皆様、はじめまして。山口県山口市でイチゴ農家を営んでいる田中健一と申します。
屋号は「イチゴ屋けんちゃん」。イチゴを買ったり送ったりはもちろん、イチゴ狩りも楽しめる、観光農園です。

HPのトップ画像で、ちょっとクセのあるかぶり物を被っているのが、僕です。
キャラクターは一応僕がモデルなんですが、いかがですか?似ているでしょうか。


イチゴ屋けんちゃんHP


栃木県や福岡県などのイチゴの有名どころに比べ、山口県は決してイチゴ栽培が盛んなわけではありません。そもそも農業より、フグやアンコウなどの漁業が盛んな地域です。

そんななか、イチゴ屋けんちゃんのイチゴは「どこのよりも甘くて美味しい!」と口コミで広まり、おかげさまで多くのお客様にイチゴ狩りを楽しんでいただくだけでなく、両親に、お孫さんに、お世話になった方に食べさせたいとご依頼いただき、全国にイチゴを発送しています。


間もなく始まる今シーズンのイチゴは、悪天候続きではありましたがまずまずの成長ぶり!今年も、限りなく農薬の使用を抑えて作った高糖度なイチゴを、全国の皆さんに食べていただくことができそうです。

さらにイチゴ屋けんちゃんでは、この「限りなく農薬の使用を抑えて作った高糖度なイチゴ」の農薬を限りなくゼロに近づけたい!と思い、日々研究を続けています。

イチゴ屋けんちゃんの「限りなく農薬の使用を抑えて作った高糖度なイチゴ」と、農薬を限りなくゼロに近づけるチャレンジをもっと多くの方に知っていただき、応援していただけないだろうか?と思い、このプロジェクトを立ち上げました。


お子様からご年配の方まで、どなたでも美味しく食べられるイチゴを栽培することが、イチゴ屋けんちゃんの一番のこだわりです。

イチゴ屋けんちゃんで取り扱っているイチゴは、さがほのか、紅ほっぺ、あきひめ、かおりの、恋みのり、おいCベリーの6種類。どのイチゴも、甘みが強く酸味もあり、バランスが良くて大人気!さらに贈答品としても好まれる、形もよい品種を選んで栽培しています。


誰が食べても美味しいイチゴを作るには、ミネラルをしっかり与えることと、可能な限り農薬を使わないことだと考えています。

農薬の使用を極力抑え、やむを得ず使わないといけない場合はヤシ油やでんぷんなどほぼ食品由来の農薬を使用。肥料も天然由来の有機肥料を使うなど、可能な限り安全性を考慮しています。

また、10年以上の試行錯誤のなか出会った、FFCテクノロジーによる「FFCウォーター」を使ってイチゴの栽培を行っています。FFCの働きにより酸化と還元のバランスが整った水を使うことで、安定して美味しいイチゴを供給できるようになりました。今年からは更に電解電子機能水「エコマイザー」も組み合わせ、定植後は農薬を使うことなくイチゴを育てています。

こうした努力により、イチゴ屋けんちゃんのイチゴは通常平均で9~12度のイチゴの糖度を大幅に超え、昨年は最高で17.5度を記録するまでになっています。さらに先日フライングでできたイチゴの糖度を調べてみたら、なんと19.7度!今年のシーズンインを楽しみにしていてくださいね。


また、腰の高さの位置で栽培する高設栽培を採用しており、イチゴの世話の際もイチゴ狩りの際も、無理な姿勢を取らなくてすむため腰に負担がかかりません。お子さんからご年配の方まで、イチゴ狩りを楽しんでいただけます。

シーズンは例年、販売は12月、イチゴ狩りは1月から。今年も順調にいけばそのあたりでオープンできそうです。具体的な日付は、イチゴ屋けんちゃんのHPInstagramでの告知をお待ちください。


美味しいイチゴを作るのに全身全霊を傾けていますが、イチゴが好きだったわけでも、イチゴが作りたかったわけでもありません。

実家は代々続く兼業農家で、主にコメ作りをしていました。でも僕は、コメ作りにいい思い出がなく、高3で将来を考え始めたときもコメ作りはやりたくないと思っていました。一方、一人っ子なので農地を継がないといけない、という思いもあったのです。


「それならいっそ専業農家になろう!」

そう決めて、何を作ろうか考え始めた矢先にバイクで大きな事故を起こしてしまい、意識不明の重体で病院に担ぎ込まれました。入院中、話し相手になってくれたのが、担当の看護師さんでした。農家になろうと思っているけど何を作るか決まっていないと話したら、

「じゃあ、イチゴ作ったらいいじゃん!」

って言われたんです。

そこで自分なりに市場調査したり資料を調べたりしてみたら、イチゴは女性と子どもに人気がある!って書いてあるじゃないですか。それでイチゴを作ることに決めました。今思えば、すごく単細胞でしたね(笑)。


1999年に新規就農とともにイチゴ部会JAに入会。初年度いきなり台風でビニールハウスが倒壊したのをはじめ、毎年失敗の連続でした。あきらめの悪さでなんとか乗り切ってきましたが、ついに2007年、農地を移転することになりました。

実は、最初に建てたビニールハウスの場所、日当たりが最悪だったんです。家から近いという理由だけで場所を決めてしまい、後悔しても後の祭り。何とかならないかとあの手この手を試しましたが、イチゴは太陽が大好きなんですよね。太陽エネルギーがないと、やっぱり収量も品質も下がるんです。

廃業か移転かぎりぎりまで悩んだ末、日当たりのいい場所に移転して新しくハウスを建てることを決意。一段落した2年後、2009年にJAを脱退するとともにイチゴ屋けんちゃんとして法人化しました。同タイミングで観光農園化も行い、イチゴ狩りに力を入れることにしたのです。


JAに所属していたころ、JAが企画したイチゴ狩りイベントにイチゴを提供する農家として参加したことがありました。お客様からの反応がじかに伝わり、たとえそれが悪い評価であっても改善することで強みにできる。お客様によりよいサービスを提供できるイチゴ狩りに、魅力を感じたのがきっかけです。

イチゴ屋けんちゃんのイチゴの美味しさを評価していただき、口コミで広まったのはとても嬉しいですね。でも、接客するのは正社員2人バイト1人そして僕と、ちょっと不器用でコミュニケーション下手な男たちばかり。接客をもうちょっと頑張らないといけないな、と思っているところです。


僕はとことん結果にこだわるたちで、イチゴ農家を始めてからずっと、良いと言われている方法や商材を片っ端から試しまくっています。有名メーカーの説明会から怪しげなセミナーまで、とにかく全部聞きに行って、気になったものを試すんです。

怪しい浄水器を母親で試したら蕁麻疹ができてしまったこともあったし、いろんな微生物を増やして農作物に与えていたら友達に「あいつはバイオテロを起こそうとしてるに違いない」って思われたことも…。「変な農家がいる」って取材が来たこともあります。僕はただ、美味しいイチゴを作ろうとしているだけなんですけどね。


僕がこんなに結果にこだわるのは、多分僕がかまってちゃんだからだ、とつい最近気づきました。

子どものころ、両親がめちゃくちゃ不仲だった時期がありました。喧嘩が絶えなくて、一人っ子だったこともありすごく孤独を感じていたとき、唯一満たされたのが「ありがとう」って言われた時だったのです。

だから僕は、人一倍「ありがとう」って言われたい気持ちが強いんだと思います。お客様から「ありがとう」って言われると、僕のなかのかまってちゃんが癒される気がするんですよね。

でも、圧倒的なありがとうをもらうには、すごい成果を出さないといけない。

だから僕は、お客さんの予想をはるかに上回る成果を出して、いっぱい「ありがとう」をもらいたい。そのために日々、誰よりも美味しいイチゴを作るための研究を重ねています。


応援してくださった皆様、本当にありがとうございます!資金はすべて、

■ゴール:50万円
・「イチゴ屋けんちゃん」書入り桐製化粧箱 約20万円
・業務用電解電子機能水 エコマイザー3ロット 約30万円

に使わせていただく予定です。無事にゴールを達成できた暁には、

・その他の設備資金
・研究資金
・人材育成資金

をネクストゴールに設定させていただきます。どうぞよろしくお願いします。

※ご支援いただいた資金のうち、17%はCAMPFIRE手数料として納入いたします。


これからがまさにイチゴのシーズンイン!イチゴ屋けんちゃんのぶち甘~いイチゴ、リターンでぜひ味わってください!

一押しは、やはり6品種食べ比べセット。イチゴ屋けんちゃんで作る、紅ほっぺ・あきひめ・さがほのか・おいCベリー・恋みのり・かおりの、の6品種のイチゴを贅沢に食べ比べられるセットです!1月2月はまだ取れ高が少なくご用意できる数が少ないため、より希少価値が高くなります。ぜひお早めにお申し込みください。

また、甘くて美味しいイチゴ屋けんちゃんのイチゴを大切なあの人に贈りたい!という方におすすめなのが 、桐化粧箱入りのプレミアムイチゴ。イチゴ屋けんちゃんで育てたイチゴのなかからえりすぐりのプレミアムイチゴを、桐化粧箱に入れてお届けします。口いっぱいに広がる甘さと幸せをご堪能ください。もちろんご自分へのご褒美にもぜひ!


イチゴ屋けんちゃんのいちご狩りに行ってみたい!という方、お待たせしました!2024年1月の営業日ならいつでも使えるイチゴ狩りお得チケット、なんとCAMPFIRE限定で、30%OFFでご提供いたします。30枚の早い者勝ち!お近くにお住いの方、ぜひいらしてくださいませ。


その他のリターンやリターン詳細については、リターン一覧をご覧ください。


2023年12月31日 クラウドファンディング終了

2024年1月1日~ 準備でき次第、リターン送付開始


「なんで農業なんか始めたの?」

と、これまで何度も聞かれました。”農業=儲からない”ってみんな思っているからそう聞くのだろうし、確かに今の農業は儲からない。厳しい状況が続いています。

だから僕は、農薬を限りなく使わずにイチゴを栽培する方法を考え始めました。

イチゴはそもそもすごく虫がつきやすく、病気にもなりやすい植物です。もし、限りなく農薬を使わずにイチゴを育て、一定数以上のイチゴを収穫することができたら、他の野菜ならもっと楽にできるはず。成功すれば、「農薬の栽培期間中不使用」という付加価値をつけることが可能になるのです。

イチゴ屋けんちゃんでは現在、化学農薬の栽培期間中不使用への挑戦を行っています。栽培期間とは、前シーズンの収穫および出荷が終了してから、今シーズンの収穫および出荷が終了するまでを指します。今シーズンの苗は9月に購入したもの。育苗中は化学農薬を使っていますが、購入後は化学農薬を使っていません。


山口県慣行基準と5割低減の基準リストによると、イチゴの化学合成農薬の延べ成分回数は55、5割低減基準は27以下となっており、最低でもこの基準をクリアしたいと考えています。今シーズンのイチゴが上手くいけば、次は育苗から、農薬を限りなく使わずにトライする予定です。

現状何割削減できているのか確認していただけるよう、農場の入り口に張り出していますので、ぜひご覧ください。


これは、日本の農業を山口県から変えるためのチャレンジです。

このチャレンジが成功すれば、日本の農業は大きく変わるに違いありません。農家がきちんと利益を得られるようになれば、農業の社会的地位も上がるはず。農業が持つ可能性と重要性を広く認識してもらい、より多くの人が農業に関心を持つきっかけになってほしいと思っています。

イチゴ屋けんちゃんの「限りなく農薬の使用を抑えて作った高糖度なイチゴ」と、農薬を限りなくゼロに近づけるチャレンジをぜひ応援していただけないでしょうか。

イチゴ屋けんちゃんの想いに共感してくださった皆様、イチゴ屋けんちゃんのイチゴを大切な人に贈りたい、甘くて美味しいイチゴを食べてみたい!と思ってくださった皆様、ご協力いただけたら何より嬉しいです。ご支援のほど、どうぞよろしくお願いします。

イチゴ屋けんちゃん 代表取締役
田中健一


イチゴ屋けんちゃんHP


イチゴ屋けんちゃんInstagram


<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

  • 2023/12/30 13:45

    画像キャプションこんにちは!今年も残すところ1日となりました。天気は晴れて初日の出が拝めたら良いですね。さて今年はイチゴ農家にとって少々厳しい環境でした。というのは暖かい日が多かったことにより、収穫の遅れが発生したのです。実はある程度の低温が続いて初めて体内にイチゴを妊娠するのですが、暖かい日...

  • 2023/12/29 12:23

    画像キャプションこんにちは!今日からお休みの方が多いでしょうか。元日の山口市の天気は晴れの予報。初詣は大丈夫そうです。観光農園をやる前は年末も正月も皆無でした。何せイチゴは待ってくれないので。次々収穫しなければ駄目になってしまいます。ただ観光を始めてからは普通にゆったりと年末年始を過ごしていま...

  • 2023/12/28 13:43

    画像キャプションこんにちは!皆様は健やかにお過ごしでしょうか。叶うものならゆく年くる年は元気に過ごしたいものです。またストーブやガスコンロなどは火災の原因になり得るのでお気をつけください。私は地域の消防団に属しております。つい先日も年末夜警で22時まで警戒に当たっていました。ぜひ何事もなく新年...

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