾートホテルに1泊50,000円...とても無理です。

そんな時に出会ったのが白老の虎杖浜で廃業した民宿を譲り受け、新たにペットとリーズナブルに宿泊できる(日帰り入浴もできる)ゲストハウスを開業しようと奔走している吉原和香奈さんです。

彼女も犬猫と暮らしていて、きっと同じような思いを持っていたのだと思いますが、実現するために活動することは簡単ではありません。

温泉好き、動物好きな彼女は耳が聞こえません。けれど口の動きを読む読唇と手話、筆談などでコミュニケーションに困ることはほとんどありません。

何より明るくポジティブな彼女を見ていると、ここは犬猫家族を持つ多くの方たちにとって、そして旅をしている方たちにとってとても良い癒しの場所になると感じました。

私はまだ出会ったばかりですが彼女のことがとても好きになり、何か応援したいと思わずにはいられません。

ペットがいてもいなくても、動物好きの皆さんに訪れてほしい場所がオープンできますように応援よろしくお願いいたします。和香奈ちゃん、がんばれー!!


林 拓郎さん(フリーランスライター、Transit東川 店主)
フリーランスライターをしながらも滑ることが好きすぎて、2014年に北海道に移住。旭岳の麓の東川町で暮らしながら過去の取材で得た知識を活かしたいとして、2018年にはアウトドア用品店「Transit 東川」を開店。
<Transit 東川>
https://www.instagram.com/transithigashikawa/?hl=ja

「たらこ湯」がやろうとしているのは、古い温泉宿をペット同伴で泊まれる自由な宿に作り直すことですが、本当にやりたいのは別け隔てのない場を作ることではないかと感じています。

スタッフのひとりはろう者ですが関わっている人たちは皆、それを個性として受け止めており、高いところにあるものを背の高い人がとってあげる、のと同じ感覚で接しています。

多様性をとても素直に受け止める彼女たちにとって、家族としてのペットと同室で泊まることができる宿の存在はごくごく自然なものなのであり、それが象徴する、誰もが受け入れられていることを実感できる精神的に豊かな場の創出こそが、たらこ湯の意味だと思っています。

白老は飛生アートコミュニティーや虎杖浜の屋外写真展、ウポポイなどを擁し、文化成熟度の高さも特徴です。

ここにたくさんの人を笑顔にする場所が生まれれば、きっと地域の魅力を増すことにもつながるでしょう。

自分たちの力だけでなんとかするのが本来だとわかっているけれど、開けようとしている扉は思ったよりも重量感がありました。

んじゃちょっと手伝ってやるか、という方の力をお借りしながら、白老に新たなコミュニティーの場が生まれることを期待しています。


越田 里美さん(トリマー、ペットサロンこまなづ オーナー)

私とじゅんちゃんの出会いは、じゅんちゃんの愛犬「あずちゃん」が繋いでくれました。

私はペットサロンを営んでおり、付き合いはもう10年以上になります。そんな彼女から、「ペットと泊まれる宿をやりたい」と話をされた時はびっくりしましたが、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

北海道は昔よりペットと泊まれる宿は増えましたが金額も高いですし、まだまだ少ないのが現状です。リーズナブルで愛犬と泊まれる、そして動物と過ごしてきた人が経営する宿は、ペットを飼われているご家族にとっても嬉しい事です。

動物愛溢れるお二人が作り出す空間はペットにとっても安心出来る場所になる事まちがいなし!私はそんな場所を求めていました。 1人でも多くの皆さんにサポートして頂けますように。全力で応援します!

  • 2024/04/05 17:26

    みなさんにクラファンで支援いただいたお金で、ガス乾燥機「乾太くん」を購入しました!ありがとうございました!本日、設置工事をしました。しかし、チビの女将には届かない高さなので、踏台も後日作ります。お泊まりのみなさんには快適に使ってもらえることと思います。プレオープンまでやる事がたくさんで毎日ワタ...

  • 2024/03/31 09:00

    お知らせが大変遅くなりました!ご支援いただいたみなさまのおかげで改装も進み、開業の目処が立ってきました。ゴールデンウィークの4/27(土)〜4/29(月)と5/3(金)〜5/6(月)にプレオープンします!今回は、日帰り温泉はやらずに宿泊のみの営業となります。温泉目当ての人はごめんなさい。※日帰...

  • 2024/02/07 17:23

    こんにちは!たらこ湯のわかな&じゅんちゃんです。昨日、2月6日(ふろの日)をもってクラウドファンディングが終了しました。最終日にネクストゴールの250万円も達成し、208人の方から2,587,000円の支援をいただくことができました!本当にありがとうございます!正直150万円達成できるかなあ~...

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