こんにちは!岐阜の「ナラティヴ・ラボ」です。

私たちは、「自己理解」「他者理解」「多様性理解」をキーワードに対象者に応じた自立や孤独・孤立対策につながる多様なプロジェクトやイベントの運営、そしてそこで行われる居場所づくり・仲間づくり・個別対話などを通じて、若者が安心して社会で活躍するための環境を整備することを目的に、岐阜市内を中心に活動しています。

ユニークなワークショップを通じて、対話の場づくりを行っています。

「ココロ動かすワークショップを」ナラティヴ・ラボの詳細はこちらから


ダベリバシネマとは?

「映画でつながれば、人生はもっと豊かになる。」を合言葉に、月1回、公共施設を借りて社会課題などを扱ったドキュメンタリー映画を上映し、その後リラックスした雰囲気で議論ではなくとりとめもないおしゃべりを愉しむ、カフェのような場所をつくるというイベントを継続的に行ってきました。

映画を見て、そのまま帰るのではなく、映画を観終わったあとに生まれた思いをアウトプットする。強い主張や討論の場ではなく、映画を鑑賞して生まれた想いを語り、他の参加者の話を聞き、おしゃべりを楽しむ。それだけです。

現代において、若者を中心に、さまざまな人と安心して他愛のないおしゃべりを楽しむ場がない、と感じている人は案外多いと聞きます。そこで必要なのは「ダベリ場」ではないか。同じ映画を見た者同士が肩の力を抜いて他愛もない話を楽しむカフェのような場を作りたい。それが「ダベリバシネマ」の出発点です。

肩の力を抜いておしゃべりできるからこそ、思わぬ方向に話が発展していくかもしれません。社会問題のより深い理解を得たり解決方法を模索したり共に行動できる仲間に出会えたりするかもしれません。背景の違うさまざまな人が集まる交流の場で新しい化学反応を起こしたいと考えています。


このプロジェクトで実現したいこと

「この問題、どう関われる?」「どう関わると私もアナタも、社会も幸せになれる?」
これらの問いのヒントが見つかる、自由なおしゃべりの場を、街のあちこちにつくりたい。

あそこに行けば、気になっている社会問題について ①もっと知ることができる、②私のなかのモヤモヤを語れる、③一緒に考え、行動するつながりが生まれる可能性をもつ場です。

日常に、あなたの想いを語れる場所を。社会課題を知るをもっと身近に。それが実現したいことです。

ヨーロッパのカフェのように、たまたま居合わせた人同士が政治について語り合うような場所、社会課題についても気軽に語り合える場所を、地域の中にたくさんつくりたいのです!


プロジェクト立ち上げの背景

海外を旅したときに出会った同世代の友人は、臆することなく日常の会話として社会課題について話を振ってくることが多くありました。日本には同じような感覚はあまりありません。むしろ普段の会話で、社会課題について触れることは暗黙の了解のように、避ける傾向にあるのではないでしょうか。

だからこそ一過性のニュースをみて共感するものの、それ以上の行動には結びつかないし、異なる価値観の人同士が直接出会うことはほとんどなく、SNSで意味のない空中戦だけが繰り広げられているのを目の当たりにします。

身近にもあるのに、見えにくくなっている、世界の問題。価値観が多様な人びとが暮らしていることは豊かなはずなのに、分断し、非難しあうことが強まってきている。人びとは生づらさを感じ、中には自死を選ぶ人のニュースに心を痛めます。

だからこそ、身近な場所に気軽にアクセスできる、たわいもないおしゃべりの場、語り合う場が、地域の中にもっとあったらいいなと考えるようになりました。ゆるやかな交流や、相互理解、つながりあいが生まれやすい、そんな社会を創っていきたいので、その一助となればという思いでおります。


現在の準備状況

2023年は1月から開始して、おかげ様で合計8回の上映会を開くことができました。
参加人数は、最初は数名だったのですが、徐々に10数名に増えています。定例化することで、参加いただける方をもっと広げていきたいと考えております。

<これまでの開催実績>(岐阜市内にて開催、参加者5~10名)


『バベルの学校』
(移民の多いパリの多様な文化背景を持った生徒の集まるクラスを追った作品)
『バレンタイン一揆』
(チョコレートの原材料カカオの生産者とフェアトレードについての作品)
『プラスチックの海』
(海を愛するダイバーが監督の、海洋プラゴミ問題がテーマの作品)
『大馬原のソングライン』
(世界中に点在する島々とその文化を守っている人々を訪ねて多様な文化を音楽と映像で観る作品)
『戦火のランナー』
(南スーダンのランナーが紛争化をどう生き抜きいたランナーを追った作品)
『奇跡のレバノンワイン』
(中東レバノンで困難な状況下でも伝統的なワイナリーを守り続ける人々の物語)
『ガザ 素顔の日常』
(パレスチナのガザ地区で暮らす人たちの日常を追ったドキュメンタリー作品)

他、数作品。本年は、cinemo(社会課題をテーマにしたドキュメンタリー映画を自主上映できる仕組み)を利用して上映会を行っています。cinemo以外の作品の上映にも挑戦していきたいと考えています。

地域の人びとが気軽に立ち寄れるコミュニケーションの場、を目指して、今後は作品のバリエーションと、上映会場のバリエーション(市内の公共施設、カフェやギャラリーなど)も増やし、多くの方に参加していただきやすい上映会を小さい規模からでも増やしていきたいと考えています。


ご支援くださった方へのリターンについて

◎年間サポーターA 2万円 
 「全」上映会(関連の講演会も含めて)へのご招待! 心を込めて感謝のお手紙をお送りします♬
◎年間サポーターB 1万円 
 6回分上映会(関連の講演会も含めて)へのご招待! 心を込めて感謝のお手紙をお送りします♬
◎上映会参加と応援!! 5000円 
 1回分上映会(関連の講演会も可)へのご招待! 心こめて感謝のお手紙をお送りします♬

◎上映会参加(半額)と応援! 1000円 
 1回分の上映会(関連の講演会も可)を50%OFFで! 心を込めて感謝のお手紙をお送りします♬

◎シンプルに応援したい! 500円  心を込めて感謝のお手紙をお送りします♬

今後のスケジュール

12月 クラウドファンディング終了
1月 リターン発送
1月 配給会社との契約、上映会準備 
2月 上映会実施(1年間)


ご支援いただいた資金の使い道について

①映画の上映ライセンス料(版権料の年間合計)約15万円
②会場費(年) 約3万円
③関連テーマの講演費(年) 約3万円
④宣伝用チラシや当日の配布資料などの印刷代(年) 約1万円
⑤CAMPFIRE掲載手数料・決済手数料:48,620円  等

に充てさせていただきたいと考えています。

最後に、皆さまへ。

岐阜市内に、映画をきっかけに気軽に語らえる、オープンな場所を作っていきたい。社会課題を知り、語らいあうことで、自分の悩みやモヤモヤと社会課題との意外なつながりが見つかったり、それを一緒に考える仲間が見つかったり。そんな場所を目指しています。ご支援をよろしくお願いいたします。


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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