※11月27日追記

わたしたちのプロジェクトに共感してくださったみなさまのおかげで、当初の目標の150万円を達成することができました!応援、ご支援いただいた方々への感謝の思いで、メンバー一同胸がいっぱいです。本当にありがとうございます。ご支援いただいた資金は、大切に使わせていただきます。


さて目標額を達成しましたので、クラウドファンディング終了までネクストゴールに挑戦したいと思います。次の目標額は200万円です!もっとたくさんの方に知ってもらう機会を増やすためのプロモーション費用等に使わせていただく予定です。


クラウドファンディング終了日まで残り25日ですが、最後まで全力で挑戦していきます。引き続きご支援、ご協力のほど、よろしくお願いいたします!


 わたしたち加藤圭木ゼミナールは、一橋大学社会学部で朝鮮近現代史を勉強しています。加藤ゼミでは、2021年7月に「日韓」の歴史問題の入門書として、『「日韓」のモヤモヤと大学生のわたし』(以下、モヤモヤ本)を刊行しました。ありがたいことにモヤモヤ本は多くの方が読んでくださり、6刷1万1千部を達成しました。しかし「日韓」の歴史問題については、まだ十分に社会に認識が広がったとはいえません。

 そこで今回、わたしたちのゼミは「モヤモヤ本のその先」を目指すことにしました。これまで以上にたくさんの読者の方に届けられる本を目指し、モヤモヤ本の精神を継承・発展させた新たな入門書として、加藤圭木監修、一橋大学社会学部加藤圭木ゼミナール編『大学生が推す  深掘りソウルガイド』(大月書店。以下、本書)を企画しました。


 「モヤモヤ本のその先」を目指すものとして、ガイドブックを選んだのは、2022年度のソウルゼミ合宿がきっかけです。ゼミ生の多くにとって「はじめての韓国」となった合宿では、今まで画面越しでしか見られなかった「韓国」を、実際に体験することができました。いろいろな場所を巡っている中でわたしたちは、その場所の歴史を伝えるモニュメントがあちこちにあり、それらが明洞をはじめ代表的な観光地にもたくさん存在することに気が付きました。

2022年ソウルゼミ合宿の様子


「せっかく観光地の近くにも歴史の記憶があるのに、それを見落としてしまうのはもったいない」

「自分たちも味わった観光を通して歴史を知る“新鮮さ”を、もっと多くの人にも感じてほしい」

「エンタメやグルメだけではなく、歴史の側面からもソウルを見てほしい」

 帰国してから、こうした想いがそれぞれに芽生え始めました。そこでガイドブックという形を通して、ソウルのそうした姿をもっと多くの人に届けたいと決意しました。



 わたしたちはこのプロジェクトを通して、「日韓」の歴史問題に関心を持ち、向き合おうとする仲間を1人でも多く増やしたいと考えています。


 これまでも韓国の歴史が学べる旅行ガイドブックは、いくつかつくられてきました。しかし、すでに歴史問題に関心がある層をターゲットとするものがほとんどで、旅行初心者など通常のガイドブックのターゲット層には届きづらいという課題がありました。本書はそれらとは異なり、一般のガイドブックのような雰囲気としつつ、読み進めていくと観光地と関連する歴史や社会問題が学べるというスタイルをとります。

 わかりやすく、何よりも読んでいて楽しいものにするため、親しみやすいガイドブックを目指しています。そこで、デザインは実際に観光ガイドブックを制作しているデザイン事務所にお願いしました。

 多くの人びとが歴史問題と向き合っていくためには、この問題と出会うきっかけをつくることが大切です。本書は、エンタメや観光の観点から韓国に関心を持った人たちを中心的なターゲットとして、歴史問題を学ぶ「入り口」としてのガイドブックを目指します。

多くの観光客が足を運ぶソウルのカフェ


タイトル:『大学生が推す  深掘りソウルガイド』
出版社:大月書店
頁数:176頁
サイズ:四六判
価格:※定価 1,650円(税込)予定


表紙のラフイメージです。

デザイン:GRID
イラスト:カトウミナエ


デザイン:GRID
イラスト:カトウミナエ



 本書はソウル旅行のガイドブックの形式をとりながら、歴史についても解説していくスタイルをとることで、旅行を楽しみつつ歴史についても考えられる本を目指しています。またソウルに行ったことがない人も、行く予定のない人も、旅行気分を味わいながら学べる本にしたいと思います。

 現地調査を何度も重ね、歴史学の研究成果を踏まえて記述していますので、何度もソウルに行ったことがある方や、「日韓」の歴史について一定の知識をお持ちの方にも、ソウルの新たな側面や深掘りした歴史を知っていただくことができると思います。

現地調査の様子

 2022年11月から製作を開始し、すでに原稿の多くはできあがっていますが、カラー印刷やデザインなどには膨大な費用がかかります。そこで製作費用をみなさんにご支援いただきたく、今回クラウドファンデングに挑戦することにしました。

※本クラウドファンディングは一橋大学として実施するものではありません。



学生の方は3000円から、それ以外の方は5000円からご支援していただける仕組みになっています。


①【学生限定】感謝の気持ちと制作秘話をお届け!

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〜内容〜

⚪︎お礼のメール

◎簡易PDF報告書

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⚫︎金額:3000円



②刊行記念シンポジウムも気になる方へ!

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〜内容〜

⚪︎お礼のメール

◎簡易PDF報告書

⭐︎刊行記念オンラインシンポジウムへのご招待

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⚫︎金額:5000円



③シンポジウムも『大学生が推す 深掘りソウルガイド』も気になる方へ!

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〜内容〜

⚪︎お礼のメール

◎簡易PDF報告書

⭐︎刊行記念オンラインシンポジウムへのご招待

★『大学生が推す 深掘りソウルガイド』1冊

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⚫︎金額:10000円



④『大学生が推す 深掘りソウルガイド』をいろいろな人に広めたい方へ!

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〜内容〜

⚪︎お礼のメール

◎簡易PDF報告書

⭐︎刊行記念オンラインシンポジウムへのご招待

★★★『大学生が推す 深掘りソウルガイド』3冊
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⚫︎金額:30000円



⑤もっと!『大学生が推す 深掘りソウルガイド』をいろいろな人に広めたい方へ!

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〜内容〜

⚪︎お礼のメール

◎簡易PDF報告書

⭐︎刊行記念オンラインシンポジウムへのご招待

★★★★★『大学生が推す 深掘りソウルガイド』5冊
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⚫︎金額:50000円



⑥もっともっと!『大学生が推す 深掘りソウルガイド』をみんなに広めたい方へ!

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〜内容〜

⚪︎お礼のメール

◎簡易PDF報告書

⭐︎刊行記念オンラインシンポジウムへのご招待

★★★★★★★★★★『大学生が推す 深掘りソウルガイド』10冊
ーーーーーーーーーーーーーー
⚫︎金額:100000円




⚪︎プロジェクトを支援してくださった方にお礼のメールをお届けします!

◎著者からのメッセージ、著者による制作秘話などについての座談会を収録予定!メールで送付します!

⭐︎2024年3月にオンラインで開催予定の刊行記念のシンポジウムにご招待します!

⭐︎ゲストに、映画『教育と愛国』の監督でいらっしゃる斉加尚代さんをお招きする予定

映画『教育と愛国』のポスター

★『大学生が推す 深掘りソウルガイド』をお送りします!

※本プロジェクトは出版社である大月書店の許可のもと実施いたします。また、本のリターンについても許可を得ております。


 モヤモヤ本がきっかけとなって本ゼミナールに所属することになった学部4年生と、現在は大学院生となったモヤモヤ本の著者のうち3名が執筆します。
 メンバーのうち4名は、2023年度に留学等で1年間ソウルに滞在しており、現地踏査を続けています


2023年11月3日(金) クラウドファンディング 告知
2023年11月18日(土) クラウドファンデング 開始
2023年12月22日(金) クラウドファンデング 終了
2024年3月 『大学生が「推す」 ソウルガイド』大月書店より刊行予定


資金は、カラー化を含めたデザイン性の追求に使用させていただきます。

内訳は以下の通り

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計150万円
デザイン料+イラスト=55万円
カラー印刷費(プラス分)=50万円
リターン(書籍費・発送料、イベント運営費の一部)+その他=19万5千万円
クラウドファンディング手数料=25万5千円

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※製作費を捻出するために、本書の出版において編者・著者・監修者の印税は一切ありません。


 Covid-19に関する諸規制が解除されたこともあって、今日では多くの人が日本から韓国へ旅行に行っています。さらにK-POPや韓国ドラマ、韓国ファッション、グルメなど様々な方面で韓国は人気を集め、テレビなどのメディアでは頻繁に特集が組まれるほどです。その一方で、いざ「日韓」をめぐる歴史問題に向き合うとなると、普段Kカルチャーに触れている人ですら「抵抗感」を覚え、目を背ける人も少なくありません。

 もちろんKカルチャーに興味・関心を持つことは良いことですが、歴史問題を無視して「楽しい」側面だけを見ても、本当の意味での「友好関係」を築くことはできません。こうした風潮を変えるべく、わたしたちはガイドブックをきっかけに、少しでも多くの人に「日韓」の歴史問題に興味を持ってもらいたいと思っています。ご支援、よろしくお願いいたします!

<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。


本ページのイラスト:カトウミナエ


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